おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

米軍犯罪・米兵犯罪

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(2008年4月30日(水)の活動日記)

● 事実ならば、徹底して行なうべき

 共同通信社が先ほど報じたニュースは
 事実ならば、徹底してやるべきことだとフジノは考えます。

 以下、ニュースです。

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 在日米海軍兵の素行調査へ 2万人5月から、全軍検討

 神奈川県横須賀市のタクシー運転手刺殺事件など
 相次ぐ米兵による犯罪を受け、

 在日米海軍司令部(同市)が5月から、
 日本に駐留する海軍の軍人と軍属計約2万人を対象に、
 公務外の生活実態や心理状態について調べる「素行調査」を行うことが
 29日、分かった。

 米軍関係者によると、こうした調査は初めて。
 海兵隊などを含めた全軍でも検討する。

 米原子力空母「ジョージ・ワシントン」の横須賀配備を8月に控え、
 世論の反発の高まりなど悪影響を懸念する
 米海軍の意向が背景にあるとみられる。

 問題があると判断された兵士には、
 カウンセリングなど特別な教育プログラムの受講を義務付け、
 改善が見られない場合は米本国への異動などの措置を取る方針。

-----------------------------------------

 これまでフジノが提案してきたことが
 少しずつ実施に移されているのは
 喜ばしいことだけれども、アメリカ軍はとにかく行動が遅い。

 こんな対策は、

 本来ならば
 入隊前の採用試験に際してまず行なうべきで
 それ以後も定期的に行なうべきことであって 

 今さら遅すぎる。

 とにかく確実に実行してほしい。

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(2008年4月24日(木)の活動日記)

● 2女性殺人未遂のアメリカ兵に懲役10年を求刑/馬堀海岸駅前の事件

 4月17日に続いて、今日は3回目の公判を傍聴してきました。

 (前回の傍聴記:http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080417

 事件は、去年7月5日に馬堀海岸駅前の住宅で
 アメリカ兵が起こした2女性の殺人未遂です。

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2007/july1.html#070705

 今回は、被告が受けるべき刑罰を
 検察側が裁判所に述べる『論告求刑』が行なわれました。

 場所は、横浜地方裁判所横須賀支部です。

 今日はマスコミも多く、ほぼ報道全社が傍聴に来ていました。
 裁判の始まる前にはNHKによる撮影もありました。

 第1法廷の傍聴席は、半分以上、埋まっていました。

 まず、検察側が改めて今回の殺人未遂について
 被害者が受けた被害の重さ、
 被告が取った行動、情状の余地の有無、を述べました。

 ウイリアムス被告が凶器として使った
 ステーキナイフは、刃の長さが11.5cm、幅が1.5cmです。

 このナイフをAさんのみぞおちに
 肝臓を貫通するほどに強く突き刺したのです。

 ナイフのほぼ全てが
 腹部に突き刺さっていました。

 Aさんの供述書を読みあげた
 検察の言葉はショッキングでした。

 ウイリアムス被告は、Aさんを刺す直前まで
 そのナイフで爪の手入れをしていました。

 家に来る約束があった訳でもなく
 事前の連絡もなく突然に訪れてきたウイリアムス被告が

 基地に戻る時間になっても帰らないので
 言い合いになって

 「10分以内に家から出て行って!」

 とAさんが言った直後、

 ウイリアムス被告がぶつかってきて
 お腹にドンと衝撃があった最初の瞬間、
 Aさんは「殴られたのかな?」と感じたそうです。

 次の瞬間、さっきまでウイリアムス被告が
 ナイフを持っていたことが頭をよぎって、
 「まさかあのナイフで刺されたの...?」と恐怖を感じて

 呼吸をしようとした瞬間、Aさんは息ができなくて
 ああ、やっぱり私は刺されてしまったのだ、と分かったそうです。

 そして倒れこんだAさんの上に覆いかぶさったウイリアムス被告は
 Aさんの口に指をおしいれて、口をふさごうとしました。

 必死に抵抗したAさんは、
 下の階にいたBさんの名前を叫びました。

 上の階にあがってきたBさんは、
 その様子を目の当たりにして
 逃げようとしたものの、階段から転げ落ちてしまいました。

 立ち上がってきたウイリアムス被告は
 階段から落ちたBさんの全身を17ヶ所も刺しました。

 Bさんの傷も深く、5.5cm、7cm、8cmもの深さでした。
 右肺は気胸の状態(肺に穴があくこと)になり、

 腕の腱が断裂させられたせいで
 事件から9ヶ月が過ぎた今もリハビリに通っているそうです。

 事件の後遺症のせいで
 めざしていたヘアメイクアーティストの夢を
 諦めざるをえなくなってしまいました。

 (この夜、BさんがAさんを訪れていた理由は
  夢を実現する為に通っていたヘアメイクの専門学校の
  卒業制作のモデルをAさんにお願いしていて
  その準備をする為だったのです)

 今も襲われた時の光景がたびたびフラッシュバックして、
 電車に乗っても男性が恐ろしく、
 エレベーターでも男性と2人きりになると
 逃げたくなってしまうそうです。

 Bさんのお母さんの供述も、フジノの胸を打ちました。

 嫁入り前の娘を大きく傷をつけられたこともつらいけれど、
 娘がその傷を見るたびに事件を思い出して苦しむことが、つらい。

 逮捕されてからのウイリアムス被告の供述は
 警察の取調べに対しても、

 ナイフの場所はウソを言い、
 事件現場の写真を見せられても

 「血ではなくリンゴジュースだ」「友人が刺しあった血の跡だ」

 などと述べました。

 こんな状況であるにもかかわらず、
 事件後、アメリカ軍は、見舞金を2人に5万円ずつ、
 合計わずか10万円を支払ったのみです。

 こうした事柄を検察側はひととおり述べた後、

 ウイリアムス被告は再犯の可能性が高く
 情状酌量の余地はなく
 長期に渡る施設内処遇がふさわしいとして

 懲役10年を求刑しました。



● 弁護側は、アメリカ軍の教育体制の問題だと指摘

 これに対して、弁護側の最終弁論は

 前回と同様に、情状酌量の為に
 ウイリアムス被告の生育歴を述べました。

 両親が離婚したこと、
 引き取った母親がすぐに亡くなってしまったこと、
 その後に引き取った父親が虐待をくりかえしたこと、など。

 さらに、正義を求めて将来は警察官になりたかったウイリアムス被告は
 その夢の実現の為にアメリカ軍に入ったが

 実際のアメリカ軍での軍隊生活は
 イメージしていた世界とは全く違っていて

 任務は全て艦内でのもの、地味なものばかり、
 個室は与えられず50人の大部屋での生活、
 勤務終了後の自由時間にもストレス発散はできない。

 アメリカにはウイリアムス被告が妊娠させた女性がいて
 生まれたこどもの養育費をめぐってトラブルがあった。

 ストレスがたまったウイリアムス被告は
 基地へ戻る門限をしばしば破り、上司に叱責された。

 そんな時にAさんと出会って、信頼した。

 7月4日の独立記念日の夜、
 孤独とストレスを抱えたウイリアムス被告はAさんに会いたくなり
 事前の約束もなく訪れると

 先客のアメリカ兵がそこにはいた。

 彼がいなくなるまでねばったものの
 基地に戻る門限は過ぎていた。

 彼がいなくなれば2人きりで過ごせると思ったものの
 Aさんに

 「用事がある。仕事があるから帰って」

 と言われて

 「もう少しいさせてほしい」

 と頼んだものの

 「10分以内に帰って」

 と言われて、ウイリアムス被告はAさんを刺した。

 弁護側は、「殺意は無かった」と述べました。

 続いてBさんを刺したことも
 「こどもが大人に対してやつあたりをするようなもの」と述べました。

 両親に恵まれなかったウイリアムス被告は
 精神的に未熟で自己の感情をコントロールできなくて
 ストレスが爆発して犯行に及んでしまったのだ、と。

 そして、そうしたストレスは在日米海軍の独身男性は
 みな多かれ少なかれそのストレスを感じている。

 ウイリアムス被告たった1人だけでは
 そのストレスを防ぐ事はできなかった、と弁護側は述べました。

 したがって、検察側の求刑(懲役10年)は長すぎる、
 減刑すべきだ、という主張を述べて、最終弁論は終わりました。



 アメリカ軍の教育体制への批判にフジノは賛成ですが
 それ以外の3分の2については、弁護側に全く賛成できませんでした。

 特に、被害者であるAさんを批判することの多さや
 ウイリアムス被告の犯罪を正当化しようとする理屈の多くが
 あまりにも非合理的でした。

 最終弁論が終わると、裁判長が被告人を前に呼んで
 審理はこれで終わるけれども述べておきたいことはあるかと
 ウイリアムス被告に尋ねました。

 ウイリアムス被告は反省の言葉を述べて、
 今でも被害者である彼女たちの為に毎日涙を流しています、と
 言葉をしめくくりました。



● アメリカ兵の犯罪を無くす為に

 弁護側が主張した3分の1は
 フジノは賛成でした。

 それは、孤独やストレスがウイリアムス被告を
 今回の犯行に追い込んだ、という部分です。

 こうした主張の共通点は
 すでに2007年11月29日の本会議でフジノは訴えています。

 (http://www.hide-fujino.com/dispute/generalquestion/2007/1129.html#atrociouscrime

 孤独は、人を自殺に追い込むこともあれば、
 人を殺すように追い込むこともあります。それは世界共通です。

 また、世間がお祝いで一色になっているような時期ほど
 孤独は深まってしまう、ということも。

 今回の事件が起こったのは7月4日の独立記念日の夜から
 7月5日の早朝にかけて、です。

 アメリカ人にとっての独立記念日は大きな記念日です。
 横須賀のアメリカ軍基地でも花火があげられ、
 たくさんの人々が祝いあいます。

 そんな中でウイリアムス被告が孤独を深めたことは
 フジノには、十分に理解できます。

 人はみな同じです。
 文化が違っても言語が異なっても同じなのです。

 けれども、それでもふつうの横須賀市民とアメリカ軍兵士が
 決定的に異なるのは

 アメリカ軍の兵士はふだんから
 他人を殺すようにトレーニングされているということです。

 常人とは違うのです。

 だからこそ、アンガーマネジメントもそうですが
 孤独や怒りやストレスに対して
 アメリカ軍は兵士たちを
 もっとしっかりと教育しなければならないのです。

 そうした教育対策が全く機能していないから、
 何度も何度も凶悪犯罪が繰り返されるのです。

 アルコールを飲んだことで
 孤独や怒りをコントロールできなくなってしまうのであれば、
 アメリカ兵の基地外への外出を禁止すべきです。


 (2007年11月29日・本会議・市長への一般質問)
 <フジノの質問より>

  また、いくつかの裁判を傍聴してきましたが、
  そのたびに感じることは、
  加害者もまた「ふつうの人間」である、ということです。

  犯罪をおかす加害者の大半は
  ふだん日常生活を
  誰もが同じように過ごしているのです。

  しかし、問題は、そうした「ふつうの人間」が
  犯罪をおかす瞬間には「モンスター」になる、ということです。

  アルコールによって理性のたががはずれて、
  あるいは孤独や焦燥感に襲われて
  「ふつうの人間」が「モンスター」になるのです。

  ただし、ふつうの日本人とアメリカ兵が異なるのは
  彼らが日常的に人を殺す為の訓練を受けていて
  体格も大きく筋肉質で、殺傷能力が高いということです。
  ひとたび犯罪をおかせば残虐なものになる可能性が高いのです。

  だからこそ、アメリカ軍は
  アメリカ兵による犯罪の発生を未然に防ぐ為にも
  飲酒制限、教育プログラム、パトロールなどを
  ふだんの時期以上に強化して
  しっかり行なうべき義務があるはずです。

  まもなく年末年始になり
  飲酒の機会がふだん以上に多くなります。

  また、たくさんの人々が幸せそうに過ごす時期に
  孤独を抱える人々は鬱積した感情を爆発させやすくなります。

  犯罪が起こりやすくなる時期と言えるでしょう。

  もしもアメリカ軍がAさん撲殺事件を反省しているならば
  同じ過ちを再び起こさせない為の真摯な努力を
  行動で示すことが必要です。

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 ウ

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(2008年4月17日(木)の活動日記その1)

● 馬堀海岸駅前で2女性をナイフでめった刺ししたアメリカ兵の事件

 今もこの事件を忘れた横須賀市民はいないはず。

 去年7月5日、横須賀の閑静な住宅街である馬堀海岸駅前で
 アメリカ兵による残酷な刺傷事件が起こりました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2007/july1.html#070705

 加害者はジョシュア・デイビッド・ウイリアムス2等水兵(当時19才)。
 被害者は、2人の日本人女性Aさん(17才)とBさん(26才)です。

 ウイリアムス被告は、ステーキナイフで2人をめった刺しにしました。

 Aさんは腹部を、Bさんは全身17ヶ所を刺され、重態。

 2人はなんとか一命をとりとめましたが、
 9ヶ月が過ぎた今も、生活に大きな支障があります。


-----------------------------------------

 事件のあらましは、こんな感じです。

 馬堀海岸駅そばにアパートを借りていたアメリカ兵がいました。
 Aさんは彼のアパートに
 しばしば出入りしていました。

 Bさんは、ヘアメークアーティストをめざしていて
 働きながらヘアメーク専門学校に通っていました。

 Bさんは専門学校の卒業をまもなくにひかえて、
 卒業制作を行なう為にAさんにモデルになってもらう予定でした。

 そして、7月5日は、その準備でAさんに会う為に
 たまたまそのアパートを訪れたのでした。

 そこに、アパートの借主であるアメリカ兵とは別の、
 ウイリアムス2等水兵がやってきていました。

 ウイリアムス2等水兵とAさんは
 顔見知りではありました。

 Aさんと話しているうちに口論になり、
 アパートから出ていくように言われたウイリアムス被告は

 ステーキナイフでAさんの腹部を刺しました。

 Aさんの叫び声で様子を見に来たBさんは
 その惨状を目の当たりにして逃げようとしたところ
 ウイリアムス被告はBさんもステーキナイフで襲いました。

 階段からころげ落ちて床に倒れこんで動けないBさんを
 さらにウイリアムス被告は刺し続けました。

 何とか立ち上がったBさんは、トイレに逃げ込みました。

 トイレのドアをあけようとするウイリアムス被告に
 Bさんは必死でドアをあけまいとしました。

 あきらめたウイリアムス被告は、ナイフを捨てると
 アパートから逃走しました。

 Bさんは全身から出血しながらも
 なんとかアパートを出ると、外を歩く人々に助けを求めました。

 そして、周囲の方々が警察に通報してくれて
 この事件が明らかになったのです。

 ウイリアムス被告が逃走してから逮捕に至るまで
 横須賀中が不安と恐怖に追い込まれたことは
 今もみなさまも憶えているはずです。

 こどもたちは学校に集団登下校をさせられました。

 なんとウイリアムス被告が逮捕されたのは
 横須賀中央駅前のモアーズでした。
 最も人出の多い、繁華街のど真ん中での逮捕でした。


● 対応が遅れた理由は、被害者が横須賀市民じゃなかったから?

 フジノはこのアメリカ兵による犯罪についても
 市議会での市長への一般質問(07年9月議会)でとりあげて
 アメリカ軍と横須賀市の対応を厳しく追及しました。
 (http://www.hide-fujino.com/dispute/generalquestion/2007/0928.html#atrociouscrime

 何故なら市は、これだけ大きな犯罪が起こったにも関わらず
 アメリカ兵の犯罪への対策を話し合う場である
 『基地周辺地区安全対策協議会』を開こうとしなかったのです。

 この問題は毎日新聞も追及してくれたこともあり、
 ようやく協議会が開催されました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2007/july1.html#070707

 しかし、本当に横須賀市の対応は遅かったです。
 馬堀海岸での事件から5ヶ月も経って、ようやく開催したのです。

 (この件は9月3日と12月3日の活動日記に詳しく書きました。
  9月3日:http://www.hide-fujino.com/diary/2007/sep1.html#070903
  12月3日:http://www.hide-fujino.com/diary/2007/nov4.html#071203

 それからも次々とアメリカ兵による
 市民が被害者となった凶悪な事件が起こりました。

 けれども、フジノにとって馬堀海岸の刺傷事件が
 強く印象に残っているのは、
 被害者の方々が横須賀市民ではなかったことが理由です。

 市民の方が被害者であれば、
 横須賀は小さなまちですから情報が伝わってきます。

 けれども、馬堀海岸の事件の被害者の方々が
 その後どうされているかは、全く分かりませんでした。

 つい3月27日の東京新聞(夕刊)が
 被害者Bさんにインタビューした素晴らしい記事によって
 初めてその後のことが詳しく分かりました。

 そして今日、ウイリアムス被告の
 2回目の公判が行なわれました。

 フジノも傍聴に行ってきました。


● 2女性刺傷事件を起こした米兵の裁判へ

 場所は、横浜地方裁判所横須賀支部です。

 1ヶ月前に問い合わせると

 「傍聴希望者で混雑した場合には、抽選券を配りますので
  配るかどうかをお知らせしますので、改めて前日にお電話ください」

 とのことでした。昨日、再び問い合わせると
 抽選券の配布はナシで、
 傍聴はたぶんみな可能だろうとのことでした。

 裁判所は、税務署のわきの聖徳寺坂の途中にあります。

 裁判所の第1法廷の傍聴席は、半分ほど埋まっていました。

 新聞社の方、横須賀市の基地対策課の方など
 何人か顔見知りの方もいました。

 もっと注目されるべき事件なのに、と
 メディアの関心の低さに驚きました。



 10時10分から13時すぎまで
 弁護側、検察側、裁判官3名、再び弁護側、と
 ウイリアムス被告への質問が続けられました。

 かなり細かくメモをしたのですが、
 法廷でも、その証言のあまりのちぐはぐさに
 ウイリアムス被告に対して激しい嫌悪感と怒りを覚えました。

 弁護側とのやりとりではスムーズに答えるものの、
 検察側や裁判官からの質問には
 矛盾した答えを繰り返すばかりでした。

 あるいは、翻訳者にも問題はあったかもしれませんが、

 そもそもウイリアムス被告は
 質問されている内容を理解しているのか
 ちぐはぐな答えばかりでした。

 例えば、裁判官がこう尋ねました。

 「今も被害者の方々にあなたは1円も医療費を払ってませんね。
  償いの気持ちがあるならば、このことをどう思いますか?」

 それに対してウイリアムス被告は

 「それは私が医療費を支払えという意味ですか?」

 と問い返しています。

 裁判官の方はちょっとムッとして

 「さっきあなたは自分がケガをさせたのは事実だと認めたしょう?
  自分がケガをさせて反省していると言うのに
  おかしくありませんか」

 と述べました。

 ウイリアムス被告は、

 「私は今、プリズンに入っていて、支払うことはできません。
  それはアメリカにいる父が対応しているはずです。

  また、どれだけ医療費がかかっているのか、
  プリズンに入っている私の耳には全く入ってきていません」

 と答えました。

 傍聴していて、ヘドが出そうな怒りを覚えました。

 被告はもしかしたらそもそも言語的な理解能力という部分で
 あまりにも未熟なのかもしれません。

 もしそうだとしても、こうしたちぐはぐなやりとりが
 あまりにも多すぎて、とても不快になりました。

 人を殺める寸前だったということを
 本当に理解しているのか、という怒りです。

 かつて、殺人をおかしたアメリカ兵である
 ウイリアム・リース被告の裁判を傍聴したことがあります。

 彼は裁判を通じて
 殺人者である自分について私はモンスターなのではない、
 ということをくりかえし法廷で述べていました。

 少しだけリース被告には同情も感じました。

 けれども、ウイリアムス被告には
 同情を感じる要素がありませんでした。

 弁護側は、幼少期の父親からの虐待が
 今回の事件につながっているとして
 少しでも減刑させようという方針のようですが

 全くそういったことに同情できませんでした。


-----------------------------------------

 今日は13時すぎに終わったのですが
 次回も引き続き、傍聴しようと思います。

 いろいろ感じたことや考えたことはたくさんあるのですが
 そろそろ新幹線が盛岡駅に到着するので
 今日はこの辺で終わります。

 実は今、新幹線の中でこれを書いています。

 明日から丸2日間、日本自殺予防学会に参加します。
 朝いちから始まるので前の日から宿泊することにしました。

 また書きますね。
 ではでは。

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(2008年4月12日(土)の活動日記その1)

● 外務省から『脱走米兵の通報体制』について発表がありました

 昨日13時すぎに、企画調整部長から
 市議会議員あてにFAXが流されました。

 外務省が発表した『脱走米兵の通報体制』についての、
 蒲谷市長のコメントです。

 こちらをご覧下さい。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/apr/11mayorscomment.pdf

 「これからは兵士が脱走したら
  アメリカ軍はきちんと日本側に通報しますよ」

 ということを外務省が発表したのですが
 蒲谷市長がそれについてコメントをしています。

 今回の事件を受けて蒲谷市長・山口議長が
 通報体制の改善を要請したことがこの改善につながりました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080404-2

 大きな成果だと思います。

------------------------------------------------

 アメリカ兵によるタクシー運転手殺人事件を受けて
 『脱走米兵』の問題が世間に大きく知られるようになりました。

 2月末現在でも2名の脱走米兵がつかまっておらず、
 逃走したままになっていることが分かりました。

 今回の殺人事件はアメリカ軍が脱走兵を
 きちんと日本側に報告・逮捕要請していれば
 防ぐことができたはずです。

 実際に、これまで脱走した当日または数日後にすぐ日本側に
 逮捕要請をした脱走米兵は警察がすばやく逮捕しています。

 一方、報告・逮捕要請をしなかった脱走米兵の場合は、
 身柄確保までに最長で1年9ヶ月もかかっています。

 身柄の確保には警察の動きが不可欠です。
 今回のウグボグ容疑者の脱走も
 すぐに日本側に逮捕要請すべきだったのです。

 毎日新聞の記事によると
 ウグボグ容疑者は今回の殺人事件を起こす直前にも
 2度も脱走をしていたことが分かりました。

 (2008年4月12日・毎日新聞・朝刊より)

 経済的な生活の苦しさなどから心底では望まずに
 生活の為に軍隊に入ったアメリカ人が
 『脱走してしまうことそのもの』は人道的に理解できます。

 しかし、脱走米兵が横須賀をはじめとする
 日本国内で逃走しているのは絶対に認めることができません。

 何故なら、アメリカ兵は日米地位協定で特別措置を与えられており
 パスポートも無ければ入国審査も無く、
 アメリカ軍基地の外(=日本)に出入りしているのです。

 そんなめちゃくちゃなことが許されているのは
 『あくまでも軍務についているから』であって、

 脱走兵にはそんな特別措置は認められない、とフジノは考えます。

 しかし、脱走して軍隊の任務を離れた
 脱走米兵に対してもこの特別措置が適用されると
 日本政府は答弁しています。

 政府は完全にまちがっています!

 脱走米兵には特別措置を認めるべきではありません。

 そして、脱走をくりかえしてきた人物は明らかに軍隊に不適格であり、
 そうした人物にきちんと対応できていないアメリカ軍も
 明らかにまちがっています。

 アメリカ軍が本気でアメリカ兵による犯罪を無くす決心であれば
 脱走米兵に対する対応策もしっかりと定めて、

 その対策がどのようなものか
 日本側(=横須賀市側)に公表すべきです。

 また、日本政府がアメリカ兵による犯罪を無くす決意が本物ならば
 脱走米兵に対して特別措置を認めない、とすべきです。

 アメリカ軍と日本政府は、これ以上、犠牲者を増やさない為にも
 こうした当たり前の対策を今すぐ取るべきです。

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(2008年4月11日(金)の活動日記)

●相模原市議会、抗議決議を提出

 アメリカ兵によるタクシー運転手殺人事件に対して、
 同じ神奈川県内の、相模原市議会から抗議の決議が提出されました。

 「改まらぬ米軍および米兵の体質に激しい憤りを禁じえない」

 「これまでの再発防止策の実効性にも疑問を抱かざるを得ない」

 などの厳しい抗議の言葉にも
 相模原市議会の強い想いを感じます。

 相模原市議会の抗議決議に
 フジノは賛同します。

 下に全文を紹介します。
 (pdfファイルはこちらです
 http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/apr/10sagamihara.pdf

-----------------------------------------------

  米兵による運転手殺人事件に抗議し、在曰米軍人等による犯
  罪等の再発防止の徹底を求める決議

  3月19日夜、横須賀市汐入町の路上でタクシー運転手の男性が包丁
 で刺殺される事件が発生し、神奈川県警は、4月8日、米海軍横須賀基
 地に所属するイージス艦「カウペンス」乗組員の一等水兵を強盗殺人容
 疑で逮捕した。

  横須賀市では、平成18年1月にも空母キティホーク乗組員の上等水
 兵が、通勤途中の女性の顔や腹部を殴るなどして内臓破裂で失血死させ、
 財布から現金を奪うという痛ましい事件が発生しており、市民・県民は
 もとより、とりわけ米軍基地を抱える本市の市民に強い衝撃と不安を与
 えるとともに、改まらぬ米軍及び米兵の体質に激しい憤りを禁じ得ない。

  また、今回の事件は、沖縄県において本年2月に発生した米軍人によ
 る暴行事件等を受け、日米両国政府が再発防止に努めていた矢先の事件
 であり、これまでの再発防止策の実効性にも疑問を抱かざるを得ない。

  度重なる事件に、米軍の再発防止策の弱さと、日米地位協定の運用改
 善では対処できない厳しい現実を指摘し、抜本的改善策を改めて求める
 ものである。

  特に、今回の事件は、脱走兵が容疑者という異例の事件だったことか
 ら、基地から脱走した米兵の情報提供や起訴前の引き渡しの定着など、
 早急に米側と協議する必要がある。

  よって、本市議会は、今回の刺殺事件及び米軍に起因する相次ぐ事件
 に関し、米電当局並びに関係機関に対して抗議するとともに、事件の再
 発防止に向けて下記事項の微底と実現を強く要求する。

  なお、本件は、議会閉会中であり、事態の緊急性なおかつ重大性にか
 んがみ、棺榎原市議会議員総員の署名をもって決議するものである。

                    記

 1 事件の全容を解明するとともに速やかに公表し、家族に対する謝罪
  及び誠意を持った対応を行うこと。

 2 在日米軍人・軍属等の一層の綱紀粛正を図り、事件・事故の再発防
  止に向けて、実効性ある施策を講じること。

 3 日米地位協定の抜本的な見直しを図ること。
 4 基地を抱える自治体の声を反映する仕組みをつくること。


 平成20年4月10日

                    相模原市議会議員 一同


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