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(2009年9月4日(金)の活動日記その1)
● 吉田市長へフジノが行なう質疑の内容です/発言通告書
8日の本会議で市長に対して質疑を行なうためには
けさの10時までにあらかじめ
議会事務局へ
『発言通告書』を出さねばいけません。
この数日間やたらに忙しかったフジノはなんとか徹夜の末に
発言通告書と原稿の下書きを提出することができました。
フジノが出した発言通告書(=質問の内容)は
下の通りです。
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『件名および発言の要旨』
1.就任2ヶ月間の市長に対して
市民から起こった批判への、市長の「言い訳」に関連して
(1)市民が「吉田市長に望んでいること」と、
市長ご自身の「市民から期待されていること」の「認識」との
「ズレ」について
ア.吉田市長に求められているのは
「スピード感」をもって行動することではないのか
吉田市長の就任1ヵ月が経過した頃から、
多数の市民の方々から
「新市長は何をしているのか」
「市長が変わったのに何も変わらないではないか」との批判があった。
同時期に新聞報道でも同趣旨の批判が成された。
それらに対して市長は所信表明の中で
「マニフェストに向かって早く行動せよ、
といった市民のお叱りの言葉も耳にしている訳ですが、
私にとっては今後大きく羽ばたく為の必要不可欠な助走期間です」
と述べたが、市民のみなさまはこんな「言い訳」を求めていない。
吉田市長には市議会議員としてすでに
「助走期間」が6年間もあったはず。
むしろ「期待に添えず申し訳ない」といった
率直な言葉の方が吉田市長らしかったのではなかったか。
同時に、市長は自らがどのように市民に求められているか
という認識が実際の市民の想いとズレがある。
若き新市長に対して市民のみなさまは
「慎重に行動して百点満点の結果を出せ」とは望んでいない。
不安定かもしれないが希望のある未来へのチェンジに向けて、
「スピード感」をもって行動することこそ
市長は求められているのではないか。
イ.式典への来賓出席や形式的に会議の冒頭だけの挨拶などへの出席に
市長は時間を割くべきではなく、「マニフェストの実現」にこそ
全力を傾けるべきではないのか
この2ヶ月間の市長動向を見ると、
来賓としての式典出席などに忙殺されている様子がうかがえるが、
市民のみなさまは「マニフェストの実現」によって
「希望を感じられる未来を共に創りだすこと」を望んで
吉田雄人候補に投票したのであって、
「式典への出席」などを大多数の市民は求めていない事実を
市長は自覚すべきである。
この2ヶ月間だけでなく今後も吉田市長の任期においては、
あらゆる式典や行事への来賓出席や、
各種会議で冒頭挨拶だけの形式的な出席なども含めて、
本当に市長の出席が必要不可欠なのかを改めて精査して、
副市長や部局長に代理出席を積極的に行なわせ、
市長自身は何よりも今は
マニフェスト実現=政策の実現にこそ全力を傾けるべきではないのか。
ウ.市長は徹底して全ての情報を公開し、
積極的にあらゆるメディアを使って自らの想いや行動の全てを
市民のみなさまへ届くように発信していくべきではないか
もしも市長がこの2ヶ月間について、
ヒアリングの過程も含めてその行動や想いの全てを
きちんと市民のみなさまに情報公開・発信していれば、
市民の失望感はもっと低かったはずである。
市議時代には常に街頭に立ち市民と共に居たはずの吉田雄人が
市長になった途端に「姿が全く見えなくなったこと」に対して、
市民のみなさまが大きな不安を感じたことを
市長は理解すべきである。
したがって、市議時代以上に、
市長は今何を考えていてどのような行動をとっているのかを
常にあらゆるメディアを駆使して
市民のみなさまに届くように
発信し続けていくべきではないか。
2.マニフェストの「完全なる実現」に向けて
(1)マニフェストの進捗管理は「毎年」行なうべきだが、
「自己評価」だけでなく、外部の「第三者評価」を受けるべきではないか
現在の日本政治において、
選挙で信託を受けたマニフェストの実現を担保する方法は、
予算への反映と共に、
確かに市長が言及したように実施計画などの行政計画に
マニフェストを落とし込んでいくことである。
これは必ず実施していかねばならない。
しかし、「進捗管理」について市長は
「マニフェストに記載した具体的な事業についても、
実施計画に盛り込む形で進捗管理を行なってまいりたい」と言及しているが、
「実施計画の進捗管理」だけでは足りない。
あくまでも行政計画の進捗管理は
「行政」の責任において行なう進捗管理に過ぎない。
選挙の際に候補者として市民と契約した「マニフェスト原案自体」は
「市長本人」が4年間ずっと説明責任を負うものであり、
マニフェストの進捗管理そのものも必ず行なわねばならない。
したがって、「毎年度」にわたりマニフェストは「自己評価」し、
かつ「外部の第三者による客観的な評価」を受けるべきではないか。
(2)マニフェストで「ゼロ予算で実現可能」とした施策は、
市職員に過大な負担がかかりすぎないよう対応すべきではないか
マニフェストで
「ゼロ予算で実現可能(人件費を除きます)」とした施策が多数あるが、
市の施策が本当にゼロ予算で実行できることは無く、
現実的には
「=市職員の業務量が増加すること」を意味している。
すでに行政改革によって市職員数が大きく削減されている中で、
市職員の疲弊感が大きいことも
しっかりと認識していただきたい。
コストカットだけに力を入れて
市職員に過大な負担がかかりすぎないよう、
必要な人員の確保などはしっかり行なうべきだと考えるが、いかがか。
(3)マニフェスト実現の為にも、
意欲ある若手職員を年功序列にとらわれず抜擢するなどの
人事政策を積極的に行なうべきではないか
(4)マニフェスト推進の為に「本物の現場」を
毎週市長みずから足を運んで必ず見るべきではないか
ア.吉田市長は「現場主義」を言及されているが、
少なくともぜひ毎週1回は現場を訪れていただきたいが、いかがか。
特に、高齢化が急速に進む市営住宅に独りで暮らす
単身高齢者の方の姿、重度の障がいのある方々の作業所、
介護職員がたった1人きりで夜勤をして
多数の高齢者を担当している特別養護老人ホーム、
ひとり親のご家庭で深夜まで独りで過ごすこどもの姿など、
今までの市長が絶対に行かなかったような
市内各所の現実の姿をしっかりと見ていただきたいが、いかがか。
イ.視察の際には、訪問先が市長に失礼の無いようにと
あらかじめお膳立てされた視察ではほとんど意味が無いので、
抜き打ちで現場を訪れるなど
「本物の現場」を見ていただきたいが、いかがか。
3.財政危機の原因の1つである
ハコモノの今後の在り方に対する方針を述べるべきではないか
(1)芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の
今後に対する方針を述べるべきではないか
本市の財政状況に対して市長は
「他都市のように「財政危機宣言」を出しても
おかしくないような状況です」と言及したが、
芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の「ハコモノ3兄弟」こそ
本市の財政危機の元凶の1つであり、
我々が市議として2003年に初当選を果たして以来の
改革のスタートであったはず。
マニフェストには記さなかったが
市長選挙においてもまた当選後のメディア対応においても、
繰り返しこの問題を市長は言及してきた。
それにも関わらず、所信表明において
こうしたハコモノの今後の方針について全く市長が言及しなかったことは、
市民感覚から全く理解できない。
現時点での吉田市長のお考えを明確に述べるべきではないか。
4.基地に対するスタンスに対して
(1)基地に対するスタンスは「可能な限りの米軍基地の返還」を
方針として堅持していくと市長は言及したが、
1989年に本市が宣言した「核兵器廃絶・平和都市宣言」も
しっかりと堅持し、政府へ本市の市是を主張していくべきではないか。
市長は「基本構想、基本計画の「可能な限りの米軍基地の返還」
という方針を堅持」して自らが先頭に立って
基地に起因する様々な課題について取り組んでいくと言及したが、
同時に、本市が1989年に宣言した
「核兵器廃絶・平和都市宣言」も堅持していくべきではないか。
現在、アメリカと日本国政府とが交わした
密約の存在が明らかになりつつあり、
核兵器を搭載した米軍艦船が
過去に日本の領海を通過・寄港していた可能性が強い。
わが国の国是である
「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の「非核三原則」の中で
「持ち込ませず」は特に本市の市民の安全に深く関わっており、
真実が隠されたまま、
本市への核兵器持ち込みによって
市民の安全が脅かされてきた可能性が極めて高いと言える。
市長はマニフェストにおいて「基地周辺の安全・安心」を
積極的に国・県に対して要請していくと記しているが、
すでに本市は「核兵器廃絶・平和都市宣言」を
行なっている歴史的経緯も併せて、
政府に対して非核三原則の堅持を強く申し入れるべきではないか。
5.自殺に対する認識について
(1)自殺の原因に対する吉田市長の認識について
市長は本市の自殺問題に対して
「年間100人もの方が、どうしようもなくみずから死を選び」と言及したが、
すでに自殺対策基本法、自殺総合対策大綱においても
「自殺は追い込まれた末の死」であると明記されている。
自殺とは「社会的な複合的な要因によって追い込まれた末」の死であって
「本人の意思による選択」ではありえない。
マニフェストで「いのちを大切にするまち横須賀の実現」を掲げた
吉田市長には、この際、自殺の原因に対する認識を
ぜひ改めていただきたいが、いかがか。
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以上です。
20分の制限時間におさめるべく
原稿の下書きを推敲して完全版をつくらないといけません。
まだまだがんばらないといけません。
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