おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

精神保健医療福祉

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(2009年11月7日(土)の活動日記その3)

● ソテリア〜精神障がいから回復するよろこびを知る〜(その2)

 (その2からの続きです
  http://www.hide-fujino.com/diary.htm#091107-2

 残念ながらフジノは
 乗り継ぎのカンケーで遅刻してしまったので、

 プログラム2の
 『「ソテリア」とはなにか』から参加しました。

 ソテリアについてはその2でカンタンに説明をしましたので
 ここでは省略いたします。


 次に、プログラム3として
 ジェローム・エンドラスさん(スイス・チューリッヒ大学)からの
 メッセージが読みあげられました。

 タイトルは『社会とソテリアとの統合』です。

 本来は来日を予定していたそうなのですが、
 仕事のカンケーで実現せず、今回はメッセージ参加となりました。

画像1枚目参照

 翻訳して読んでくれたのは、われらが久永文恵さんです。
 (久永さん:http://www.hide-fujino.com/diary/2008/may5.html#MsHisanaga

 フジノはエンドラスさんのことは全く知らなかったので、
 紹介されていた文章をそのまま引用しますね。

 > ジェローム・エンドラス(Jerome Endrass)心理学博士
 >
 > チューリッヒ大学およびチューリッヒ州法務局において、
 > 精神障がいの回復のリスク要因に関する研究を行っています。
 >
 > 精神科医療機関や社会復帰施設等における
 > 治療や介入の効果について検証しており、
 > 学術的と同時に政策的に高い評価を得ています。
 >
 > また同大学において、
 > 社会的統合(social integration)に関する専門教育を提供し、
 > 医療・保健福祉および司法の従事者の
 > 処遇技能の向上に寄与しています。
 >
 > 過去に三度来日しており、
 > 日本の精神保健システムにも深い理解をもっています。

 とのことでした。


● 精神科病床数がこれほど多い日本は間違っている!

 続いて、プログラム4.『意見交換』では
 4人のスピーカーからお話がまずありました。

 1人目は、国立精神・神経センターの
 瀬戸谷雄太郎さんによる
 『ソテリアの必要性:我が国の現状に照らして』です。

画像2枚目参照

 なかなか減らない日本の精神科病院について
 現状についてお話がありました。

 瀬戸谷さんは、今後は必ず病床数(=ベット数)は減っていくと
 割と明るい見通しを持っているようでした。

画像3枚目参照

 かたや、フジノは
 否定的です。

 厚生労働省は、介護療養病床は廃止しようとしていたくせに
 精神病床だけはすさまじい数を残そうとしてきました。

 本当ならば、在宅中心の精神保健福祉サービスを充実させれば
 精神科病院なんて廃止できるし、病床数も減らせるのです。

 それなのに、下の表を見ていただけばすぐ分かるのですが
 先進国の中で日本だけが
 すさまじい数の精神病床を維持しています。

画像4枚目参照

 人口1万人あたりの精神病床数は28で、
 先進国では最も多いワースト1位です。

 平均在院日数も320日で(2006年)、
 世界の中では絶望的に長いのです。

 「在宅時代なんか到来していない」(大熊一夫さん)

 という意見にフジノは同感です。

 『入院中心主義』の日本の精神保健医療福祉。

 これを変えていかねばいけない。

 本来これを変えていくには、トップダウンで
 政府がしっかり方針転換をしなければいけません。

 しかし、ボトムアップで変えていこう、という動きの1つが
 この『ソテリア』だとフジノは受け止めています。


 (その4に続きます)

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(2009年11月7日(土)の活動日記その2)

● ソテリア〜精神障がいから回復するよろこびを知る〜

 今日は、新小岩の江戸川区民センターにて
 NPO法人東京ソテリア主催のシンポジウムに参加してきました。

 (東京ソテリアとは:http://www.hide-fujino.com/pdf/2009/nov/07leaflet.pdf

 『東京ソテリア』のスタートを
 フジノはこころから歓迎しています。

 日本の新しい精神保健福祉の希望が輝きはじめた
 と言える出来事だ、とフジノは受けとめています。

画像参照:東京ソテリアのロゴです。

 このHPを読んでいるほとんどの方々にとって、
 『ソテリア』って全く知らない単語だろうなあと思います。

 たぶん精神保健医療福祉の業界の方々にも
 まだまだあまり知られていません。

 あえてひとことで言えば、『ケア付きの共同住宅』なのですが
 もちろん、ただの共同住宅ではありません。

 精神疾患というのは、病院での入院治療よりも
 地域で暮らしながらサポートを受けていくことの方が有効なのですね。

 『人間としての尊厳』という意味だけでは無くて
 病気による苦しみからもより解放されるという意味でも
 有効なのだ、ということです。

 今では当たり前になっているこの『事実』を
 世間に対して明らかにしたのが
 ロレン・モシャーさん(アメリカ・精神科医)の研究です。

 (故モシャー先生のサイト:http://www.moshersoteria.com/

 地域の小さな家庭的な施設(治療共同体と呼びます)で
 抗精神病薬を使わないで共同生活したの患者さんと

 総合病院の精神科に短期入院して
 通常の抗精神病薬による薬物治療を受けた患者さんとを

 2年間にわたって追跡調査して
 比較した研究があります。

 結果は、地域で暮らしていた方々の方が
 明らかに予後が良かったのです。

 (詳しいことを知りたい方は、ぜひこちらを読んでみて下さいね。
  『コミュニィメンタルヘルス』中央法規出版です...と書いていて気づいたのですが
  この本は現在では入手困難になっていて、アマゾンでは中古が2万5000円!ですね。
  図書館で読むしかなさそうですね。良書なのに、ひどいなあ...)

 この「地域の小さな家庭的な施設」こそ
 アメリカのカリフォルニア州サンノゼにある『ソテリア』です。

 (モシャー先生のHPよりサンノゼの『ソテリア』についてはこちら:
  http://www.moshersoteria.com/book.htm

 このサンノゼの『ソテリア』の理念と方法を
 日本で実現していくのが『東京ソテリア』なのです!

 そのスタートにあたって、
 今回のフォーラムが開催されることになった訳です。

 フジノはうれしくて
 大喜びで新小岩まで向かいました。


 (その3へつづく)

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(2009年10月25日(日)の活動日記その1)

● バーチャル・セデーション体験@ウェルシティまつり

 今日はなんだかずっと小雨が降ったり止んだりしていましたね。
 メインの移動手段がバイクのフジノにとって、
 小雨が一番悩ましいところです。

 さて、毎年必ず訪れることにしている『ウェルシティまつり』に
 今年も行ってきました!

 (毎年の様子:http://www.hide-fujino.com/diary/2007/oct3.html#festival

写真1枚目

 逸見にあるウェルシティ(すこやかんの入っている建物です)で
 年1回開催されているこのイベントは、
 フジノにとって、特に思い入れがあります。

写真2枚目

 『ウェルシティまつり』は同時に
 『健康よこすか21まつり』でもあるのですね。

 主催も保健所でして
 このイベントでは市民のみなさまに
 楽しみながら健康になっていただくことを目指しています。 

 このイベントの場で、
 政治家フジノのメイン政策である『精神保健福祉の向上』にむけた
 取り組みの1つが行なわれているのですね。

 それは、

 バーチャル・ハルシネーションなどによる『疑似体験』を通じて
 精神障がいや発達障がいに対する理解を深めていただく、

 というものです。

写真3枚目

 すでにたくさんの市民のみなさまに
 体験していただいたバーチャル・ハルシネーションですが
 かつて、地方自治体で体験できるのは横須賀市しかありませんでした。

 (本当に全国に先がけて導入したのですよ〜
  http://www.hide-fujino.com/diary/2004/oct3.html#virtualhallucination

 さらに、今年からは新たな取り組みも
 2つスタートしました。

 1つが、『バーチャルAD/HD』です。

 発達障がいの1つである注意欠陥多動性障がい(AD/HD)を
 疑似体験できるマシンがヤンセンファーマ社によって開発されたのですが

 全国の自治体で初めて、横須賀市教育委員会は
 『バーチャルAD/HD』を研修の場で体験する、という試みを
 すでに今年おこなっています。

 (http://www.hide-fujino.com/diary/2009/jan3.html#090114

 なんとそれをさらに拡大して、ウェルシティまつりの中で
 市民のみなさまが誰でも擬似体験できるようにしたのです!

 これは本当に素晴らしい取り組みです。


 そして2つ目が、『バーチャルセデーション』です。

 (http://www.otsuka.co.jp/company/release/2008/1120_02.html

写真4枚目

 100人に1人の割合で誰もが発症しうる精神疾患で
 統合失調症というものがあります。

 日本では、この病気の治療にあたって
 たくさんの種類のクスリを大量にドクターが処方しています。

 これを『多剤大量』と呼んでいます。

 (例えばこちらの解説をご覧ください:
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20091007-OYT8T00512.htm

 わが国の精神医療はあまりにも遅れていますが
 そのたくさんあるダメな点の1つがこの多剤大量の処方です。

 精神的な病に対して処方する
 クスリのことを『抗精神病薬』と呼びますが、

 抗精神病薬は統合失調症の症状を抑えてはくれるのですが、
 たくさん使用してしまうといろいろな副作用が出てしまいます。

 手が震えて止まらなかったり、いつも眠気がしてしまったり、
 めまいが起こったりふらふらしてしまったり、
 何もする気が起きなくなってしまうことがあります。

 これらは統合失調症の症状ではなくて
 クスリの『副作用』によって引き起こされているのです。

 だから、諸外国の常識として『薬は1種類だけ』です。

 これを『単剤投与』といって、当たり前の原則になっています。

 逆に、日本ではクスリ漬けにしてしまうのです。
 本当におかしいでしょう?アタマにきます。

 さて、そんな多剤大量のクスリ漬けにされてしまった
 この国の精神疾患のある方々は副作用に苦しめられている訳ですが

 まわりのご家族や医療従事者は、副作用の苦しみが分からないのです。
 自分が体験したことが無いから、分からないのです。

 そして、ドクターが処方したものだから
 絶対に正しいものだと信じ込んで

 「クスリをのみなさい。必ず飲まなきゃダメ!」

 と、言ってしまうのですね。

 でも、クスリをのむ側からすると、いろんな副作用が出るから
 なかなかクスリをのみたくないのです。
 ずっと日本ではこんな悪循環が続いてきました。

 多剤大量を日本の精神科医療がやめるには
 ドクターの意識改革だけでなく、
 政府が今の診療報酬をガラッと変えなければいけません。

 けれども、何十年も続いているこの間違ったやり方を
 すぐに変えるのはなかなか難しいようで、

 そこでまずは過剰に処方されたクスリをのみつづけると
 こんなに苦しくなってしまっているんですよ、ということを

 医療従事者や福祉関係者やご家族に擬似体験してもらうことで
 クスリをのんでいる本人の苦しみへ共感・理解をすすめよう、

 というのが『バーチャルセデーション』なのです。

 横須賀市では市民のみなさまに体験してもらう場として
 ウェルシティまつりでコーナーを設置しているのです。

 (自画自賛してしまいますが、他のまちで
  ここまで取り組んでいるところはなかなかありません)

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 とは言っても、決して特別なことをする訳ではありません。

 まずは基礎的な知識を分かりやすく紹介する
 5分ほどのビデオを観ていただきます。

 内容は、上の文章でフジノが説明したようなことですね。

写真5枚目

 次に、モニターの付いているバイザーを頭に付けて、
 ヘッドフォンを耳に付けます。

写真6枚目

 このモニターの映像とヘッドフォンの音声を聞きながら
 5分間ほど、カンタンな作業をするのですね。

 例えば、電話がかかってくるのでそれをとって会話したり、
 指定された番号をプッシュしたり。

 あるいは、モニターに映しだされる記号を書いてみたり。

写真7枚目


 バイザーを付けていなければとてもカンタンな作業が
 全く思うようにできなくなってしまいます。

 『バーチャルセデーション』では、あなたが行なったこの作業を
 100点満点で点数化してくれます。

 ちなみにフジノの場合、バイザーを付けなければ
 100点満点だったのが、バイザーを付けたら44点しか取れませんでした。

 実際、フジノはふだんから服薬をしていますから
 あえて『バーチャルセデーション』を付けなくても
 こうした体験をリアルにしていますから、分かるんです。

 (あ、でも僕の現在のドクターはとても優れている方なので
  多剤大量されたことはありません。
  ふだん僕のクスリは1種類ですし、
  調子が悪くなってクスリが増えた時でも3種類くらいです)

 ともかく、こうした現実を1人でも多くの方々に
 疑似体験していただいて理解してもらうことで

 クスリをのんでいる本人がどうしてそういう行動を取ってしまうのか、

 例えば、いつも眠そうにしていたり、手がガクガクしていたり、
 落ちつきなく歩き回ってしまったり、とか、

 過剰な投与による副作用が原因なんだよ、と知ってほしいのです。

 その為にも『バーチャルセデーション』は
 割と有効なツールだとフジノは考えています。

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 先ほども書きましたが、日本の精神医療が
 この間違った『多剤大量』という在り方を変える兆しが見えてきました。

 例えば、他の国では当たり前に使われているクスリが
 日本ではいつまで経っても承認されないから使わせてもらえない、
 ということがたくさんあります。

 (子宮頸がんのワクチンもそうでしたよね?
  http://www.hide-fujino.com/diary.htm#090831-3

 精神科のクスリでも良いものが諸外国にはあるのです。

 (例えば、専門用語でごめんなさいなのですが、
  最近のデポ剤にはとてもいいのがあります)

 こうしたクスリが少しずつ承認されはじめています。

 また、多剤大量は間違いだから
 そういう治療には診療報酬を下げてしまおうという動きもあります。

 診療報酬が下がってしまえば病院は収入が減りますから
 多剤大量をやめて『単剤投与』にならざるをえません。

 最終的にはドクターの意識が変わることも不可欠ですが
 こんな風に外堀を埋めていくことも大切ですよね。

 ●

 フジノは政治家になって、もう約7年近く経つのですが
 いまだに尋ねられる同じ質問が

 「地方の政治家で無所属では、何もできないんじゃないですか?」

 というものです。

 それに対する7年前からフジノの答えは同じです。

 「いいえ、いち地方議員でも国会議員よりも働くことができますよ。
  人の意識を変えたり、制度を変えるスタートは
  いつだってたった1人の行動で十分なんです」

 これは本気です。

 『バーチャル・ハルシネーション』も
 『バーチャルAD/HD』も
 製薬会社の熱意ある1人の方の行動によって
 開発が進みました。

 もちろん協力者はたくさんいるのですが、
 その方の熱意が実現に結びついたのです。

 全国初で横須賀市がこれらを体験できるように実現できたのだって
 その熱意ある製薬会社の方に
 フジノのしつこいほどの熱意が届いたからこそ
 実現したのです。

 もちろん保健所健康づくり課精神保健福祉班の理解があって
 保健所や健康福祉部や教育委員会などの
 多くの方々の協力と尽力があるからこそ
 実際にはできたのですが

 何よりも大切なのは「精神疾患を理解してほしい!」という想いです。

 必ずこの国から偏見・差別・スティグマは
 無くすことができると信じています。

 信じているからこそ、行動を起こすのです。
 必ず、やればできるのです。

 どうか全国の精神保健福祉関係者のみなさまも、
 いろいろな形でアクションをどんどん一緒に起こして下さいね!

 一緒にがんばっていきましょうね!

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 保健所のみなさま、ヤンセンファーマ社の熊野さん、
 大塚製薬のチームのみなさま、本日はありがとうございました!

 市民のみなさま、どうか来年も開催できると思いますので
 ぜひあなたも来年は体験してみて下さいね。

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(2009年10月13日(火)の活動日記)

● 県外視察を欠席させていただきました/パニック障害の診断書

 本来でしたら、教育経済常任委員会のメンバーであるフジノは
 今日から2泊3日で『県外視察』へ出発していたはずですが
 『欠席』とさせていただきました。

 政治信念として『県外視察を廃止すべき』と
 かねてから提案をしてきたのですが

 現在の横須賀市議会では、
 『委員会規則』で出席が義務づけられている『正式な公務』です。

 正式な公務ですからフジノ個人の信念とは別に、
 当然ながらフジノにも『出席すべき義務』があります。
 『義務』を守るのは『公人』として当然のことだとフジノは考えています。

 ですから、今回の欠席は、
 個人的な政治信念とは全く別の理由です。

 (どうかこの点をまずご理解ください)

 今回の欠席の理由は、『パニック障害』による病欠です。

 市議会から診断書の提出を求められましたので
 下に、その診断書のコピーを掲載いたします。

画像参照

 フジノは22才の夏からパニック障害にかかってしまい、
 それ以来、バスや電車などの
 交通機関をはじめとして、
 エレベーターやエスカレーターなどにも
 ストレートに乗ることができません。

 日頃は、クスリをのみながら
 いろいろな工夫をして目的地に到着しています。

 例えば、特急電車には乗らずに各駅停車を乗り継いだりすることで
 1時間で行かれる場所ならば数時間かけて向かったり、

 飛行機を使うような遠距離の移動が必要な場合には
 前日から新幹線(各駅のヤツです)を利用して
 1日かけて移動をして、前の日のうちになんとか到着して
 翌日に合流するような形で何とかスケジュールをこなしてきました。

 エレベーターやエスカレーターは
 たいていの場合、階段を使うことでクリアしてきました。

 バスや車には乗れないので
 バイクや自転車を使って移動してきました。

 映画会社での5年間の勤務の間も
 自宅から勤め先の有楽町までストレートに乗り継げば
 わずか1時間半で行かれる行程を
 2時間半から3時間以上かけて
 必死に通い続けました。

 目的地に到着してしまいさえすれば、仕事は完璧にこなします。
 交通機関などの利用が困難なだけで、
 あらゆる日常生活において問題はありません。

 だから、これまでの人生を通じて、パニック障害を理由にして
 仕事や何かの行事を欠席したことは1度もありません。

 病気を盾にするような『疾病利得』も
 1度もしたことはありません。

 どんな時でも根性と意地をつらぬいて、
 他の方々がまだ眠っていられる早朝から起きて出発して

 必死に、交通機関を乗り継いで
 乗っては降り、降りては乗りを繰り返しながら
 目的地へと到着してきました。

 しかし、残念ながら、今年は特に体調が悪く、
 横浜や品川くらいの行き慣れた場所であっても
 乗り降りを繰り返さなければ前に進むことができず、

 (父のお見舞いに使う江ノ電の30分でさえ苦しくてたまりません)

 移動に要する時間が
 あまりにも長くかかるようになってしまいました。

 その為、今回の県外視察において
 10名の議員の方々や議会事務局の方々と
 同じスケジュールでの移動はかなり困難だと判断いたしました。

 そこで、フジノの主治医の先生をはじめ、
 所属する教育経済常任委員会の正副委員長と
 議会事務局の方々と相談させていただき、
 あらかじめ『欠席』の決断をさせていたきました。

 正副委員長をはじめ、委員会メンバーのみなさま、
 議会事務局の随行の方々、

 そして誰よりも、視察受け入れ先のみなさまと
 視察に要する多額な予算を
 税金から出していただいている横須賀市民のみなさまに対して

 こころから欠席のお詫びを申し上げます。
 本当に申し訳ございませんでした。

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 世の中には、同じ病に苦しんでいる方々が
 たくさんいらっしゃいます。

 僕は大学4年の時に発症をしました。

 毎日、横須賀から高田馬場まで平気な顔で電車で往復していたのに
 ある日から突然に山手線に乗れなくなりました。

 全く家を出れないほどの症状が重い時期も長く続きました。

 けれども僕自身は臨床心理学専攻の人間ですから
 パニック障害の存在をそもそも知っていましたので
 ドクターに自分の症状を説明して
 治療を求めることに抵抗はありませんでした。

 クスリもそれ以来、のみつづけています。

 (残念ながら薬を使えばすぐに治る、というのは
  必ずしも全員にはあてはまりません。
  フジノはもう10年以上、服薬して闘病しています)

 当時、横須賀に新しく設立された
 同じ病気の方々の集まりである
 『横須賀パニック障害の会』にメンバーとして参加しました。

 (現在、同会は解散しました)

 自分自身の症状に本当に苦しみながらも
 多くの同じ病に苦しむ方々が克服しようとがんばっている姿に
 とても励まされました。

 だから、夢だった映画会社に就職が決まって
 通勤を始めて長距離を移動しなければならなかった5年間は

 この会のみなさまの姿に励まされて
 自分が外出できるようになったように

 僕が動けるように必死に通っている姿を
 会のみなさまにお見せすることで
 今度は自分が励ませる側になりたいと願ってがんばってきました。

 それが僕の長年の想いでした。

 ある日突然に政治家に転職しなければならなくなってしまい、
 勤め先はそれまでの有楽町から
 基本的に地元・横須賀のみになりました。

 無所属であるフジノは長距離の移動であっても
 1人きりで行動する為、
 新幹線を使うような移動であっても、

 誰か他人に迷惑をかけることはなく、
 今まで必死に乗り降りを繰り返してきました。

 繰り返しになりますが、交通機関などの状況だけが問題であって
 それ以外のあらゆる日常生活場面では全く問題がありません。

 だから、政治家としてあらゆる公務をこなしてきました。

 また、移動に関する問題を抱えている為、
 他人以上に努力をしてきたつもりです。

 僕は、自分のパニック障害を隠したことはありません。

 本当に多くの方々が苦しんでいるこの病の実態を知ってもらい、
 世間の理解が進むことで副次的な苦しみが減って
 多くの方々が生きやすくなることを願ってきました。

 今回、県外視察を欠席するというご迷惑をおかけしたことに
 こころからお詫びの気持ちを抱きながらも

 この機会をパニック障害への理解を促す
 チャンスにさせていただきたいと願って

 改めて、このような文章を書きました。

 どうか、同じ病気に苦しむ方々が
 少しでも早く苦しみから抜け出せますように...。

 誰もがかかる当り前の病気です。
 その当たり前を、この国では偏見が強くて
 助けを求めたくても他人に伝えることができません。

 どうか、この病気のことを知らない多くの方々が
 正確な知識を得て理解を深めていただけますように...。

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(2009年7月31日(金)の活動日記)

● 日本うつ病学会@東京に参加しています

 今日は東京・品川プリンスホテルで開催されている
 『第6回・日本うつ病学会・総会』に参加しています!
 (http://www.c-linkage.co.jp/jsmd6/

写真1枚目

 まずは、朝9時から11時30分まで
 シンポジウム『過労自殺:法律家と精神科医の対話』に参加しました。

写真2枚目

 ディスカッションでは、高橋祥友先生が司会を勤められました。 
 高橋先生は自殺予防対策の日本の第一人者です。

 もしも高橋先生がいなかったならば、
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2005/july1.html#DrTakahashi

 フジノは自殺予防対策を
 政治家として実践しようと決意できなかったと思うのです。

 アメリカの自殺予防対策の第一人者は
 シュナイドマンという方なのですが

 シュナイドマンさんの著作のほとんどを
 高橋先生が翻訳して下さっています。

 高橋先生がいらっしゃらなければ
 シュナイドマンさんの著作にも出会えなかった訳ですから
 二重の意味で、高橋先生にはとても感謝しています。

写真3枚目

 過労自殺の分野はフジノにとって、
 裁判の判例などについて完全に勉強不足な為に
 全く知識が無くてとても苦手です。

 けれども昨年来の
 あまりにもひどい雇用労働の現実を見るにつけても
 今年は過労自殺についても避けてはいられないという危機感があります。

 法律分野で過労自殺に関わっておられる方々と
 精神医学の分野で過労自殺に関わっておられる方々と
 ともに第一線で活躍しておられる方々のお話はとても参考になりました。

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 続いて、12時から13時まで
 ランチョンセミナー(お弁当を食べながら、講義を聴くことができます)
 『うつ病・自殺の予防におけるプライマリケア医の役割』に
 参加しました。

写真4枚目

 すでに横須賀でも、
 プライマリケア医(もよりのかかりつけ医さんのことです)による
 うつ病への理解を深めて自殺予防対策に取り組んでいただく取り組みが
 始められています。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/apr5.html#080424-2

 これは、湘南病院の大滝先生のご尽力のおかげで
 横須賀市医師会の協力を得て進められている活動です。

 横須賀・三浦のように、
 人口に対してあまりにも精神科医が少ないまちでは
 ますますかかりつけ医のみなさまのご協力が不可欠です。

---------------------------------------------------

 その後、15時から17時30分まで
 高橋先生によるレクチャー
 『自殺予防の基礎知識:自殺のリスク評価と精神療法に焦点を当てて』
 に参加しました。

写真5枚目

 講演が終わった後、たくさんの方々が
 高橋先生のもとへ名刺交換に行っていました。

 フジノもその列の最後尾に並びました。

 7月上旬に受けた自殺に関連する市民の方からのご相談で
 フジノ自身の対応をどうすべきだったのか/今後もどうすべきなのかを
 高橋先生にアドバイスをいただきたかったのです。

 大変お忙しい高橋先生なのにわざわざお時間を割いてくださって
 フジノの相談を聴いて下さいました。アドバイスもして頂きました。

 やっぱり高橋先生はすごい方です。

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 その後は、ポスターセッションに参加しました。
 最新の知見が展示されていて、すごく参考になりました。

 さらに、書籍の販売と共に、教育DVDや
 ドクター向けに商品の紹介も行なわれていました。

 うつ病の治療法の1つに
 太陽光と同じ波長を持つ光を毎日浴びるという
 光(照射)療法というものがあります。

 (http://portal.lighttherapy.jp/

 この新しい器具が開発されていて
 しかも個人でも買うことができる(約4万円)ということが分かって
 思わず買いたくなりました。

 日本うつ病学会の第1日目は、
 フジノはうつ病そのものについてのプログラムには参加せず
 自殺予防対策についてのプログラムのみを選んで参加しましたが、
 とても充実していました。

 やはりいつだってどんどん最新の知識を取り入れて
 全国でがんばって活動している方々の存在を感じて

 そして再びエネルギーをもらって
 日常に戻っていくことで、がんばれるのだと思います。

 今日は本当に勉強になりました。
 これからもがんばります。


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