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「おきうと」は、「ところてん(心太)」みたいな物で、博多名物らしい。 表記は「おきうと」なのだが、みんな「おきゅうと」と発音している。 材料もところてんの天草(テングサ)と同じように、 海草のえご藻(エゴノリ、エゴ草)である。 色は黒く、食べた感じは、ところてんより少し柔らかい。 どこのスーパーにも売っていて、丸めてある薄いシート状の物を細く切って食べる。 味付けは酢醤油とかしょうが醤油など、家庭によって違うようだ。 福岡でおきうとを知って驚いたのは、おやつではなく、食事のおかずだという事だ。 調べたら、数百年前から朝食に食べられているそうである。 東京では、ところてんは甘味やさんで売っている物で、あんみつと同列の扱いだ。 酢醤油にからしが一般的だと思うが、黒蜜で食べる人もいる。 いずれにせよ、ところてんはおやつで、食事のおかずでは無い。 私はおきうとを食べたいと思わないので、これまで買った事は無いのだが、 ふと、妻は食べたいんだろうな、と思って買ってきた。 妻が実家で食べていたのを見た事があるので、 私に合わせて家では食べないのだと思っていた。 ショウガ醤油で食べた。 さしみこんにゃくに似ていないこともないし、 二杯酢をかけて酢の物だと考えれば、食事の時に食べても不思議ではない。 天神のダイエーでおきうとを探した時、 おきうとは一種類だけなのに、ところてんが15種類ぐらい並んでいた。 黒酢、二杯酢、黒蜜、青じそ、梅味など、付属のタレも色々だった。 ひょっとして、と思い、 妻に「福岡ではとろてんもご飯のおかずなの?」と尋ねたら、そうだと答えた。 おきうとを知った時よりもビックリした。 「おきうと食べたかったでしょ?」と妻に聞いたら、 「別にそんなに食べたいとも思わない。実家もあまり食べないよ。」と言われた。 じゃあ、あの時の実家のおきうとは誰が買ってきたのだろう。 今日がいい日になりますように。 |
福岡の味
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今日の昼はカップ麺のうどんを食べた。 マルちゃんの「バリうまごぼ天うどん」。 食べながら、ふと思った。 「これって九州でしか売っていないかも…」 ごぼ天(ごぼう天)というのは、ごぼうのスライスの天ぷらで、 (ごぼうを千切りにしたかき揚ではない) 九州ではうどんのトッピングとしてポピュラーなものだ。 これまでも福岡でしかお目にかかっていない。 福岡に移り住んでからの2年間、普通に食べていたので気にもしなかった。 気になってマルちゃん(東洋水産)のHPを見てみた。 http://www.maruchan.co.jp/toyosuisan/products/index.html 「バリうまごぼ天うどん」は、やはり九州限定発売だった。 中部・北陸限定の「みそ煮込みうどん」もあった。 ラーメンでは4種類が九州限定になっていて、その内三種類が今家にある。 この一年ほど、スーパーでカップ麺が70円前後になった時、ついまとめ買いをしてしまっている。 私が一人で昼に食べ、妻も会社へ持って行くからだ。 日清食品のどん兵衛にも「博多ごぼう天うどん」がある。 これも家にストックしていた。 日清食品のHPでも「博多ごぼう天うどん」は「地区限定発売」だった。 [http://donbei.jp/syohin/index.html 「焼アゴの風味」なので、間違いなく九州だ。 「焼アゴ」とは「飛び魚」を焼いて乾燥させたもので、 九州では日常的にダシとして使われていて、お雑煮もアゴダシが基本だそうだ。 九州限定の物を食べられて幸せに思えた。 しかし、不満もある。 以前から、同じインスタント食品でも地域別に味付けを変えている、と聞いていた。 確かに「マルちゃん」や「どん兵衛」のHPでも西日本発売と東日本発売とがあった。 私は東京出身なので、醤油風味のツユの方が好きだ。 だから、ダシ風味の強い西日本向け「きつねうどん」や「天ぷらそば」は馴染みのある味ではなく、 違和感があってあまり食べようとは思わない。 しかし、「ごぼう天うどん」は別である。 もともと東京で食べた事が無く、初めからこの味しか知らないからだ。 明日がいい日になりますように。 ※日清食品のHPにはネットショップがあり、地域限定商品も購入できる。
東西の食べ比べセットもインターネット限定である。 今度東日本用の「どん兵衛」を買おうと思う。 |
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柳橋連合市場は、天神の南にあり、福岡で一番有名な市場である。 そこいらじゅうで明太子を売っているが、昨日は毎度のお店と、 「元祖!でぶや」で「タモリのご贔屓」と紹介していたお店の2店で買った。 毎度のお店は「幸村英商店」。 30代に転勤で福岡に住んでいた時、通っていたパブレストランのマスターに勧められた。 東京に戻った後も、FAXで注文して取り寄せたり、 福岡出身の妻が、実家に戻った時に買って帰っていた、我が家の定番明太子だ。 いつものように「切れ子」を買った。 「切れ子」とは、皮が破れたりして見た目が悪い物を安く売っている物だ。 味は変わらないから、家で食べる分には十分で、安い。 (「幸村英商店」の「切れ子」もネットで売っていた。でも高い。) この「切れ子」で1050円である。 「タモリのご贔屓」というお店は「中弥」で、柳橋連合市場の中央ぐらいにある。 以前、鯨を買った事があるような気がする。(幸村英商店も鯨を売っている) (福岡では、デパートやスーパーでも普通に鯨を売っているのでビックリする) 「中弥」にも「切れ子」はあったが、着色した物しか無かったので、 大き目の中辛明太子をひと腹(ふたつくっついた物のこと)買った。 これで1440円だった。 「幸村英商店」の物より大分大きい。 夕食に食べ比べてみた。 「中弥」のは粒がしっかりしていて、よく噛み砕いた数の子のような歯触りがある。 「幸村英商店」の方はきめ細かく、ねっとりしている。 どちらも美味しかった。 でも、食べ慣れている「幸村英商店」の後味の方が私の好みだ。 福岡で明太子を作っている所は数知れない。 元祖「ふくや」、「やまや」「ふくさや」といった全国展開のメーカーはもちろん、 日本料理店もそれぞれオリジナルの味付けで競い合い、 柳橋連合市場にあるような小さなお店でも作っている。 味も中辛、辛口、昆布あえ、など様々だ。 福岡のデパ地下では明太子コーナーが一画を占めているし、 福岡空港のお土産ショップでは、どれを買えばいいのか迷うほど並んでいる。 札幌の「味噌ラーメン」と同じような状態だ。 とても全部を食べ比べる事など出来ない。 いつも食べている物より美味しい明太子があったら乗り換えるだけだ。 「幸村英商店」の前は、大名にある日本料理店「稚加榮」の明太子を食べていた。 人から勧められたし、当時の家のすぐ近くだった。 今の私にはサッパリし過ぎていて物足りないが、 当時、東京の母に「稚加榮」の明太子を送っていたので、 母は今でも明太子は「稚加榮」が一番だと思っている。 とにかく福岡には美味しい明太子は一杯ある。 私と妻が絶対食べたくないのは、化学調味料の味が強く残る明太子だけである。 今日がいい日になりますように。
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私は30を過ぎるまで、熱い麺類をほとんど食べなかった。 |
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私は福岡の食べ物の中でも、とくに「ゴマサバ」が好きだ。 |




