全体表示

[ リスト ]

 「邯鄲之夢(かんたん の ゆめ)」って四字熟語は、きっと多くの方が、
お耳にされたことがおありでしょう。これは、<人間一生の栄枯盛衰は、
一場の夢にすぎない、はかないものだ>といった意味を表す言葉ですよね。
 これによく似た四字熟語に「邯鄲之歩(かんたん の あゆみ)」ってのが
ございます。今日は、それをご紹介してみましょう。
 っていうか、今日は自分自身を戒めようとの思いがございましてネ。
皆さんを、それに巻き込んじゃうのは、なんとも恐縮なのですが・・・。

 で、その「邯鄲之歩(かんたん の あゆみ)」ですが、「自分の本分を捨てて、
原則もなく むやみに人を真似れば、元も子もなくなるよ〜!」 って意味の言葉。
今の僕には、耳の痛い言葉なのです。

 いつも通り、先ずは、読み方ですね。「歩」は、「あゆみ」でも良いけど、
「ホ」とも読めますから、「邯鄲(かんたん)の歩(あゆみ)」 あるいは
「邯鄲(かんたん)の歩(ほ)」と、ニ様の読みが可能なんです。

 出典は、中国古典である『荘子(そうじ)』秋水篇。
 戦国時代、燕(えん)の国・寿陵(じゅりょう=村の名)の若者が、趙(ちょう)の国都・邯鄲
へとやって来た。当時、邯鄲は大都会で、街ゆく人たちの歩きかたの なんとも優雅なこと。
田舎から出てきた若者の目には、それが まるで舞いを舞っているかのような優雅さに映った。
若者が大都会の邯鄲にやって来たのも、実は、その優雅な歩き方を学んで、自分の故郷で
他の若者たちに見せびらかしたい・自慢したいとの、浅はかな思いからのこと。
 若者は、その洗練された優雅な歩き方を学ぼうとするのですが、なかなかどうして 簡単には
習得出来ない。そのうちに、もともとの自分の歩き方も忘れてしまって、いざ自分の村へ帰る段に
なって、自分では歩くことができず、這(は)って故郷に帰った、というお話し。
 
 『荘子』って本には、こんな作り話が満載されておりまして、様々な示唆が頂戴出来ましてね。
僕、落ち込んじゃった時に、パラパラとめくり読みをするんですよ。
 
 2週間あった読書週間も、こんな本を読んでたら、アッ!と言う間に終わってしまいました。
でも、良い示唆もいただけたんですよ。
 
 僕は今、これまで歩いてきた道を、迷いながらも もう少し歩き続けて行こうと、思ってます。
このブログ、花もなく実もないままに これまで通りに 歩いていきます。
 
 優しいお声をかけ下さって、前から手を引っ張って下さったお方。背中を後押しして下さったお方。
 ありがとうございました。
 
 前に一歩を踏み出しましたから!

閉じる コメント(12)

顔アイコン

「邯鄲之歩」って、初めて知りましたよ。
見たことあっても(^^無いと思いますが)読めないデス。。。
荘子も名前しか知りません><ハンズカシイ!

2011/11/10(木) 午後 5:28 春灯

お互い様です。

示唆に富んだ箴言に勉強し励まされているのがここにもいるんだから。

難しい言葉を分かりやすく解説戴いて、本当に勉強になります。感謝。

2011/11/10(木) 午後 6:18 てくてく

顔アイコン

春灯さん!

あなたは ほんとに優しいお方ですね!

でも、この優しさは どこから来るの?
春灯さんのこと、も〜っと知りたくなっちゃった〜!

それにね、『荘子』だなんて、マニアックだも〜ん!
だから、ハズカシイ!だなんて、言ったらダメ。

これって、ひどいコメント。

ゴメン! ゴメン!

春灯さ〜ん! チョッピリ呑み過ぎたかな?

2011/11/10(木) 午後 8:41 [ paxchina ]

顔アイコン

いつも、そう、いつも
てくてくさんに勇気づけられてます。

だって、てくてくさんって 大人なんだもん。

ご覧の通り、甘えん坊の僕です。

しっかり立ってる積りが あちらへフラリ こちらへグラリ。
これが 僕の皮を剥いだ 真の姿。

てくてくさんの前では、肩肘張らなくても良いってこと
許されるってこと、分ってるんです。

嬉しいんですよね〜!

2011/11/10(木) 午後 9:11 [ paxchina ]

顔アイコン

こんばんは。

今回も「未知との遭遇」でした。
あるか分からない知の好奇心をくすぐりまね。

やっぱりマイペースが一番いいよって・・都合のいいように解釈しました。(^◇^)

2011/11/10(木) 午後 9:37 [ やじろべえ ]

今日も,良い言葉をありがとうございます。
ふと浮かんだのが,平家物語の,「諸行無常の響きあり」ですが,同じような意味と介して良いのでしょうか。

2011/11/10(木) 午後 9:57 電脳写真工房

顔アイコン

「マイペース」・「自然体」・「自分流」。

そうですよね〜!
『荘子』の作り話は、きっと そんなことを教えているんでしょうね!

でもね、古典ってもののお話ってのは、結構、しなやか・したたかでしてね〜!

60を過ぎて、こんな失敗は許されない。でも、若い時には、どんな失敗をしたって、
色んなことにチャレンジしてみろ! って、教えてくれてるお話かも。

やじろべえさんとのやり取りから、同じ『荘子』に見える、「渾沌(こんとん)」のお話を、
是非ともお話して、聞いてもらいたくなっちゃった〜!

2011/11/10(木) 午後 11:12 [ paxchina ]

顔アイコン

爺っちゃ〜!

無理したら駄目だよ! ゆっくり・ゆっくりと立ち直って下さいな!
あせらないで! 僕の今があるのは、爺っちゃ〜! 爺っちゃの
介添えなしには、あり得ないの〜!
爺っちゃは 大事な人なの〜! だから、無理したら絶対にだめだかんね!
今は、誰に不義理をしても良いから、回復に専念して下さい。僕は、
それが嬉しい。今この状態で、僕のブログなんかに顔を出してたらダメだよ〜!

でも、一言だけ。

ウーン! そうですね。「邯鄲の夢」ってのは、爺っちゃが 置き換えられた
言葉になるかな〜!って思います。

爺っちゃ〜! シッカリ養生して下さい!

2011/11/10(木) 午後 11:24 [ paxchina ]

顔アイコン

邯鄲って言う場所が別大国道の西大分に有りまして、米の粉の蒸し菓子の名前から取った名前だそうです。又「泡沫の夢」を邯鄲の夢と学んだのは何時の事だったでしょうか。爺の若年時代を支えた人の背中に「こおろぎ」を見て自分の襟を正した事を思い出しました。

2011/11/11(金) 午後 2:10 [ - ]

顔アイコン

goodsinia-xさん!

お久しぶりです。「邯鄲の夢」を「泡沫の夢」って言ってたんですか。
しっかりと、この言葉の意味を把握して、巧みに翻訳したものだと感心しちゃうな〜!
「邯鄲之夢」っていうのは、「一炊之夢(いっすい の ゆめ)」とか、
「黄粱一炊之夢(こうりょう いっすい の ゆめ)」とか、
はたまた「廬生之夢(ろせい の ゆめ)」だなんていわれることもございますね。

そうですか、大分に「邯鄲」っていう場所があるんですか。お伺いしてみないと
分らないことって たくさんございますね。

ご教示、どうもありがとうございました。

2011/11/11(金) 午後 5:22 [ paxchina ]

顔アイコン

「邯鄲之歩」ってことばは初めてききました。
むやみに、他人の言動に流されるなということでしょうか。
自分の足でしっかりと立つことは大事ですね。
含蓄のある言葉ですね。
ありがとうございました。

2011/11/12(土) 午前 1:02 しー(重兵衛)

顔アイコン

重兵衛様

おはようございます。先日もお尋ね下さいまして、
「その人らしさはにじみ出てくるもの」っていう、ありがいアドバイスを戴きました。
ブロガーとしての大先輩に、そのようにお話しいただいて、やっぱりそうだな〜!
って、僕は僕でしかないと、そんな風に思い極めて、この四字熟語を。
重兵衛さんの仰る通り、「むやみに人様の言動に流されるな」といったことを
言い当てた言葉であろうと思います。

『荘子』って本は、全編作り話でできてまして、迷ったときに目を通せば、
なにがしかのヒントが頂戴できる、滋味豊かな本でしてね。

滋味豊かと申せば、重兵衛さんのブログがそうでしてね、
基底に流れるお人柄の温かさが、なんとも慕わしくって。
これからも折々に寄せて戴こうと思ってます。
どうぞ宜しくお願い致します。

今日は、ありがとうございました。

2011/11/12(土) 午前 7:41 [ paxchina ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事