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(2008年4月1日(火)の活動日記)
● 体験治安の悪化は、確実に「ある」
昨日の午前中に、横須賀市の治安や防犯対策について
新聞社から原稿の依頼を受けました。
横須賀市はスーパー防犯灯や防犯カメラの設置を
市民の税金を使って行なっています。
こうした点についてフジノなりの意見を、
という依頼でした。
そこで原稿を書き始めたのですが、
昨日の午後から汐入のタクシー運転手殺人事件について
アメリカ軍兵士が殺害を認める供述を始めたとの報道が入りました。
これらの情報をけさまで集めて
改めて原稿を書き直しました。
フジノは、
横須賀市の治安や防犯対策については
まず『横須賀市』が何かをするということよりもむしろ
まず『アメリカ軍』が教育体制の徹底的な改善をすることが必要だ
という考えです。
何故なら、実際に横須賀市内の犯罪件数そのものは
減っている傾向があるからです。
(市内の刑法犯数)
平成14年 7214件
平成15年 7008件
平成16年 6931件
平成17年 5528件
平成18年 4993件
平成19年 4296件
毎年、着実に市内の犯罪件数は減っているのです。
(もちろん4300件の刑法犯数は多いのでさらに減らすべきです)
にも関わらず、市民のみなさまの
治安への不安は減っていないはずです。
もっと防犯対策をしっかりしてほしい、という想いは
むしろ高まっているはずです。
実際の数が減っているにも関わらず
犯罪への不安が強いことを『体感治安の悪化』と呼びます。
横須賀市では、市民のみなさまのあいだに
体感治安の悪化があるとフジノは考えています。
体感治安の悪化を改善する為に最も今、
真剣に改善しなければならないのは
アメリカ軍兵士による凶悪犯罪の発生を防ぐことです。
まちの治安のイメージの悪さは
アメリカ軍兵士の犯罪の凶悪さに尽きる、とフジノは考えています。
● 市長は体感治安の悪化を認めていない
けれども蒲谷市長は、体感治安の悪化を認めていません。
昨年12月議会(本会議)での
蒲谷市長とフジノとのやりとりを見て下さい。
どちらがより市民感覚に近いかは
一目瞭然のはずです。
<2007年11月29日・本会議より>
(フジノの質問を受けて、市長の1回目の答弁)
昨年の痛ましい事件につきましては、
今思い起こしても憤りの念を禁じえません。
二度とあのような事件が起きないよう、
これまで関係者との連絡を密にし、対策を講じてまいりました。
また、米海軍側も教育の徹底やパトロールの強化等の
取り組みを実施してまいりました。
現在の米海軍の取り組みにつきましては、
まちは落ちついてきたと
地元町内会長等からも大変評価を受けておりますので、
現在の体制を続けていくことになっております。
犯罪は、日本人であれ、米海軍人であれ、
許されることではありません。
議員の御発言のように、米海軍関係者が、
すなわち犯罪者であるかのごとき扱いをすることは失礼でございまして、
偏見や差別につながりますので適切ではないのではないか
と私は思います。
ほとんどの米海軍関係者はよき隣人であり、
規律正しい住民であります。
(フジノの再質問)
市長は、今回も
アメリカ軍の兵士をすべて犯罪者と考えるような受けとめ方は
間違っているというふうにおっしゃいました。
ただし、多くの女性の方々あるいは男性の方からも、
「マンションで同じエレベーターに乗ったときには恐怖を感じる」と。
その他にも実体験として
恐怖を感じている方々がいるのは事実です。
つまり体感治安の悪化、不安という事実がございます。
こうした事実を市長は御認識なさった上で
今の御発言をなさったのでしょうか。
こうした実態も踏まえた上で、防犯体制の強化について、
市長の御認識を再度伺います。
(市長の2回目の答弁)
米兵の問題でございますが、
女性が恐怖を感じているというお話をなさいましたが、
確かにそういうケースはあるかもしれません。
恐らくあるでしょう。
しかし、私が申し上げたいのは、
米兵はすべからく危険だとか犯罪者だとか、
そういう考えが横須賀中に広がらないように、
冷静に対応しなければいけないと思います。
偏見や誤解で
怖くないのに怖いと思われたら困ります。
時々横須賀は大変怖いまちだと誤解している方が
いっぱいいらっしゃいますが、
そのような偏見が広がらないように
最善の努力をしたいと、
そのように私は思っております。
(フジノの最後の質問)
体感治安の悪化は確かにあるはずと、
恐怖を感じる方がいるのは事実であろうと。
だからこそ偏見が広がらないようにしたいという答弁をいただきました。
ならばこそ、やはり体感治安の悪化を解消する為の
防犯体制の充実が不可欠というふうに考えます。
偏見が広がらないようにしたいというのは、
実際には起こらないという前提で
何かを広報していくというような意味に受けとめてしまいました。
実際に犯罪は起こった訳です。
そして、たまたま数ヶ月起こっていないということです。
だからこそ、いつもよりも飲酒の機会が増える、
あるいは非常に孤独感や絶望感が増している人は、
他人が幸せそうな時期には非常に暴発することが多くあります。
これはもちろん日本人も同様なのですが、
繰り返しになりますが、
アメリカ兵の方は非常に体格も大きく、
多くの方々が実際に不安を抱えているのは事実な訳です。
だからこそ防犯体制の強化と、
そしてその防犯体制の広報に努めていただきたい
というふうに申し上げました。
偏見の解消ではなく、
実際の体感治安の悪化や不安を解消するように努めていただきたい
と思いますが、いかがでしょうか。
(市長の最後の答弁)
私は体感治安が悪化しているということを
認めたつもりはございません。
むしろ最近はまちが落ちついてきている
という高い評価を受けております。
私が申し上げたのは、
一部の方は、そういう印象をお持ちの方は確かにいらっしゃる
ということを認めたわけであって、
最近体感治安が米兵のために悪化しているということは
認めておりません。むしろその逆であります。
米兵は大部分がまじめで、規律の正しい軍人、軍属であります。
最初から犯人扱いをして
年末体制を強化しなければいけないというような考え方には
賛成できません。
現在のパトロールのあり方は、
今申し上げたように、非常に効果を上げておりますので、
継続するように海軍にお願いしたいと、このように思っております。
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実際には、この質疑を行なったわずか3日後に
アメリカ兵による犯罪が再発して、
残念ながらフジノの警告が当たってしまいました。
(http://www.hide-fujino.com/diary/2007/nov4.html#071202)
さらには、先月19日には汐入でタクシー運転手が殺害されて
昨日からアメリカ兵が殺害を認める供述を始めています。
汐入という、横須賀市内の繁華街で起こった事件に
体感治安が大きく悪化しているのは、事実そのものです。
そして、その原因がアメリカ軍にあるのは
誰が考えても同じです。
それでも蒲谷市長はこの事実を認めないのは
アメリカ軍にあまりにも媚びすぎています。
アメリカ軍の司令官は、自分たちのことを「横須賀市民だ」と言います。
それならばよけいに蒲谷市長は、
アメリカ軍という一部の市民に媚びるべきではない。
フジノはアメリカ軍の基地の存在が問題だとか
日米同盟や安保体制がどうだとか
そういう問題を語っているのではありません。
他の問題とは一切からめていません。
横須賀市民の命を守る、という
その1点を語っているのです。
それにも関わらず、横須賀市長が横須賀市民の命を守る為に
言うべきことを言うべき相手に言わないのであれば
それは市民の命を軽んじている、ということです。
市民のみなさまは、どうお考えでしょうか。
フジノはこのままでは絶対にいけないと考えています。
● 風邪でダウン...
と、ここまで書いたところで今日はストップ。
風邪をひいてしまいました。
ちゃんと病院には行きましたので、
明日のカフェトークまでに治るように休息を取ります。
返事ができていないメールがたくさんあるのですが
もうしばらくお待ちください。
全て読んでいますが返事が書ききれません。
ごめんなさい。
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