おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

性的な多様性の保障・LGBTI

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(2008年7月1日(火)の活動日記その1)

● ついに校長会で性的マイノリティについて語られる!

 6月議会の教育経済常任委員会でフジノが提案した

 『いわゆる性的マイノリティとされるこどもたちの
  苦しみを少しでも減らす為の、中学校での制服選択制の導入』

 について、教育経済常任委員会で
 教育長の答弁は「校長会の場で説明をしてみたい」とのことでしたが

 ついに、この答弁を受けて
 7月7日に開催する中学校の校長会でこの件をとりあげることが
 正式に決まりました。

 教育長が自ら語るのではなく、
 学校教育課長が説明を行なう予定です。

 今日、教育長から正式に連絡を受けました。

 フジノはそれに対して、中学校長会だけでなく
 小学校校長会でも性的マイノリティに対する理解を求めてほしい、と
 再び教育長に提案しました。


● 自分の性にそって生活できないことは、とても苦しい

 そもそも、フジノが議会で行なった提案とは何か、を説明します。

 約40人に1人の割合で
 いわゆる『性的マイノリティ』とされる方々が確実に存在しています。

 LGBTと呼ばれたりもするのですが
 レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーなど
 『生まれながらの性的指向』のことです。

 ・男性の肉体のまま、男性を愛する

 ・女性の肉体のまま、女性を愛する

 こうした同性を愛する方々もいらっしゃれば、

 ・男性の肉体に生まれたが精神的には女性であり、男性を愛する

 ・女性の肉体に生まれたが精神的には男性であり、女性を愛する

 こうした性同一性障害とされる方々もいらっしゃれば、

 ・肉体の性別はそのままに、両性を愛する

 こうした両性を愛する方々もいらっしゃいます。

 いずれにしても性的な嗜好(個人の好みとか好き嫌い)とは全く違うので、
 本人の意思でそれを選べるものではありません。

 これは、本人の意思とか努力で
 変えられるようなものではありません。

 自らの性的指向に気づくのは、小学校5〜6年生の頃で
 まわりに正確な知識・情報を持つ人もいないまま

 多くのこどもたちが自らの性的指向にとまどい、悩み、苦しんだ末に
 本当にたくさんの方々が自傷・自殺へと
 追い込まれている現実があります。

 逆に言うと、約40人に39人は
 異性愛(ヘテロセクシャル)という性的マジョリティ(多数者)なので

 いわゆる性的マイノリティとされる方々を理解できない為に
 いじめの対象にしてしまったりということもたくさんあります。

 (詳しくは、こちらをご覧下さい。
  http://www.hide-fujino.com/diary/2008/feb1.html#080201

----------------------------------------------

 中学校や高校には、標準服と呼ばれる『制服』があります。

 性的マイノリティとされる方々にお話をうかがった時に
 自分の本当の性とは異なる生活を送る苦しみというものを抱えたまま
 思春期を送るのは本当につらいものだとフジノは感じました。

 例えば、肉体は女性として生まれても
 精神的には男性なのに

 セーラー服にスカートをはいて毎日通学するのは、
 生き地獄のようにつらいものがあります。

 朝起きて、学校に定められた女子の制服を着る為に
 鏡の前に立って、自分の本当の性別とは違うかっこをするのです。

 電車やバスに乗れば、社会的には女子中学生として
 あるいは女子高校生として、男性からの視線を受ける訳です。

 このつらさというのは、今これを読んでいるあなたが
 朝から夜まで、自分の性とは逆の服装をさせられてみれば
 (想像するだけでも)どれほどイヤか分かるはずです。

 そこでフジノは、いろいろな案を検討した結果、

 ・ブレザーにスラックスを導入している中学校では
  男子も女子も制服を選択制にしてほしい

 という提案を議会で行ないました。

 こんな提案ではささやかな一歩でしかありませんが
 現状を少しでも変える為にはベターな選択肢だと
 フジノは判断しました。

 実際に、北海道や東北の中学校・高校において
 すでに選択制を導入している学校は私立・公立を問わず
 いくつも存在しています。

 本来ならば性的マイノリティに対する
 本質的な理解を広めることが必要ですが

 今この瞬間に苦しんでいるこどもたちがたくさん存在していて
 自傷や自殺へと追い込まれているとするならば

 人々の理解を深めるという長期の時間を要することを行ないつつ
 今すぐにできる改善を今すぐに行なうべきだと考えたのです。

---------------------------------------------

 横須賀市には、市立高校が1校だけあるのですが
 すでに制服は選択制が取られています。

 制服選択制を取っている理由は、表向きには違うのですが

 過去に1人、自らの性的指向をオープンにした
 勇気ある学生がいてくれたおかげだとフジノは考えています。

 だからこそ、次は中学校です。

 自らの性的指向に気づくのは、すでに小学校5〜6年生なのです。

 小学校時代は制服は無いので私服で生活できますが
 中学校に入学してしまうと3年間、制服で暮らさねばなりません。

 フジノはとにかくその苦しみから
 こどもたちを救いたいと考えました。

 そこで上記のような提案を6月議会で行ないました。

 教育長の答弁は、次のようなものでした。

 ・そもそも制服をどう扱うかを決める権利は、各学校にある

 ・その学校の意思を、教育委員会がムリに決めることはできない

 ・けれども性的マイノリティとされるこどもたちの苦しみは理解できる

 ・したがって、校長が定期的に集まる校長会の場で、
  こうした提案があったことをとりあげて説明したいと思う

 ・その後の判断は各学校が行なうことであって
  教育委員会が強制することはできない


 フジノは、100%ではありませんが、この答弁に納得しました。

 その答弁を得た6月議会が終わってから今に至るまで、
 いつどの校長会で教育長がこの件を話すのか
 とても気になっていたのですが、

 ついに今日、教育長から7月7日の中学校長会で
 学校教育課長からこの件をお話しするとの連絡を受けました。


● 学校は変われるか?あなたは変われるか?

 すでにお知らせしたとおりで、フジノの提案を受けて
 性的マイノリティに関する正確な知識を学ぶ為の教職員向けの研修を
 横須賀市の教育委員会では10月に行ないます。

 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080612-3

 現場の教職員の先生方はもともと
 こどもたちの痛みや苦しみにとても敏感です。

 しかし、学校の方針を決定していくのは
 やはり学校の経営トップである校長先生です。

 今回の、校長会でのお話を受けてどうするのかによって

 どれだけ校長先生がたが人権課題として感じ取れるか、
 校長先生がたの人権意識がどれだけあるのか、

 はっきりと分かることでしょう。

 もちろん、PTAをはじめ、教職員の方々の
 誤解にもとづく反対もあるでしょう。

 けれども、我々は変わらなければいけないのです。

 他人の痛みにもっと敏感にならなければいけないのです。

 性的には多数者であるとしても、
 生活の、人生の、様々な場面において、
 どこかで必ずあなたはマイノリティになることがあるはずです。

 マイノリティである痛みや苦しみは、誰にでも理解できるはずです。

 だからこそ、性的なマイノリティであることの苦しみや痛みを
 理解しようと全ての人々が努力するのは当然できるはずです。

 変わろう。
 僕たちは変わることができる。

 誰もが暮らしやすい生きやすい社会を一緒に作っていこう。


---------------------------------------------

 さあ、まずは7月7日の校長会。
 教育委員会の説明を聞いた校長先生たちがどういう反応なのか、
 どういう対応を実際に取っていくのかを
 これから1年間、いや、フジノが政治家である限りは
 死ぬまでずっと見つめ続けていきます。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

(2008年5月18日(日)の活動日記その2)

● ブリストル市のLGBTユースへの取り組み(その1)

 今日のプログラムは3つです。

 第1部 Rainbow Collegeからの発表
  (日本のセクシュアルマイノリティの現状、日本のLGBTユースの現状、
   Rainbow Collegeの これまでの活動、今後の展望など)

 第2部 イギリス・ブリストル市役所からの発表
  (イギリスのLGBTユースの現状、LGBTユースに対するサポートの紹介、
   行政のイクオリティへの取り組みなど)

 第3部 グループディスカッションと全体でのシェアリング


 第1部については省略させていただいて、
 イギリス・ブリストル市役所の取り組みについての発表を
 ご紹介します。


● ブリストル市の位置など

 そもそもイギリス・ブリストル市というまちなのですが、
 イングランド西南部で最大の都市で、
 ロンドンから電車で2時間くらいの場所にあります。

 (ブリストル市HP:http://www.bristol.gov.uk/ccm/portal/

写真1枚目

 人口41万人ですから、現在の横須賀市とほぼ同じ人口です。

写真2枚目

 イギリス第2の商業港市として栄えた歴史も
 港町として発展した横須賀市と共通点がありますね。


● 来日してくれたブリストル市職員のご紹介です

 ブリストル市役所には
 LGBTの若者をサポートする部署が正式に設置されています。

 (http://www.bristol.gov.uk/ccm/navigation/community-and-living/youth-support/

 これは本当に素晴らしいことです。

 今日はそのブリストル市役所の職員である方々が
 イギリスから来日して下さって、
 取り組みを発表してくれました。

 発表して下さったお2人をご紹介します。

写真3枚目

 フジノの左側にいらっしゃるのが
 バブス・マクフェイル(Babs McPhail)さんです。

 ブリストル市役所のサポートする
 LGBTユースグループ『フリーダムユース』のマネジャーとして
 グループの運営やLGBTユースのサポートをしていらっしゃいます。

 また、学校におけるLGBTのサポートのためのプロジェクト、
 トレーニングなどにも関わっていらっしゃるそうです。

 フジノの右側にいらっしゃるのが
 カズ・ウィリアムス(Kaz Williams)さんです。

 『フリーダムユース』で、
 LGBTユースのサポートを行っていらっしゃいます。

 学校やユースセンターなどで
 青少年のための護身術、
 いじめへの対応など
 さまざまなワークショップを行なっていらっしゃるそうです。

 また、こうしたテーマの市の職員研修にも関わっているそうです。

 さらに、ブリストル市役所の
 LGBT職員グループ『RainbowGroup』の共同代表でもあります。

 市のLGBTについての施策に対して
 積極的に発言をされているとのことでした。

------------------------------------------------

 若者のサポートをしていることだけでも
 ブリストル市役所の取り組みはすごいのですが

 もっと感激したのはブリストル市役所の中に、
 LGBTである市職員の方々のグループがあることでした。
 本当に素敵なことだと感じました。

 横須賀市役所にだって、いや、
 日本中の全ての企業にLGBTの方々が存在しているのです。

 そんなことは本当は当たり前のことなのです。

 けれども、日本の企業の中で
 いわゆる性的マイノリティの方々がオープンに活動することは
 まだまだ日本では難しい現実があります。

 でも、大人たちは
 こどもたちのお手本で無ければいけないのですから

 LGBTの若者たちのサポートをしている市役所の中に
 LGBTの市職員のグループがあるのは、当然ですよね。

 日本とイギリスの歴史的な背景の違いを理解してはいますが
 なんて日本は遅れているのだ...。

 プログラム終了後に、
 長時間にわたって意見交換をさせていただいたのですが
 ブリストル市役所の取り組みは本当に心強くて

 横須賀市でもがんばらねば!

 と改めて感じました。

 プログラムの中身そのものは
 次回、ご紹介します!

(2008年6月12日(木)の活動日記その3)

● 性同一性障害について『教職員向けの研修』がおこなわれます

 6月12日の教育経済常任委員会で行なった
 フジノの様々な質疑を数日間にわけて、報告しています。

 今回は6月12日の活動日記その2の続きです。
 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080612-2

 フジノの質疑のテーマは5つあったのですが
 そのうちの1つは

 『性的な多様性を保障する具体策の提案』

 でした。

 6月12日の活動日記その2に続いて
 性的な多様性を保障する為の取り組みを質問しました。

 テーマは、『教職員に対する研修』です。

 こどもたちと接する時間が最も長いのは
 今では家族では無く、学校の教職員の方々です。

 先生方に、こどもたちが置かれている現実を
 理解していただくことは、自殺予防対策と同じように
 とても重要なことです。


● フジノが行なった質問と学校教育長からの答弁

 この視点から、フジノが委員会で行なった質問を掲載します。

 (実際の委員会の場では、フジノは原稿をもとに
  アドリブも加えて発言していますので
  正式な発言は議事録が発行されたらご覧下さいね)


 <フジノの発言>

 性的マイノリティとされる方々への、合理的な配慮について。

 3月の予算議会で質問いたしました、
 いわゆる性的なマイノリティとされる方々への
 合理的な配慮の必要性、周知・啓発などの研修などについて
 数点質問します。

 そもそも40名に1人は、
 自らの肉体の性と精神の性が違うという違和感、
 いわゆる性自認を小学校5〜6年生頃にはしており、

 性的な多様性に対して理解と寛容さが無い現実の中で、
 思春期の多感な時期に自らを変態や異常者と感じて、
 リストカットや自傷行為、
 さらには自殺へと追い込まれているこどもたちが存在しています。

 このような現状を改善する為にも、
 前回の議会において教育長に

 性的マイノリティとされるこどもたちの置かれている状況について
 人権課題として捉えているかをうかがったところ、
 人権課題として捉えている旨の答弁を頂きました。

 そこで今回は、具体的な対応策について質問をしていきます。

 まず第1点目として、
 すでに前回の議会で対応に前向きなご答弁をいただきました。

 現在までに検討や対応をすすめていることがあれば、
 ご報告をお願いします。

---------------------------------------

 これに対して、学校教育課長から答弁がありました。


 次のとおり、教職員向けの研修を行なうことが決まった。

 研修のテーマ
  「『違い』を『個性』に〜性同一性障害への理解を〜」

 日時 10月29日15:30〜

 講師 臨床心理士

 参加者 幼稚園、小・中・ろう・養護学校、総合高校(全日・定時制とも)の
      人権教育担当者78名の教職員



 フジノはこの答弁を受けて、
 「まず具体的に動き出したことを高く評価したい」と述べました。

 と同時に、

 「テーマは性同一性障害だけですか?」

 と、再び質問をしました。

 何故ならば、性的な多様性を保障する為には
 少なくともLGBT(レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)全てへの
 理解が欠かせないからです。

 そこでフジノは、

 「同性愛、両性愛、といったことも研修テーマに含めてほしい。
  再度、検討してほしい」

 と提案しました。


----------------------------------------

 むー、まずは1歩前進です!

 ...でも。

 いわゆる性的マイノリティとされる方々への理解は
 イコール『性同一性障害への理解』と誤解されているのではないかと
 とても不安になりました。

 教育委員会への事前のヒアリングでは
 性同一性障害だけに限定するような感じは無かったのになぁ...。

 周囲の正確な理解の欠如、誤解からくる
 その苦しみやつらさは
 異性愛も同性愛も性同一性障害もなんら変わりません。

 知的障がい、身体障がい、精神障がいの3障がいの中で
 精神障がいに対する福祉サービスや理解があまりにも立ち遅れたように

 まさか、いわゆる性的マイノリティとされる方々の中でも
 性同一性障害だけへの
 研修や講演会などがすすめられる形になって
 同性愛や両性愛への支援や理解は立ち遅れていくのでしょうか。

 教育委員会には性的指向性の違いによって
 切り捨てる・見捨てるような
 そんなひどいことはしないように改めて提案していきます。


-----------------------------------------

 ゲイであること、レズビアンであること、
 あるいはバイセクシャルであること、というのは選べません。

 好きでなる訳じゃないし、変えたくて変えられるものではありません。
 (これを専門用語で『性的指向』といいます)

 逆に言うならば、たまたま40人に39人は
 異性を愛するように生まれただけのことなのです。

 異性を愛するように生まれた方々が
 たまたまそう生まれただけなのに

 「気持ち悪い!」と周りに言われたり
 自分自身のことを受容できなかったりなんて

 ちょっと想像すれば、いかにおかしなことかわかるはずです。

 性的指向性は変えることはできませんが、
 無理解からくるその苦しみやつらさは
 学校教育の力で大きく変えられるものなのです。
 いや、無くすことだってできるはずです。

 だからこそ、これからも決してあきらめずに
 継続してこの政策課題をとりあげていきます!

イメージ 1

(2008年6月11日の活動日記(水)その2)

● 性的マイノリティとされるこどもたちの、親御さんへのサポート

 6月12日の活動日記その1の続きです。
 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080612)

 今日の教育経済常任委員会で
 フジノがとりあげたことを少しずつ報告していきます。

 今回のフジノの質疑の大きなテーマは5つあったのですが
 そのうちの1つは

 『性的な多様性を保障する具体策の提案』

 でした。

 ここに至る経緯をちょっと
 おさらいしてみましょう!


● 3月の予算議会のおさらい(市長・教育長の答弁)

 フジノは3月の予算議会で
 いわゆる『性的マイノリティ』とされる方々について

 市長・教育長の現状認識を質問したり、
 いくつもの提案を行なうなど、問題提起を行ないました。
 (http://www.hide-fujino.com/dispute/generalquestion/2008/0303.html#protectsexualdiversity

 その際、市長からは

 「いわゆる性的マイノリティーと呼ばれる人々が
  これまで深い悩みを抱えてこられたことや、
  普通でないとして社会的に偏見や差別、蔑視を受けてきたことは
  承知をしております。

  しかし、差別を正当化する理由は見出すことができません。

  性的少数者であることをもって
  これらの人々を差別することは、
  憲法14条に定められている法のもとの平等に反する行為であり、
  あってはならないことであると考えております。」

 との力強い答弁を受け、また教育長からは

 「教育委員会といたしましては、
  性的マイノリティに関する指導は重要なことと認識しておりますので、

  今後、教員の研修会等を実施し、
  教育現場において子どもたちが不適切な扱いを受けることのないよう
  努めてまいります。」

 との積極的な理解を示す答弁を得ました。

 これは非常に画期的な答弁だったこともあり、
 数々のメディア
 (日本の新聞:http://www.hide-fujino.com/diary/2008/mar1.html
  インターネットメディア:http://www.hide-fujino.com/diary/2008/mar2.html
 にとりあげられたことをはじめ、
 台湾のメディアにまでとりあげられたのでした。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/mar5.html#080321

 素晴らしい!


● カミングアウト・レターズ

 さて、予算議会でのフジノの一般質問はあくまでも
 『性的な多様性を保障する為の活動』のはじめの一歩でしかありません。

 これまでほとんど地方議会でとりあげられてこなかった
 この問題について、風穴をあけるのが予算議会の目的でした。

 しかし、これからはもう風穴をあけることなんかではなく、

 不当な差別・偏見・スティグマに苦しんでいる方々が
 人として当たり前の暮らしを送ることができるように
 実際に変化を起こすことこそが政治家としての使命となります。

 そこで、6月議会以降のフジノは、
 様々な具体的な対応策を提案していくことに決めていました。

 今年度のフジノは教育委員会を担当する
 教育経済常任委員会に所属することになったので

 徹底的に『学校教育』『社会教育』の場で
 性的な多様性が保障される為の提案をしていこう

 と決心しました。

 そんな6月議会では、
 いわゆる性的マイノリティとされる方々に対する市の対応として
 3つの提案をすることに決めました。

 その1つが、

 『性的マイノリティとされるこどもたちの、親御さんへのサポート』

 という視点からの提案です。


● フジノが行なった質問と教育委員会からの答弁

 この視点から、フジノが委員会で行なった質問を掲載します。

 (実際の委員会の場では、フジノは原稿をもとに
  アドリブも加えて発言していますので
  正式な発言は議事録が発行されたらご覧下さいね)


 <フジノの発言>
 続いて、性的マイノリティとされる方々の、
 親御さん方への支援について質問します。

 いわゆる性的マイノリティとされるこどもが1人いるならば、
 そこには父親と母親が存在する訳です。

 40人に1人の割合で
 性的マイノリティとされる方々が存在するのですから、
 絶対的にその倍の数の親御さんが存在しています。

 性的マイノリティとされるこどもたちの親御さんもまた、
 非常に困難な状況へと追い込まれています。

 例えば、

 「親としての育て方が悪かったから
  ゲイやレズビアンになってしまったのか」

 といった悩みを持ってしまうなど、
 親たちもまた誤った情報によってこどもの状況を受容できずに、

 こどもが勇気をふりしぼってカミングアウトをしても
 それを受けとめることもできずにお互いに厳しくなってしまっています。

 他の家庭のように、
 こどもが異性と結婚してこどもを生んで孫を見たい、
 という気持ちそのものは自然のものとしても、

 同時にまた性的な多様性もまた
 人として自然であることを
 親の世代にも啓発する必要があると僕は考えます。

 そこで提案したいのですが、教育委員会が現在行なっている、
 年3回の「子どもと人権講座」、
 または年2回の「暮らしの中の人権を考える講座」、
 あるいは人権セミナー、人権サロンなどの、社会教育の場において、

 親御さんの世代をサポートする為に
 社会教育として性的マイノリティについてとりあげていただきたいのです。

 生涯学習課長、教育長、いかがでしょうか。


---------------------------------------

 これに対して、生涯学習課長は
 1枚のリーフレットをフジノに示しながら答弁してくれました。

 すでに教育委員会が作成しているリーフレットに
 『育てよう やさしい心を』というものがある。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/june/12leaflet.pdf

 その中に、下の画像のように
 解決すべき人権問題として『性的マイノリティ』も触れている。

 (画像参照)

 このリーフレットは、生涯学習センターをはじめとする
 各行政センターなどで配布している。

 けれどもそれだけでは十分とは言えないので、
 フジノ議員が指摘した、社会教育の中で何ができるかということを
 今後、検討していきたい。

 (大急ぎでメモしたので、たぶんこんな主旨でした)


 市民のみなさまにとっては
 もっと具体的な答弁がほしいと思うのではないでしょうか。

 でも、これで大きな進展です。

 市議会終了後、必ず教育委員会は会議を行なって
 市議会での質疑について話し合いを行ないます。

 いわゆる性的マイノリティとされる方々の親御さんへの
 情報提供・普及啓発・支援の必要性についても
 しっかりと検討してくれるはずです。

 なんといっても、教育委員会は有言実行の部署なので
 きっとやってくれるはずです。

 広く社会全体に対して
 性的な多様性を保障する広報活動を行なう為には
 本当ならば、国をあげて(つまり政府が責任をもって)活動することが
 必要なのですね。

 でも、一市議会議員や一地方自治体ができることは
 残念ながらなかなか限られています。

 それでも、毎年開催している人権セミナーに
 (毎年、素晴らしい人選で講師をお招きするんですよ!)

 例えば、尾辻かな子さんや上川あやさんらに
 講師として来ていただいて、ぜひお話をしてもらえたらと思います。

 そして、もし教育委員会が実行しないのであれば
 (いや、必ずやってくれると信じていますが)

 その時には、フジノが勝手にやります。

 ちょっと長文になりすぎましたが、
 性的な多様性を保障する為の3つの提案のうちの、
 1つ目を紹介しました。

(2008年3月28日(金)の活動日記)

● 人権懇話会の提言書が市長に提出されました

 3月11日に開催された『人権懇話会』最終回を受けて、
 ついに『提言書』が完成しました。
 (http://www.hide-fujino.com/diary.htm#080311

 おととい26日に、座長である青柳幸一さん(筑波大学教授)から
 蒲谷市長に提言書が手渡されました。

 提言書の全文はこちらになります。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2008/mar/26recommendations.pdf
  pdfファイルで650KB、A4で48ページです)

 読んでいただくと分かると思うのですが、
 性の多様性についての記述は全く改善されませんでした。

 横須賀市内にお住まいの方だけでなく、
 北は青森県から西は愛媛県まで、
 本当に全国からたくさんのご意見のメールを頂いたのですが

 みなさまからせっかくご指摘いただいた『提言書(案)』の
 明らかな問題点の数々を改善することができませんでした。

 担当部署である横須賀市の
 人権・男女共同参画課に対する強い憤りと怒りもありますが

 何よりも、政治家は結果責任ですから、
 改善できなかった責任は全てフジノにあります。

 ご協力いただいたみなさまと
 全国で暮らすいわゆる性的マイノリティとされる方々に対して
 こころからお詫びを申し上げます。

 本当に申し訳ございませんでした。

 けれども、性的な多様性を保障する為の
 フジノの闘いはこれで終わった訳ではありません。

 むしろ、ここからが勝負です。


● 次は、『人権施策推進指針(案)』づくりが始まります

 これから来年3月までの間に
 横須賀市は提言書をもとにして『人権施策推進指針(案)』を作ります。

 この『指針(案)』は市職員によって作られるのですが
 正式にパブリックコメントにかけられて
 市民のみなさまからご意見をいただくことになります。

 もちろん頂いた市民のみなさまからの
 パブリックコメントに対する市の意見も公開されます。

 その後に(案)が取れて正式な『指針』となるのですね。

 だから、いくつもの方法がフジノには取れると思います。
 例えば、

 (1)性的な多様性についての理解を促す研修や講演会の実施

 (2)市議会の本会議・委員会での性的な多様性についての発言

 (3)指針(案)に対するパブリックコメント

 指針が完成するまでの間に
 こうした活動を続けていくことによって

 理解がまだ弱い性的な多様性について
 誤った知識や理解が改善されるように活動したいと思います。


● 同時に、市民のみなさまへの理解を広める活動を始めます

 さらに、今回は率直に申し上げて
 手段としてフジノは結果だけを取りにいきました。

 つまり、人権・男女共同参画課の方々をはじめとする
 横須賀市の職員のみなさんが、

 いわゆる性的マイノリティとされる方々がどういう状況にあるのか、とか
 性的な多様性が保障されることが人としていかに大切なことか、など

 『本質的な理解』が無くてもいいから、
 提言書(案)の『文章』さえ正しく変えてくれれば良い

 とフジノは考えて行動しました。

 これは、時間が1ヶ月しかなかったことが原因です。

 けれども、これからは指針の完成までに1年間あります。
 1年間あれば、かなりの活動ができます。


 また、フジノは性的な多様性の問題の存在を知ってから
 市長・教育長への一般質問に至るまで
 1年間かかったのですけれど

 実際に本気でスイッチが入って
 これは一生かけて取り組もうと決心したのは

 2月1日の下北沢でのイベント
 『性的マイノリティと教育』に参加してからでした。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/feb1.html#080201

 本気のスイッチが入ってから
 市長への一般質問まで1ヶ月しかなかったのです。

 だから、フジノ自身の理解が低く、弱かったと思うのです。

 でも、今ではたくさんの方々と出会うことができました。
 このまちに暮らす
 いわゆる性的マイノリティとされる方々とも出会うことができました。

 ここから先は、フジノ自身がもっと変わっていく努力と共に、

 カフェトークやカフェトーク特別版(講演会やトークイベント)などをはじめ、
 市民のみなさまに向けての本質的な理解を促すための
 いろいろな活動を行なっていこうと決めました。

 闘いはこれからです。
 どうか、あなたの力を貸してください。

 よろしくお願いします!

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