福縁譚

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もともと予定していた定窯碗の画廊展示ですが、ちょっと画廊さんがただいま春の画展のためにリフォーム工事中との事情があって、
後延期になりました。すぐご見学したい方はご来店の予約をしてください。


価格設定の話を引き続きます:
*例えば:在庫中の成化窯茶葉末釉小梅瓶の場合は、設定価格は大した意味がない。
今まで、明中期のそば釉者は記録がない、故宮蔵すらないので、古典上の記載だけになります。

たまに、骨董市場や個人蔵の明後期のそば釉ものが顔が現れますが、私が見た限りは怪しいものばかり。
内が発見したもののようなに、形、制、色、材とも鑑識上パスしたものは世界には例がない唯一の発見品になります。

明代のそば釉の相場記録がないため、清早期三代ものは世界の大手の落札価格は、すこしサイズのあるものの発色もよいものは2000万円以上になります。

そば釉ものは文献によりますと、景徳鎮厰官窯の出品で青銅色真似る祭器や文人趣味の文房用品がほとんどため、サイズ大きなものはほとんど作っていないという。
本品のような書案上で置けるようなミニチュア梅瓶のサイズの場合は、清早期のものならば、500万円〜1000万円にはなると思いますが、
その価格差は形色の品格とその場の人気度によるものと思います。

だから、文献記載上、景徳鎮厰官窯の最初のそば釉出品は成化年になります。以前は唐の時代から北方の黒釉窯にはそば釉と呼ばれる結晶柿釉のようなものがあります。
しかし、それは厰官窯のそば釉ものとはむろん、形制や発色のよさ、その用途などから見ますと本質上違います。

厰官窯は御窯である。製造精良のほか生産流通量も少ない。

明成化窯の”鱔魚黄”そば釉/茶葉末釉 は 歴史的な官窯初期記録品として、明清そば釉の中最高の発色品として、発見されれば、
本品のような完全優良品の場合は正直1億はお手の内であります。
場合によると天丼なしの天文数字価格になりうるものにして、いくら設定してもおかしいことはない。

しかし、こちらは博物館ではないので、人に見せて金をとれることはないから、資金が回らないの行けません。
だから、リアルな販売価格を設定しなくではならない。
さらに、こゆう品を探している方にしては”安い”と思ってくれないとすぐには売れないでしょう?!

だから、店とお客様との間に、どっかの基準ラインを引かないといけない。
分かりやすいためならば、清早期そば釉の記録を最初のガイドラインとして引いて、そこから足すようにするしかない。

骨董の価格を足す要因としては、鑑識結果から離れることはない。
内の鑑定論から出発しますと:ます、形式制度から入手である。

本品のミニチュア梅瓶の造形は基本的に北宋の美学を継承している。それは明一代で漢学の復興と一致している。
特に、明早期の永楽宣徳は元を打倒し、宋の造形を復興している。その後の成化窯はミニチュア製品として有名であると同時に
古典形の上に、優美かつ活発的な風格を加え、民芸の風格を品格よく完成品に溶け込むことに成功した。

”成化無大器”の観点からは、本品の形制は成化窯の製品としてはふさわしい。

次は単色釉として命の発色ですが、多分現代人ならば、成化窯の”鱚魚黄”はだれも見たことがないと思います。
しかし、そうだから、鑑別できないことはない、論理的論証と推理の手法があります。

以前の古陶磁小論文にしばした言い及したことで、古陶磁の特徴を古代人の描述に使う言葉は非常に正確であることは覚え出してください。

例えば:定窯白釉の”涙痕”と例え、官釉の様相を”堆脂”と例え、龍泉釉のことを”蜜蝋”と形容する。
古代人は正確で正しい用語で感覚を表現できた。

だから、成化”鱚魚黄”や雍正”鱔魚皮”とは、実際生きた鱔魚の皮色と剥けた皮色を比べてみればよく分かるじゃないですか?
だから、難しいことはない。

”鱚魚黄色”と言えば鱚魚黄色であって、そのままの色調であるほかない。私たちは古代人の知恵を信服すべきである。

なお、じゃ本品のような”鱚魚黄”色のそば釉は今までみたことがありますか?
10人の内10人はないと思います。市場に出るそば釉はほとんど青味強いものや、あるいは金属光沢のあるもので、清の時代の製品か写しである。

元も発見されていないから、写しはならないので、だから、この色だけで本物に違いない。
そして、

成化窯の最終証拠の”肉紅色の胎土”。無論潔白の精錬土であって、成化窯ものの鑑定上は、日に当たると肉紅色調が現れる。
それは成化の土は鉄分が多いため、明清両代御窯には唯一の時期である。

本品そば釉は青磁のような厚釉ものですから、胎土のこしは重要でないため、荒土を使う。
しかし、良質な粘土と底部素地の焼き色は 永宣の琵琶黄や 明中後期の黄黒色とは違い、紅黄色である。
その原因は土の中の鉄分が表面に浮かび焼かれた鉄紅です。

なお、本品の高台足の削りは比較的荒いもので、明前期の工法としては相応しい。

まあ、いろいろ論証しても売れるまでは”紙上談兵”にすぎないと自嘲しています。
資深な客様も私と同様に、”鱔魚黄”を見たことがないでしょうか?
あるいは、どっかの美術館のホームページで似たような色のものの写真を掲載していること知っているとか?
ぜひぜひ、教えてください。

もし、なかったら、最初に蟹を食べる人になってください。きっと美味しいですよ。

(続きあり)

東洋美術福縁堂主人

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