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2.自殺予防の総合対策を推進する為に
(1)本市の自殺対策を実態に基づいたより有効な取り組みとする為に、
自死遺族の方々に聞き取り調査を行なう必要性について
これまで本市は他都市に先んじて
いくつもの自殺対策を実践してきました。
しかしこれらは全て
『全国的に効果があるとされる一般的な対策』です。
さらに根本的な解決に向けては、
『地域の実態に応じた対策』を行なっていく必要があります。
つまり、今後は実態把握とそれに基づいた本市独自の、
オーダーメイドの自殺対策が必要なのです。
写真1枚目
今年7月、NPOらの自殺実態解析プロジェクトチームによって
『自殺実態白書2008』が発表されました。
写真2枚目
1000人の声なき声に耳を傾ける調査として、
自死遺族の方に平均2時間半をかけて
235の設問の聞き取り調査を行なった
過去に前例の無い画期的な調査報告書です。
この中で、警察庁から提供された自殺統計原票を集計して
2004〜2006年に自殺で亡くなった方々の
全市区町村ごとの性別・年代・職業・原因・動機ごとに発表されました。
つまり、これを読めば本市ではどんな方がどういった理由で
自殺で亡くなっているかが分かるのです。
しかし、本市の自殺の圧倒的多数が
「遺書なし」であることが判明しました。
写真3枚目
残念ながら、警察庁の自殺統計原票での分析でも
本市の実態は把握しきれなかったのです。
そこで、だからこそ、本市の自殺の実態を把握する為の
自死遺族の方々への聞き取り調査を行なうことが必要です。
こうした調査は秋田や岩手など
熱心な研究者がいるまちでなければ不可能かと思われてきました。
けれども今年、東京都は、
約百人の自死遺族に聞き取り調査を行ない、
自殺前の状況・動機・年齢・仕事などの関連性を調査し、
遺族ケアに結びつけると同時に、
実態を反映した対策づくりをする方針を打ち出しました。
本市でもNPOなどの協力を得ながら
遺族ケアにも結びつける為にも実態調査を行なうべきです。
そこでうかがいます。
<質問>
本市も、地域特性を反映した自殺対策を立案すべく、
自殺の詳細な実態を調査する為に、
ご協力をしていただける自死遺族の方々に
聞き取り調査を行なうべきではないでしょうか。
市長の考えをお聞かせください。
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