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むらちゃんブログ(山スキー、登山、富士山&オペラ♪)
まちゅらおちゃんの思い出を綴ってみたいと思います。

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富士宮口五合目駐車場

5/24は富士山南西面の主杖流しを滑ってきました。アプローチは富士宮口ルート、山頂への最短ルートとあってこの日もたくさんの登山者、山スキーヤー、ボーダーが訪れ駐車場の一段目は満車でした。
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八合目

八合目の小屋の上には雪崩&落石の防護壁がありますが、ほんの一部が雪から出ているだけでした。

ところでこの上の九合目近くになると、今シーズンは眠気に襲われるのが通例になってしまいました、軽い高山病なんですよね。この日もザックの上で一眠り、なかなか体が高度に馴染まないようです、この壁を早く乗り越えたいです…。
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奥宮

この日は冷たい風が強く吹いていたものの、九合目くらいからは先週に降った新雪が数センチ柔らかくなっていて山頂付近も緩むかな、と期待していましたが、山頂直下から硬い雪になってしまいました。イイ感じの日差しでしたが、風が強いとねぇ。風の通り道と雪質をチェックしながら剣ヶ峰に向かいました。
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剣ヶ峰

剣ヶ峰は登山者、ボーダーで賑わっていました。雪質は微妙という感じでしたが、ボーダーチームが豪快にアイスバーンのお釜に吸い込まれていきました。少し下ると吹き溜まりがあったようで、ボードのガーガー音はそれ程長くは響きませんでした。
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馬ノ背

剣ヶ峰で板を付けて馬ノ背へ。そしていつもの場所で鉄柵を越えました。さあここから南面エリア、ワクワクしてきましたねぇ。
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南面

この日の雪は、登りの時の偵察通りに馬ノ背のすぐ下から、緩んでいるところと硬いところが交互に出てきましたが、風が強く当たらない吹き溜まりのようなところを選ぶと、表面だけが緩んだ絶妙なメンツル斜面に、絶叫バーンでしたね! 雲海を見ながら爽快なターンを堪能しました。
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トラバース

南面の美味しい斜面の後は南西面へトラバース、かつて何回か試みたものの雪が無くていつも諦めていた場所が、スーッと板が走る走る、見る見る目の前が展開しましたよ、西に回り込むほどに雪面は風の影響を受けていて、せっかく程よく緩んだ斜面がアイスバーン混じりになってきました、嬉しいけれど緊張の南西面へ。
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岩壁

見覚えのある岩壁が見えてきました。無雪期に主杖流しを登るとクライマーズレフトにいつも見えるものです、ここで主杖流しルート上に居ることが確認できました。
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主杖流し

主杖流しは岩壁から樹林帯までハッキリとした沢ではないので、パズルのような雪面を繋いで行くとようやく直線斜面が見えてきました。上部から樹林帯に囲まれた雪渓になるまではメンツル斜面のオンパレード、この日は南面名物のガスに覆われることもなく、思う存分滑りを楽しむことが出来ました。
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眺め

南アルプスの聖岳〜北岳がよく見えました、ゴウカな眺め!
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お中道

お中道のペイントが見えました。主杖流し付近のお中道は2本あって、一ノ越道が上の道、二ノ越道が下の道になっていて、この道は一ノ越道でした。
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雪渓

樹林に囲まれるようになると、雪渓の形になってきました。メンツル斜面はだんだんスプーンカットのようになってきました。
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主杖流しEND

お中道の二ノ越道は雪に埋もれていて気付かぬままに過ぎてしまい、雪渓末端まで滑り下りました。この先は滝になっていて先週の南大沢に似た感じでした。
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主杖流し上部

複雑な地形をしていますね、岩尾根に囲まれた斜面をパズルのように組み合わせて繋いで滑ります。
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乾杯

富士山の南西面、箱荒沢〜不動沢の間はお中道だと4本くらいの沢がありますが例年なら山頂付近に雪が無く山スキーでは空白地帯でしたが、ようやくそこへ滑降ラインを1本追加することができました、富士山の残雪に乾杯ですね。
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戻り

滑降終了点から富士宮口五合目へはお中道を利用しますが、残雪が多かったのでお中道より150m下まで滑ってしまいました。主杖流しを登り返してもよいのですが、二ノ越道のこの付近は主杖流しが標高最高点、せっかくなのでトラバース気味に潅木の間を掻い潜りながらお中道を目指しました、新しい景色が展開して楽しかったですよ。下山のコツは縦移動より横移動、お中道に対してどの位置に居るかを把握することです。
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お中道

赤沢の近くでお中道に出ました、玉子型をした石もいつもの場所にありましたよ。
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南大沢(表大沢)

先週滑った南大沢、黒くなっていたところは雪が解けて雪渓が切れてしまいました。下部は先週がギリギリだったということですね。
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日沢支流

最後は日沢の支流へ、駐車場の方へは行かずに滑り降りて行くとスカイラインの上に出ました。駐車場のループと最初のカーブの間くらいでした。
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駐車場

駐車場に下山、この日の行動はここまで。翌日も登る予定だったのでこのまま泊まってしまいました。ビールをすぐに雪で冷やして、富士山と雲海を眺めながらまったり、移動しなくてよいので気楽でしたね…。こうやって車中泊している人、けっこうたくさん居て意外でした。
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《コースタイム》富士宮口五合目駐車場6:59-11:21奥宮11:35-12:02剣ヶ峰12:42-13:32主杖流し2560m14:01-15:51富士宮口五合目駐車場

翌日も南西面へ、「お釜&桜沢」につづきます。(ムラ)

このブログの書庫は「山スキー」です。

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    お疲れ様でした、ムラちゃんは、まさに富士山のパイオニアですね、私は年のせいか、事故の後遺症か、雪面が硬いと恐怖が先に立って駄目ですね、先日なんて、どうて事の無い斜面でしたが、滑落したらと、別の事を考え、戻って溶岩台地を 。。。

    主杖流しの下部、深沢ですが是非一度、下部から、お中道まで歩いて下さい、ちょっとした大滝が随所にあります。次回の桜沢ページ、楽しみにしています。

    [ 友 峰 ]

    2014/5/28(水) 午後 9:04

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    友峰さん
    硬い時は無理をしないようにしています。富士山は滑り始めより風のよく当たる斜面が氷っていたりするので、緩むまでは微妙な向きの変化などを確かめながら、という感じです。例年なら上部の雪がなく滑り込むことが出来ない南西面ですが、今年はチャンスですね!

    むらちゃん

    2014/5/29(木) 午前 6:41

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