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少し前の出来事。 20日の日曜日、弟の車で栃木にある父の墓参りに行った。 その後浅草へ行くつもりだったので、帰りは高速を向島で降りた。 隅田川を渡れば浅草だが、ちょうど三社祭だったので車は停められそうもない。 そこで、上野の叔父の家に車を置かせてもらう事にした。 途中、弟に言って浅草千束(せんぞく)通りにある「鮒忠本店」へ寄ってもらった。 「鮒忠」は、今では関東でチェーン展開している焼き鳥の美味しいお店。 私はここの「鶏の丸蒸し(鶏一羽丸ごとの和風ローストチキン)」が大好きで、 転勤で東京を離れていた時も、帰京した時に買って帰ったり、 母にクール便で送ってもらった事もある。 しかし、この日は三社祭なので店頭にテーブルを出して焼き鳥を販売しているものの、 「鶏の丸蒸し」は無いと言われた。 普段ならあるが、それでも数に限りがあるので予約して欲しい、との事。 いつもなら必ず予約して買いに行くし、 一昨年の夏には、妻の実家の分を含めて4羽分を買って帰った。 帰りの飛行機に持ち込み、焼き鳥の香ばしい匂いが機内に広がって恐縮した。 今回、私も前日に予約しようと思ったが、 墓参りの後なので何時に浅草へ行けるかわからないので予約していなかった。 それでも、この日早い時間に浅草を通る事になったので、ダメもとで行ってみたのだ。 「丸蒸し」は無くても「鶏もも焼き」ならあった。 道路の反対側に停めた車に戻って妻に言ったところ、 「ウチの分も買って」と母に頼まれ、 2本ずつ買おうとしたら携帯が鳴って「上野の分も買って」と言われた。 「鶏もも焼き」を合計6本購入。 1本260円也。安い。 上野の叔父の家で「鶏もも焼き」をお土産として渡したら、 「お婆ちゃんが好きでよく買いに行かされてたわよね」と叔母に言われた。 そう、亡くなった祖母が「鮒忠」の「丸蒸し」が大好きで、 頼まれて私は台東区役所の裏にある支店へ自転車で買いに行っていた。 懐かしい思い出だ。 しばらく叔父夫婦と話し、行きたくない、と言う母を残して、妻、弟、小学生の姪っ子と浅草へ。 (弟は離婚して二人の娘の妹の方と母と暮らしている) 地下鉄銀座線で浅草のひとつ手前の田原町で下車。 外へ出たらいきなり御輿の群集にもまれてしまった。 それも3基しかない本社御輿の「三之宮」だった。 三社祭では80基もの御輿が繰り出すが、 ほとんどが浅草の町内会の御輿で、浅草神社の本社御輿は「一之宮」から「三之宮」の3基しかない。 「ラッキー」と弟が言った。 (どこで見れますか?、という問い合わせに答える為、御輿にはGPSが付いているそうだ) なにしろ80基もの御輿が練り歩いているので、そこここで御輿に出会える。 私も社会人になるまで御輿を担いでいたので、下町っ子の血が騒ぐ。 弟は50を過ぎた今でも生まれ育った上野の町内会で御輿を担ぎ、 浅草に住む幼馴染のつてで三社祭でも御輿を担いでいる。 しかし、私がこのタイミングで帰って来た為、 今年は泣く泣く諦めた、とやんわり嫌味を言われた。 叔父夫婦もこの日の「宮出し」(早朝、浅草神社から3基の御輿が出る大騒ぎのイベント)を見に行っていた。 下町っ子は生まれついてのお祭り好きだ。 子供たちも祭り装束。 猫までハッピを着ている。 浅草でお参りするといえば、雷門から続く仲見世を抜けた「浅草寺」だが、 三社祭は「浅草神社」の例大祭。 「浅草寺」には参拝客がいつも通り大勢いたが、 すぐ右隣にある「浅草神社」は「お神楽」の見物人は多かったものの参拝している人は少なかった。 弟が「浅草神社」の境内の裏手へ私達を連れて行った。 そこにあったのは、弟が幼馴染と担ぐはずだったという「馬道1丁目」の御輿。 この鳳凰の目にはダイヤモンドが嵌め込まれているらしい。 (右の小さいのは子供御輿) 久しぶりに東京の下町の空気を満喫して福岡へ戻った。 翌日の夕食は「鮒忠」の「鶏のもも焼き」。 オーブントースターで温め、「鮒忠」の焼き鳥のタレをかけて食べた。 やはり鶏一羽丸ごと作った「丸蒸し」に比べると肉は固い。 次に東京へ帰った時には「丸蒸し」購入を第一に考えてプランニングするだろう。 今日がいい日になりますように。 |
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2007年05月30日
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