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(2009年2月24日(火)の活動日記その3)
● フジノの質疑(その3)/こどもの貧困を無くす対策が今すぐ必要だ
緊急経済対策をはじめとする議案について
教育経済常任委員会でフジノが行なった質疑の紹介の、3回目です。
今回は、フジノの信念である
『経済対策』とは
『景気対策』と同時に『生活支援』が不可欠である
という考えに基づいて
特に、
横須賀市では『こどもの貧困』を絶対に無くす!
という観点から行なった質疑を掲載します。
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(議案へのフジノの質疑)
*テープおこしに基づくもので正確な議事録ではございません
<フジノの質問>
それでは、議案第5号について教育委員会に質問をいたします。
先ほど教育経済常任委員長にご許可をいただきまして
議案第5号そのものには載ってきていないのですが
本来ならば「緊急経済対策」の一環として
議案第5号に載ってきて
しかるべきではないかなという想いのものがございまして
議案を外れすぎないようにしながら
教育委員会に質問をしたいと思います。
それは、本市が1月13日に発表いたしました
「派遣従業員等削減に伴う本市の緊急雇用対策」。
(http://www.hide-fujino.com/diary/2009/jan3.html#090113)
画像1枚目参照
この3番目に「就学支援策」という
教育委員会が所管をしている支援策がございました。
市立の小中学校在籍者の保護者で
解雇などにより求職中の方へ、
もともと本来横須賀市には就学援助制度がありましたが
これを拡充して運用を行なう。
本来でしたら4月1日の収入で算定するものを、
4月1日以降に離職をした、あるいは離職が確定した方に
学用品費・学校給食費を支給する、
という素晴らしい制度でした。
画像2枚目参照
これは他都市にはなかなか無い、非常に優れた制度だったと思います。
もしこれが多くの人に使われていたならば
当然ながら議案第5号に載ってくるはずだと思って
今回議案を拝見したのですが、載っておりませんでした。
そこで質問です。
この非常に重要な取り組みだと高く評価してきた
「就学援助制度の拡充運用」は実績はいかがだったんでしょうか。
<学校教育課長の答弁>
今ご質問がありました、
「就学援助」の部分につきましては
2月20日の段階で
認定をいたしましたのは2世帯3名でございます。
<フジノの質問>
2世帯3名が認定に至った、
ということですが
問い合わせは何件ございましたか。
<学校教育課長の答弁>
現在相談を頂いている件数が
その他に5件ございます。
<フジノの質問>
これだけ雇用の危機が叫ばれている中で
この利用者数および問い合わせ数は
妥当な数字だ、と教育委員会はお感じでしょうか。
十分利用されている、とお考えでしょうか。
<生涯学習部長の答弁>
その制度を入れる時に
学校と保護者向けに各校で様々なチラシをさせていただきました。
宣伝という形をさせていただいた結果の、
こういう形でございます。
それが3名の認定、5名のご相談というのは
十分に活用されているかどうかというのはそれは結果でございまして
私どもとしてはやれることとしましては
保護者の方々にいろいろと広報はさせていただいた
という風に考えております。
<フジノの質問>
ここで経済部の雇用労働担当にぜひお聞きしたいのですが、
本市の雇用労働状況というのを把握しておられると思うのですが
おこさんがいる世帯の失業あるいは失業が確定した方というのは
2世帯ぐらいなんですか?
<雇用労働担当課長の答弁>
そういった数は、詳細は把握できません。
<フジノの質問>
分かりました。同じ市役所の内部で
批判にあたりかねない数字で出てこないのかとは思いますが
日常的に市民の方の声をうかがっている中では
この制度非常に良かったという風に最初に評価いたしましたが
もっと多くの方がお使いいただけたのではないかという想いが
つまり、この補正予算に
「(財源が)足りないから」という形で
出てきてもおかしくなかったのではないかと思うんです。
その点で周知の方法に再考が必要ではないかと思うのですが
いかがでしょうか。
<総務課長の答弁>
今回のこの制度の拡充を私どもが考えました際には
まず、議員がいつもおっしゃっている
セーフティネットとしての生活保護というルールがまずあります。
それとの端境期になってしまった時に
おこさんたちが就学の機会を逸してはいけないということが
第2弾として考えたところでありますので
今回の「離職者対策」の中で
全くの収入等が得られなくなった場合に
生活保護の適用がされる方たちはそちらにまず向き、
その中での「就学援助」がされているという風に理解をしております。
その意味では、そこまで至らない方たちの為に
この制度を作った、拡充をしたところでありますので
これを現在も学校長を通じ、
家庭に対する学年通信等の中にも盛り込ませていただいて
周知をはかっております。
それから、第2点といたしましては
その保護者の方が日本人の方だけとは限っておりませんので
外国人の父母を持ってらっしゃる方についても適用できますように
ポルトガル語等の通信文も作りまして
現在配布をしているところであります。
委員ご指摘のようにその周知については
これは当初当面の間ということですから
今年度だけと考えておりましたが
今後もこの経済状況の中では
この運用拡充は継続していくものと考えておりますので
新年度に渡りましても
通知をしていくつもりでございます。
<フジノの質問>
ありがとうございます。
事前にヒアリングにうかがった際に
外国籍のご家庭を非常に重視して
ポルトガル語、スペイン語の翻訳を行なったチラシも
配布したということもうかがいました。
そうしたご努力自体は非常に正しかったと思うのですが
なかなかその情報が届くかどうかというのは
教育行政に限らず全ての行政において難しい問題だと思うんです。
その意味では改めて虚心坦懐というか、
「生活の下支え」という意味で
こういった制度がより周知されるように
何らかの広報啓発を改めて考える必要はないんでしょうか。
<生涯学習部長の答弁>
経済がこのようになってから私ども学校の方に様々聴きながら
学校長と生活に困った家庭はどうでしょうかとか
特に外国籍のおこさんはいかがでしょうかということは
こちらからどんどん発信しながら聞いてまいっております。
そういう意味で細かく聞きながらやっていくことは
とても大切だという風に考えています。
いま委員ご指摘のような形での
再度、家庭・学校にもう1度PRをするということについては
これはやっていく方法で考えていきたいと考えております。
<フジノの質問>
ありがとうございます。
この件については最後としたいのですが
ぜひマスコミへのPRというのも意図的に行なって下さい。
「経済対策」というのは
先ほど経済部長にもおうかがいいたしましたが
「景気への対策」と同時に
「生活の下支え」が本来必要だと思うんです。
ただし、メディアに載るのは、大きな景気対策の話ばかり。
こういう目立たないけれど本当に大事なものというのが
なかなか取り上げていただけない。
これも1月13日に発表された時に
「雇用をします」「住宅が提供されます」という部分は載ったのですが
なかなか「就学支援」という部分はとりあげていただけなかった。
重要性がもしかしたらメディアには
理解していただけなかったのかもしれません。
けれども、もしかしたらこの中で1番重要だったのは
この3番目の「就学支援」だったんじゃないかなと僕は考えています。
行政機関というのは決してメディア対応が
メインの仕事ではありませんが
マスメディア対応というのも
さらに心がけていただきたいなと思うのですが
いかがでしょうか?
<教育長の答弁>
確かにメディア対応は大切だと思いますが
現在、私が学校を回る、特に年明けですけれども、回った中では
このことについては各学校長に必ず確認しておりまして、
様々な家庭環境のお子様が以前にもまして今いる中で
1人1人に丁寧な相談をしてもらうこととあわせて
こういった新たな制度ができていることを
周知をきちんとして下さいということを
必ず聞き取りをしながらやってますので
メディアの周知ももちろん大切でございますけれども
より各学校における先生方によるきめ細かい相談の場での
きちんとした周知というものが大切だと思っておりますので
いろいろな方法をこれからも工夫しながら
困っている方が
こういう制度をきちんと受けられるようにやっていきたいと
このように思っています。
<フジノの質問>
教育長、これは決して批判ではないのですが
教育委員会のみなさんが
本当にピンポイントで生徒さんや世帯に対して
情報を届けて下さっている。
この行為自体は決して否定するものではありません。
ただ「経済対策」というのは
「景気の浮揚」と同時に
「生活の下支えだよ」、「安心を与えるんだよ」というのが
大きな要素を含めると僕は考えていますので
横須賀市はいざという時にも
こういうセーフティネットがあるんだよと。
本当に最後の最後の生活保護に至る前に
こういう制度があるんだよというのが
アピールされるだけでも
人々は明日に安心を感じることができる、という意味で
広報してほしいというお願いしたしだいです。
そこはご理解していただけるでしょうか。
<教育長の答弁>
委員のおっしゃる主旨は
よく理解しているつもりでございます。
その上での今
私のお話をさせていただいたというところです。
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(次回に続きます)
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