おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

障がいのある方々の福祉・生活

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(2008年9月14日(日)の活動日記)

● 全国に恥をさらした横須賀市の対応

 今月に横須賀市は市職員の採用試験を行ないます。

 法律で定められた『障がいのある方々の雇用率』というものがあり、
 市に限らず、企業は障がいのある方々を雇用すべきことが
 ルール化されています。

 そんなこともあり、横須賀市の一般事務の職員の
 採用試験には『身体障がいのある方の採用枠』があります。

 本来ならば、障がいのある方々とは
 身体障がいのある方々だけではないのに
 障がいの種類によって限定しているのは大きな問題です。

 知的障がいのある方々や精神障がいのある方々や
 高次脳機能障がいのある方々などをはじめ、

 障がいのある方々とは
 身体障がいのある方々だけではありません。

 まずこの時点で大きな問題なのですが、
 この9月に行なう試験では、
 さらに大きな間違いを横須賀市はおかしました。

 受験資格に、差別的な条件を付けたのです。

 昨年の受験資格と
 今年の受験資格を掲載します。

 <2007年>

 (1)昭和52年4月2日から平成2年4月1日までに出生した人

 (2)身体障害者手帳の交付を受けている人

 (3)神奈川県内に居住している人
    (就学等のため、一時的に県外に居住していて、
     家族が県内に居住する人を含みます)

 (4)自力により通勤及び職務遂行が可能な人

 (5)活字印刷文による出題に対応できる人
    (ワープロ、パソコン等による回答も可)



 申込書の記載として

 1.手話通訳を必要とする  (はい・いいえ)
 2.選考会場で車椅子を使用する  (はい・いいえ)
 3.ワープロ、パソコン等による解答を希望する  (はい・いいえ)

 とありました。

 すでに昨年の段階でも(4)の条件に
 フジノは差別的な問題を感じますが、ここでは触れません。

 では、今年の受験資格を見てください。

 <2008年>

 (1)昭和48年4月2日から平成3年4月1日までに出生した人

 (2)身体障害者手帳の交付を受けている人

 (3)自力により本市に通勤及び職務遂行が可能な人

 (4)活字印刷文による出題に対応できる人
   (点字・拡大印刷・ワープロ使用等の対応はできません)

 (5)口頭による会話が可能な人



 さらに 申込書の記載として

 補装具(車いす、つえ、補聴器、ルーペ、拡大読書器、電気スタンド等)の
 持込を希望する場合は以下にご記入の上、
 申込時にお申し出ください。

 とありました。

 昨年と今年でどこが違うか、気づきましたか?

 そうです、(4)と(5)です。


● 何故、今さら『口話』に戻るんだ!

 日本のろう学校の教育はこれまで間違っていて
 『手話』を教えず、学ばせず、使わせず、にきました。

 相手のくちびるの動きを見て何を話しているかを推測するトレーニング、
 自分も(自分には聞こえなくても)発声して会話をするトレーニング、

 いわゆる『口話』という手段を
 ろう学校では教え込んできました。

 これは明らかに
 コミュニケーション能力の向上には効果が無く、

 口話主体の日本の聴覚障がいのある方々と違って
 手話主体の世界の聴覚障がいのある方々が
 自由に日常生活のコミュニケーションを行なっていることとの
 大きな違いになっていました。

 この日本のろう教育の誤りは
 ようやくこの10年ほど改められつつあります。

 国連の障害者権利条約の第2条においても
 『手話』は1つの言語として正式な位置をしめています。

 そんな世界的な流れに逆行して、
 横須賀市は何故、今さら

 『手話』を排除して、
 『口話』による会話が可能な人という条件をつけたのか...。


● 明らかに『合理的配慮』に欠けており、差別としか言えない!

 さらに情けないことに、
 これまでは

 ・活字印刷文による出題に対応できる人
  (ワープロ、パソコン等による回答も可)

 としていたものを

 ・活字印刷文による出題に対応できる人
  (点字・拡大印刷・ワープロ使用等の対応はできません)

 と「できません」にしてしまいました。

 何だよ、これは...。

 今、日本もようやく世界の動きに追いつく為に
 国連の『障害者権利条約』に署名をしました。

 署名するだけではダメで、この条約が求めるレベルまで
 日本のいろいろな法や制度を直さなければ
 条約を批准できないのですね。

 この条約の大きな柱となるのが
 『合理的配慮』というものです。

 合理的配慮が無いものは、差別である、という考え方があります。

 それは、あえてひと言で言うならば
 精一杯な配慮を行なったけどしかたがない場合は
 残念だけれどもしかたがないだろう、というような考え方です。

 例えば、1人のおばあちゃんが経営している
 まちの小さなタバコ屋さんに
 バリアフリーの設備を新たにつけることを求めたら
 そのお店そのものが経営破たんしてしまうようなことは求めない、
 というような意味です。

 最大限の努力をしたら
 その努力によって本人が潰れてしまうような努力では
 差別を無くすことにはつながらない、という風に考えます。

 逆に、最大限の努力ができるのにしないということは
 明らかに差別である、というのが『合理的配慮』という考え方です。

 この考え方の導入で、差別という捉えどころの無い概念が
 かなりクリアに分かりやすくなったと思います。

 さて、そんな中、横須賀市は明らかに
 合理的配慮に欠ける条件を新たにつけました。

 合理的配慮の観点から見て
 横須賀市が点字・拡大文字・ワープロ等を使用することが
 「できない」とはとても言えません。

 行政である横須賀市は、むしろ民間企業に対して
 「障がいのある方々の雇用を進めて下さい」と指導していく立場です。

 その先頭に立つべき横須賀市が自ら差別的な対応を行なっていれば
 民間企業を指導することなどできません。

 フジノは上に挙げたいくつかの条件は
 明らかに差別的な欠格条項だと考えます。

 これらを改善しなければ
 横須賀市は世界の流れに取り残されるばかりか

 『横須賀市人権都市宣言』を出したばかりなのに
 早くもその宣言はただの空虚な紙きれに成り下がってしまいます。

 (横須賀市人権都市宣言:http://www.hide-fujino.com/diary/2007/feb3.html#070219

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 これらを初めて知った時、

 「障害者差別禁止条例を横須賀市でもつくろう!」

 と市議会で訴えてきたフジノはあまりの情けなさに
 怒りを感じるよりも
 恥ずかしくてたまりませんでした。

 毎日配られるあまりにも多すぎる書類の山の中に
 たぶん1〜2ヶ月前に配られたであろう
 採用試験の受験要綱もフジノは読んでいませんでした。

 この問題を教えてくださったのは
 九州の方がメールでフジノに指摘して下さったからでした。

 つまり、フジノがこの問題を知った時には
 すでに全国のあらゆる方々が
 この問題が怒りをもって語られていました。

 全国の方々が怒るのは
 当然のことです。

 全国レベルの問題だとフジノも率直に感じます。

 こんなことが横須賀市で許されれば、
 全国の行政がずるずると差別的な条項を入れていくでしょう。

 その時にひきあいに出されるのが

 「横須賀市がやっているんだから、うちのまちもやる」

 という言葉です。

 そんな事態は絶対に許せません。

 この採用試験において
 横須賀市が差別的な条件を新たに作ったことは大きな問題です。

 こんなことは間違っています。

 この問題について、蒲谷市長に対して
 フジノは9月議会で一般質問します。

 市長にはこうした差別的な条件の撤回を求めますが
 そもそも何故こんなことをしたのかを
 ぜひ明確に答弁していただきたいと思います。

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(2008年8月3日(日)の活動日記)

● 『サークルかえる』に参加しました

 政治家フジノの今年の目標の1つは、

 今年は知的障がいのある方々と徹底的に交流させてもらおう!

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/mar6.html#080324

 ということで、なかなか実現できていないのですが
 今日は、その第4弾として

 『サークルかえる』

 の8月のつどいに参加させていただきました。

 知的障がいのある方々のサークルとして
 とても長い活動の歴史もあって、

 平成12年度には、社会奉仕活動に深く貢献したとして、
 横須賀市から市民表彰を団体として受けています。

 会報『かえる通信』を毎月送っていただいていて
 その活動の熱心さはフジノにもとても伝わってきています。

画像参照

 さて、今日は、
 午前中は『話し合い』で、午後は『カラオケ』でした。

 フジノは午前中だけの参加だったのですが
 約50人の障がいのある方々と数名のボランティアの方々とが

 障がいのある方々がメインになって
 活発な話し合いがなされていました。

 こういう場があることって
 本当に大切なことだと考えています。


● 余暇支援、という言葉を知っていますか?

 市民のみなさまにはなじみのない言葉なのですが
 『余暇支援』という福祉業界の専門用語があります。

 人は誰もが24時間のうち、働いていない時間は
 完全に個人の自由な時間(余暇)な訳ですね。

 働くことも
 自己実現の1つの手段ですが

 働いていない時間(余暇)をどんなふうに過ごすかも
 自己実現や生きる喜びやハッピーの為にはとても重要です。

 ところで、障がいのある方々は、余暇を自由に過ごしたくても
 物理的・心理的にバリアに満ちている日本では
 なかなか自由に楽しく過ごすことができないのが現実です。

 『物理的バリア』というのは、例えば、お金です。

 毎月、障害年金を約6万円ほどもらって、
 作業所で働いて約1万円ほどもらって、
 家族から仕送りをしてもらっても、

 障害者自立支援法という悪法のせいで
 対人社会サービス(いわゆる福祉サービス)を受けるのにも
 1割負担をさせられるようになってしまいました。

 そうすると、生活をすることだけでもう精一杯で
 余暇を自由に過ごすだけのお金なんて残らない訳です。
 だから、どこにも行くことができない。

 『心理的バリア』というのは、例えば、偏見です。

 実際にあった話なのですが、
 電車を眺めているのが大好きな知的障がいのある男性が
 毎日、ある駅で高校生から石を投げられたり
 ライターの火をあてられたりしていました。

 彼は、ただ電車が好きなだけなのです。
 作業所を終えた夕方、あるいは作業所がない休日に、
 ただ電車を眺めていたいだけなのです。

 けれども、こころない人たちによって
 いじめに遭ってしまう。

 自由に余暇を過ごしたくても、こんなひどい目にあってしまう。

 物理的にも心理的にもバリアがあっても
 それでも、誰でも自己実現や楽しく生きていく為に
 余暇をハッピーに過ごす権利があるのです。

 (そんなの当たり前でしょ!?)

 だから、障がいのある方々の余暇を
 自由に楽しく過ごせるように活動を支援をするのですね。

 ボランティアの方々と一緒に
 例えば、カラオケに行ったり、ボウリングに行ったりする。

 あるいは、横須賀市が行なっている事業で
 フジノがとても大好きな『動物村のお祭り』が開催されているのも
 この『余暇活動の支援』が目的ですね。

 (動物村のお祭り:http://www.hide-fujino.com/diary/2008/may3.html#080518

 『サークルかえる』の活動は、話し合いなどだけではなく
 みんなが元気で楽しく過ごせるための
 余暇活動の支援もしています。

 とても大切な活動をしているなぁと思います。

 ただ、残念なことにボランティアの数が年々減ってしまって、
 かつては旅行に年1〜2回は行くことができていたのが

 なかなか遠くまで旅行に行くことなどが
 できなくなってしまったそうです。

 ぜひ『サークルかえる』でボランティアやってみたいという方は
 フジノにご連絡ください。主催者の方にご連絡いたしますね。

 今年9月23日(火・祝日)には
 バスハイクで『葛西臨海水族館』にみんなで行くそうです。

 いいなぁ、僕も行きたいなあ。
 最近、全く休みが取れてないし、水族館いきたいなあ。

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 障がいがあろうと無かろうと
 人間にとって、余暇をハッピーに楽しく過ごすことは
 本当にとても大切です。

 この国では、障がいがあるということだけで
 余暇を自由に過ごすことさえ制限されてしまっているという
 あまりにも理不尽な現実があります。

 そうした理不尽な現実を変えようとする動きが
 『サークルかえる』のようなボランティアによって行なわれていることを
 政治家として、とてもおかしなことだと強く感じます。

 物理的なバリア、心理的なバリア、
 これらを無くすのは
 本来、政治の仕事だとフジノは考えます。

 フジノが天下の悪法と呼んでいる
 障害者自立支援法が成立してからは

 形だけ『地域生活支援事業』の中で
 『余暇活動支援』という言葉が出てきます。

 けれども、現在の障害者自立支援法のしくみでは
 とても市町村が責任をもって『余暇活動支援』を行なえるような
 予算づけができなくなっています。

 本当に政府のあり方は問題です。

 だからといって、市町村も政府に問題をおしつけて
 財政削減の為に余暇活動支援をカットするのはもっと問題です。

 今日『サークルかえる』に参加させていただいて
 こういう現実を政治家として変えていきたい、と改めて思いました。

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(2008年7月6日(日)の活動日記)

● NPO法人東京高次脳機能障害協議会の設立記念シンポジウムへ

 今日は、東京・虎ノ門の日本財団ビルを訪れて
 NPO法人東京高次脳機能障害協議会(通称TKK)の
 設立記念シンポジウムへ。

 (TKKのHP:http://www.brain-tkk.com/index/index.php

 高次脳機能障害に関する10の団体が
 協議会として1つのNPO法人になりました。

 この動きは本当に素晴らしいです!

 いろいろな団体がそれぞれに活動するのはもちろんOKなのですが
 高次脳機能障害に対する
 社会の理解や関心がまだまだ低い現状では

 対・行政との交渉を行なうにしても
 対・社会への理解を広める活動をしていくにしても

 1つの窓口として闘っていくことが、
 とても有効だとフジノは考えています。

 高次脳機能障害について、もっと世間に広く知ってほしいフジノにとって
 この東京のみなさんの動きは大歓迎です。

(画像1参照)

 現在のTKKは、10団体が加盟しています。

 ・高次脳機能障害者のつどい『調布ドリーム』

 ・高次脳機能障害若者の会『ハイリハ東京』

 ・高次脳機能障害を考える『サークルエコー』

 ・脳外傷友の会『ナナ』東京地区会

 ・高次脳機能障害者 家族の会 かつしか

 ・高次脳機能障害者自主グループ『コージーズ』

 ・高次脳機能障害若者の会『メビウスのWA』

 ・高次脳機能障害者と家族の会

 ・世田谷高次脳機能障害者連絡協議会

 ・NPO法人VIVID

 今日はNPOとしての設立記念シンポジウムでした。


● 高次脳機能障害の為に今、何ができるか

 東京都では、今年1月に調査を行なった結果、

 ・都内の高次脳機能障害がある方々の数は、5万人。

 ・毎年約3000人も増えている。

 との推計を発表しました。

 約10年前の調査ではわずか4200人しか
 おもてに出ていなかった訳ですから

 これは、ようやく高次脳機能障害というものが
 正しく理解されはじめたことの証明ですね。

 横須賀では2005年12月議会の民生常任委員会で
 フジノの質問への答弁で、
 実数で30人が確認されている、とのことでした。

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/oct2.html#quantity

 でも、実際にはまだまだ診断がつけられない
 脳外科のドクターや精神科のドクターが多いのではないかと思います。

 つまり、本当は高次脳機能障害であるにも関わらず
 別の病名が付けられていたり、
 病気とさえ認識されていない可能性がある、とフジノは推測しています。

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 シンポジウムは3つのプログラムでした。

 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/july/06tkk.pdf

 第1部は『スウェーデン福祉と脳損傷者支援』というタイトルで
 グスタフ・ストランデルさん(日本スウエーデン福祉研究所取締役)による
 講演でした。

 第2部は『東京都の現状から考えること』というタイトルで
 渡邊修さん(首都大学東京大学院教授・医師)による講演でした。

(画像2参照)

 この渡邊先生による、パワーポイントを使った講演は
 本当に分かりやすくて素晴らしかったです。

 ここでフジノが文章で紹介するよりも
 パワポを取り込んでOKならばそれを見ていただきたいです。

 例えば、高次脳機能障害の診断基準を
 より分かりやすくカンタンにしたものなどは、

 もっと多くのドクターに高次脳機能障害を理解してもらい
 正確な診断を増やす上でとても有効だと感じました。

 また、現在、精神科病院に入院している方々の中に
 実際は高次脳機能障害である方々が(そう診断されずに)
 入院している実態も明らかになりました。

 (これは全国的に行なうべき調査ですよね!)

 さらに、どんな支援が必要なのかという
 家族の声の調査や、

 急性期病院から回復期病棟を経て
 地域での暮らしをしていく上での
 途切れの無い支援のネットワークづくりの必要性など

 本当に大切なことがたくさん話されました。

 こうした講演の1つ1つのお話を
 神奈川県の現状を思い浮かべて比較しながら、考えました。

 横須賀市の政治家として今どんなことができるか、
 もっと切実に取り組みたいと改めて感じました。


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 第3部は『いま、ほしい!高次脳機能障害者支援』とのタイトルで
 パネルディスカッションが行なわれました。

(画像3参照)

 パネルディスカッションもまた、とても勉強になりました。


● 横須賀市民にもっと政治家を政策でしっかりこきつかってほしい

 それにしても感動したのは、今日の受付でのことです。

 サミットの関係で厳重な警備が敷かれている
 東京・虎ノ門にある日本財団ビルまで
 「うーん、遠いなあ」と感じながらフジノは向かいました。

 でも、2階のエレベーターを出て
 大会議室の前の受付に向かった瞬間に、疲れは吹き飛びました。

 「あら、横須賀の市議さんが来てくれた!」

 受付の2人の女性が、僕が名乗る前から
 僕が誰であるかを理解していてくれたのです。

 東京・虎ノ門ですよ!
 しかも、接点が全く無いNPOですよ!

 この受付に立っていた方のひとことで、
 改めて気合いが入りました。

 詳しく尋ねた訳では無いのですが、
 高次脳機能障害というキーワードでインターネットを検索すると
 政治家では割とフジノが多く出てくるのだそうです。

 政策でフジノのことを知っていてくれる方が
 東京に存在する。

 これは本当に感動です。

 いくつもいくつも取り組むべき課題があっても
 高次脳機能障害について
 改めて全力で取り組もうという気持ちになったのは事実です。

 同じことが、千葉県市川市でもしばしば起こります。
 精神保健福祉についてのイベントに行くと
 僕の全然知らない人が、フジノのことを知ってくれているのです。

 それに感動して、また精神保健福祉に全力で取り組もう、と
 フジノは強く決心させられるのです。


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 かたや、横須賀市内ではそんなことは全く起こりません。

 いつまで経っても『若手の政治家』だとか
 フジノにとってはどうでもいい評価でしか扱われません。

 他のまちに出かけると、政策でフジノは知られているのに
 自分のまちではいつまでたっても、ただの若手政治家です。

 フジノが実現してきた政策はたくさんありますし、
 もっと一緒に実現できることがたくさんあるはずなのに、

 横須賀市内の障がいのある方々の団体は
 決してフジノに対して政策的な提案をしてきたりはしません。

 市内の団体の何らかの講演やイベントに行くとしても
 ほとんど誘われることは無いので
 フジノは自分から情報を探して勝手に出かけて行きますし、

 仮にどこかの団体に招待されていったとしても
 休憩時間や終わった後に
 話しかけてくる人はほとんどいません。

 だから、モチベーションも正直なところ、上がりません。

 話しかけてくる人はいつも同じ。
 しかも一方的に話しかけられて終わり。

 せっかく月刊『手をつなぐ』の特集記事に載って
 「政治家をもっと使ってください」と全国にアピールしても

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/may1.html#tewotsunagu

 横須賀市内の人々が全然、政治家フジノを使ってくれないんです。

 だから、フジノが福祉に取り組むのは
 自分の問題意識とプライドにかけて働いている、という意識が強いです。

 そして、たくさん毎日メールをいただくのですが
 ほとんどがフジノの政策とは全く関係の無いことばかりです。

 なんか、自分はもっと仕事をやれるのに、
 横須賀の人々は政治家の使い方がヘタだなあ、と感じます。

 特に、古い団体ほどフジノを毛嫌いしているという感じが強いです。
 「自分たちがやってきたんだ」という強いプライドが
 古い団体の幹部の人ほど強くあるみたいですが、

 もはやそんなプライド、どうでもいいのに、
 と、フジノはいつも感じています。

 自分たち流のやり方があるのかもしれませんが、
 もはや社会保障が破壊されつつある現在に
 政治だろうが行政だろうが使える手段を
 全て使わなければもうダメな時代になっていると思います。

 生意気な言葉に聞こえているのを承知の上で
 このことをいつか記したいとずっと感じていました。

 道路を広げろとか信号をつけろとか
 昔の政治家みたいなことは全くできませんが

 一緒に政策を考えて、それを市長に提案としてぶつけていく、
 提案型の政策が最もフジノの得意なことです。

 もっと政治家フジノをうまく使ってください。

(その1から続く)

● 横須賀こころの電話に対するフジノの想い

 また、相談支援に関する質疑応答の中で
 『横須賀こころの電話』に対するご批判もいただきました。

 (横須賀こころの電話HP:http://www16.ocn.ne.jp/~yokoden/

 「話は聴いてくれるけれど、相談の答えはくれない」

 というご批判でした。

 また、

 「『いのちの電話』のような専門性が無い」

 というご批判でした。

 会場では、この電話を市から委託されているNPOの方が
 じゃっかんの回答をされていましたが、

 改めてフジノがここで市民のみなさまにお伝えしたいことがあります。

 そもそもこの『横須賀こころの電話』は
 フジノが市議会で提案して実現に至りましたので
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2004/feb2.htm#24hourscounseling

 率直に全ての批判は受け止めます。

 ただ、この『横須賀こころの電話』の意義が
 あまりにも過小評価されていることには、やはり違和感があります。

 2004年12月にスタートした『横須賀こころの電話相談』ですが
 この電話ができる前の時代を憶えていますか?

 横浜いのちの電話にかけても、
 川崎いのちの電話にかけても、全く電話がつながらない。

 東京のいのちの電話にかけても、つながらない。

 横須賀は、相談の電話の空白地帯でした。
 つらい気持ちを抱えた時に、どこにもつながらなかったのです。

 だから、政治家になる前のフジノは
 (2001年頃のお話です)自前の電話を用意して
 勝手にボランティアで相談の電話をやっていたのです。

 それが政治家になって、市議会で提案して
 市長の理解も得られて予算がわずかながらついて、

 それが今、こうして『横須賀こころの電話』が存在することで
 本当に多くの方々がつながることができるようになりました。

 この電話ができる前のことを憶えている方はいますか?
 僕は、ハッキリと憶えています。

 つらくても苦しくても、
 誰もどこにもつながることができなかった時代です。

 死んでしまいたいような苦しみや
 引き裂かれそうな孤独を誰にも聴いてもらえない、
 そんな横須賀でした。

 それが今は、変わったんです。

 2004年12月からスタートしたこの電話で変わったんです。

 いのちの電話も、基本的には
 話をじっくり聴くこと、つまり傾聴が基本です。

 『横須賀こころの電話』と本質は全く変わりません。

 もしも、この電話に
 精神科ドクターのように明確な答えを出してほしいとお考えならば
 それはこの電話の趣旨を誤解されていらっしゃいます。

 この電話の目的は、あくまでもつらい気持ちに寄り添うことであって
 ドクターのように「こうしなさい」「ああしなさい」という
 指示を出すことではありません。

 あくまでも、寄り添うことがその目的なのです。

 カウンセリングに行ったとしてもその目的は
 本人の持つ回復力や元気の源をサポートすることです。

 「こうしなさい」「ああしなさい」と述べるカウンセラーはいないはずです。

 また、いのちの電話に比べて専門性が低い、
 というご批判がありましたが、

 今年から『横須賀こころの電話』では
 研修の月数を増やしました。

 これまでの数年間は

 「一刻も早く横須賀に電話をたちあげることが第1の目的!」

 でしたから
 (何故なら、これまで横須賀には存在しなかったのです)

 いのちの電話のように
 研修に2年間もかけることは到底できませんでした。

 今すぐ、相談電話を作ることが急務でした。

 もちろん市民の方からしたら、
 たちあげも早くしてほしい、専門性も高くしてほしい、という想いは
 当然の要求でしょう。

 けれども、僕たちも全力で活動していますが
 全ての要求をぜんぶいっぺんに実現することは不可能です。

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 電話相談を市から委託を受けてくれているNPOと
 来週にもフジノは話し合いに行ってきますが

 本当に少ない予算でNPOはがんばってくれています。

 また、電話を受ける人員も毎年募集をかけても
 本当になかなか集まらない中で
 それでも相談員のボランティアのみなさんは
 全力でがんばってくれています。

 どうか、そういう側面があることも知っていて下さい。

 市民のみなさまには
 当然ながら、批判をする権利があります。

 けれども、その批判の声が
 現場の人々の状態を全く知らないままにただ激しく成されるならば
 この『横須賀こころの電話』そのものが崩壊してしまいます。

 まだ始まって、5年も経っていません。

 じっくりと育てていくのだ、という視点も
 どうか持っていただきたいのです。

 必ずもっと良い方向に向かっていきます。

 だから、今日の批判は必ず改善されるはずです。
 ただ、もう少し、お時間をください。

 どうかこの大切な『横須賀こころの電話』を
 激しすぎる批判で押しつぶしてしまうことだけは避けてください。

 お願いします。

 あの、真夜中に誰にも相談できない
 空白の横須賀に戻すのだけは絶対にイヤなのです。

 時計の針を過去に戻さない為にも
 むしろ、どうか1人でも多くの市民のみなさまに

 相談ボランティアに立候補していただきたい気持ちが強いです。

 そうすれば、長年の課題である24時間化も
 決して夢では無くなるんです。

 どうか、求めるだけではなくて、
 あなたも力を貸して下さい。

 お願いします。

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(2008年7月11日(土)の活動日記その1)

● 福祉のまちづくりを推める市民集会へ

 今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた
 『第14回福祉のまちづくりを推める市民集会』に参加しました。

 2004年の第10回、
 2005年の第11回、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2005/july2.html#050716
 2006年の第12回、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/july3.htm#060715

 と参加して、昨年は参加できなくて、
 1年ぶりにおじゃましました。

画像1枚目参照

 今年のテーマは2つでした。

 第1部 講演『地域自立支援協議会と相談事業の今後の展望について』
  講師:東洋英和女学院大学教授・石渡和実さん

画像2枚目参照

 第2部:シンポジウム
  シンポジストとして、3つの相談支援センター(ゆんるり・アメグスト・
  田浦障害者相談サポートセンター)から担当者の方のお話

画像3枚目参照

 テーマとしてとりあげられた
 『地域自立支援協議会』も『相談支援事業』もどちらも
 障害者自立支援法によって新たに設定されたものなのですね。

 どちらもフジノにとって、強い関心があるものなので
 講演・シンポジウムともに真剣にお話を聴いていました。


● ささやかな違和感

 講演と質疑応答を聞き終えて、
 フジノは胸の中にささやかな違和感を覚えました。

 地域自立支援協議会の設置は、
 かなり長い時間をかけて行なってきたのですが

 今日参加した市民の方々(つまり福祉関係者の方々ですね)には
 あまり好意的に受け入れられていないのではないか

 と感じました。

 政治家としてフジノは横須賀市議会の中で
 最初に『地域自立支援協議会』についてとりあげて
 発言もしてきました。

 その答弁の中で
 文字ではなかなか伝わらないと思うのですが

 並々ならぬ決意を障害福祉課長(=副部長)の答弁から
 フジノは確かに感じました。


 (2008年3月5日・予算議会・民生常任委員会でのフジノの質疑より)

 <フジノの質問>
  続いて地域生活支援事業費で
  『地域自立支援協議会』が新規事業でスタートするわけですが、

  すでに走り出している他都市の状況等を見ますと、
  こうした全体会・分科会という形で行っている以外にも、

  ふだんから市民の方々に御意見・御要望をお寄せくださいという形で、
  自立支援協議会の連絡先を
  ホームページに掲載したりしているまちもございます。

  そのような形で、
  地域に開かれた地域自立支援協議会にしていただきたい
  と思うのですが、

  まず来年度は初年度ということで
  ネットワーク固めが最初かとは思うのですけれども、

  そういった視点もぜひ取り入れていただきたいと思いますが、
  いかがでしょうか。

 <障がい福祉課長の答弁>
  確かに委員おっしゃるように、
  地域に根差した、そして、地域に密着して開かれた
  自立支援協議会をつくっていくのが、
  これが理想で、それが目標だと思っております。

  その中で、
  まず今まで身体・知的・精神の3障がいの皆様それぞれ、
  統一したいろいろな話し合いの場というのは
  実はございませんでした。

  身体障がい者の方は身体障がい者、
  知的障がい者の方は知的障がい者で固まって、
  精神障がい者の方は精神障がい者で固まっている
  という実態がございましたので、

  この自立支援協議会はそれを全て3つをあわせ持った、
  まずネットワークづくり、お互いに最初に顔合わせ、

  それから、物事始まってまいりますので、
  顔合わせの機会をまずつくって、

  それから、一番自立支援協議会で大事なのは、

  本来は個々の方をどういうふうに自立させていくか
  という視点から、

  具体的に話し合い、そして、
  ケア会議を開いていかなければならないのではないかと
  思っておりますので、
  ただ会議を開けばいいと(は考えていません)。

  我々もいろいろなところへ、
  自立支援協議会の県の会議なども出ていますが、
  ただ自立支援を何のためにやっているのかという部分がございます。

  会議のために会議を開いているのではないか、
  そんなところもございますので、
  その辺は避けていきたいなと思っております。

  ですから、具体的には自立支援協議会の下に
  いくつかのワーキングチームのようなものを
  想定している状況でございます。

 <フジノの再質問>
  再度同じ趣旨の質問をさせていただきますが、

  まず3障がいが一堂に会する、
  顔を合わせて、
  ひざを突き合わせていくというネットワークづくりは、
  第一段階としてまず大事で、

  そして、個々の方々が自立に向けていくことは、
  非常に大事かと思います。

  加えて、第2段階として、
  地域にともに暮らすことができるという意味で、

  障がいのある人とない人が暮らしていかれるという意味で、
  開かれた地域自立支援協議会であってほしい
  と思うのですね。

  そういった観点を取り入れていただきたい
  という点についてはいかがでしょうか。

 <障がい福祉課長の答弁>
  最終的に、そこのあたりは
  どういう方がメンバーに入ってくるか
  というところに尽きるのではないかと思っておるのですが、

  基本的にはやはり
  障がい当事者も入っていただいて、

  そして、サービス事業提供者、そして、施設の関係者、学識者、
  そして、できればハローワークや就労関係、学校関係、
  できれば商工会議所等も含めて、

  やはりいろいろな分野の方に入っていただいて、
  ネットワークづくりしていただければ、
  それが地域にどんどん広がっていくのではないかなと
  考えております。


 すでにいくつかの自立支援協議会を見学してきたが
 形式的な「会議の為の会議」には絶対にさせない、

 と言い切った課長の答弁を
 かなり気合いと想いの入ったものとしてフジノは受け止めました。

 決してフジノは行政よりな立場を取る訳ではありませんが
 ここまでの決意を持って障害福祉課が時間をかけて準備してきた
 横須賀市の地域自立支援協議会が

 あまり好意的に受け止められていない会場の様子に
 フジノはかなりショックを受けました。

 もちろん、これから実際に動き出していく協議会に
 変えるべき問題点があれば、当然ながら市議会でとりあげていきます。

 ぜひ市民のみなさまには、厳しいご意見を
 今後もお願いしたいと思います。


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政治家フジノ39才
政治家フジノ39才
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