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ワタシは社会人です。 社会に出ると、先輩や上司が、仕事にからめて、礼儀行儀思いやりを教えてくれます。 例えば、冷蔵庫のマヨネーズ。家庭では、無くなっても、明日お母さんが買ってきて補充してくれます。 今やワタシは、マヨネーズやトイレットペーパーの最後にあたるや、パブロフの犬のような条件反射で、 必ずその場ですばやく補充します。そして、大多数の社会人は、新人を卒業する頃には、 「次に使う人のために」と「その場で補充させないと、その役目はいずれ自分に廻ってくるから」のふたつは =イコール=で、結ばれていることに気がつきます。 しかし、そのことに気が付くころには、すでに、すばやく行動できるパブロフの犬になっています。 先日、こんなことがありました。 その日の職場は、特にワタシは、忙しい日でした。 「書類を1枚コピーして、隣の部屋にいるある人に持っていく」 という些細な用事がありました。 コピー実行ボタンを押して、すばやくコピーをしました。 補充用のコピー用紙は、機械の横の棚に積み重ねて置いてあって B5、A4、A3、B4 各サイズのコピー用紙の束が、いつもぎっしり入っています。 ワタシは社会人ですから、A4サイズを、コピー機にすばやく補充しました。 ワタシは社会人です。 1階にある、庶務のコピー用紙置き場に、台車でもらいに行きました。用紙5束1箱で1単位、結構重いのです。 用紙の箱がたくさん積んである中から、A4の箱をすばやく台車に載せました。 ワタシは社会人です、自己責任の時代でもあります。 庶務の担当者に、このことを知らせにいきました。 台車を見た庶務の人から、倉庫に一緒に来るように言われました。 ワタシは社会人です、自己責任の時代でもあります、女性の品格を疑われたら大変な昨今です。 しぶしぶ、担当者と一緒に、倉庫にお供しました。 倉庫のコピー用紙は、今度こそ、今度こそ、今度こそ、今度こそ、たくさんあって、庶務のおじさんは 数箇所にコピー用紙を補充してまわって、仕事に戻りました。そもそもの些細な用事 「書類を1枚コピーして、隣の部屋にいるある人に持っていく」 は、考えられないほど、長い時間がかかりました。忙しい周囲から、怒りと憎しみの視線を感じました。 たった一枚のコピーをしようしたばかりに、ひどい目に遭ったことは、スタッフは知る由もありません。 過去の醤油と違って、今回は記憶の問題ではありません。 ましてや、ワタシに条件反射を仕込んだのは、スタッフです。 最後に、ワタシは社会人ですから、 折角のこの身分、某大学の社会人入試を受験したら、合格しました。自他共に、晴天の霹靂でした。 元々少ない運気をとうとう使い果たした、と些細なコピー用紙一枚から、伝わってきました。 今後の自分の未来を考えると、武者震いが出ます。 震えるついでに、パブロフさんは、名前から考えるにロシア人じゃないかと思うのですが、 彼のご先祖さまは、旭川より寒い地域に、なぜよりによってそこに住もうと思ったのか、聞いてみたいです。
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