こんにちは!福岡歯科新川院です.

一生お付き合いいただける歯科を目指して…

増田勝実院長(歯科医師)

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学会発表



 毎日の天気が目まぐるしく変化するこの梅雨の時期、体調を崩す方も多いようです。解決策は、質の良い睡眠とがランスのとれた食事です。猛暑の前のこの時期に十分に体力を蓄積しておきましょう。
 さて6月初めに、日本歯周病学会学術大会が新宿で行われました。私と副院長の早川先生は各々ポスター発表をいたしました。指導医の先生や他の専門医の先生方から貴重なご意見を伺い、改めて患者さんのために、まだまだ精進しなければならないと痛感いたしました。    イメージ 1イメージ 2
 今回の学会のテーマは「歯周病治療がもたらすQOL」と題して、高齢者に対する歯周病治療や低侵襲の治療法、また患者目線でのQOL評価などが話し合われました。そして、患者さんの幸福感を正しく評価し、歯周病治療が患者さんの生活の質向上に結び付くように、医療体制を整えることを確認した学会となりました。
 学会の中で一番問題視されていることは、高齢者の健康です。現在、日本の平均寿命は男女とも80歳を超えました。しかし、健康で日常生活が制限されない期間とされる健康寿命は男女共に70歳前半です。この健康寿命と平均寿命との間は要支援、要介護状態という事であり、慣れ親しんだ環境や社会との接触が減っていき、孤立が原因で、口腔内の健康に関心が薄れ、食事をしたいという主観的な欲求は少なくなると言われています。
 また、口腔衛生の向上や予防歯科の普及によって、多くの人が自分の歯を保ったまま高齢に達するようになっており、現在80歳で20本の歯を維持している人は51%程度になっています。しかし、これは歯周病の歯が多く持つ高齢者が増えているとも言えます。
 高齢者が加齢の伴い、いろいろな疾患を持つようになり、たとえば高血圧症や糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患を治療しながら生活を送り、かつ要支援や要介護の状態で、重度の歯周病を治療する機会が多くなっていいます。当然治療は困難になっていき、患者さんの生活の質向上になかなか結び付く事が出来ないのが現状です。
 このように、加齢に伴い健康を維持することがだんだん難しくなっていきます。解決策として、壮年期にしっかり歯科治療を行い、よく噛める状態を整え、口腔内の衛生管理を習慣づけておく事が非常に重要です。



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