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ワタシは、今月から女子大生になりました。 周囲の人に「神に選ばれる人」と感心されるように、今まで、非情なまでの低運気を生きてきました。 祈願もぜずに、受験に合格したこと、これは、ものすごい奇跡だと思いました。 この稀少な幸運を、自ら逃したら、ただのバカです。 決して決して、仕事が嫌だったわけではありませんが、卒業後の再就職のアテもなく、仕事を辞めました。 最後の仕事の翌日は、寝れないくらいに待ちに待った日でした。 最後に、スノーボードに行く日でした。 これを最後に、北国からいっきに900km離れた南国に行かなくてはいけません。 もう二度と、スキー場に行けないかもしれません。 しかも、有終の美を飾る同行者は、昔から憧れだったカッコイイ独身男性。 仕事からの開放感と嬉しさと北国への惜別とカッコイイ人物への畏敬の思いとが、怒涛のように噴出。 ここで、ワタシは、またしても、まるで当然必然呆然と、神に選ばれました。 足の関節の骨折。カッコイイ人物の目前で、あまりの痛さに失神して、白目をむく始末。 今思うと、ここで、白目ではなく目から涙を流していれば、カッコイイ人物も同情→愛情を注いでくれて ワタシの今後の人生も、すべて思い通りに、大きく変わっていたかもしれません。 でも、すべてはもう遅い。 折角一緒に行ってくれたのに、す〜ぐ帰る羽目になったし迷惑をかけて本当に申し訳ない、と思ったので ただただ、謝ることしかできませんでした。 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい〜 その後の松葉杖でのあいさつ回り、引越し、ひとりで車で移動、転居先で片付け、生活を確保するため 松葉杖の異邦人が、スーパーでカートを押してひとりで買い物。 筆舌に尽くしがたい困難でした。夜も眠れないくらい痛かったけど、松葉杖とともに、何とか終わらせました。 人間、何でもやればできる、と中学校の先生が口癖にする言葉が、今改めて脳裏をよぎります。 先生、あなたは900kmの距離を挟んで、こんな困難を克服したことがあるのか、ぜひ聞きたい。 ただのバカとも言えますが、困難を生き抜く人間とは、なんと素晴しい生き物なのでしょう。 同時に素晴しいと思ったのは、入学式です。 どういう状況であれ、新入生たるもの、入学式に出ないと入学できません。 紅白の横断幕の中、着物姿の父兄も大勢参列していて、厳粛な式でした。 快晴の空の下、満開の桜、期待と不安で、新鮮な気持ちが湧き上がり、晴れやかな気分になりました。 恒例の、校門の下での記念撮影、たくさんの人が群がっていました。 ワタシは、ひとりで参列したので、記念撮影も、誰かにシャッターを頼むことになります。 神に選ばれたワタシは、松葉杖、スーツにスニーカー、若気の至りとは口が裂けてもいえない年齢、 この姿を映してくれ、とは、どうしても言えませんでした。 なぜ、人生でそうそうない、尋常じゃないこの時期に、この大怪我だったのか。 選ばれる人は違う、とまた人々に言われたのでした。 大型連休は、金も足も車も自由にならないので、引きこもることにしています。
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