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だいぶんさぼってしまいましたね・・・
あやうく3日坊主です(笑)
さて、前回の販売広告編の続きになりますが、おかしいのはメンテナンス費用の表示についてです。
そもそも戸建てとの費用を比較すること自体に無理があるのではとも思いますが、デベロッパーとしては何としてもメリットを強調したいようです。
広告では30年間の費用比較なんですが、戸建てが総額753万円に対して、マンションは576万円なので差額177万円少ないというものです。
しかし、ここで大きな間違い?をしています。マンションの試算方法は月々1.6万円の管理費をを積み上げているだけなんですね。
最初におかしな点は、当初に一時金として支払う約30万円が含まれていないので、それだけでまず、差額が約147万円に縮まります。
次に、マンションの月々の管理費・修繕積立金は共用部分における管理や改修の費用であって、専用部分は含まれていません。
戸建ての試算にどれだけのものが含まれているかわかりませんが、マンションは所有する専用部分の維持修繕費を30年のスパンで追加して考えると、150万円弱の差は更に少なくなります。
前提として、戸建ては元々100%専用部分ですからね・・・
おそらく、リフォーム等の費用までを考えると戸建てとの違いは広告で宣伝する程には間違いなくありません。
大体、戸建ては多くの場合、マンションでは管理費として一般的に支出される管理会社に支払う清掃費や設備管理費(管理会社の利益も含めてです)が発生しませんので、その分を考慮しても通常はメンテナンス費用の比較では本来、不利になると思われます。
また、今回の広告では月々1.6万円が管理費、修繕積立金、駐車場代の合計額であると明記されていますが、マンションの規模を考えても合計が月々1.6万円では安すぎます。
これではおそらく、10〜15年目で行われる最初の大規模修繕の際には積立金が不足して、一時金を別途負担しなければならない可能性が非常に高いと思われます。
また、不明朗な点として、広告の建築概要などの説明欄(小さい文字の所です)管理費が1.5〜1.6万と記載されて、更に修繕積立金として約4千円が記載されています。
あえて確認はしていませんが、実は管理費合計は2万円を超している可能性があります。
そうすると、一般的な費用レベルにはなりますが、先程のメンテナンス費用の比較金額が大きく変わることになりますから、月々1.6万円の表示は虚偽記載に当たると思われます。
実は他にもまだあるのですが、それはまたの機会にしたいと思います。
いずれにしても、問題の多い広告だとは思います。
次回こそは当初の予定だった管理費のつもりでいますが・・・
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