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浅草の蕎麦やで一杯、なう。 |
国内旅行記
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お昼ご飯を食べに行った東京駅界隈。 知らない超高層ビルばかりで思わずキョロキョロ。 日本橋のデパートでは、 どこから出ればいいのか迷ってしまったし、
電車や地下鉄を乗り換えるのに、 案内板を頼りに地下通路を延々と歩いて疲れ果てる。
私は、もはや、すっかり福岡の人。 |
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東京へ帰ると、母も同居している埼玉の弟のマンションに泊めてもらう。 ビールを飲みながら、なんだかんだ話をし、 弟が家で作るという「カツ丼」の話から我が家の「親子丼」の話になったら、 姪っ子が、 「親子丼を食べた事が無い」 と言ったのでビックリ。 この春中学生になるというのに、 これまで「親子丼」を知らないとは…。 理由は、父親(私の弟)が鶏を食べないから。 子供の頃、母の実家で鶏の首を絞めて捌く光景を見て以来、 弟はそれがトラウマになってしまっている。 (私もそれを見ていたけれど、私は平気) ただし、積極的に食べようとしないだけで、 鶏料理を食べられないのではない。 「じゃぁ、おじさんが作ってあげる」 反射的に私はそう言ってしまった。 翌日の朝に作る事にして、24時間営業のスーパーへ弟と行き、 鶏もも、卵、めんつゆを購入した。 一夜明けた日曜日は、弟の車で栃木へ墓参りに行って、 夜の最終便で福岡へ戻る日。 母がご飯を炊いてくれていたので、 鶏を調理して親子丼を作りみんなに食べさせた。 (私は朝からビールを飲んで食べなかったが) 「美味しい」 と人生初の「親子丼」を食べて姪っ子。 「美味しい」 と弟も言った。 これまで墓参りに行く時は途中のコンビニで買うおにぎりが朝食だった。 それが「親子丼」を作り、 更に、前夜のスーパーで半額になっていた「豚ロース」を衝動買いしていて、 それで「豚の味噌漬け」の仕込みもやっていた。 この朝の作業で、出発が1時間以上は遅くなっただろう。 墓参りを済ませたら、私はすぐに東京へ戻り、 飛行機の時間まで美味しい物を食べたり買い物をするつもりだった。 しかし、母が「(実家へ)行くって電話してる」、 と言うではないか。 母の実家も同じ栃木で墓からそう遠くなく、 今は叔母家族が住んでいる。 4年も顔を出していないし、 待ってくれてるのだろうから仕方が無い。 叔母が用意していてくれたお昼ご飯とビールをご馳走になり、 しばらく休ませて貰ったら、午後の3時になってしまった。 東京で美味しい物を食べてから帰りたい!! 帰りの車で私は熟睡し、目が覚めたらすでに5時。 しかも向かっているのは大宮駅前の家電量販店。 姪っ子の中学の入学祝に弟に現金を渡したのだが、 ついでだから、と、この日腕時計を買う事になっていた。 もっと早い時間の予定だったのに……。 姪っ子の気に入った腕時計を購入し、 弟達とそこで別れて大宮駅に行ったのはもう6時。 「あそこで天丼を食べようか、 あそこの鰻もいいかも、 久しぶりにあそこのメンチカツもいいなぁ」 とあれこれ楽しみにしていたのがすべてパァ。 8時発の飛行機に間に合うかさえ微妙な時間だ。 東北線に飛び乗って私は腕時計と睨めっこ。 上野に着くのが○○分で、乗り換えて浜松町まで○○分。 モノレールが○○分だから……。 電車の中で走りたい気分だった。 羽田空港には何とか7時半頃に到着し、 すぐに出発ロビーへ。 せめて空弁とかカツサンドでも…。 しかし時間が時間でお弁当類はすべて売り切れ。 わびしくビールを飲むしかなかった。 福岡の家へ帰りつくのは10時を過ぎる。 夕食をどうしよう、 と考えていて思い出したのがこれ。 搭乗券裏のマクドナルドの抽選で、 行きも帰りも妻の分で「ビッグマックセット」が当たっていた。 2人分あるので、 天神に帰り着いてから、ダイエー向かいのマクドナルドで引き換えて帰宅。 東京の美味しい物を食べて帰るはずが、 家で「ビッグマック」を食べるハメになろうとは……。 母の実家へ寄ったのも、姪っ子の買い物も、 当初の予定外だったが仕方無い。 せめて「親子丼」を朝作らなければ、 私がそんな事を言い出さなければ、 何がしかを東京で食べられたのに…。 まぁ、姪っ子が「親子丼」の美味しさを知ったのだからヨシとしよう。 今日がいい日になりますように。 |
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水上バスで隅田川周遊をした後に向かったのは、 雷門前の道沿いにある「並木藪蕎麦」。 午後3時だというのにお客さんが多く、外人さんも結構居た。 「神田」「上野広小路」と並ぶ「藪御三家」の内の一軒だが、 「東京一蕎麦ツユが辛い」として有名。 この辛いツユがキレが良くて後味サッパリ、 細めの蕎麦をズズッと食べるのは堪らない旨さだ。 東京へ帰った時は必ず立ち寄るし、 福岡生まれ育ちの妻も、 「他で何も食べなくてもいいから『並木藪』だけは行ってね」 と言うぐらい。 築地や水上バスでビールを飲んでいたので、 日本酒の「ぬる燗」とつまみに「板わさ」「わさび芋」を注文。 アルコール類に付いて来る「蕎麦味噌」も美味しい。 「おつまみで『かき揚げ』を頼めますか?」 と尋ねるたら「出来ます」との事。 小海老のかき揚げ。 店が忙しい時は「おつまみ」で作ってもらえない。 ちなみに「天ざる」は海老天などの「天ぷら盛り合わせ」で、 温かい「天ぷらそば」にこの「かき揚げ」が載っている。 お銚子を4本空けてから、いよいよ待望の蕎麦。 「鴨南蛮」。 ど〜んとした鴨団子も美味しい、寒い時期限定の一品。 一昨年帰京した時は5月、 3年前の12月に仕事がらみで帰った時は運悪く定休日。 更にその前年は8月だったので「鴨南蛮」を食べられなかった。 一体何年ぶりになるのか判らない「鴨南蛮」。 好きで好きで堪らないのに、 運命の悪戯で出会えなかった恋人にようやく出会えた感じ。 妻と一杯を分けて食べ、 鴨の出汁が効いたツユは蕎麦湯で割って飲み干した。 ……体中の細胞が幸せを感じた。 そして真打「ざるそば」。 「並木藪蕎麦」では海苔をかけたのは「のりかけ」と呼ぶ。 量が少ないから、4口ぐらいで一気にすすりこむ。 「蕎麦はもたもた食うもんじゃねぇ!!」 と説教する下町のご隠居が憑依した気分。 「もう一枚食べよう」 と妻が言い、「ざるそば」を一枚ずつ追加。 もちろん、辛い蕎麦ツユも蕎麦湯で割ってジックリと余韻を味わった。 福岡は醤油が甘いせいか、 納得できる江戸前の蕎麦屋をまだ知らない。 だから、次は2年後のお楽しみ、という覚悟で「並木藪蕎麦」を堪能。 (滞店時間1時間半、お会計10,500円)) 歩き回った疲れもあるのか、店を出た妻は寝りかけて千鳥足。 (家でも、夕食を食べるとテーブルに座ったままコックリコックリする) 妻を引きずって田原町から地下鉄で上野へ。 山手線で池袋、そして東武東上線に乗り換えて埼玉の弟の家へと向かった。 この日、福岡空港へ地下鉄に乗り、 東京に着いてからは、 京浜急行、都営地下鉄浅草線、都営地下鉄大江戸線、 日比谷線、銀座線、山手線、東武東上線を利用した。 福岡の天神地区に住む私は、 地下鉄のひと駅ふた駅、バス停5、6の距離は歩くので、 日常、公共交通機関を使わずに生活している。 今年のお正月に妻の実家へ行って以降、 電車にもバスにも乗ってない。 東京は何でもあるけれど、 その為の移動時間と交通費がかかるんだよなぁ、 と改めて感じてしまった。 (この一日の交通費で、どれだけ福岡で美味しい物が食べられる事か…) 遅い時間に蕎麦を食べて満腹だったので、 夕食は弟がデリバリーで取ったピザ一切れを妻とかじって終了。 もちろん私はビールを飲み続けており、 妻より身長が高くなった姪っ子(今年中学入学)との会話で約束した事が、 翌日の予定を狂わす悲劇に繋がるとは想像もしなかった。 ………つづく 今日がいい日になりますように。 |
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先週末、7日、8日の土日で東京へ帰ってきた。 5年前に福岡へ移り住んだが、 せめて2年に一度は墓参りに帰りたい。 仕事で土日しか休めない妻は、 「あなたはもう一泊してお友達と遊んだら」 と言ってくれた。 しかし、通常ふたりで「30000マイル」が「16000マイル」、という、 JALの「ふたりから!おとくdeマイルキャンペーン」を利用しての帰京。 (3月18日搭乗日まで) ふたりとも往復に同じ便を利用しないといけないので、 私だけ東京に居残って同級生やブログ友と遊ぶ時間は作れなかった。 7日の土曜日、7時10分の始発で羽田へ。 京浜急行と都営地下鉄を乗り継いで「築地」に9時半頃着き、 築地場内の洋食屋「豊ちゃん」で朝食。 私の大好物「カツ丼」。 どうしても丼ツユの濃さが違うので、 福岡ではまだ「これだ!」というカツ丼に巡り合っていない。 だから東京に帰って食べる「カツ丼」は私の楽しみのひとつ。 妻は「オムハヤシライス」。 ビールを飲みながら、単品で揚げたてのカキフライも堪能。 一個220円。 お腹が満足して日比谷線で仲御徒町へ移動。 目的は「アメ横」で「ジーンズ」を買う事。 私はこの辺りから浅草方面へ徒歩15分程の所で生まれ育ったので、 御徒町とか上野の空気が身に馴染んでいる。 「アメ横」を歩きながら、 「この乾物屋に高校の同級生が嫁いでる」 とカミさんに話しかけたら、 ちょうどその同級生が店番をしていた。 10数年ぶりに会ってしばし立ち話。 私がジーンズを買ったので、 「私も洋服が欲しい」 と妻も言い出した。 上野駅に向かって歩き「ABAB」や「丸井」を覗いたものの、 若い人向きの洋服ばかり。 妻が着られる服は見つからなかった。 銀座線で浅草へ行くと、 「腰が痛い、足が痛い」 と妻が愚図り始めてしまい、 マクドナルドでコーヒーを飲んで休憩。 確かに午前中だけで結構な距離を歩き回っていた。 福岡のデパートの物産展でも買える品だが、 いつ物産展があるか分からないので、 「やげん掘」で「七味唐辛子」を買い、 浅草寺にお参り。 12時を過ぎたけれどまだまだお腹が空かない。 「『花やしき』で遊ぶ?」 と妻に聞いたら、 「腰が痛い、足が痛い」。 それではBプラン。 「水上バス」の隅田川周遊(浅草〜日の出桟橋の往復)にした。 私がまだ小さな頃に亡くなった父が、 よくこの水上バスで「浜離宮」へ遊びに連れて行ってくれた。 超高層ビルが立ち並び、 隅田川からの眺めも随分と変わってしまった。 往復で1時間30分ほど、 浅草の地ビールを飲みながら、のんびりとした時間を過ごした。 ………つづく 今晩がいい夜になりますように。 |



