おれをこきつかえ!政治家フジノ39才

「福祉のまち、横須賀」をめざして、今日も全力活動中(横須賀市議・2期目)

高齢の方々の保健医療福祉

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 2

(2009年7月14日(火)の活動日記その2)

● 初の高齢化率24%台へ突入...超高齢社会のまち、横須賀。

 午後から、2009年度の第1回目の
 『介護保険運営協議会』でした。

 (介護保険運営協議会とは:http://www.yokosuka-benri.jp/g_info/l100050483.html

 これは市の介護保険のいろいろなことを決める場なのですが
 フジノは傍聴をしてきました(発言はできません)。

 あまり良く市民のみなさまに知られていないことなのですが
 『介護保険』という『仕組み』そのものは
 日本全国どこでも共通ですが、
 このまちの介護保険を『運営』しているのは、『横須賀市』です。

 法律でこの制度をつくったのは国ではありますが、
 実際に具体的なことを動かしているのは市なのですね。

 例えば、これから先の3年間で市民のみなさまに
 どれくらいのサービスが必要なのか(=給付)を予測したり、

 その予測したサービスの量に基づいて
 どれくらいお金が必要なのかを推計して

 市民のみなさまからお預かりする保険料を
 いくらにするのかなどを決めているのも、横須賀市です。

 ですから、市民のみなさまは介護保険に対して
 いろいろな想いをお持ちだと思うのですが

 ぜひ横須賀市に対して、
 どんどんみなさまのご意見を出していただきたいのです。

 市の権限で実現できることが、
 実はたくさんあるんですよ。

画像1枚目参照

 さて、フジノは毎回傍聴するようにしていて
 とても重視しているこの介護保険運営協議会ですが
 今日もわずか1時間で終わってしまいました。

 こうした市の審議会のほとんどは質疑も無く、
 ほとんど市が資料を説明するだけで、あっけなく終わってしまいます。

 でも、参加する委員メンバーには税金から報酬も支払われているのですし、
 ぜひとも活発に意見を出したり、もっと議論をしてほしいものです。

 配布された資料には、重要なデータがいくつもありました。

 なんと、この4月1日現在で
 横須賀市の高齢化率が初めて24%を超えました。

 これは、横須賀市民42万人の中で
 65才以上の方がどれくらいのパーセントを占めているか、ということです。

画像2枚目参照

 上の表のとおりで、このまちでは65才以上の方々が
 平成2年には10人に1.1人だったのが
 平成21年には10人に2.4人が65才以上となりました。

 わずか20年のうちに、本当に『高齢化率』は大きく変化しました。

 今でも『高齢化社会』という言葉を使う方がいますが
 言葉の定義では、実はそれはまちがっています。

 高齢化率が7〜14%の時に、『高齢化社会』と呼びます。

 高齢化率が14〜21%の時は、『高齢社会』と呼びます。

 高齢化率が21%を超えたら『超高齢社会』と呼ぶのです。

 横須賀市はすでに平成17年には
 『超高齢社会』に突入しています。

 このデータを見た時にフジノは
 ああ、ついに24%を超えたのか、と感じました。

 日本全体の高齢化率は22.1%(昨年10月1日現在)ですから
 このまちの高齢化率は、わが国全体よりも高いのです。

 日本全体が40年後には、
 2.5人に1人は65才以上になるという推計もあります。

 わが国全体がこれまでの人口構成とは全く異なって変化していきます。

 こうした変化を現実のものとしてしっかりと受け止めて
 新しい福祉社会の姿を市民のみなさまと共有していきたいです。

 ただ「財源をどうするか」という
 あまりにも矮小化された議論で終わっては
 絶対にダメですよ...。

 今の2009年の段階から
 まず「目指すべき社会の姿はどう在るべきなのか」を
 市民のみなさまと一緒に共通のビジョンを描いていきたいのです。

 今とは全く異なる人口構成に国全体が変化するのですから、
 今の枠組みの福祉サービスを前提にしたままで
 財源の議論をするのはおかしいのです。

 マスメディアの単純な論調では
 財源が足りないから消費税を上げろなんてなっていますが
 そんな議論は完全に『的外れ』なのです。

 市長選挙の時にも勝手連活動を通して
 たくさんの市民のみなさまとお話しましたが

 本当に大切なことは、
 僕たち自身がこのまちでどんな風に生きていきたいのかを
 しっかりと共通の想いを持てるようになることです。

 その想いがまず『先』にあって、
 制度は『後』から形作られていくのです。

 制度に合わせて人は生きていくのでは無いのです。

 この点をもっともっと市民のみなさまと、たくさんお話をしていきたいです。
 超高齢社会でも大丈夫なのですよ。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

(2009年2月16日(月)の活動日記その2)

● 民間救急車を待ちながら、熱川温泉病院の4年間をふりかえる

 ペンションをチェックアウトして、熱川温泉病院へ向かいました。
 朝もペンションの方が病院まで送ってくれて、ありがたかったです。

 病院に到着して、民間救急車が到着するのを待ちました。

 昨日から満開となった河津桜のせいで、
 桜を見るための観光客で道路がすさまじい渋滞になっていて
 到着時間が30分ほど遅れるとの連絡がありました。

 民間救急車は藤沢から来てくれるのですが、
 転院を決めて予約をした日には
 まさか昨日みたく温かい日になるなんて想像もできず、
 (伊豆は、夏のようでした!)

 新聞の1面が『河津桜、満開』と載るほどとは
 予想外の出来事でした。

 ささやかな変更でさえも心配で、
 すぐに転院先の鎌倉の病院と家族へと連絡をしました。

 転院先は「ゆっくりどうぞ」と言ってくれて
 とにかく僕は待つことにしました。

---------------------------------------------------

 けさの父さんは、すごくスッキリしていて
 出発を理解しているのだなあと感じました。

写真1枚目

 千羽鶴やたくさんの手紙が貼られてた壁も昨日片づけてしまい、
 父さんを励ます孫たちの声を録音したテープや
 好きな音楽がかけられるラジカセも
 全てダンボールに入れてしまったので

 僕はしばらく父さんのそばに座っていることにしました。
 それから、病室の窓から外を眺めました。

写真2枚目

 熱川の景色は、僕たちが暮らしていた武山にとても似ていて
 せめて父さんのさみしさが少しでも減ってほしいと願ってきました。

 そんなことをぼんやりと考えていると
 熱川温泉病院のスタッフの方々が
 次々と父さんへあいさつしに来てくださいました。

 看護師さん、看護助手さん、理学療法士さん、
 医療相談室のMSWさん...。

 しかも、現在の担当者の方々だけではなくて
 4年の間で父の担当から替わった前任の方々まで来てくれました。

 そして、父さんに別れの言葉を語りかけてくれました。

 涙を流して「藤野さん、良かったね。横須賀に近くなるね」と
 父さんの肩をさすってくれたり、

 血のつながった家族のように
 親身な言葉が続きました。

 僕はその様子にますます混乱してしまって、
 転院が正しい決心なのかが分からなくなりそうでした。

 リハビリがとても熱心で評価もとても高い病院なのですが
 本当の魅力はこんなに素晴らしいスタッフがいることなのだと思います。

写真3枚目

 父の部屋からは、山々と川が見ることができます。
 父と同じ4人部屋に入室している誰もが、自力では窓の外を見れません。

 でも、外が見られるように、日向ぼっこができるように、
 スタッフのみなさんは毎日必ず車椅子に乗せてくれました。

 父さんの体調を除けば、本当に平和な日々を送ることができました。
 この病院と出会えて、本当に良かったです。


● ついに出発です!

 ついに民間救急車がやってきました。

写真4枚目

 前回、横須賀市民病院からここへ転院する時には
 やはり市民病院から

 「ご自分で手配してください」

 と言われて、全く初めてのことでとまどいながら
 何社にも電話をかけまくったのでした。

 その会社での費用は、17万円もかかりました。

 そもそも数社から1社をどうやって選べば良いのかの
 基準さえも分かりませんでした。

 それが今回の転院の場合、
 転院先の鎌倉の病院のMSWさんが数社のパンフレットを見せてくれて、
 値段などを比較して、MSWさんと相談しながら決めました。

 おかげで、とてもいい相手と出会えました。

 『細野民間救急車』という藤沢の福祉タクシー事業者です。
 (藤沢市本町3−15−26、0466(25)3743)

 藤沢市消防本部認定第1号の民間救急です。

 今回の転院にかかった費用は、わずか5.5万円でした。
 もちろん、痰の吸引も酸素もありで、看護師さんもついてくれます。

 家族の座るイスも前回とは違って、ゆったりとしてました。

 金額が安いのに質的には前回よりも明らかに良くて
 本当に親切な運転手さんと看護師さんが来て下さいました。

 それなのに、前回の相手先との差額は
 マイナス12万円です。この安さのおかげで助かりました。

 情報がある、ということは本当に大切だと感じました。
 加えて、何も分からずに苦しんでいる家族にとって
 MSWさん(医療ソーシャルワーカー、相談員さんのことです)の存在は
 本当に大きくて大切だと思いました。

写真5枚目

 熱川温泉病院の看護師さんと
 民間救急車の看護師さんとの送り渡しが終わると
 ついに出発です。

 救急車の窓は、中にいる僕からは外が見えるのですが
 外からは中にいる父さんや僕の様子は見えません。

 それでも熱川温泉病院のスタッフの方々がみんな玄関に立って、
 民間救急車が見えなくなるまでずうっと手を振ってくれていました。

 僕も何度も何度もお礼の気持ちでおじぎをしました。
 見えるとか見えないとか、お互いにカンケーないのですね。

 熱川温泉病院のみなさま、本当にありがとうございました。
 このご恩は生涯を通じて、僕は絶対に忘れません。


● 現場の姿から学んだことを、政策として必ず反映させる

 この4年間、僕は、熱川温泉病院のみなさんの姿から
 本当にたくさんのことを学びました。

 そして今日、最後に出発する別れ際に
 あるスタッフの方から、こう言われました。

 「フジノさんの仕事ぶりを、HPで読ませてもらっています。
  医療のこと、福祉のこと、現場の想いを代弁して訴えて下さって
  ありがとうございます」

 僕の職業をうすうす気づかれてるとは思ってたけれど
 仕事についてこの4年間で1度も言われたことが無くて

 初めて仕事について頂いた言葉が感謝の言葉だったことに
 思わず、涙が出そうになりました。

 アクセス解析ソフトのおかげで、
 フジノHPをどこから観てくれているかは全て把握していて

 遠く離れた北海道や沖縄からも観てもらえていますし、
 伊豆・熱川でもHPを観て下さっている方々がいるのは知っていました。

 でも、スタッフの方々が観てくれている方がいるとは思わず、
 恥ずかしさと同時に、大きな感謝の気持ちがわきあがりました。

 フジノは小さな横須賀というまちの
 43人の市議会議員のうちの1人に過ぎません。

 けれどももしもフジノが政治家を続けていって
 まかりまちがってもしも国会議員になるような日が来るとしたならば
 絶対に厚生労働大臣になりたい。

 そしたら、僕は自分の命をかけて、この国の医療を守る為に働く。

 患者さんとそのご家族はもちろんのこと、
 医療の現場で身体を削って働いている方々の力になりたい。

 もちろん市議会議員の今だって
 やれることはたくさんある。

 あくまでも横須賀市内のことにフジノの権限は限られているけれど
 与えられた権限の中で、これからもできる全てのことを行なっていくんだ。

 それだけが、僕のできる唯一の『恩返し』なのだと思います。

 いつも全力を尽くす。いつも必死に働く。
 全身全霊をかけて生きていくんだ。


 (その3へ続く)

イメージ 1

(2009年2月20日(金)の活動日記その1)

● 予算議会がスタートしました!

 ついに本日から、予算議会がスタートしました。

 来年度(2009年4月1日〜2010年3月31日)の予算案と
 今年度最後の補正予算案を審議します。

 補正予算案では主に『緊急経済対策』について
 審議をします。

 毎回、予算議会の最初に

 来年度はどうしていきたいのか

 という市長の想いを
 市民のみなさまに向けて語る『施政方針』の演説が
 行われます。

 その全文はこちらです。どうかご覧ください。
 (http://www.hide-fujino.com/pdf/2009/feb/20mayorsspeach.pdf


● 保健・医療・福祉の切れ目のない地域サービスを目指して

 今回の市長の施政方針演説の中で
 フジノが最も共感した部分は、以下の一文です。

 > 地域医療については、
 > 急性期病院から退院後の継続的な在宅医療、
 > そして、介護サービスまでの連携が
 > 十分に行われているとは
 > いいがたい現状にあります。
 >
 > そこで、市民が身近なところで
 > 安全で質の高い医療や介護サービスを
 > 安心して受けられるようにするため、
 >
 > 横須賀市医師会が実施する
 > 医療機関相互で患者の診療情報などを共有化する
 > システムの構築を支援し、
 >
 > 切れ目のない保健医療福祉サービスを
 > 提供する体制づくりを進めてまいります。


 僕の父のことを例に出すまでもなく
 また、横須賀市に限らず、

 この国の、急性期の医療から退院後の
 慢性期の医療・福祉への連携はうまくいっていません。

 現場のドクターとお話しても
 この危機感はみなさんが感じています。
 (http://www.hide-fujino.com/diary/2008/apr5.html

 その原因のほとんどは、
 小泉元総理の愚策の数々にあるのは
 くりかえし書いてきたとおりです。

 けれども、いくら政府が無策で総理が無能でも
 現場に最も近い地方自治体が
 知恵と汗をふりしぼって、闘うんです。

 今回、市長が施政方針演説の中で述べたものは
 実際にはわずか150万円の予算を
 横須賀市医師会の取り組みに補助をするものです。

 地域の診療所(かかりつけ医)と
 病院(例えば市民病院など)の間をオンラインでつないで

 患者さんの情報のやりとりが
 今よりもスムーズになるようにします。

 例えば、あなたの体調が悪くなって
 A診療所でレントゲンを撮ってもらったとします。

 かかりつけ医Aさんは「肺炎」と診断して
 B病院への入院をすすめました。

 あなたはB病院に入院しましたが、
 すでにA診療所からB病院へ
 レントゲンなどのデータがシステムで届いており
 わざわざB病院で再びレントゲンを撮る必要はありません。

 こんな感じです。

 これは決して完璧なシステムではなく、
 完成してもまだまだ不十分です。

 カルテがやりとりできる訳でもありません。

 まだ地域包括支援センターなどの介護カンケーとの
 システム接続の打ち合わせもできていません。

 したがって、市長が述べた言葉のような
 切れ目のない地域での保健医療福祉サービスが
 本当に実現する訳ではありません。

 それでも、その実現に向けた第一歩なのです。

 この国ではあまりにも保健・医療・福祉とが
 バラバラになってしまっています。

 それを「変える」のです。

 個人としての僕は、

 「なんだよ、たかがこんなシステム!
  もっと徹底的な取り組みをしなければ
  苦しんでいるたくさんの人々は救われないままだ!」

 という想いです。

 しかし、政治家としてのフジノは
 現実的に切れ目のない保健医療福祉サービスを
 実現させる難しさを知っています。

 ある県での取り組みは素晴らしいのですが
 やはり想いのある方々の献身的なマンパワーによって
 切れ目のないサービスが実現しています。

 でも、それではダメなのです。
 誰かの献身に頼るのでは、
 その人々が燃え尽きた時にそれは終わってしまいます。

 政治家としてフジノが目指しているのは
 いくら世代が変わろうとも
 いくら人が変わったとしても変わることが決してない、
 普遍的な切れ目のない保健医療福祉サービスです。

 だから、ささやかな取り組みであることを理解しつつも
 このシステムがまずスタートすることを支持します。


-------------------------------------------------

 翌日の神奈川新聞が、施政方針の様子を
 報道してくれました。

 (2009年2月21日・神奈川新聞より)
画像参照

(2008年12月13日(土)の活動日記その3)

  <フジノの2回目の質問>
  再質問の6は、高齢者保健福祉計画の改定案についてです。

  市長は数字を挙げて
  特別養護老人ホームの待機者数は
  3年間で解消されていくという風にお示しになりました。

  もちろん僕も社会福祉審議会が作った
  高齢者の数の年ごとの推計を拝見いたしましたし、

  要介護度が3以上の方々が
  どれくらいの数になるのかというのも、もちろんチェックしています。

  けれどもあの見込みが本当に当たっている
  という風には僕には思えませんでした。

  高齢者は増えていっています。

  そして、待機者も僕には増えていっているように感じられます。

  実際に市長から数字をお示しいただいたのは
  前回の定例会のみだけでしたから
  実際には比べる事はできませんが

  待機者がこの300床の増加で減らすことができる
  という風にとても考えられないのですが
  改めて市長の御所見をお聞かせください。

  再質問の7は
  本市としての新たなきめ細かな対応の必要性を訴えたことに対して
  本市としては「やりません」と。

  しかもその根拠として、(新聞を壇上から市長に示す)
  これは福祉新聞というものなのですけれども
  社会保障審議会介護分科会が
  11月21日に開かれたんですけれども

  施設サービスに対して介護職員を手厚く配置する施設には
  国が加算で評価する方針だというのを
  あくまでも論点として出した、ということを

  「論点として出した」ということを市長はおっしゃらずに
  国の方向性としてはこういう方向性だという風におっしゃいました。

  いつもですね、こういう方向性を国は出すんです。
  でも、やったためしが無い訳です。

  介護人材の給付を上げる上げると言いながら
  何ヶ月経ちましたか。
  国がやると言いながら上げましたか。
  上げていないと思うんです。

  ですから
  市単独としてぜひやっていただきたいと思うんです。

  <市長の2回目の答弁>
  高齢者の300床で本当に減らせるのかという
  ご指摘でございますけれども
  300床という数値は今後確定していく訳ですが

  様々な要素を勘案して
  最大限の努力をして数字を算出したつもりでございます。

  本市の財政面、それから
  市民に負担していただく介護保険料へのはねかえり、
  人材の確保等々、様々な要素を考慮いたしまして
  最大限の努力をした結果でございます。

  なお、「その後、今後の増加者がありうる」
  ということはその通りかもしれませんが

  3年ごとにみなおしを行ないますので
  将来またその時点で検討させていただければと思っております。

  それから福祉施設に対する
  市独自の措置、人件費等の問題でございますけれども

  すでに1問目でお答えをいたしましたとおり、
  これは介護報酬の問題でございますので

  国の今検討中でございますのでその措置の経過を見守りたいと
  このように考えております。

  <フジノの3回目の質問>
  最後に高齢者保健福祉関係のお話ですけれども、

  待機者数は確かに増えていくかもしれない、
  そして3年ごとに介護保険
  そして高齢者保健福祉計画の改定を行なって行くから大丈夫だと。

  今この時点でも1894人の方々が待機しているんですよ。

  それを解消できていない訳です。
  今の時点で、問題大ありな訳です。

  3年ごとに見直せばいいとおっしゃいますけれども
  本当に苦しんでいる方々がいっぱいいらっしゃる訳です。
  それに対して「3年ごとに見直して行くからいい」と。
  
  確かに財政が厳しいのは僕も重々承知しています。
  けれども、重度の方への対応やるという風に
  おっしゃって下さってはいます。

  けれどもそれと同時に

  何故これだけの高齢者の方々が在宅ではムリなのか

  ぜひその現実をヒアリングをして
  そして300床で限界だとおっしゃいますけれども

  何らかのやり方があるんじゃないかというのを
  知恵を振り絞っていくのが介護保険の保険者としての
  市の責務ではないかと思うんですが、
  いかがでしょうか。

  <市長の最後の答弁>
  介護保険の問題につきましては
  重度の方の介護の問題の深刻さ、できるだけ必要な方に
  特に、重度の方には施設に入っていただきたいという気持ちは
  もちろん同じでございます。

  ただ、くりかえし申し上げているとおり、

  本市の財政ももちろんそうですし、
  介護保険料ということの影響もございますし
  人材の確保面、いろいろなことから300床というものが
  市としてはかなり努力をしてはじいた数字であることをご理解いただきたいと
  このように思っております。

-----------------------------------------------------

 市の財政難や国の動きを理由に、
 市長は300床でしかたがないということをくりかえし答弁しました。

 けれども、これは本当におかしな話です。

 かつて介護保険制度を作った時、
 どうしてわざわざこんな制度を作ったのかと言えば、

 身近な暮らしなれた地域で
 高齢になっても障がいがあっても暮らしていかれるようにしよう。

 家族が必死になって介護地獄に追い込まれているのを
 社会全体でサポートしていかれるようにしよう。

 こういう理念だったはずです。

 それが、全く機能していない。まず国がきちんとやっていない。
 現実は、介護難民がどんどん増えている。

 では、市はどうかといえば、財政難だからできない、と言う。

 そんな介護保険ならば、無い方がいい。
 そんな高齢者医療ならば、医療とは呼べない。

 僕は、個人としても政治家としても怒りを感じます。

 政府に対しては、介護保険制度の理念を忘れた無策ぶりに
 強い怒りを感じています。

 市長に対しては、市長のマニフェストや新世紀ビジョンの
 4本柱の1つに『長寿を楽しめる』まちにすると掲げていたのに
 現実に今そういう取り組みが弱すぎることに対して
 強い怒りを感じています。

 寝たきりの高齢の方々の声は政治的に大きな声として届きません。
 僕のおやじのように植物状態の方々は言葉がでません。

 それならば、その小さな声を、あるいは言葉にならない想いを
 僕がしっかりと聴いて
 かわりに大声で叫んでいくのだ。

 このままでは、高齢の方々は、何の為に生きてきたのか分からない。
 年をとったら、人は医療費・福祉費がかさむだけの迷惑な存在なのか。

 そんなことは絶対に無いはずです。

 人は誰でも、いくつになっても、
 住み慣れた地域で
 家族みんなが笑顔で暮らせるべきなのです。

 市の財政難や国の動きののろさは
 公の責任を考えたら、絶対に言い訳にはできないはずです。

 これからも、高齢の方々の医療・福祉(特に重度の方々の)を
 もっと誰もがサービスを受けやすいように、
 もっと誰もが安価で安心して受けられるように、
 制度や仕組みを変えていきます。

 必ずできるはずです。
 必ず変えていきます。

(2008年12月13日(土)の活動日記その2)

● 僕たちの悲しみと痛みは、たくさんの人々が感じている

 政治家としてフジノは、
 『個人の痛み』は『みんなの痛み』だ、と信じています。

 だから、高齢の方々の医療・福祉の向上について
 僕とおやじとの闘病体験を通じて出会ったたくさんの問題の数々を
 そのつど、市議会で
 提案・質問をしてきました。

 市民病院で受けた医療に対する怒りから学んだ医療体制の問題や、
 転院を迫られた時に全く転院先が見つからず
 力になってくれなかった医療相談室の問題などを
 そのつど、家族の立場から
 力をふりしぼって発言をしてきました。

 今回の12月議会では、僕のおやじのように

 重度の要介護度や医療区分の為に
 遠く横須賀市を離れて入院・入所している高齢の方々を

 なんとかこの住み慣れた横須賀市で
 入院・入所ができないか。

 横須賀市を遠く離れて
 しかも関東を離れて入院・入所しなければならないのはおかしい。

 という立場から、特に重度の方々を受け入れられる
 特別養護老人ホームを増床すべきだという提案をしました。


  (12月議会でフジノが行なった市長への一般質問より)
  <フジノの1回目の質問>

  3.よこすか高齢者保健福祉計画(第4期介護保険事業計画を含む)の
   改定案における、施設サービスの待機者解消の見込みと、
   重度の要介護者を対象とした施設サービスの在り方について

  (1)待機者数の解消の見通しについて

  本市では、特別養護老人ホームへの入所を希望しながらも叶わずに
  待機させられている方(以下、待機者と呼びます)が
  実数で1894人もおり、
  平均待機年数は2年3カ月にも及んでいます。

  そんな現状にも関わらず、『改定案』では、
  特別養護老人ホームは新たに「300床」増やすとされていました。
 
  くりかえしますが、本市の待機者は「1900人」なのです。

  わずかにこれだけの増床で待機者を
  減らすことができるのでしょうか。お答えください。


  (2)重度の介護度・医療区分の方々の現状と、今後の対応について

  国の療養病床削減の方針によって、
  特に重度の介護度・医療区分(例えば、気管切開、酸素吸入、点滴、
  心拍モニターなどの必要があるなどの状況)の高齢者の
  受け皿がますます無くなっています。

  ア.たとえ施設入所であっても
  誰もが身近な地域での入所を希望するにも関わらず、

  介護人材が不足している現実の中で
  特別養護老人ホームでは重度の方の受け入れは不可能であり、
  介護保険制度をつくった時の理念と全く逆に
  在宅での厳しい家族介護へと追い込まれています。

  重度の介護度・医療区分によって
  市内の施設・病院では受け入れを断られてしまい、
  やむをえず市外の施設・病院に入所している方々は
  現在、何名いらっしゃるのでしょうか。

  イ.改定案では「施設サービスの今後の課題」として
  「重度者への重点化」と記されています。

  けれども改定案を読み込んでも「重度者への重点化」とは
  何をどうしていくことなのかという具体的な記述が見られません。

  今後の本市の施設サービスが行なう
  重度の要介護者を対象とした重点的な取り組みとは何か、
  具体的かつ明確に記すべきではないでしょうか。

  ウ.そもそも「介護難民」「リハビリ難民」を生みだしたのは
  リハビリを制限し、療養病床を減らし、
  介護報酬をカットし続けてきた
  政府の福祉政策の失敗が明らかな原因です。

  しかし介護保険の保険者として、
  厳しい家族介護や市外へと追いやられている
  高齢者とそのご家族をしっかりと本市内で対応できるように
  きめ細かな新たな取り組みを本市は行うべきではないでしょうか。

  例えば、重度の要介護度・医療区分の方々の為に
  看護職員を手厚く配置している特別養護老人ホームなどに対して
  市単独で加算を行うなどの取り組みが必要ではないでしょうか。

  市長の考えをお聞かせ下さい。


  <市長の1回目の答弁>
  第3回定例会において
  待機者は1894人、これは平成20年4月1日現在、
  待機年数の平均は2年3ヶ月であり、

  その待機者数を全て解消することは難しいが
  少しでも多くの待機者解消がはかられるように
  現在策定中の計画の中で検討していく旨をお答えいたしました。

  その後の検討会で
  特別養護老人ホームの整備につきましては

  待機者数、国の整備指針、
  介護保険料への影響、人材確保、財政面等々の観点から
  総合的に検討した結果

  今回の計画においては300床といたしました。

  この300床を算出するにあたり
  市内の既設の特別養護老人ホームに照会いたしましたところ

  全体で1年間に
  平均350人が入れ替わっていることが判明いたしました。

  また、待機者の1894人のうち
  重度と思われる要介護3以上の待機者は
  約1300人ほどいらっしゃいます。

  この方たちの入所を最優先として
  今回の計画期間である
  3年間で解消できるようにと考えたしだいであります。

  <健康福祉部長の答弁>
  まず1点目は

  市内の施設・病院では受け入れを断られ
  やむをえず市外の施設・病院に入所しておられる高齢者は
  何名いるかというお尋ねでございますが

  市外の特別養護老人ホームに入所している高齢者の
  その入所理由については判明できておりませんが

  平成20年9月末現在において
  131名となっております。

  また、やむをえず市外の病院に入院をしている
  高齢者につきましては把握することができません。

  2点目でございますが

  今回の改定案におきまして重度者への重点化について
  より明確で具体的な記述をすべきではないか
  というお尋ねでございますが

  重度者への重点化の取り組みにつきましては
  改定案に次のとおりに記載をさせていただいています。

  介護保険3施設の利用者のうち、
  要介護度4・5の利用者の割合を70%以上となるよう推計をし、

  特別養護老人ホームの入退所指針などにより
  この割合を高めていきます。

  これは特別養護老人ホームの入所については
  入所の必要性の高い要介護者が優先的に入所することができるよう
  神奈川県におきまして
  『特別養護老人ホーム入退所指針』を定めておりまして

  市内の特別養護老人ホームは
  この指針にそって重度者の入退所を決定しているというものでございます。
 
  今回の改定案に重度者への重点化の取り組みとして
  特別養護老人ホームを300床整備するということにしております。


(その3へつづく)

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
政治家フジノ39才
政治家フジノ39才
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事