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エリック・クラプトンの新しいCDは2枚組のベストアルバム。 「COMPLETE CLAPTON」 この時期にベストを発売するのは、欧米のクリスマス商戦に合わせるのと、 12月末決算のワーナーミュージックの売上確保が目的。 それはともかく、これまでにもクラプトンのベストアルバムは数あるが、 このベストアルバムは正に集大成と言える物だ。 何故なら、「クリーム」「ブラインドフェイス」「デレク&ドミノス」時代を含め、 レコード会社の壁を越えた年代順の36曲が収められている。 新曲も未発表曲も追加収録されておらず、 クラプトンが大好きでアルバムを全部持っている私には不要とも思えるが、 それでもやはり買ってしまった。 クラプトンのこれまでの音楽の歩みをステレオの大音量で聴きながら、 その曲を聴いた時代の思い出が頭に浮かんできた。 ちなみに、日本盤と欧米盤では2曲収録曲が違う。 欧米盤に収録されている、 クラプトンが敬愛するブルースマン「ロバート・ジョンソン」のカヴァー曲2曲が、 日本盤では愛知万博のテーマでSMAPが歌った「セイ・ホワット・ユー・ウィル」と 映画「プリティ・ブライド」で使われた「ブルー・アイズ・ブルー」に差し替えられた。 より日本人受けする為の変更だ。 収録曲が違うだけで両方欲しくなったが、 とりあえず、ライナーノートの訳も読みたかったので日本盤を買った。 そして、私の「BAD LOVE」というハンドルネーム。 「どうして付けたHNなんですか?」 とたまに聞かれる。 確かに「良くない愛」というのも不思議だろう。 実は「BAD LOVE」はクラプトンの曲名で、 1989年発売の「ジャーニーマン」に収録されている疾走感溢れる一曲。 クラプトン初のグラミー賞受賞曲でもある。 ドラムのフィル・コリンズを初め、バックミュージシャンはそうそうたるメンバーで、 クラプトンも全身アルマーニで決めていた時代のアルバム。 この2年後、息子を事故で失くし、 その息子に宛てた「ティアーズ・イン・ヘヴン」で再びグラミー賞に輝き、 以降はアルバム「アンプラグド」や「チェンジ・ザ・ワールド」の大ヒット、 ブルースのカヴァーアルバムの発売など、 クラプトンがカッコを付けない自然体になっていった気がする。 何しろ、ここずっとクラプトンのファッションはボーダー系で、 遠近両用の眼鏡までかけている。 「BAD LOVE」を私はある時期留守番電話に使っていた。 「只今外出しております。エリック・クラプトンのギターの後でメッセージをお願いします。」 とコメントがあった後、痺れるようなイントロのギターソロが始まる。 しかし、このギターソロは30秒もあり、そしてようやく「ピーッ」。 「メツセージ入れるまでが長い!」 と友人達には事の他不評だった。 今晩がいい夜になりますように。 |

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