おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

障がいのある方々の福祉・生活

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(2008年2月22日(金)の活動日記その2)

● 茅ヶ崎市香川のグループホーム『下宿屋』へ

 今日の予算議会は、市長の『施政方針』を聞いて、解散。
 本格的な議論は、来週月曜日からの委員会で行なわれます。

 市議会を終えて、担当各部署をヒアリングに回ると
 徹夜あけのフジノはとにかく事務所に戻って、
 1時間ほど机で仮眠をとりました。

 それから、大急ぎで
 茅ヶ崎市の香川駅へ向かいました。

 JR茅ヶ崎駅で降りて、相模線という路線に
 人生で初めて乗り換えたのですが
 電車のドアに手動で『開』『閉』というボタンがありました。

 これ、東北ではよく見かけますが
 関東の路線では2つだけしか無いそうです。

 駅での待ち時間が長いので寒さが入り込まないように
 ふだんはドアが閉まっているのですね。

 でもって、乗る人は自分で『開』ボタンを押して
 ドアを開けて乗るのですね。


 目的地は、全国的にめちゃくちゃ有名な
 障がいがある方々のグループホーム『下宿屋』です。

 (下宿屋のリーフレットをpdfにしたものはこちらです
  http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/feb/22geshukuya.pdf

 (社会福祉法人湘南福祉センターが運営しています
  HPはこちら。http://www.sfc-net.or.jp/index.html

 日本グループホーム学会などのシンポジウムや勉強会などで
 何度もお話をうかがってきたり、
 文献を読んできたのですが、

 実際に訪れるのは初めてで
 テンションあがりまくりでした。

 本当の目的地は、『福祉サロンとろっこ』といって、
 3階建てのビルの3階が『下宿屋』で、
 『とろっこ』は2階にあります。

 (とろっこのリーフレットをpdfにしたものはこちら
  http://www.sfc-net.or.jp/index.html

 下宿屋もすごいですけれど、
 福祉サロン『とろっこ』もすごく素敵な場でした。


● 全国初(!)の座談会に参加しました

 さて、会場の『とろっこ』で
 何が行われたかというと...

 『座談会』です!

 5月にはぜんぶお知らせできると思いますが
 詳しい内容はまだヒミツです。

 知的障がいのあるご本人3名の方々と
 茅ヶ崎市議・和田清さん、
 平塚市議・江口友子さん、
 フジノの3人が
 座談会をさせていただきました。

 19時半頃から始まって、あっという間に22時!

 本当に楽しくて素敵な時間を過ごすことができました。


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 それにしても、こういう座談会って
 全国で初めてだそうです。

 全国初めての場に自分が立ち会えたことは
 大きな喜びではあるのですけれども

 同時に、今回が史上初という事実にショックでした...。

 確かにフジノはカフェトークでもふだんの場でも
 精神障がいのある方々とも身体障がいのある方々とも
 バリバリたくさんお話しています。

 けっこうそれが日常になっていて、
 障がいのある方と話してるとか
 そういう特別な気持ちすら全然起こりません。

 でも、改めて考えてみたら
 知的障がいのある方々とは
 全然お話するチャンスがありません!

 何故だ!?

 これって、フジノが精神保健福祉がメインの政策だから
 精神障がいのある方々とお話する機会が多いのだと思ってました。

 それから、友達として身体障がいのある方がいて
 だからふだんから話してるのかと思ってました。

 つまり、知的障がいのある方々とお話しするチャンスが無いのは
 ただ単にフジノの専門分野と友人カンケーの
 ただそれだけのことだと思ってました。

 でも、なんかそうじゃないみたい。
 この現状はやばいよ。

 もっともっともっとたくさん
 知的障がいのある方々とお話がしたいです。

 横須賀でも『あまね作業所』とか『かりがね作業所』とか
 ふだんから割と作業所の商品も身近に感じてて

 障がいのあるご本人とも
 いろいろ話している気になってたけど

 改めて考えてみたら、全然お話したことが無い!

 これを今年は絶対に変えます。

 フジノからもお話をうかがいに行きますけれど
 ぜひみなさまもお話しに来て下さいね!

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(2008年2月15日(金)の活動日記その1)

● ようやく養護学校が新設されることに

 今日は、雄人(吉田議員)と2人で
 岩戸にある横須賀市立養護学校へ行きました。
 (市立養護学校HP:http://schoolnet.edu.city.yokosuka.kanagawa.jp/schoolnet/special/252yougo/index.html

 養護学校に通うこどもたちの親御さんたちが
 立ち上げて約1年3ヶ月になる親の会『くすくす』。

 その定例会で、意見交換をさせていただきました。

 『くすくす』のみなさんは、
 県立武山養護学校のPTAの方々と一緒に
 大きく2つの活動をすすめています。

 ・県立岩戸高校の跡地に県立武山養護学校高等部を移転する

 ・重度心身障がいのある方々の施設を含む障がい者支援センターの併設

 『くすくす』のみなさんによる署名活動などの多くの活動をはじめ、
 横須賀市選出の県議会議員の方々や
 関係者の方々の熱意によって、大きな動きがありました。

 先週の神奈川新聞の報道によると、
 県は、2年後に新しい養護学校をスタートさせることを決めました。

 (画像:2008年2月9日・神奈川新聞より)

 親の会のみなさんの活動が
 成果としてあらわれたのだと思います。

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 フジノとしても、この決定を本当に待ちわびたというか
 これから行なわれる県議会で正式に可決されて
 早く決定事項になってほしい、という気持ちでいっぱいです。

 障がいのあるこどもたちは増えていっているのに
 神奈川県の対応は、遅れていました。

 武山にある県立武山養護学校に通うこどもたちの置かれている
 学校環境はとても厳しいものがありました。

 分教室を作ってほしい、
 あるいは新しい学校をつくってほしい。

 という声を、フジノが初当選した頃には
 すでに何度も何度もお聞きしました。

 これは『福祉のまち、よこすか』をめざす政治家として
 取り組まなければならない仕事です。

 親御さんたちからの声は
 やがてフジノのもとにもくりかえし届きました。

 2003年10月に改めて県立武山養護学校を訪れてみました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2003/oct1.htm#Takeyamaschoolforthechallneged
 そこには、現場の先生方は奮闘されているものの、
 現場だけではどうにもできないハード面の決定的な不足がありました。

 こうして、神奈川県に改善を要請すると

 「これから神奈川県全体での養護学校の整備について
  検討会を開催していく予定なので、そこでの検討結果を待ってほしい」

 とのことでした。

 実際、翌年2004年5月から、検討会がスタートしました。
 『新たな養護学校再編整備検討協議会』です。
 (http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/ed_sien/aratana/aratana.htm

 この検討会は2年間も議論が続いて、
 ようやく2006年3月末に最終報告が提出されました。

 しかし、最終報告が出てから1年経っても動きがありません。
 市議会でフジノは、市として動いてほしいと提案しました。

 (2007年3月22日・教育経済常任委員会での質疑)
  <フジノ>
  続いて、県立の養護学校の増設についてですが、
  課長も実際に出席されていた
  県の「新たな養護学校再編整備検討協議会」が最終報告を出しました。

  その中で、横須賀・湘南・三浦地域の中で、
  特に横須賀市は「横須賀地域養護学校」、これは仮称ですが、

  もう1校つくるべきだということで、
  養護学校増設の方向で打ち出されていますが、
  ある程度具体的なスケジュールは出ていますか。

  <学校教育課長>
  県がやることですのでスケジュールは全くわかりませんが、
  できるだけ早い機会に開校していただきたいと思いますので、
  いろいろな方面で努力をしていきたいと考えております。

  <フジノ>
  なるべく早く開校してほしいという
  要望活動もやっていっていただけるということなので、
  期待したいと思います。


 この時、すでに当選から4年間が過ぎてしまいました。

 当選した直後のフジノに

 「養護学校を増やしてほしい」「分教室をつくってほしい」

 と訴えた方々のおこさんたちは、みんな養護学校を卒業してしまいました。

 厳しい学校環境のまま、こどもたちは卒業していったのです。
 政治が力になれなかったことを本当に申し訳なく感じました。

 2007年4月の市議会議員選挙が終わると
 現在、養護学校におこさんが通っている
 PTAの方々から改めてこの問題についてお話をいただきました。

 こうして、親の会『くすくす』やいくつかのPTAグループの活発な活動によって
 神奈川県議会議員の方々とも連携が成されて
 新しい養護学校の設置に向けて動きが加速化していきました。

 それから1年が経って、ついに今回の発表となったのです。

 親御さんたちの想いとがんばりが
 実を結んだのだと思います。

 政治というのは、いつも時間がかかりすぎです。

 これからさらに2年間かけて、岩戸高校の改修が行なわれます。
 だから、今回がんばって活動された方々のおこさんたちも
 またもみなさんが卒業していきます。

 これは、みなさん、最初から分かっていたのですね。

 自分のこどもたちには、新しい環境では学ばせてあげることはできない。
 それでも、あとに続くこどもたちの為には、今のままではダメだ。

 そして、立ち上がったのですね。

 みなさんの活動には、本当に頭がさがります。


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 けれども、まだまだ必要なことが足りません。

 重度の心身障がいのある方々、特に、こどもたちが、
 このまちで暮らしていくのは本当に大変です。

 そして、そのご家族もとてもご苦労なさっています。

 養護学校が整備されても、
 学校を卒業した後の生活の場がほとんどありません。

 医療も足りない。福祉も足りない。
 地域で暮らしていくための場が全く足りません。

 だから、親御さんたちには本当に申し訳ないのですが
 まだまだ親の会の活動は続いていくことになるのでしょう...。

 政治は、もっともっと力を発揮しなければいけない。
 このまちの福祉を、もっともっと変えていかなければいけない。

 その為に、フジノも政治家として
 できることを全てやり尽くさなければ...。

 もう今度は5年間も待たせる訳にはいかない。
 政治もスピードが命だ。もっと全力を賭けて行動しなければいけない。
 がんばらなければ。

もう1つの成人式へ

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(1月27日(日)の活動日記)

● 『もう1つの成人式』へ行ってきました

 今日は、成人式へ行ってきました。

 「え、成人式はもう14日に終わったじゃん?」

 と、思ったあなた、その通りです。

 そうなんです。
 今年2回目の成人式への来賓参加です。

 横須賀市が開催した成人式とは全く別の、
 『横須賀市肢体不自由児者父母の会』による成人式に
 今日は行ってきました。

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 昨年12月に招待状を頂いてから年始にかけて、
 いつもこの成人式のことを考えていました。

 ・横須賀市が開催する成人式に
  何故みんなが一緒に参加できないのだろうか

 ・障がいの無い人もある人も同じ成人式に参加して
  一緒に祝いあうことがどうして難しいのだろうか

 率直にそんな気持ちを招待状へのお返事に書きました。

 それに対して『父母の会』の方からとても熱心なお手紙を頂いて
 さらに新年になってからも
 何度かお話をする機会がありました。

 お会いするたびに

 「ぜひ来てくださいね」

 と熱心に誘っていただきました。

 フジノは市が予算をつけて開催している成人式には
 とても批判的な立場なのですが
 (市が予算をつける成人式は廃止か入場料を取るべきです)

 父母の会の方々の熱心さにこころを打たれて
 (もともと出席するつもりでしたが)

 「これには何があっても絶対行くぞ!」

 と思うようになりました。

 (いつも様々なイベントに遅刻しがちなフジノが
  今日は誰よりも1番のりで準備前の会場に到着したのは
  その想いのあらわれです)

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 こないだ市が開催した14日の成人式に
 車いすに乗った方々が
 数名だけいらっしゃってました。

 横須賀アリーナのどでかい会場の最前列に
 付き添いの方とステージの方向を向いたまま、

 プログラムの中で最もつまらない市長あいさつまでだけ滞在して
 メインである同級生との自由な歓談の時間になったら
 みなさんがスッと帰っていかれたのが激しく印象に残りました。

 歓談の時間こそが成人式のメインであって
 市長あいさつなんか聞いてる人は誰もいませんし、
 市長や来賓がいるステージ側を向いている人もいません。

 けれども、そのステージ側を向いたまま、
 つまらないあいさつを聞いたら
 同世代との再会を喜んだり語りあったりすることもなく
 帰っていかねばならないのは、

 見ていた僕でさえ胸がズキズキしたのですから
 ご本人たちの想いはいかほどのものかと感じました。

 何故こんなことになってしまっているのだろう。

 これは僕たち政治家の責任です。

 政治家として本当に情けなくて
 申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

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 今日は、出席できなかった方もいらっしゃったので
 お2人の女性の成人をお祝いしました。



 成人、おめでとうございます。



 また、今日参加できなかった全ての方々に対しても
 こころからお祝いを申し上げたいと思います。

 おめでとうございます。

 総合福祉会館のてっぺんにあるレストランで
 規模としては確かにささやかなお祝いです。



 でも、市の開催している4000人以上参加した成人式に比べて
 こちらに集まったのはわずか40名でしたけれども
 大きな意義があるなあと感じました。

 フジノは率直なところ

 「市の成人式を廃止して
  こっちに予算つけろよ」

 と思いました。

 とても素晴らしい成人式でした。
 また来年もぜひ参加させていただきたいと思いました。


● ふだんから考えていることを改めてこの機会に書いてみる

 読んだ人が不快になることを承知で
 ふだんから考えていることを改めてこの機会に書いてみます。


 障がいのある方々は、
 平均寿命が短くて、若くて亡くなる方が多いです。

 (いわゆる『統計による一般的な傾向』です。
  もちろん全員がそうではありません)

 その事実は、当然ながらご家族の方々も知っています。

 生まれてからすぐに、
 あるいは幼児期に、
 脳や心臓の手術を何度もしなければならなかったり
 何度も何度もこどもたちの生命の危機に立ち会ってきて

 だって、例えば歯医者に行くのでさえ、
 全身麻酔しなければ治療をしてもらえなかったりして

 言葉にはしなくとも少しずつこころの中で
 その事実を事実としてのみこんでいきます。

 自分よりもこどもが早く亡くなるかもしれない、という
 事実をうけとめながら
 親として生きていく訳です。

 20才まで生きてくれて
 本当にありがとう

 と、ある親御さんがおっしゃいました。

 その言葉に僕は親でも無いのに同感して涙が出そうになりました。

 20年間を生きてきたご本人とご家族に対して
 こころから感謝の気持ちがわきあがってきました。


● 生きるということの意味

 生きるということの意味は何だろう?

 僕たちはただの生物だから
 遺伝子の命令に従って本能として
 生まれたからただ生きていくだけだ。

 漠然として生きる意味も分からないままに
 いや、考えることを避けて、目先の出来事をこなして

 ただ生きて、ただ食べて、ただ老いて、
 テレビを見て、流行りに流されて、
 ぶくぶくと中年になって、
 ぐだぐだと仕事のグチをこぼして、

 世の中の大半の人々にとって生きるということは
 何の意味があるのだろう?

 人間には意味が必要だけれども
 意味を放棄しても
 生物だから生きていかれる。

 でも、僕はそんな生きるはイヤだ。


 苦しい状況や厳しい状況に追い込まれると
 人間はその意味を考えずにはいられない。

 言葉にするとかしないとかではなく
 何度も何度も生きるということの意味を
 直視しなければならなくなる。

 途中でやめることだって、できる。

 だけど、そうしないで生きるのは
 受け止める決心や覚悟をどこかでつけたから。

 「がんばった人が報われる社会が好ましい」

 と、今の世の中では多くの人が口にする。

 じゃあ、大半の人々はそれほど
 がんばってないじゃん。

 仕事を残業してまでやとりげたとか
 効率的な仕事の工夫をしたとか
 儲けをたくさん出したとか、そんなレベルの話でしょ?

 そんなもんはがんばったうちに入らん

 と、僕は思う。

 僕もこころの底から

 「がんばった人が報われる社会にしたい」

 と考えている。

 だからこそ、
 「がんばった」が報われる社会にする為に
 政治家として政策の実現に向けて活動している。

 『生きる』は、生物として本能的に生きていくだけではない。

 それを直視して生きていかざるをえない人々や
 それをリアルにがんばっている人々こそ
 報われる社会に僕はしなければならないと考えている。

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(1月9日(水)の活動日記)

● 社会福祉協議会の賀詞交歓会へ

 今日は朝から
 『横須賀市社会福祉協議会・新年賀詞交歓会』へ行きました。

 政治家として、全ての忘年会・新年会に参加しない
 と決めているフジノですが

 飲食ではなく、福祉に貢献した方を表彰するのがメインの
 この『社会福祉協議会』の賀詞交歓会だけは、
 スケジュールが合う限り、出席することにしています。

 市長と市議会議長のあいさつの後は、
 福祉の為に長年活動して下さった
 8名&1団体への表彰が行なわれました。

 飲食はその後に立食形式で、行なわれます。

 乾杯は阿部志郎先生が行ないました(画像右)。
 日本の地域福祉を切りひらいたリビングレジェンドです。


● 沢田・前市長の思い出

 ふと思い返してみると、このイベントには想い出があります。

 2004年に初めて参加した時には
 沢田市長(当時)がフジノに話しかけてきてくれました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2004/jan2.htm#newyears

 2004年というのは、美術館建設反対運動が
 かなり激しくなっていた時期です。

 美術館建設反対という立場で
 沢田市長の政策に激しく対立していたフジノは、
 沢田市長とは会話の機会があっても
 あえて一切の会話をしないできました。

 「政策と個人の人柄は違うのだから
  政策が対立していてもプライベートで対立する必要はない」

 と、ふだんは訴えている政治家フジノなのですが
 それでも沢田市長と話すのを1年間にわたって
 徹底的に避け続けていたのです。

 そんなところに、沢田市長からわざわざ話しかけて下さったので
 フジノは自分のガンコな姿勢に反省しました。

 沢田市長のそんな人柄に触れることができたおかげで
 改めて「政策と個人の人柄とは違う」という想いを強くしたフジノは

 この時以降は、政策で対立している相手とも
 ふつうに話せるようになりました。

 在職中には書けなかったのですが、
 沢田市長にはこうして学ばせていただいたことがたくさんありました。
 それから4年が経った今日、懐かしく沢田市長のことを思い出しました。


● 福祉の現場で働く方々のお話に、いつも勇気づけられます

 毎年参加している気がしていたのですが
 ふと過去のこのコーナーを見てみたら、3年ぶりの出席でした。

 2年前はテレビ出演の準備が忙しくて欠席しました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/jan2.html#newyears

 去年は、政治家を引退する決心をしていたので
 あらゆる集まりへの出席を辞退していた為、欠席しました。

 それが人生はフシギなもので再び政治家になって
 今年はこの場に出席することになりました。

 今日もこの賀詞交歓会では、
 福祉の現場で働く方々のたくさんのご意見をいただきました。

 地域の社会福祉協議会の方、民生委員・児童委員の方、
 作業所の職員の方、障がいのある方々の家族会の方、
 福祉関係の市職員の方、ボランティアセンターの方、などなど。

 3000円の会費を払って参加しているのですが、
 ウーロン茶を1杯のんだだけで
 フジノは一切の食べ物を口にするヒマがありませんでした。

 横須賀市の福祉政策について、
 政府の障害者自立支援法の在り方について、
 市民の方々が考える新しい福祉施策の方向性について、
 フジノが問題意識を持っている対象について、意見交換をしました。

 終わった後も、30分以上は会場に残って
 参加者の方々と意見交換を行ないました。

 障害者自立支援法へのフジノの対応の甘さについて
 お叱りも受けました。

 (先日書いた新法体系への対応の迷いについてですね。
  http://www.hide-fujino.com/diary.htm#conflict
  すでにこのコーナーで書いたとおりで、そうしたお叱りは
  全くその通りだとフジノは率直に反省しています。)

 厳しいご意見も
 温かい励ましのお言葉も

 福祉の現場で働く方々のお話はいつもフジノにとって
 とても励まされる元気の出るものです。

 このまちの福祉を守る為に
 どうか今年もみなさん一緒にがんばっていきましょうね。

 今日はありがとうございました。
 
 フジノが今感じている問題意識についても
 改めて現場の方々のお話をうかがって、想いを強くしました。

 例えば、孤独死が増加していることや、
 ひとり親家庭へのサポートについてや、
 自分の体を商品としてしか感じられない女性の問題などについて
 やっぱりフジノは政策課題として取り組む決意を新たにしました。

 今年も全力を尽くします。

(1月8日(火)の活動日記その1)

● 行方不明になっていた男の子が無事に発見・保護されました

 先月から行方不明になっていた障がいのある12才の男子が
 1ヶ月ぶりに発見・保護されました。本当に良かったです。

 複数の市民の方から、

 「たくさんの人々に読まれているフジノHPで
  この件について紹介してほしい」

 と依頼を受けて、その日のうちに
 HPの表紙でこの件について掲載してきました。

 少年発見のニュースを受けて、
 プライバシー保護の為、
 この件については数日中に削除いたします。

 ご協力いただいた多くの方々に
 こころから感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。


● けれども、徘徊による行方不明はふだんからたくさん起こっている

 けれどもフジノは、
 ハッピーエンドとは受けとめていません。

 今回、この男子の行方不明のケースは
 ご家族の必死のチラシ配布や
 インターネットをはじめとする多くの人々の善意が
 たくさんの報道機関の協力を呼び込んで
 一種の社会現象にまでなりました。

 mixiでは、この件についてのコミュニティもたちあげられたり、
 『チェーン日記』化してしまうことへの不安の声あがるほどに
 多くの人々が力になろうとしてくれました。

 けれども、残念なことに
 たくさんの善意があったにも関わらず、
 男子が発見された理由は交通事故が起こったことでした。

 「自転車に乗った少年をひくという交通事故が起こって、
  被害者である男子の連絡先を尋ねたら
  警察に捜索願が出されていて、それが結果的に保護に至った」

 というものなのです。

 神奈川・東京をはじめ、発見された千葉県や
 日本全国でどれほどたくさんの方々が男子の情報を目にしていたか。

 その情報の多さにも関わらず、交通事故が無かったとすれば
 まだまだ発見されていなかったかもしれないのです。

 どうか、この事実を知って下さい。

 障がいのあるこどもは、多動や徘徊によって
 行方不明になってしまうことは毎日のように起こっているのです。

 今回の12才の男の子だけが
 特別で行方不明になったのではありません。

 フジノが会員の、ある福祉カンケーの学会では
 行方不明になった障がいのある方についての情報提供のお願いが
 しばしば、メーリングリストで送られてきます。

 障がいのあるこどもたちの
 徘徊行動による行方不明は日常的にたくさんあります。

 例えば、自閉症のあるおこさんが家を出て、
 空や景色を見ながら、ただひたすら歩き続けて
 ものすごく遠くのまちで発見された、ということはしばしばあります。

 こうしたたくさんの行方不明に対しても
 今回のケースと同じように
 たくさんの人々やマスコミの協力が得られるようになってほしい、と
 フジノはみなさまにこころからお願いいたします。

 今後も同じような出来事は毎日起こり続けます。

 そうした障がいのある全てのこどもたちにも
 どうか今回の出来事のように関心を持ってあげてください。

 どうかみなさま、よろしくお願いします。


● 認知症の高齢者も、行方不明になっている

 さらに、徘徊によって行方不明になってしまうのは
 障がいのある方々にとどまりません。

 認知症の高齢者の方々も
 徘徊によって行方不明になっているのです。

 この問題にフジノが取り組み始めたのは
 2006年4月11日の『介護者のつどい』に参加したのがきっかけでした。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/apr2.html#wandering

 生の声を聴いたのをきっかけに
 対策を求めて
 社会福祉協議会を訪れてヒアリングしたり
 横須賀市健康福祉協会にもヒアリングにうかがいました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/apr2.html#wandering2
 http://www.hide-fujino.com/diary/2006/apr2.html#wandering3

 さらに、長寿社会課の協力のおかげで
 横須賀市で初めて
 『徘徊する認知症の高齢者の数』を推計していただきました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/apr3.htm#wandering4

 こうした取り組みの結果を
 フジノは本会議で市長へぶつけました。


 (06年6月議会・本会議・市長への一般質問)
 <フジノ>
 2、徘回をする認知症高齢者と介護者を守るために。


 (1)徘回をする認知症の高齢者を守る
   地域ネットワークをつくるべきではないか。

 警察庁の調査によると、
 2004年には認知症のよる徘回で死亡・行方不明となった方が
 全国で900人にも上りました。

 長寿社会課の推計によると、
 横須賀市では平成18年2月末現在に

 介護認定を受けている1万2997人のうち、
 外出すると戻れなくなってしまう認知症高齢者は310人、

 施設入所などによって変化はするものの、
 常に2〜3%もの方が徘回をすると考えられるわけで、
 対策が必要です。

 また、介護をしている方々は、

 「交通事故に遭うかもしれない」
 「行方不明になったら」

 などの精神的不安と連日の捜索による肉体的な消耗と、
 心身ともに負担がとても大きいです。

 「いっそ事故に遭って亡くなってしまえばいい」

 と嘆かれる介護者の言葉を聞いたこともあります。

 したがって、徘回対策は本人だけではなく、
 介護をする方を心身の大きな負担から守る意味があります。

 現在も本市では
 警察や在宅介護支援センターとの連携は行われてきました。

 しかし、これをお隣の三浦市をはじめ、
 他都市が行っているような
 徘回高齢者SOSネットワーク事業のようにネットワークをつくり、
 サポートの輪を広げていくべきではないでしょうか。

 警察、行政、在宅介護支援センターだけでなく、
 地域包括支援センターを初め、
 保健・医療・福祉の関係諸機関、
 消防局、郵便局、売店、
 バス・電車・タクシー会社、
 ヤクルト販売や宅配業者、コミュニティFMラジオ局、
 報道機関などに協力をしてもらうのです。

 そして、通報があればすぐに情報が伝達されて、
 より多くの人が捜索にかかわり、
 迅速に発見できるようにするのです。

 150以上の企業・機関が協力をして
 非常にうまくいっている例として有名な
 北海道釧路の取り組みを研究した東海大学の川延教授によると、

 地域ネットワークを確立していくと、
 副産物として
 認知症高齢者を身近に感じられるようになる、
 地域の子どもたちの見守りにつながっていく
 という報告もなされています。

 そこで市長に伺います。

 徘回をする認知症高齢者を守る
 地域ネットワークをつくるべきではないでしょうか

 市長の考えをお聞かせください。


 (2)事前登録制の導入による迅速な対応について。

 徘回の通報があれば、
 素早く情報伝達を行う必要があります。

 しかし、ここで問題となるのは、
 当事者の個人情報をどんな内容まで、どの相手先まで
 流してよいかです。

 例えば、地域の防災無線を通じて
 外見や服装だけでなく、名前まで放送してよいのか
 といったことを御家族に確認しておかねばなりません。

 人命が最優先ですが、
 地域生活を送っていく上でのプライバシーも守らなければならない。

 これらの確認を行う作業は時間がかかり、
 対応に一刻を争う状況では万が一の事態も起こりかねません。

 そこで、既に三浦市が行っているように、

 徘回をする認知症高齢者の方の個人情報について
 要領を定めて、あらかじめ募集をして
 事前登録制を導入してはいかがでしょうか。

 名前や写真に加えて、
 徘回の際によく行く場所などの情報があれば、
 さらに迅速な情報伝達と連携行動がとれるようになるはずです。

 市長の考えをお聞かせください。


 <市長>
 徘回をする認知症の高齢者対策につきましては、
 健康福祉部長から答弁させていただきます。

 <健康福祉部長>
 徘回をする認知症高齢者と介護者を守るためについて、
 ほか2点のお尋ねにつきまして、
 私からお答えさせていただきます。

 初めに、徘回をする認知症高齢者と介護者を守るために
 地域ネットワークを設置し、
 個人情報に関する事前登録制を導入すべきでないか。

 また、社会福祉協議会と共同で
 徘回高齢者対策の新サービスを行うことはできないか
 についてです。

 認知症高齢者が徘回し、所在がわからなくなった場合、
 現在は主として警察が対応し、
 案件によっては市が
 在宅介護支援センター等の協力を得ながら対応しております。

 徘回をする認知症高齢者の地域ネットワークづくり等については、
 徘回高齢者の事前登録制や
 各種携帯電話会社が行っている
 GPS機能つきの携帯電話による探索サービスなどを含めて
 今後研究してまいりたいと存じます。

 ●


 蒲谷市長は自分で答弁もしてくれなくて、
 かわりに答弁をした健康福祉部長もゼロ答弁でした...。

 「研究する」という答弁は、
 「何もしない」という意味の行政用語なのです。

 この一般質問は、他にもいくつもの質問項目があったので
 再質問でこの問題をとりあげる時間がありませんでした。
 とても残念です。


 ご家族が目を離したその一瞬に居なくなってしまい、
 遠くまで徘徊していってしまう、行方不明になってしまうのは
 認知症の高齢者の方々も非常に多くいらっしゃいます。

 そんな時、行政はもちろん情報がご家族から入れば
 多くの関係団体に連絡をしています。

 それでも、いざという時に力になるのは
 市民のみなさまの協力です。

 むしろ、行政だけでは
 この問題に対応しきるということは不可能です。

 あらゆる地域で、市民のみなさまが
 見守りの目を持ってくださることが重要なのです。

 どうかみなさまに重ねてお願いです。

 障がいのある方々と同じく
 認知症の高齢者の方々の徘徊による行方不明についても
 どうか関心を持っていただけますように...。

 そして、いざという時には
 どうかみなさまの力を貸してください。

 ご家族の為に。徘徊をしてしまうご本人の為に。
 それはいずれ、あなたの為に必ずなりますから。

 よろしくお願いいたします。

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政治家フジノ39才
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