おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

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(2009年10月6日(火)の活動日記)

● 決算議会が終わりました/フジノの賛否とその理由をお知らせします

 約1か月にわたって続いた決算議会が
 今日の本会議をもって終わりました。

 下の画像は、議案に対して
 全ての市議会議員がどのような態度を取ったのかを
 一覧にしたものです(議会事務局作成の議会運営委員会資料です)。

画像参照

 フジノは、11本の決算のうち、7つに対して
 反対(=認定できない)としました。

 (1)一般会計(=市の全体的な活動)

 (2)国民健康保険

 (3)公園墓地

 (4)介護保険

 (5)後期高齢者医療制度

 (6)水道

 (7)下水道

 それぞれの理由は、これまでずっと指摘してきた問題点が
 全く改善されていないからです。

 (1)税金のムダづかいがあまりにも多く、
  いのちを守る為に必要な政策に対して使われていない。

 (2)保険料をアップしたにも関わらず、かつては本市単独で行なっていた
  精神科通院医療費の無料化などもカットしている。

 (3)身の丈を明らかに超えた、さらなる建設計画を
  担当部局も問題を認識していながら、廃止を明言していない。

 (4)保険料にみあった介護サービスが実現されているとはとても言えない。
  必要な施設の建設もすすんでいない。
  現状では、特別養護老人ホームの待機者2000人は
  全く解消の見込みが無い。

 (5)世界の社会保障制度を見ても、年齢で区切ったこの制度は
  明らかに制度設計からまちがっている。
  民主党への政権交代によって廃止が決まっているが
  今回の本市の決算を見ても、いくつもの問題点が出ている。

 (6)と(7) 適切な会計処理がなされていない。
  具体的には、正確に『負債』と『損益』が反映されていない為に
  この決算には、水道・下水道事業の実態が反映されているとは言えない。
  監査委員の指摘を何年間も受け続けているのに改善されていない。
  これでは財務諸表として扱うことができない。


 かたや、病院事業は大幅な赤字ですが
 フジノがあえて賛成をしている理由も記します。

 市民病院は『経営健全化計画』を着実に実行しており、
 医療職をはじめとするスタッフのみなさんの努力は高く評価できる。

 また、美術館の赤字と、病院の赤字では全く意味が違う。

 病院の赤字はいのちを守る為に不可欠な赤字であり、
 その赤字に税金を投入するのは、市の当然の義務だ。

 また、市民病院の赤字の金額が大きいとは言えども、
 それは水道・下水道とは違って、
 きちんと実態を会計的に反映しているからである。
 実態をきちんと示している決算は、赤字でも認定こそふさわしい。

 以上です。

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 決算を認定する、認定しない、ということの意味は大きいです。

 仮に、市議会が『認定しない』という判断を示しても
 もはや決算は終わっている会計処理ですから、正すことはできません。

 しかし、市長の道義的な責任が発生します。

 今回の決算は、蒲谷前市長のもとで執行されたものですから
 仮に『認定しない』という結果になったとしても、
 責任をとるリーダーはいません。

 それでも、新しい市長がその路線を修正して
 新しい来年度予算を組み立てる時に、
 決算の結果を反映させねばならないことは言うまでもありません。

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(2009年10月2日(金)の活動日記)

● ハコモノ3兄弟その3「美術館」/建設費の借金の残高

 先日(http://www.hide-fujino.com/diary.htm#090918-2)に続いて、
 ハコモノ3兄弟についての報告です。

 『ハコモノ3兄弟』とは、
 横須賀市の財政へ深刻なダメージを与えている3施設に対して
 『負の遺産』としてあえてフジノが名づけた呼び名です。

 今回は、『横須賀美術館』についてです。

 (横須賀美術館HP:http://www.yokosuka-moa.jp/

 まず、

 『建設にかかった借金』がどれだけ残っているか?

 を報告します。

 平成20年度末の美術館の借金の残高は、

 39億6409万9884円

 です。

 (決算特別委員会の資料より)
画像参照

 フジノが市民のみなさまにうかがいたいのは、
 39億6400万円もの借金をかけて
 あえて今、造るべきだったのか、ということです。

 例えば、このまちには産科医が不足していますので
 なんとか安心して市民のみなさまのお産が可能になるように
 助産師さんにサポートをお願いしています。

 具体的には、1度退職してしまった助産師の方々に
 復職していただけるように
 『助産師復職支援事業』というものを実施しています。

 復職を支援する研修会やスキルアップ研修会をはじめ、
 助産師の方々の人材登録などを行なっています。

 その1年間の決算額は、わずか80万646円なのです。

 市民のみなさまが安心してお産ができるようになる為の事業に
 たった80万円しか税金を使っていないのです。

 本市の財政が厳しいというならば、
 ハコモノ建設ではなくて
 こうした助産師さんのような人材(=人財)を守る為にこそ
 税金は使うべきではないのでしょうか?

 あなたはどうお考えになりますか?


● 美術館の1年間の赤字は、3億9749万5117円

 去年に続いて、横須賀美術館の決算は
 4億円の赤字となりました。

 オープン2年目となる2008年度の収支を紹介します。

 <収入>
 観覧料ほか        4665万1060円
 展覧会図録売払料ほか  822万890円
 美術品等取得基金収入      709円
 ----------------------------------
 (合計)       5487万2659円

 <支出>
 給与       1億2669万7675円
 運営事業費  1億1214万625円
 管理事業費   2億1352万9476円
 ----------------------------------
 (合計)     4億5236万7776円


 収入から支出をひくと、

 3億9749万5117円の赤字です。


 美術館の観覧料収入は、
 予算で見込んでいたのは6094万1000円でしたが
 決算額は4665万1060円(6万3966人)に過ぎませんでした。

 予算の見込みは明らかに甘かった
 と言わざるをえません。

 再び、フジノは市民のみなさまにうかがいます。

 これだけの赤字を税金で穴埋めしてまで
 美術館を横須賀市が運営する必要があるのでしょうか?

 このまちには、赤ちゃんを持ちたくても
 様々な理由で妊娠ができずに苦しんでいる方々がたくさんいます。

 そうした方々の多くが心身ともにとても苦しい想いをしながら
 不妊治療をしていらっしゃるのですが

 同時に、金銭面でもあまりにも負担が大きいので
 横須賀市では、『特定不妊治療費助成事業』という補助をしています。

 市が指定する医療機関で特定不妊治療を行なったご夫婦に
 助成をすると共に、産婦人科医師による相談を行なっています。

 ここでも使われている税金は、
 わずか1873万6894円に過ぎません。

 人口減少を誰もが危機感を持っている時代ですが、
 横須賀市の政治・行政の対応というのは、こんな程度なのです。

 美術館には4億円の赤字に税金を投入している一方で
 不妊治療に対しての助成はわずか1800万円だけなのです。

 こんな現状に対しても
 全く理解が無いとしか言えないのですが

 今年6月に開催された『横須賀美術館評価委員会』に出席した
 ある委員はこんな発言をしています。


 > イギリスでは、人口5万人以上で立派な都市であり、
 > 当然のように博物館・美術館が設置される。
 >
 > イギリスの子どもたちは年中本物の絵を見て学習して、
 > 感性を育てていくので、
 > 美術館・博物館は非常に大事な機能を持っている。
 >
 > 横須賀は40万人の人口があって立派な中核市であるのに、
 > この美術館どうのこうのと問題にされる。 


 いまだに、こんな発言を堂々としている人がいる!

 「中核市だから美術館を持つ」という発想自体が間違いであることは
 フジノが初当選した2003年の最初の本会議で
 沢田市長とすでに議論し終えています。
 (http://www.hide-fujino.com/dispute/generalquestion/2003/0530q2.htm#ouruniqueness

 この委員は某大学で教授をしておられるのですが
 市の審議会に参加する研究者の方というのは
 どうしてこのような発言を平気でなさるのか、とても残念です。

 さて、税金を納めていらっしゃる市民のみなさまに、
 いや、あなたにうかがいたいのですが

 こどもの教育の機会の平等さえ失われているこの国で、
 生まれた瞬間から7人に1人のこどもが貧困に追い込まれているこの国で、

 限られた財源をどう使うか。

 あなたは、40万人のまちだから美術館を持つのが当然だ
 という大学教授の意見が正しいと思うのでしょうか。

 それとも、もっと別の使い道があるはずじゃないかと
 フジノと一緒に怒りの声をあげるのでしょうか。

 僕は、あなたの声が聴きたいです。

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