|
9月の中旬ぐらいからだろうか、 テレビで「ディアゴスティーニ」が発売を開始する、 「東宝特撮映画DVDコレクション」のCMが大量に流れた。 画面に登場するのは「ゴジラ」で、 順次「ゴジラ」を始めとする東宝の特撮映画をシリーズ発売するという。 このCMを見ていて、 「『ゴジラ』を全部見よう!!」 と思ってしまった。 というのも、私は「ゴジラ」のDVDを全部持っているものの、 「老後の楽しみ」 と言って殆ど見ていなかったのだ。 「GODZILLA FINAL BOX」 1954年公開の第1作「ゴジラ」から、 2003年の第27作「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」まで収録。 特典ディスク3枚と「初代ゴジラ」の「ゴジラヘッド(着ぐるみサイズ)」付き。 ただし、50周年となる2004年公開の「ゴジラ FINAL WARS」 (第28作で、今のところの最終作品)は別売り。 予約生産の限定品でDVD30枚組、10万円もの高額商品。 当時、私は会社を辞めることが決まっていた時期で、 次の仕事のあてはまったく無い状況。 買ってもいいか、恐る恐る妻にお伺いをたてた。 すると、あっさり、 「いいわよ」。 「ダメ」と言っても私は買うだろう、と知っているし、 その妻も「ゴジラ」ファンなのだ。 「ゴジラ」シリーズは制作時期によって3つに分類される。 第一期の「昭和ゴジラ」は、 「メカゴジラの逆襲」(1975年)までの15作品。 私は、小学校高学年だった時、 第4作「モスラ対ゴジラ」(1964年)ぐらいから映画館で見始めたが、 高校生を過ぎると、あまりに子供向きになってしまった「ゴジラ」から離れた。 ひとくくりに「昭和ゴジラ」と分類されていても、 モノクロ映画だった第1作「ゴジラ」と第2作「ゴジラの逆襲」は別物。 (当時の特撮技術ではカラーに出来なかったそうだ) 水爆実験によって生まれた「ゴジラ」は、 人間の作り出した核兵器の恐ろしさの象徴で、 まだ太平洋戦争で傷ついた記憶が薄れていない当時、 かなりシリアスな内容になっていたと改めて気が付く。 9年のブランクを経て、1984年の「ゴジラ」(第16作)から、 第22作「ゴジラVSデストロイア」(1995年)までが 「平成ゴジラ」シリーズ。 原点に戻り、再び「恐ろしい」「ゴジラ」が復活。 特撮技術の進歩もあり、 30を過ぎた私もまた映画館に足を運んで見るようになった。 妻が「ゴジラ」を見始めたのもこのシリーズからだ。 ハリウッド版「GODZILLA」(1998年、全編CGの「ゴジラ」)の公開を挟み、 1999年の第23作「ゴジラ2000ミレニアム」からが、 第3期「ミレニアム」シリーズと呼ばれる。 再び子供向けの色合いが濃くなっているが、 CGが多用されるようになって特撮映像はさらに進化した。 ただ、アニメ「とっとこハム太郎」との併映が多く、 私のような中年「ゴジラ」ファンと、 小さな子供を連れた家族が館内に同席するという奇妙な光景が見られた。 そして、「ゴジラ」が登場すると、 「怖いよぉ〜!!」 と「とっとこハム太郎」目当ての子供があちこちで泣き叫んでいた。 「ゴジラ FINAL WARS」までの28作品を見終えた私は、 「次は『ガメラ』だ」 と決めた。 3年前に発売された「ガメラ」のBOXも私は持っているのだ。 (これも持っているだけ) 「ガメラ生誕40周年記念 Z計画 DVD−BOX」 1966年公開の「ガメラ」から8作の「昭和ガメラ」シリーズと、 「平成ガメラ」3部作、特典ディスク2枚にフィギュア付き。 大映の「ガメラ」は、当初から「子供の味方」という設定で、 中学生になっていた私は劇場で見た覚えが無い。 改めてDVDで見てみると、 かなりの低予算で制作した苦労がしのばれ、 過去の作品の特撮シーンを何度も繰り返し使用している。 第7作「ガメラ対深海怪獣ジグラ」を公開した1971年、 大映が倒産したのもむべなるかな、という感じだ。 1980年の「宇宙怪獣ガメラ」は 以前の作品の怪獣シーンを再編集して新作に仕上げたもので、 次に「ガメラ」が復活するのはその15年後になった。 大映を吸収した徳間グループが制作した「ガメラ 大怪獣空中決戦」(1995年)、 「ガメラ2 レギオン襲来」(1996年)、 「ガメラ3 邪神覚醒」(199年)は、 怪獣・特撮映画の名作として「平成ガメラ三部作」と呼ばれている。 怪獣のリアルな造形、特撮シーンの迫力、スピード感、 自衛隊の協力を得られた本物の質量感にはらはらするストーリー展開。 大人でも十分に引き込まれてしまう面白さがある。 映画館で見たて興奮したし、 以前に「平成ガメラ三部作」のDVD−BOXを買って見てもいる。 「ガメラ 大怪獣空中決戦」は、 長崎五島列島から現れた「ギャオス」が人間を襲い、 何とか「福岡ドーム」へ閉じ込めることに成功しようかという時、 博多湾から「ガメラ」が「ギャオス」を倒しに出現する。 今でも、中洲の那珂川を渡る時、 「あの辺を『ガメラ』が通ったなぁ」 とつい映画のシーンを思い出してしまう。 このDVD−BOX収められていない最新作、 角川映画制作の第12作「小さき勇者たち〜ガメラ〜」(2006年)までが、 今のところの「ガメラ」作品。 こうして、「ゴジラ」28作品と「ガメラ」12作品、 それにおまけの特典映像を見続けていたせいで、 10月はブログを完全に休んでしまった。 「ディアゴスティーニ」の「東宝特撮映画DVDコレクション」を集める気は無いが、 映画会社のDVDを買うより安いので、 作品を選んで買おうと思っている。 まずは、今月24日発売の「モスラ」。 明日がいい日になりますように。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- その他映画


