おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

自殺予防対策

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(2009年11月17日(火)の活動日記その2)

● 写真家・岡原功祐さん、さらにノンフィクション作家へ

 フジノと同世代でありながらすでに世界的に高い評価を受けている
 写真家・岡原功祐さんについては
 これまでもこの活動日記で紹介をしてきました。

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2009/mar6.html#090323

 その岡原さんが自らの写真と共に執筆をした
 ノンフィクション作『Ibasyo 自傷〜存在の証明〜』が

 なんと、第7回開高健ノンフィクション賞の
 ベスト3に選ばれました!

 (http://www.shueisha.co.jp/shuppan4syo/kaikou/senkou.html

 最終選考の結果、受賞こそ逃したものの
 これはすごい快挙です。

 (集英社のHPより)
画像参照

 実は、彼の作品の原稿を読ませていただいたのですが
 自傷行為についてのリアルな現実がそのまま描かれていました。

 自傷が美化される訳でもなく、かといって否定されるのでもなく、
 ただ現実にその行為が存在している今の社会の姿。

 読みながら、胸が苦しくなるような想いを感じつつも、
 僕は決して絶望を感じることはありませんでした。

 現実から始まるしかない。

 それが『僕たちの世代』なのです。
 どんな現実であろうと、そこからしか前に進むことはできないのです。

 そうした想いが岡原さんの文章の底にも流れている気がして
 とても深く共感しながら読み進めました。

 審査委員の1人である佐野眞一さんは、
 岡原さんの作品をこのように評していました。


  > リストカットがやめられない女性たちの日常を
  > これほど丹念に取材した作品は例がない。
  >
  > 現代日本の根に潜む精神最深部の病にメスを入れたという意味で、
  > このアクチュアリティーは、他の作品を圧倒している。
  >
  > ここに定着されているのは、
  > これまで誰もが聞こえないふりをしてきた
  > 魂の奥底から絞り出した痛切な叫びである。
  > それをあぶり出した勇気だけでも、受賞に値する。
  >
  > だが、インターネットのmixiを取材の入口にするなど、
  > 筆者は“安全地帯”にいるのではないか、との批判があり、
  > 受賞には至らなかった。
  >
  > ただし、本にする価値は十分あるので、
  > 読者には受賞作同様、応援をいただきたい。


 「リストカットがやめられない女性たちの日常を
  これほど丹念に取材した作品は例がない」

 という佐野さんの講評に同感です。

 たぶん「mixiを取材の入り口に」していることなどが
 安全地帯にいるのではないかという指摘は、
 世代間の『差』なんだろうなあと感じます。

 「本にする価値は十分あるので、
  読者には受賞作同様、応援をいただきたい」

 という点にも強く同感します。

 そこでフジノは

 「集英社さん、ぜひ出版をして下さい!」

 というメールをさっそく送りました。

 この作品は、自殺予防対策の観点からも
 世間に対してきちんと本として送り出してほしいと願っています。

 市民のみなさま、実はこのノンフィクションには
 フジノも1ページほど登場しています。

 どんな風に登場しているのかを読んでみたいなあという方も
 ぜひ集英社さんに「出版してください!」メールを送って下さいな。

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(2009年11月15日(日)の活動日記その2)

● 朝日新聞・論説委員の方から取材を受けました

 その後、上町のカフェ『RRROOM』へ移動。
 自殺予防対策の取り組みについての取材を受けました。

 (RRROOM:http://rrroom.net/

 話はそれてしまうのですが、
 マスメディアとのカンケーについてフジノは誤解を与えてしまっているので
 改めてきちんとここで説明をさせてください。

 雨宮処凛さんにしていただいた取材を最後に
 「しばらくマスメディアとの接触を絶つ」と書きましたが
 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#asprivateindividual

 それは『僕個人』に関する取材をお断りする、という意味です。
 今年はあまりにも多くのマスメディアに露出しすぎてしまいました。

 もともと『個人』としての僕に関する取材は拒否をし続けているのですが
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/may1.html#ihatemassmedia

 自殺予防対策の推進をはじめとする『政策』については
 政治家(公人)としての義務の1つである『説明責任』を果たす為に
 マスメディアの取材はきちんと受けています。

 公人としての責任を放棄して
 フジノが取材拒否をしている訳ではありませんので

 どうかご心配なさらないで下さいね。

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 さて、今日取材をして下さったのは、なんと『論説委員』の方です。

 『論説委員』というのは、
 新聞の『顔』である『社説』を書いている方々です。

 かつて新聞記者を目指していたフジノにとって、
 論説委員っておそれおおいイメージで
 今日は取材を受けるのが、ちょっぴり恐ろしかったです。

 つまり、『現場の記者』→『本社の報道部長』→『論説委員』みたいな
 出世をしていく訳ですが、もちろん全員がなれる訳ではありません。

 これまでのフジノの人生で
 本物の論説委員にお会いしたことって、2人しかありません。

 あくまでも会ったことがあるだけであって
 もちろん取材を受けた経験はゼロです。

 そんなドキドキした気持ちのままに、朝日新聞の論説委員である
 石橋英昭さんの取材を受けました。

 (石橋さんプロフィール:
  http://www.asahi.com/shimbun/kouen/koushi/cate08.html#lec09

画像参照

 論説委員ってみんな定年近くにならないとなれないと思っていましたが
 リアル論説委員・石橋さんは予想外の45才と若い方だったのでした。
 (きっと超エリートなのでしょう!)

 石橋さんは韓国の取材を終えて日本に戻ってきたばかりなのに、
 今日は横須賀まで来てもらってしまいました。

 取材は13時からスタートして16時40分すぎまで約4時間(!)、
 しかも、内容もすごく濃い取材でした。

 取材されているフジノもせっかくの機会なので
 逆に、石橋さんにいろいろなお話をうかがってしまいました。

 石橋さんは国会議員を相手にした取材経験が
 かなり豊富な方なので

 国レベルでの自殺予防対策をさらに推進させていく為には
 どういうアプローチが有効なのか、といったお話を聞かせていただきました。

 覚悟を決めてフジノもまだやるべきことがたくさんあるな、と
 改めて感じさせていただいた取材でした。

 たぶん、石橋さんは良い意味で
 流行を追わざるをえないマスメディアの多数派では無いような気がします。

 実際、鋭い質問ばかりでキツい取材でしたが
 「精神的にきつかったらお答えなさらなくて大丈夫ですよ」と
 気遣って下さる優しい方でした。

 (マスメディアの方は、決してそんなことを言ってくれません...)

 マスメディアでの自殺の報道というのは、
 自殺対策基本法が成立した頃はひたすらたくさんありました。

 けれども今では「11年連続3万人」とか「今年も3万人突破か」とか
 そういう悲しいデータが発表された時にしか、取材をしてくれません。

 今日の取材みたく、決して特別な出来事があった訳でも無いのに
 ふだんから自殺予防対策について取材をして下さる方というのは
 本当にありがたい存在です。

 どのような記事になるのか、いつ掲載されるのか、
 そもそも記事になるのかどうかも含めて分からないのですが

 掲載された時にはぜひみなさまにもご紹介いたしますね!

 それにしても、論説委員という硬い存在のイメージが
 がらりととても良い方向へと変わりました。

 石橋さん、ありがとうございました!

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(2009年11月12日(木)の活動日記)

● 事業仕分けを傍聴しました/市ヶ谷へ

 今日は、東京・市ヶ谷の独立行政法人国立印刷局市ヶ谷センターへ。

 政府の行政刷新会議による
 『事業仕分け』(第2日目)の現場を実際に観てきました。

 (行政刷新会議HP:http://www.cao.go.jp/sasshin/index.html
  第2日目対象事業:http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/nov12.html

 といっても、単なる『傍観者』のつもりは全く無くて

 今日の夕方16:45〜17:40のスケジュールで
 第1ワーキンググループ(以下、WGと省略)で仕分けされる

 内閣府所管の普及・啓発等
 (青少年育成の推進、食育の推進、少子化社会対策の推進、
  高齢社会対策の推進、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進、
  障害者施策の推進、交通安全対策の推進、
  犯罪被害者等施策の推進、自殺総合対策の推進)

 について

 『絶対にカットされたくない立場』の1人として
 議論の現場に直接立ち会いたくて、その場に行くことにしたのです。

 全ての事業仕分けはインターネットで生中継されていますから
 本来はわざわざ東京・市ヶ谷まで行く必要はありません。
 (昨日も午後は事務所でずっと観ていました)
 
 だから、この事業が『刷新送り』になっていなければ、
 現場まで行くことも無かったのですが...。

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 横須賀でのひととおりの仕事を終えて
 なんとか午後13時半すぎに到着しました。

写真1枚目

 次に、現場の様子を紹介してみますね。


● 現場の様子はこんなでした

 玄関は入り口が『マスコミ』と『一般』に分かれていて
 フジノは『一般』側へ向かいました。

 まず玄関に入る前に、警備員さんによる荷物チェックと、
 空港でやるみたいなスキャナーによる全身チェック。

 「刃物類は持っていませんか?」と尋ねられました...。

 続いて、玄関の中に入ると名簿に名前と肩書きを書いて
 資料を受け取って、スリッパにはきかえて、
 ようやく入場です。

 メンバーの声が聴こえるようにワイヤレスレシーバーを渡されました。
 昨日(=初日)、「聴こえづらい」「数が足りない」と
 マスメディアでとりあげられたレシーバーがこちらですね。

写真2枚目

 今日は、数は十分に足りていましたが
 場所によっては電波の受信状態が悪くて聴き取りづらかったのですが

 同時にスピーカーも設置されていましたので
 メンバーの意見交換は全てハッキリと聴き取ることができました。

 ところで、現場はすさまじい数の報道陣でした。
 そして、マナーの悪さがとても目立ちました。

 傍聴者用のイスは、ほぼ全てマスメディア関係者が座っているか、
 座っていなくても荷物を置きっぱなしにしていて、空きは無し。

 荷物置きっぱなしのまま1時間も戻らなかった人に
 フジノはけっこう厳しく苦情を言ってしまいました。

 (だって、ご高齢の方々がずっと立ったまま傍聴しているのに
  マスメディアのみなさんも当然に配慮すべきじゃないですか?)

 3時間後の目的の事業仕分けの時間が来るまでは、
 もっぱら厚生労働省の事業を担当している
 第2WGを傍聴し続けました。

写真3枚目

 昨夜のテレビニュースが騒いでいたほどには
 『短時間』で『拙速』な判断をしているとは全く感じられませんでした。

 これは、現場に来て実際に体感してハッキリ分かったことで
 とても良かったと思いました。

 約1時間の議論が終わると、こんな評価シートに記入して
 WGとしての『最終的な結論』が出されます。

 (評価シートのイメージ:http://www.hide-fujino.com/pdf/2009/nov/12sheet.pdf

 3つのWGのスペースにつながる通路には
 このように結果が貼り出されています。

写真4枚目

 第2WGは、廃止や見直しばかりですね。

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 携帯電話に留守電が入っていないかを確かめたかったことと、
 ちょっと外の空気を吸いたかったので、いったん会場の外へ出ました。

写真5枚目

 駐車場は、テレビ局の車だらけでした。


● ついに本番だ!

 さて、戻ってすぐに第1WGへと移動しました。

 ここからがフジノの本番です。

 この事業をフジノは「必要だ!」と考えているので
 そもそも『刷新送り』になったこと自体が疑問でした。

 例えば、自殺予防総合対策(平成19年度決算)についての
 説明資料をぜひ見て下さい。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2009/nov/12document.pdf

 ・自殺総合対策調査研究等経費

 ・自殺総合対策人材育成費

 ・自殺総合対策理解促進経費

 この3つで、わずか3400万円です。

 でも、第2WGを観てきた限りでは議論は公平だし、
 それならば『聖域』の無い事業仕分けの場で、
 逆にその『有効性』にお墨付きをもらいたいと感じました。

 ただ仮に本来良い事業であっても
 省庁の担当者のプレゼンテーションの仕方や受け答えによっては
 『仕分け人』にネガティブな印象を与えてしまうこともありそう。

 フジノは、内閣府の担当者をとても応援したい気持ちで
 ハラハラしながら見守っていました。

 そして、スタート!

 9つの分野の最後に自殺対策についての説明にさしかかった時、
 内閣府の担当者は

 「本当は、億の単位で行いたいくらいなんです!」

 と熱く語っていました。

 内閣府の担当者からの説明が終わると
 次に、財務省の主計官から『論点』が説明されました。

 ・内閣府でなければできない仕事であることは否定できない。

 ・全て大事なものだが、必ず優先度の濃淡があるはず。

 ・厳しい財政状況を踏まえれば
  どの程度の緊急性があるか検証してもらう必要がある。

 ・事業のマンネリ化や定着しているものもあり、
  事業効果に疑問があるものも見受けられる。

 ・各省と重複している部分もある。ダブリはよくチェックする必要がある。

 ・普及啓発の部分で、パンフレットなどの方法や
  全国イベントのフォーラムは
  廃止も含めて抜本的に見直してほしい。

 ・法律や大綱で求められているものもあるが、
  真の必要性を考えなければならない。

 ・見直しを行なって、まず予算の重複を無くしてほしい。
  費用対効果を考えてほしい。

 その事業の重要性を認めながらも
 厳しすぎる感じの『論点』説明でした。

 だって、そもそも自殺対策の費用対効果って何ですか?
 犯罪被害者支援の普及・啓発の効果って何ですか?

 こうした取り組みに対する効果は
 何十年も経って効果が出てくるものだとフジノは考えます。

 しかし、仕分け人の判断は
 そうしたフジノの判断とは全く違うものになりました。

 枝野議員からは

 「典型的なムダとは、種類が違う。しかし、
  本来の内閣府に求められているマネジメント力をもっと強化すれば、
  より少ない予算でより高い効果をあげることができるはず」

 といった、厳しい意見が出ました。

写真6枚目

 1時間の議論の結論は、なんと『予算は3分の1縮減』へ!

 こんなの全く納得できない!

 終わると共に、内閣府の担当者の方々のもとへも
 たくさんのマスメディアが集まり、インタビューを行なっていました。

 説明にあたった内閣府の担当者の方は
 フジノ同様に納得はできていない様子でした。

写真7枚目


● 泉ケンタ内閣府大臣政務官のもとへ

 どうしても納得がいかなかったフジノは、
 事業仕分けに立ち会っていた
 泉ケンタ内閣府大臣政務官のもとへ向かいました。

 (泉ケンタさんHP:http://www.ikenta.net/

 泉政務官に、たった今、行なわれたばかりの
 内閣府の普及・啓発に対する事業仕分けについて反論しました。

 「やるべき重要性は高いはずです」と意見しました。

 突然に、しかも初対面で意見を述べにいったのですが
 泉政務官は丁寧に応えて下さいました。

 あくまでも事業仕分けの結果は結果として、
 泉政務官のお考えは
 そもそも自殺対策に対して内閣府にさらにがんばってほしい、
 というものでした。

 泉ケンタ政務官とフジノとは、同い年であることや
 共通の友人(高槻市議会議員の川口洋一さんです)が居るおかげで
 やがてすぐ気さくに話し合うことができました。

 自殺予防対策の今後の推進について、
 10分ほど意見交換をしていただきました。

 より効果的な自殺予防の総合対策をすすめたいという想いは
 政務官とフジノの想いは完全に一致していることは分かりました。

 (...ただ、今回の仕分け結果については
  いまだフジノは納得できてはいません。
  内閣府の取り組みは正しい、とフジノは考えています)

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 「今後、一緒に働く機会がきっとありますね」

 と泉政務官におっしゃっていただいて

 「ええ、必ずあると思います」

 とお答えして、フジノは会場を出ました。


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 冬の夕暮れは早くて
 帰り道は、もう真っ暗でした。

写真9枚目


 交わされた議論を何回も頭で繰り返し思い出して
 それでもどうしても結果に納得できなくて

 市ヶ谷駅までの道のりを歩いている間ずっと
 フジノは胃が痛くてうんざりしました。

 だって、もっと削るべき事業があるはずじゃないか。
 何故こんなところを削るんだ。

 「コンクリートからいのちへ」

 だったはずじゃないか...。

 電車に乗っても、繰り返し繰り返し、
 仕分け人の言葉をメモを読み返しては「納得いかない」と
 ずーっと考えていました。


● 酉の市/元気を取り戻さなければ

 市ヶ谷から気を落としながら帰ってきて、
 横須賀中央駅を出ると

 目の前の諏訪神社の周りに夜店が出ていました。

 今日が『酉の市』だったことを思い出して
 神社の参道へと歩いていきました。

 神社は例年よりも空いていました。
 夜店をまわると、どこも「今日は暇だよ」との声ばかり。

 あさってのお給料日まで
 あと9000円で過ごさねばならないのですが
 いちばん安い熊手を買うことにしました。

 いちばん安い熊手は、3000円もしました。

 粋じゃない僕は「うーん」と悩んだのですが

 お店のみなさんが「よよよい」を全てやって下さるという
 大サービス付だったので、買うことにしました。

 「おにいさん、祈願するのは何?家内安全?商売繁盛?」

 「そうですね、

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(2009年10月24日(土)の活動日記その1)

● 自殺多発場所での活動者サミット@虎ノ門・日本財団ビル

 今日は、小雨が降る中を東京・虎ノ門にある日本財団ビルへ。

 『自殺多発場所での活動サミット
  〜自殺のない社会づくりネットワークを目指して〜』

 に参加してきました。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2009/oct/24summit.pdf

 ものすごく有意義な集まりで、本当に参加して良かったです。

画像1枚目参照

 フジノHPを観て下さっている方からお誘いをいただいて
 この取り組みを知ったのですが
 『自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあい』の主催です。
 (http://sasaeai.org/

 この団体のHPを見てみたら、
 活動している方々はみなさんフジノが知っている方々ばかりでした。

 代表は、あの茂さんです!
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/apr2.html#060411

 福井県坂井市三国町の観光名所・東尋坊で
 自殺に追い込まれている方を水際で救う活動を繰り広げている
 NPO『心に響く文集・編集局』代表の茂幸雄さんです。
 (http://toujinbou.web.fc2.com/sponsors.html

 事務局長は、福山なおみさん(共立女子大学教授・精神科看護学)です。
 (http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/tanki/kango/staff/fukuyama.html

 福山さんは、かつてフジノがNPO自殺対策支援センターライフリンクに
 所属していた頃から大変お世話になった、とても優しい方です。

 (今日も、会場で座席にいたフジノを見つけた福山先生は
  ディスカッションの為にステージ上にいらっしゃったのに
  なんとわざわざ手を振ってくださいました!お茶目な方です)

画像2枚目参照

 さらに、今日のメインプログラムである
 『ゲートキーパーの語り合い』(上の画像参照)では
 パネリストが4名いらっしゃいました。

 そのうちのお1人、和歌山県白浜町の三段壁を中心に
 自殺対策活動を行なっている『白浜レスキューネットワーク』の
 理事長である藤藪庸一さん!
 (http://www.aikis.or.jp/~fujiyabu/nrsv1.htm

 フジノの所属する『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』が
 定期的に勉強会や視察を行なっているのですが

 (有志の会:http://www.hide-fujino.com/suicideprevention/index.html#localpoliticiansnetwork

 来月の視察先として決定していたのが
 この『白浜レスキューネットワーク』だったのです。

 フジノも体調が許せばぜひ参加して
 三段壁のパトロールに同行させていただく予定です。

 全国でがんばって活動をしておられる方々と
 こうやって顔の見えるつながりが広がっていくことで
 自殺対策は進んでいくのだと感じます。

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 会場には約130人もの参加者が集まりました。

 さらにマスメディアからもとても注目されていて、
 テレビ局も複数きていましたし、新聞社もたくさん来ていました。

画像3枚目参照

 『人のつながり』と『ささえあい』という基本理念に基づいて
 3つのネットワークがさらにつながっていく、

 という方向性は、とても素晴らしいとフジノは思います。

 3つのネットワークとは、これらを指しています。

 ・ゲートキーパーのネットワーク
   自殺防止活動に取り組む人々や団体のネットワーク

 ・フォワードのネットワーク
   自殺を考えたことのある人たちが体験を語り合いながら、
   それぞれが前に進むためのネットワーク

 ・シェルターのネットワーク
   自殺を考えたことのある人たちの生活と自立に
   一緒に取り組むネットワーク

 こうしたネットワークがさらにネットワークになっていくことで
 この国の自殺予防対策は強力に進んでいくはずです。

 今日のサミットに参加して、
 改めて政治家としてどんなことができるかを
 フジノはたくさん考える機会になりました。うれしかったです。

 特に、シェルターの活動を実際にしている方々の
 お話をうかがうことができて、フジノもがんばらなければと励まされました。

 政治・行政が本来なら成すべきことなのに
 民間企業の社会貢献としての活動だったり
 個人のボランティアによって成されているこうした活動を
 もっと政治・行政がしっかりと支援しなければならないと感じました。

 もっともっとがんばっていかなければ、と
 改めて感じました。

 今日は2時間睡眠の寝不足な上に
 雨天のせいもあって、うつな気持ちも強かったのですが
 サミットが終わった後は晴れやかな気持ちになれました。

 僕もがんばらなければ!

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(2009年10月9日(金)の活動日記)

● うつ病のリワークプログラム/GP連携をさらに進めていく為に

 今日は、19時から21時すぎまで
 横須賀中央のセントラルホテル4階にて学術講演会に参加しました。

 横須賀市医師会、横須賀三浦精神科医会、明治製菓(株)の共催です。

 メインとなって活動して下さっているのは
 自殺対策連絡協議会・委員長であり
 横須賀三浦精神科医会・会長である
 われらが大滝紀宏先生(湘南病院・副院長)です。

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 いつもフジノはくりかえしこの活動日記の中で

 「自殺予防対策をすすめる為には
  かかりつけ医(G)と精神科医(P)のGP連携が不可欠だ」

 と書いてきました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/apr4.html#080418-2

 毎年定期的に開催していただけるようになったこの学術講演会は、
 まさに、この『連携』を実現する為の活動です。

 横須賀・三浦のかかりつけ医のみなさんを対象にして
 うつ病と自殺に対する知識の提供と
 かかりつけ医と精神科医の連携の必要性を伝える為の講演会なのです。

 こうした日常的な取り組みが継続して行なわれることで

 いまや国民の誰もがかかっている『うつ病』に対して
 あなたに最も身近な『かかりつけ医』が
 より正確な対応ができるようになる、

 つまり、うつ対策が推進されていくことになります。

 ですから、一見すると何気ない講習会に見えるかもしれませんが、
 自殺予防対策をすすめる政治家フジノにとっては
 本当に重要な意味を持っています。

 開催されるたびに「本当にありがたいなあ」と
 感謝の気持ちでいっぱいになります。

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 さて、今日の講演会のタイトルは
 『気分障害の復職支援の治療的意義』です。

 このままだと分かりづらいので、くだいて書くと...。

 現在の日本では、働いているサラリーマン・OLの多くが
 うつ病にかかって心身の体調を崩して休職をしています。

 うつ病はとても再発しやすいので、いったん仕事に戻っても(=復職)
 再び休職に追い込まれるという事態がすさまじい数で起こっています。

 具体的には全国で10〜30万人の方々が
 復職のための支援が必要な状態にある、と推定されています。

 けれども、この復職がなかなかうまくいっていません。

 ほとんどの方々が復職しても再発をしてしまっては再休職となって
 どんどん自信を無くしていってしまっているのが現状です。

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 こんな現状を打ち破る為に、1997年に
 秋山剛さん(精神科医)が医療機関としては初めての試みを始めました。
 職場への復帰を支援する為の『リワーク』活動をスタートさせたのです。

 『リワーク』(rework)とは、
 『リターン・トゥ・ワーク』(return to work)を略したものです。

 現在、仕事への復帰の為に援助が必要な方々は
 全国で10〜30万人はいると推定されていると書きましたが

 一方、2009年5月現在、リワークプログラムは
 全国で48の施設で実践され、2000人が援助を受けています。

 まだ、ほとんどの方々(10人中9人でしょうか)が
 こうしたプログラムには全く関われていない現実があります。

 そこで、今回の学術講演会では
 リワークについてお話していただくことになりました。

 リワークプログラムを実施している全国の病院・クリニックは
 より良いプログラムへの研究・実践をすすめてるべく
 『うつ病リワークプログラム研究会』という組織をたちあげています。

 (公式サイト:http://www.utsu-rework.org/

 今夜の講師は、この『うつ病リワークプログラム研究会』の代表世話人である
 五十嵐良雄先生(メディアカルケア虎ノ門院長)に
 講演をしていただくことになりました。

 (メディアカルケア虎ノ門HP:http://www.medcare-tora.com/

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 上の写真が五十嵐先生です。

 それにしても偶然なのは、フジノはつい先週から
 このリワークプログラムの本を読み始めたばかりでした。

 『うつ病リワークプログラムのはじめ方』
    (うつ病リワーク研究会著、2009年、弘文堂
     :http://books.yahoo.co.jp/book_detail/AAY50382/

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 そこに、おととい、大滝先生から学術講演会へのお誘いをいただいて
 今まさに読んでいる本を出版された研究会のたちあげをなさった方から
 じかにお話を聴けるなんて、本当にラッキーでした。


● リワークプログラムから外れた人たちがとても気になります...

 残念ながら現在のところ、横須賀・三浦には
 うつ病リワーク研究会の正会員となっている医療機関はありません。

 最寄で言うと、

 上大岡駅前の『ヒルサイドクリニック・就労支援デイケア』
 (http://www.myclinic.ne.jp/hillside/pc/

 金沢八景駅から乗り換えてシーサイドラインの市大医学部駅にある
 『横浜市立大学付属病院精神科デイケア』
 (http://www.fukuhp.yokohama-cu.ac.jp/patient/guidance_of_the_medical/depts/psychiat.html

 横浜駅西口の『横浜ストレスケアクリニック・復職支援ショートケア』
 (http://www.largo-yokohama.com/yokohama_stresscare/shortcare.html

 あたりでしょうか。

 実は、うつ病からの復職支援プログラムには
 フジノはあまり関心がありませんでした。

 もちろん参考文献を読み漁ったことはあるのですが、
 どうもフジノの感性とは合わない、という想いが当時にありました。

 けれども今年の夏、うつ病によって
 休職→復職→再発→休職中という方から相談をいただいて

 改めて勉強しなおそうかと考えました。

写真5枚目

 そこでリワークプログラムとも出会いました。

 ただ、今日の講演を聴いても感じたのですが
 やっぱり数年前に初めて参考文献を読んだ時の印象がぬぐえません。

 リワークプログラムは、この時代には必要なのは事実です。
 20万人近くの方々が復職できずに苦しんでいるのです。
 何らかのプログラムは不可欠です。

 けれども、リワークプログラムは
 嫌な書き方をすれば、『選別』があると感じます。

 フジノはプログラムが実践されている現場を
 1度も見学したことさえありませんので、
 本来はこんな言い方をする資格は無いのだとは思います。

 けれども参考文献や今日の講演でたびたび出てくる言葉が
 フジノには気になって仕方がありませんでした。

 例えば、プログラムに通える対象者は
 在職者で休職中の人に限ること。

 これは、失業中の方よりも戻る場所がある(休職中である)人の方が
 プログラムに取り組むモチベーションも高く、実現しやすい、
 ということだそうです。

 では、失業者の方々はどこへ行けば良いのでしょうか...。

 例えば、会社から「復職支援プログラムを利用しないと復職させない」と
 指示をされてしぶしぶ来院している場合にも、
 プログラム利用の目的を説明した上で
 本人のモチベーションが低ければ、
 参加を断る場合もあります、とのこと。

 この例に限らず、プログラムに関して
 全般的についていかれない人々に対しては『選別』というか
 やめていただくことが多いような印象を受けました。

 これは、トリアージュと呼べばいいのでしょうか、
 20万人も苦しんでいる人々がいるのだから
 救える人から救っていく、治りたい気持ちが強い人から治していく...

 きっと役割分担なのでしょう。
 まず、リワークプログラムは復職できる人を復職させる。

 それは確かに正しいです。

 でも、フジノはどうしても、
 プログラムになじめなかった人々に気持ちがいってしまいます。

 プログラムにのれなかった人、外された人は、どこへ行くのでしょうか。

 自宅で沈殿しているのでしょうか。
 精神科病院に入院しているのでしょうか。

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 フジノは、うつ病からの復職支援には関心が弱いのですが
 統合失調症などの精神障がいのある方々への
 『IPS』にはとても強い関心があります。

 (IPSとは:福智先生のHPから:http://www.fukuchi-clinic.com/ga/be/2009/be058.htm

 『IPS』は、あえて翻訳すれば 
 『個別職業紹介とサポートによる援助付き雇用』みたくなりますが

 リカバリーという観点からの
 精神障がいのある方々の雇用サポートプログラムです。

 IPSでは、その対象から誰かを外す、というような
 除外の基準はありません。

 基本的に『就労を希望する精神障がいのある方全てが対象』です。

 IPSを進めたい立場のフジノからすると、
 リワークプログラムの除外基準の多さは違和感が強かったです。

 新自由主義社会の自己責任論の中で
 うつ病へと追い込まれた方々が
 さらに治療の状況でも選別されてしまうなんて...

 という印象を受けてしまいました。

 とは言うものの、繰り返しになりますが
 20万人もの方々が復職できずに苦しんでおられる現状を考えれば
 実績のあるリワークプログラムをどんどん実践することにも
 大きな意味があるのかと思います。

 うつ病で苦しんでおられる方々から
 ご相談を受けることは多々ありますが

 こうしたリワークプログラムに挑戦なさるのも
 1つの良い手段かもしれません。


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政治家フジノ39才
政治家フジノ39才
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