おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

精神保健医療福祉

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(2008年4月9日(水)の活動日記)

● 精神障がいのある方々の、NHK受信料が免除になります

 3障がい、という言葉があります。
 知的障がい・身体障がい・精神障がいの3つを指しています。

 日本では3障がいの中で、
 精神障がいに対する保健医療福祉が最も遅れています。

 世間では『障がい者』という言葉でひとくくりにしていますが、
 実際には障がいの種類によって、
 受けられる福祉サービスにも
 大きな差(=差別)が存在しています。

 こうした差別的な扱いの原因の1つに、
 わが国の法律に大きな問題がありました。

 1993年に障害者基本法が成立するまでは
 精神障がいのある方々は
 『障がい者』として認められてさえいなかったのです。

 それから15年も経ちますが、
 いろいろなことが改善されていません。

 そんな中、やっと1つ、大きな動きがありました。
 NHKの受信料免除です。

 これまで、知的障がい・身体障がいのある方々は
 NHKの受信料が免除されてきました。

 けれども、精神障がいのある方々には
 受信料の免除が全くありませんでした。

 それが改善されることになりました。
 こちらをご覧下さい。
 2008年4月1日付で出されたプレスリリースです。
 (http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/080401-001.html

 受信料の免除基準に
 ようやく精神障がいのある方々も含まれました。

 これは大きなニュースです!

 ご家族に精神障がいのある方がいらっしゃる方は
 ぜひNHKに問い合わせてください!

 (NHK受信料問い合わせ窓口・0120−151515)


● けれども、障がいのある方々の暮らしはとても厳しい...

 しかし、今回の免除基準の改正は
 基準があまりにも厳しすぎるとフジノは考えています。
 (特に、世帯構成員全てが非課税、というのはかなり厳しすぎます)

 日頃、障がいのある方々の暮らしと
 接点の無い市民の方々にとっては

 「何故、NHK受信料(1年間で1万6140円)も払えないのか?」

 という、ご意見もあるかもしれません。
 免除にギモンを感じる方もいるでしょう。

 けれども、障がいのある方がご家族にいらっしゃる場合、
 医療費や福祉サービス利用料をはじめとする
 多額の出費があります。

 また、出費が増えるだけでなく、
 介護や付き添いなどによってご家族の時間がとられて
 働きに出ることが難しく、収入を増やすことはなかなか難しいのです。

 だから、生活を送っていくのが本当に苦しい。

 毎月1000円や2000円の出費があるかないかだけで
 大きな違いがあるのが、現実なのです。

 さらに天下の悪法である障害者自立支援法によって、
 障がいのある方々とご家族の暮らしは追い込まれています。

 いま大きな話題になっている
 長寿医療制度(=後期高齢者医療制度)のように
 全ての人々にカンケーがある増税には
 大きな反対の世論が起こります。

 でも、障がいのある方々の暮らしを守ることには
 世論全体が味方になってくれることはなかなかありません。

 今回の、NHK受信料免除基準の改正も
 マスコミではとりあげられていないと思います。

 けれども、こうした動きは絶対に必要なのです。

 どうか、市民のみなさまにも
 ご理解いただきたいと願っています。

イメージ 1

(2008年3月19日(水)の活動日記)

● うつ病の治療にグッドニュースです/専門入院病棟スタート

 本当に実現するんだなあ、というのが今の率直な気持ちです。

 4月から神奈川県立芹香病院で
 ストレスケア病棟スタートです。
 (http://www.motoaki.com/


 (2008年3月19日(水)・神奈川新聞より)
 
  全国の自殺者数が九年連続で三万人を超える中、
  県立精神医療センター芹香病院(横浜市港南区芹が谷二丁目、岩成秀夫院長)は
  四月一日、うつ病患者向けの専門入院病棟「ストレスケア病棟」を開設する。
  専属スタッフの配置と先進治療法の導入で、治療体制の充実を図る。

  県によると、ストレスケア病棟を設けるのは全国の都道府県立病院で初めて。
  同病院のA病棟二階(約千三百平方メートル)を改修し、
  十九室三十七床(個室十二、四人部屋六、隔離室一)を設ける。

  対象は、自殺願望が高い「急性期」の段階から落ち着きを取り戻した患者。
  治療では薬物療法や精神療法に加え、
  保険が適用されない磁気刺激治療法をはじめ鍼灸(しんきゅう)治療法、
  高照度光照射療法、認知行動療法を新たに導入する。
  特に、電流を流したコイルで患者の頭部を刺激する磁気刺激治療法については、
  全国でも大学病院でしか導入事例がない先進治療法という。

  専属スタッフには、医師二人、看護師十七人をはじめ、
  ケースワーカーの精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士が各一人就く。

  窓の鉄格子を外し、共同スペースには木製の家具や観葉植物を置くなど
  開放的な空間を用意する。

  一日の入院料は現状とほぼ変わらない一万四千円程度で、
  先端治療費分は県費で負担する。
  整備費は約九千三百万円。
 
  県内の自殺者数は近年、千七百人前後で推移している。
  〇六年は千六百八十三人で、人口十万人に占める死亡者の割合は
  一九・三人で全国四十四位となっている。


● ストレスケア病棟とは何か?

 「うつ病はこころの風邪」というキャッチコピーで
 気軽に精神科病院・メンタルクリニックへ来てもらえるように
 一大キャンペーンが行なわれてきました。

 このキャンペーンは大成功でした。

 多くの人々が精神科病院やメンタルクリニックへ
 抵抗感なく足を運べるようになりました。

 けれども、キャンペーンには欠点がありました。

 実際のうつ病は風邪のようにカンタンに治るものばかりではなく、
 長期間の治療を必要とすることも多く、
 いったん症状が改善しても
 再発をくりかえすこともしばしばあるのです。

 風邪、という治りやすい病気のイメージとは異なる現実を
 キャンペーンは覆い隠してしまいました。

 何よりも急性期のうつ病は自殺につながる可能性が高いので、
 こころの風邪だからと軽く考えるのではなくて
 しっかりとした対応が必要だ、と
 専門家のあいだでは改めて語られるようになっていました。

 そんな1つの取り組みが『ストレスケア病棟』でした。

 従来の精神科病院とは大きく異なる
 開放的で落ち着いた雰囲気の
 個室を中心としたホテルのような病棟に入院して、

 統合失調症など他の精神疾患とは分けて
 うつ病の専門的な治療を行ないます。

 薬による治療だけではなく、
 カウンセリング、認知行動療法、アロマテラピー、音楽療法などの
 あらゆるケアを提供します。

 さらに、誰もが病院を退院すれば、
 うつ病の発病へと追い込まれた元の場所へ再び戻らねばなりません。
 したがって、その環境そのものを改善する必要性もあります。

 例えば、カウンセリングを本人に行なうだけではなくて、
 家族へのケアも行ないます。
 病気の理解や
 本人への接し方なども知ってもらいます。

 こうしたあらゆる取り組みを通して
 うつ病と専門的かつ積極的に行なう『ストレスケア病棟』は
 『海の病棟』(福岡・不知火病院)の取り組みがとても有名です。

 (海の病棟:http://shiranui-byoin.or.jp/stresscare/byotou.html

 1989年から先進的な取り組みを始めた不知火病院は
 マスメディアでたびたびとりあげられていました。

 この病院の存在をフジノが知ったのは、
 2003年1月のことでした。

 当時、ストレスケア病棟は
 全国でもわずか10病院ほどしかありませんでした。

 こんな治療やサポートを受けられるすごい病院が
 もっと身近になればいいのに、と強く感じたものでした。

 それがなんと2006年3月、
 神奈川県が策定した『病院事業経営基本計画』の中で
 県の精神医療センターがストレスケア病棟に乗り出すと触れられました。

 2006年7月には、フジノは日本うつ病学会の機会を利用して
 不知火病院の徳永院長にお話をうかがい、
 自殺予防対策の観点からも有効だと確信しました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2006/july5.htm#importantmeeting

 さらに2006年9月の県議会の質疑でもとりあげられ、

 「芹香病院の病棟をストレスケア病棟として
  2008年4月をめざして整備する」

 との答弁がありました。

 フジノにとって、本当に大きなニュースでした。

 そして2年が経ち、ついに4月スタートとなりました。
 本当に実現するのだと思うと、感慨深いものがあります。


● 現場を見てきますね

 4月のオープン直前に、フジノはストレスケア病棟を
 見学させていただくことになっています。

 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の
 メンバーのみなさんもぜひ誘いたいと思います。
 (有志の会とは:http://www.hide-fujino.com/suicideprevention/index.html#localpoliticiansnetwork

 その様子はもちろんここで報告しますね。

 長い間ずっと待ち望んでいたものが
 身近な地域で受けられることはとても大きなことです。

 自殺予防対策をすすめる上でも
 ぜひとも多くの方々に
 ストレスケア病棟を利用していただきたいと願っています。

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(2008年3月13日(木)の活動日記その1)

● WRAP(元気回復行動プラン)を日本中に広めていく為に

 今日は、千葉県市川市文化会館に行きました。

 『心理教育・家族教室ネットワーク』の
 第11回研究集会(市川大会)に参加してきました。

 (心理教育・家族教室ネットワークHP。http://www.jnpf.net/
  研究集会プログラム。http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/mar/11wrap.pdf

 精神保健福祉の向上をメインの政策とする政治家として
 フジノが今もっとも広めていきたいのが

 『WRAP(元気回復行動プラン)』です。

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/jan3.html#wrap

 このWRAP(元気回復行動プラン)のワークショップが
 プログラムの1つとして行なわれるので
 予算議会のまっただなかで
 徹夜つづきでフラフラなのですが、気合で行ってきました。

 (しかし、本当にフラフラで、総武線の本八幡駅が遠くて遠くて
  途中の両国あたりの電車内で倒れるかと思った...。

  でも、WRAPのワークショップとかクラスってまだ滅多に無いから
  倒れても行かない訳にはいかなかったよ。とほほ)

 それにしてもやっぱり千葉はフジノにとって温かい!

 前にも書きましたが
 横須賀よりも千葉の方がフジノは人気あるんですね。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2007/oct1.html#thanksChiba

 過労でフラフラになってたどりついた受付で
 見ず知らずの千葉県の方に

 「フジノさん、よく来てくださいました!」

 って言われるといつも本当に感動します。

 千葉のみなさま、本当にありがとうございます。

 NPOコンボも千葉に事務局があるし、
 横須賀市議を引退したら、僕は千葉県に引っ越したいなあ。

 (コンボとは?http://www.hide-fujino.com/diary/2007/nov1.html#071031-2

 ...なんて感じるほどの温かさに
 元気を回復したフジノは、会場に入っていきました。



→まだまだ続きます

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(その1)より続く

 今日の研修会は、丸一日で
 午前10時半から夕方16時すぎまででした。

 でも、午前のプログラムは欠席です。横須賀で
 『ひとり親家庭等自立支援のあり方検討会』に出席していました。

 午前の基調講演は、あの大島巌先生が講師でした。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2005/nov3.html#DrOshima

 まさか横浜で大島先生のお話が聞けるなんて、すごく珍しい。

 『退院促進事業のめざすもの〜その理念と実態と展望〜』
 というタイトルで、すごく聞きたかったです。残念。

 でも、午後のシンポジウムでも
 大島先生はコーディネーターをされていましたので、
 参加してよかったです。

 しかも、4名のシンポジストには
 あの武津美樹さんも!
 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080306

 大島先生も武津さんも、フジノにとって
 精神保健福祉の世界でこころから尊敬している方なので
 その2ショットが実現したシンポジウムはすごく刺激的な場でした。



 多くのみなさまのイメージとは違って、
 30年以上も精神科病院に入院していた方々は怖い存在などではなく、
 むしろ、外の世界こそ怖い存在になっています。

 かつてはコンビニエンスストアだって無かったですから
 そういう場所での買い物の仕方もご存知なかったりします。

 電車やバスの乗り方も、分からなくなってしまっています。

 誰でもそうですが、30年以上も病院から外に出たことが無ければ、
 社会での生活というものが分からなくなってしまうのは当然です。

 また、「外で暮らしたい」というモチベーションも起こりません。
 病院の中での暮らしが日常生活になってしまっているので
 そもそも地域社会で暮らす必然性が
 感じられないのです。

 だからこそ、タイソクが行なうことは
 単に『退院させること』ではありません。

 入院している方が、ご自分のこころの底から

 「病院ではなくて、地域で暮らしてみたい」

 と願うようにならなければ、無意味なのです。

 そして、退院はあくまでもスタートでしかなくて
 地域で当たり前に暮らしていかれるようにサポートをしていくのです。



 今日のシンポジウムで、最もフジノの印象に残ったのは、
 大島先生とシンポジストの方の、じゃっかんの意見の違いでした。

 あるシンポジストの方は

 タイソクの本当のゴールは、退院者数をクリアすることではない。
 数は少なくても社会的入院をしていた方々が
 地域で暮らしていかれるようにすることこそ
 本当のゴールなのだ。

 と、語っていました。

 けれども、大島先生は

 その意見は正しいが、自分は本気でタイソクに期待している。
 地域で暮らしていかれるようにするのは当然で
 退院者数の目標値を必ず達成する、という想いも絶対に必要だ。

 と、語っておられました。

 フジノは、どちらの意見も正しいと感じました。

 シンポジウム、とても勉強になりました。
 もっともっと勉強したいと思います。
 大島先生、武津さん、ありがとうございました。


● タイソクの、横須賀市の現状

 横須賀市のタイソクの状況をご報告しますね。

 タイソクは、保健所健康づくり課精神保健福祉担当が担当しており、
 よこすか障害者地域活動支援センターアメグストに
 一部を委託してすすめています。
 (アメグスト:http://amegusto.blog38.fc2.com/

 しかし、1年目についた予算はわずか50万円!
 (これは神奈川県がつけた予算です。ひどい金額です)

 この予算でタイソクをすすめねばならない
 アメグストと保健所を本当に気の毒に感じています。

 去年2007年4月から横須賀市のタイソクがスタートしました。
 5年間で68人を退院に導くのが目標値です。

 この数値目標は、神奈川県が推計によって出したもので
 実際に三浦半島の病院を1つずつあたった実数ではありません。

 そこで、1年目はまず実態把握から始まりました。

 保健所とアメグストが
 精神科病棟のある病院をまわって
 病院関係者(ドクター、看護師、ソーシャルワーカーなど)と
 入院しているご本人にタイソクを紹介していきました。

 地域で暮らしていくことの楽しさを改めて知ってもらって、
 病院の中での暮らしではない暮らしがあることを
 改めてアピールします。

 その時には、すでに地域で暮らしている精神障がいのある方々
 (ピアサポーターの方々ですね)に、
 自分がどんな風に地域で暮らしているかを紹介してもらって
 地域で暮らすことの不安感を解消してもらうと共に
 地域での暮らしの楽しさを知ってもらいます。

 こうして、全ての病院をまわりながら、
 タイソクを使ってみたいという方がいらした場合、

 ・主治医の承諾
  ↓
 ・看護師による申し込み
  ↓
 ・対象選定委員会

 へと進んでいきます。

 さて、まもなく横須賀タイソクのスタートから1年間が経過しますが、
 約5名の方がこのタイソクの対象になりました。
 これらの方々は来年度以降の退院を目指しています。

 これから、アメグストによる『個別支援』が始まります。

 アメグストの自立支援員が
 タイソク対象の方を病院にくりかえし訪問して
 地域で暮らしていく為に、退院に向けたいろいろな準備活動を行ないます。

 そうして、まずは地域での短期宿泊をしてみたり、
 少しずつ体を慣らしていきながら、こころの準備も整えながら、
 例えば、買い物の練習をしてみたり
 病院にお任せだった服薬管理の練習をしてみたり
 地域での暮らしに向けて準備をしていくのですね。

 さらには、新しくアパートを借りたり、グループホームに暮らしたり、
 病院の外での暮らしに向けて本格的に移行していきます。


 しかし!

 2年目を迎えてさらに本格化していくタイソクですが
 現在行なわれている予算委員会での
 タイソクの予算案は、

 なんとわずか92万円です...。
 (退院促進支援事業50万円、退院促進強化事業42万円)

 あまりにも精神保健福祉に対して理解が無さ過ぎる。

 社会的入院に追い込んでしまった方々への反省が無さすぎる。

 タイソクをすすめることは福祉の問題ではなくて、
 人権の問題だということを政治家が理解していなさすぎる。

 92万円、って、ひどい金額です。
 タイソクは人間の尊厳を取り戻す為の取り組みなのに!

 (かたや成人式の予算が300万円もある訳ですから
  フジノが成人式を廃止したいのも理解してくれますよね?)

 こうした現実に対して、もちろんフジノは
 予算委員会で意見を言いました。

 「予算が増額されたといってもわずか94万円です。
  これではタイソク用の人員も雇えません。
  神奈川県に対してもっと増額の要求をすべきではないですか?」

 でも、うちの保健所はがんばっているから

 「この中でやれる限りのことをやっていきます」

 って答弁するんですよね...。

 本当に政治が力になってあげられなくて
 タイソク利用者の方々にも
 保健所とアメグストにも申し訳なくてたまりません。

 ただ、タイソクに該当する方が少なすぎるとも感じます。

 神奈川県の推計した目標値68人はともかく、
 フジノの経験的に5名は少なすぎるはずです。

 シンポジウムでの大島先生ではありませんが
 フジノもこのタイソクに本気で期待しています。

 33才のフジノが生まれる前から入院させられている
 社会的入院の方々がもう1度、地域でのふつうの暮らしが送れる
 最後のチャンスがタイソクだと思うのです。

 もちろん、今年度のタイソク該当者5名の方々が
 まず地域で安心して暮らしていかれるように、ということが
 最重要の取り組むべきことです。

 けれども、もっといらっしゃるはずの
 タイソクが該当する方々を掘り起こしてほしいのです。

 保健所&アメグスト、ファイトです!

 今でもがんばっているのは十分知っていますし、
 予算が全然少なすぎるのも分かりますが、

 どうかタイソクを実現してください!

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(2008年3月8日(土)の活動日記その2)

● 退院促進(タイソク)を実現する為に

 午後からは、横浜のかなわが県民活動サポートセンターへ。

 『神奈川県精神障害者退院促進強化委託事業』の全体研修会として
 『安心からはじまる地域との新しい出会い』という
 講演とシンポジウムが行なわれました。

 精神障害者退院促進強化事業

 って、あまりにも漢字だらけで分かりにくいですよね。

 業界用語では省略して「タイソク」と呼ばれてます。
 なので、ここから先はタイソクと書きますね。 

 精神科病院のベット数が世界で1番多いのは日本です。
 この多さは、絶対数でも人口比でもワースト1位です。

 ベットが多いのは医療が充実していて安心!

 なんていうのは完全な誤解です。

 1960年代から世界では
 「入院中心の精神科医療をやめて、地域で暮らしていこう」
 という流れの中、日本はこの動きに完全に乗り遅れてきました。

 本当ならもう退院しても大丈夫なのに
 帰る場所が無い、家族が拒否している、などの理由で
 入院し続けている方のことを『社会的入院』と呼んでいます。

 日本には社会的入院の方が約7万2000人も存在しています
 (厚生労働省『患者調査』2002年より)。

 中には、30年以上も入院している方がいらっしゃるのです!

 こんなまちがった状態を正す為に
 ようやく日本でも社会的入院を解消していく動きが始まりました。

 それが『退院促進支援事業』、いわゆる『タイソク』なのです。

 去年4月から横須賀市でもタイソクが始まりました。
 『よこすか障害者福祉計画』では、
 5年間で68人の退院・地域生活移行を目標としています。

 とはいうものの、予算はわずか50万円です。
 いま議論している来年度予算案でも、94万円しか計上されていません。

 (つづきます)

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