おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

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(2010年3月18日(木)の活動日記その3)

● 自殺対策強化月間・街頭キャンペーン@JR衣笠駅前

15日の汐入駅前、17日の北久里浜駅前に続いて
今日はJR衣笠駅前での
自殺対策強化月間の街頭キャンペーンでした。

本日が最終日です!

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今日もボランティアの方々を含めて、約20名での配布となりました。
本当にたくさんの方々のご協力を頂いたことに感謝しています。

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ところで、この3月の街頭キャンペーンを通して
フジノは1つのテーマを持って臨みました。

それは

「自殺は防ぐことができる死です」という言葉を一切言わない

という試みでした。その理由は2つあります。

ふだんフジノは政治家としての『信念』として

「政治と行政が全力を尽くせば、
本来、自殺は防ぐことができる死なのです!」

と、街頭キャンペーンでも活動日記でも強く訴えています。

自殺の原因の多くは、経済社会的な状況にありますから
政治と行政がしっかりと対策を取ることで防げるはずだと信じています。

フジノが申し上げてきた『防ぐことができる』の中には
『家族』に責任を押し付けるような意味は込めてきません。

だからいつも「政治と行政が全力を尽くせば」と
枕詞として必ず述べてきました。

けれども、自死遺族の方々の中には

「自殺は予防できる、自殺は防ぐことができる、と言われると
自殺を防ぐことができなかった自分が責められている気持ちになる」

と、おっしゃる方々がいらっしゃいます。

そして、その気持ちはフジノも痛いほど理解できるのです。
この主張はもっともなことだと共感しています。

まず理由の第1は、こうしたご意見を大切にしたいと考えたからでした。

理由の第2は、
自殺予防総合対策センターの意見にも一理あると考えたからです。

その文章を全文引用してみます。

(『いきる』自殺予防総合対策センターHP:http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/index.html
イメージ 4

『自殺予防キャンペーンを活かすには』

各地で、自殺予防を目的とした「キャンペーン」が行われています。

しかし、「自殺」という言葉を多用・強調したキャンペーンは、
人々の脳裏に「自殺」を植えつけます。

困難な問題に直面した人は、その結果、
問題を解決するための手法として自殺を考えてしまうかもしれません。

WHOマスメディアガイドラインで
すべきでないとされている「過度な自殺報道」となる懸念があります。

例えば、近年、いくつかの地域で、うつ病への気づきを高め、
受診行動を促すことを目的とした
「睡眠キャンペーン」が行われています。

「睡眠」という言葉が使用されており、
過度な「自殺」という言葉の使用を避ける工夫がなされています。

一方、睡眠キャンペーンの効果は、
不眠に気づいた人たちが、医療機関を受診し、更に、
不眠患者を診察した医師が安易に睡眠薬を処方し続けることなく、
うつ病などの背後の精神障害を疑い、適切に対処することで、
ようやく発揮されます。

しかし、不眠に気づいた人が、安易に睡眠薬を使用したり、
アルコールを頼ったりすれば、
目的とした効果が得られないどころか逆効果となります。

先進的に睡眠キャンペーンを行っている地域では、
うつ病への対応についてかかりつけ医を教育し、
さらに、かかりつけ医と精神科医との連携体制を構築したうえで
実施しています。

アルコール問題の啓発、かかりつけ医のうつ病対応能力向上、
かかりつけ医と精神科医の連携体制構築などを
キャンペーンの実施と組み合わせることで、
キャンペーン単独で実施するよりも大きな効果が得られるでしょう。

自殺予防の領域にはエビデンスが確立していない活動が多くあります。

キャンペーンを実施する際には、
意図しない副作用が生じないための配慮と工夫が望まれます。

(引用おわり)
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かつて『自殺予防対策』といえば『うつ対策』しか存在しなかった時代を
フジノはネガティブな記憶として今も憶えています。

確かに自殺に追い込まれてしまう方々の8〜9割が
亡くなる直前には『うつ病』状態にあった、という研究があります。

けれども、その『うつ』へと追い込まれた原因は何かを追究していけば
どうしても社会全体を変えていかなければならないはずです。

それなのに、原因を解決しないままに
結果としてあらわれた『うつ』だけに注目していけば

それは根本的な解決策では無いのですから、
自殺だって無くすことができません。

これを変える為にも、2006年の自殺対策基本法によって
ようやく『うつ対策』だけでなく『総合的な対策』に乗り出せたのに

上の『自殺予防総合対策センター』の文章では、
かつての時代へと逆行しているような印象も受けました。

ただ、それでも、街頭キャンペーンでの「自殺」という言葉のくりかえしが
聴いた人のこころに与える影響を無視することはできないと感じました。

そこで、この2つの理由から

今回の街頭キャンペーンでは徹底して
「自殺は防ぐことができる死」というキャッチフレーズは
述べないことにしてみました。

そのかわりにお伝えしたことは、現在、内閣府が力を入れている
『お父さん、眠れてる?』キャンペーンに準じた内容としました。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3235.html

イメージ 3

これはもともと静岡県富士市が始めた「パパ、寝てる?」キャンペーンです。
http://www.hide-fujino.com/diary/2008/apr4.html#modelprojectFuji

『うつ対策』にはとても有効だとは考えていますが
『自殺対策』にはこれだけが完全に有効な手段だとは
フジノは考えていません。

あくまでも、いくつもある有効な手段のうちの1つだと考えています。

それでも今回の3日間は、
これだけで貫いてみようと決めました。

イメージ 2

こうしてこの3日間を通して
フジノは「眠れていますか?」キャンペーンを行なってきました。

その結果、9月の街頭キャンペーンと比べて
かつて自分も『うつ病』だった、という市民の方々が
多く話しかけてきて下さったように感じました。

やっぱり『うつ病』対策には有効だと思うのですが...

これまでの『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』では
フジノに話しかけて下さってきたのは、
実際に自殺によってご家族を亡くした自死遺族の方々でした。

そうしたご遺族の方々で話しかけてきて下さったのは、
今回2名だけでした。

改めてじっくりと考えてみたいと思うのですが
どちらか1つだけが良い方法というのはなくて

『うつ』である方々がもっと自由に
自らの苦しさをオープンに語れる状況づくりや
『うつ』の可能性がある方々に気づいてもらえる環境づくりと同時に

自死遺族の方々もその想いを語ることができるような
両方の取り組みが必要だと考えています。

いずれにしても、この国全体の自殺予防対策が
まだ本格的になっていない状況ですから
成すべきことはどんどん取り組んでいくべきだとフジノは考えます。

横須賀市では今年度、
9月・3月と初めて2回のキャンペーンを行ないましたが

回数や場所や方法なども含めて
いろいろな工夫を取り入れていきたいと思います。

キャンペーンを行なう側(=支援する側)のやりやすさではなくて、
支援が必要な方々の側に立った在り方となるように
今後も努力していきたいです。

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横須賀市の3月のキャンペーンは今日で終わりました。

参加して下さった全てのみなさまに感謝しております。
連日、本当にありがとうございました。

そして、リーフレットを受け取って下さった市民のみなさまにも
こころから感謝しております。ありがとうございました。

ただ、たとえ例え政府が定めた『自殺対策強化月間』が終わろうとも
これからもフジノは、毎日が全て自殺対策に重要な1日だと受け止めながら
しっかりと自殺予防対策へ取り組んでいきます。

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