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さて、今日は最終章の国譲りです。
因みにですが仕事場で、私が今書いている古事記のことを話している時、多くの人は古事記は難しいし、読んだことはないとの声がほとんどでした。
しかし、因幡の白兎や大国主命、天岩戸、海幸彦、山幸彦、等のことは知っていましたが。
やはり国譲りに関しては知らない人は多いいですね。
それと、黄泉の国はどこにあるのか?と言う質問ももらいました。
黄泉比良坂はどこにあるのか? 黄泉の国は地獄にあるのか?など
私でさえ、えぇ?と思うような質問でした。
それと大きく間違っている事が・・黄泉比良坂の話をしている時、
「黄泉の国の入口に大きな岩が有り、
そこでイザナギとイザナミが対峙した」と話をすると、
それは天照大御神の天岩戸と同じ岩なのか?と混同していました。
やはり、古事記を知らない人は多いいのですね、仕方ないですかね?
高天が原、葦原の中つ国、黄泉の国は 死者の国と混同しています。
また、高天原と極楽浄土の違いは?と言う質問も・・・・
私は高天原は神の世界、極楽浄土は仏の世界、と説明しましたが、
大きくは間違っていないと思います。
今日の国譲りの神話については、・・確かに難しいです、説明しようとしても、
説明しきれません。
文字に書く事も話がこんがらがることが多いいです。
この国譲りに関しては、簡単に説明します、そうじゃないと、自分で何を書いているのかわからなくなりそうですから、ご容赦おねがいします。
要するに、大国主命は、出雲の国を収めていました、しかし天照大御神が高天原から葦原の中つ国を見た時何時も混乱していました。
これではいけないと天照大御神は、高天原から使いの者を葦原の中つ国へ送ります、しかしその大事な使命を帯びた使者は、大国主の娘と恋仲になり何年経っても天照大御神のところへの報告がありませんでした。
そこで、天照大御神はまた八百万の神々を集め相談します。
次の使者も、次の使者も、、戻ってきませんでした。
それに怒った天照大御神は「葦原の中つ国を私の子が支配する」
という事にしました。
要するに、混乱が続き神の言うことも聞かない者たちに葦原の中つ国を任せておけないので自分の子供に任せるといつたのだと思います。
大国主の子供たちは、抵抗しますが天照大御神にはかないません。
大国主命も息子達も「葦原の中つ国は天の神に差し上げます」
と言う事になりました。
そして、大国主命は、わたしの住む場所を天照大御神のお子さまが、
天の神の「あとつぎ」となってお住まいになられる御殿のように、
地面の底深くに石で基礎を作り、その上に太い柱を立て、高天原にとどくほどに高く千木を上げて造って頂ければ、私はその暗いところに隠れております
また、私の百八十もいる子どもの神たちは、コトシロヌシを先頭にお仕えいたしますので、天の神のお子様に逆らうものはいないでしょう。
こうして、大国主命は、出雲大社の中にお隠れになりました。
出雲大社は、天照大御神との戦いに敗れた大国主命を祭る神社となりました。
タケミカヅチは、天照大御神の元へお帰りになり、
葦原の中つ国を平定したことをご報告しました。
(タケミカヅチとはイザナギノミコトがホノカグツチを斬った剣の神です)
これで葦原の瑞穂の国(日本国)は天照大神の子供アメノオシホミミノミコトが収めることになった時に、ちょうどメノオシホミミノミコトに子供が出来ました。
メノオシホミミノミコトは自分が葦原の中つ国へ行くより若い子に行かしたほうが良いと申し出ました。
子どもは、アメノホアカリノミコトとニニギノミコトの二人でした。
二人が天界から葦原の中つ国へ降りる途中で、
サルタヒコか待ち受けていました(猿田彦は葦原の中つ国の神でした)
サルタヒコは、天の神の御子が降りてくると聞き、どうしてもお仕えしたいと思いお迎えに参りましたと言い、お仕えする事になりました。
ニニギノミコトは5柱の神に支えられて
天の国から地上へおりることになりました。
その時アマテラスオオミカミは三種の神器の
勾玉と鏡、草薙の剣を授けました。
勾玉は皇居に、草薙の剣は熱田神宮に、鏡は伊勢神宮に
厳重に保管されています。
アマテラスオオミカミは、ニニギノミコトにおっしゃいました。
「ニニギノミコトよ、あなたは、この鏡をわたくしの魂(たましい) だと思って、わたしを拝むように、これを大切にお祭りしなさい。
またオモイカネノカミよ、そなたは、ニニギノミコトのことをよく助けてやり、そして政治を行いなさい。
ニニギノミコトとオモイカネノカミは、今も伊勢神宮にお祭りされています
(また、以上のニニギノミコトと同行した神さまたちは、アマテラスオオミカミの「天の岩戸」神話に登場する神々です。)
アメノイワトワケノカミは、「天の岩戸」が神となったもので、
天皇の宮殿の門をお守りになっています。
大まかですが、国譲りはこれにて終わります。
古事記ではこのあと海幸彦、山幸彦と続きますが・・・・・
海幸彦が兄で山幸彦は弟です、
この海幸山幸の話は多くの人はご存知だと思います。
ヤマサチヒコの子孫で、ワケミケヌノミコトは、
別をカムヤマトイワレビコノミコト(神倭伊波礼比古命)といい、
のちの初代の神武天皇です。
神武天皇東征
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1f/Tenn%C5%8D_Jimmu.jpg/280px-Tenn%C5%8D_Jimmu.jpg
高倉下はこの剣を磐余彦に献上した。
剣を手にすると軍衆は起き上がり、進軍を再開した。
だが、山路険絶にして苦難を極めた。
そこで、天照大御神は八咫烏を送り教導となした。
八咫烏に案内されて、莵田の地に入った。
(一部転写)
現代、JR熊野市駅構内には八咫烏の大きなモニュメントが設置されています
余談ではありますが、手塚治虫の火の鳥という漫画があります、
このストーリーは海幸彦、山幸彦の後のヤマトタケルの時代の、
ヤマトタケルの東征の物語です。
クマソタケルと戦いヤマトタケルとなる物語ですね。
これは東映で三船敏郎と原節子で日本誕生という映画になっています
日本武尊と神武天皇との話も混同されがちなのですが。
ヤマトタケルは神武天皇後の12代天皇の時代の人です。
古事記や日本神話等に登場する神々の中で
よく混同して見られる神様は、スサノオ、大国主、神武天皇、ヤマトタケル、等ですが全くの別人ですね、人ではないなぁ〜、別神ですね。
どちらにしても、どの神も文武両道です。
そして時代背景も混同しがちですが、神代の時代には時間の概念がありません。
特にイザナギノミコト、イザナミノミコトの場合は昼夜の概念もなく
天照大御神、月詠の神、スサノオが出現なられた時点で昼夜の概念ができました。
イザナギノミコトとイザナミノミコトがお出ましになるまで
男女の概念もありませんでしたが
イザナ「ギ」は男を表し、イザナ「ミ」は女を表します
「君」は「キ+ミ」=男と女と言う意味です。
死の概念もありません、もし有るとすれば魂の消滅なのかも知れませんが
なんせ私はその時代に居ませんでしたので、断定はできません。
まだまだ、示さねければいけない古事記はあるのでしようが
私はこれで、いっぱい、いっぱいです。
長い間お付き合いありがとうございました、ありがとうございました。
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>熊野の住民の高倉下に授け、
新宮市の高倉下の命ですね
それにしても神話を学校で教えてほしいですわ
2013/12/14(土) 午後 0:24 [ 道後 ]
道後さん
本にはそこまで書いていませんでしたが、
さすが〜本場、熊野ですね!
日本各地にはそのように神話に基づいた名所がたくさんあるのですから、それに沿った観光誘致ができれば、エジプト、ギリシャに次ぐ歴史観光国になると思いますね。
京都、奈良などはまだまだ若いかも知れません。
2013/12/14(土) 午後 2:31
欧米では日本は歴史的価値が高いと思っていますよ
神話こそがその極致でしょう
2013/12/14(土) 午後 4:42 [ 道後 ]
道後さん
そうでしょうね・・・嬉しい限りですが、それまでには日本教育で神や天皇の事をもっと教えるようにしなければいけませんね。
先日「さくらの花びらさん」のブログにありましたように「日本人とは何か」と聞かれても今の日本人は答えることが出来ません。
それでは世界に通用しなくなりますよね。
2013/12/14(土) 午後 5:56
こんばんは
それって学校でおそわったの?私の学校ではやってないけど
志賀高原に高天原という場所がありますよ。(関係ないと思うが)
2013/12/14(土) 午後 7:33 [ あくせと ]
あくせとさん
学校で教わるというより「因幡の白ウサギ」くらいは本を読んだりしました。
後は大人になって、スサノオや天照大神など本を読んだりしました。
日本誕生を言う映画を見た後からはヤマトタケルに興味が湧きました。
若い頃は「天皇」と言うのは既に存在していましたし、それほど興味はありませんでしたが、誰が初代の天皇だったかという事に興味が湧き調べて神武天皇である事を知るようなものです。
学校で学ぶというより、本をよんだり、その土地の歴史など調べたりして学びました。
だから、とても遠回りで学んだので学校で教えてくれれば私のように遠回りしなくても済むのではないでしょうかね〜?
子供には興味が湧くような方法で教育して欲しいですね
正直言うと全て覚えている訳ではないです、概略は覚えていても細かい部分は後で調べ直してますよ
私が全部覚えていたら、今頃、大学教授になっていますよ
2013/12/14(土) 午後 8:09
ここまで教えるだけでもずいぶん違うと思います。
神話をきちんと教え、日本の国とはどういうものであるのかを言葉できちんと言える日本人を育てることが大切であると思います。
ナイス
2013/12/14(土) 午後 11:13
さくらの花びらさん
最近の本は愛だの恋だのというジャンルが主流ですし、神話は本当に教えないですね。
調べている内に本当に日本各地に神話は点在していました、新たな発見ですよね。
2013/12/15(日) 午前 8:37
今日は…





「スサノオ」語句検索中に興味深く読ませて頂きました…
主旨に共感に感じます…
私、2012年=古事記編纂1300年の元旦に
読みかけの★以下本を出雲大社内で完読を果たし改めて神話世界へ理解を深めました…
★超訳 古事記 鎌田東二 著 ミシマ社
1日読破可能。
又、推薦関連書
★神話がわかれば「日本人」がわかる
古事記は
日本を強くする
中西輝政 高森明勅 著
徳間書店
★日本人はなぜ
日本のことを知らないのか
竹田 恒泰 著PHP新書★現代語 古事記
★古事記 完全講義
同上著者 学研
昨年の神迎え神事日に購入…
火の鳥=黎明編がお気に入り
「日本誕生」DVD数年前2月11日購入→時々同日鑑賞
様々な面で興味深い
2020年に向けて平成の神話映画を製作を?
2014/1/7(火) 午後 3:27 [ 某現代日本人 ]
某現代日本人様
コメントありがとうございます。
古事記、日本神話は本当に面白いですよね。
日本人が神の子孫である事を嬉しく思います。
2014/1/7(火) 午後 10:54