|
英国王のスピーチ
監督・トム・フーパー
出演・コリン・ファース
ジェフリー・ラッシュ
ヘレナ・ボナム=カーター
現イギリス女王・エリザベス2世の父、ジョージ6世の実話を基にしたドラマ。
華々しい生い立ちにありながら、幼い頃から吃音障害に悩まされ、
人前に出ることを嫌い、家族にしか心を開かない内気な性格のジョージ6世(コリン・ファース)。
しかし王である父ジョージ5世はそんな息子を許さず、様々な式典でスピーチを命ずる。
妻は夫のために医者を探し回り、やがて、オーストラリア人の言語療法士・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)を見つけ出すのだが・・・・
今年度アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の主要4部門受賞作品。
涙ぐましい努力、というのはこのことです。
体操をしたり、口をブルブルしたり、スピーチの練習をしたりと、
その所作そのものは可笑しいのですが、
コンプレックスから逃げられないこの深い絶望、しかし乗り越えようとするこの必死さ、この真摯さに、
見ている側は胸がいっぱいになってきます。
ジョージ6世を演じたコリン・ファースと言語療法士ローグ役のジェフリー・ラッシュ。
この2人の演技、最高に光っていました!
自分に失望し、傷だらけで、短気で、気位が高いやっかいな患者ジョージ6世。
変わり者だけど、毅然とし、常に希望を持ち、対等の立場でジョージ6世を導くローグ。
皮肉なセリフを投げつけたり、その皮肉の中にユーモアがあったり、
また次第に信頼関係を築いていく過程と、2人の距離感を繊細に描いた脚本も素敵です。
そしてナチス・ドイツとの開戦前夜、不安に揺れる英国民に向けて、
国王として一世一代のスピーチをすることになるのですが・・・
ハラハラしながら、がんばれ、がんばれ、と祈ってしまいました。
爽やかな感動に包まれます。おすすめの映画です。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 俳優、女優


