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書庫福岡市長ブログ

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 「天神ビッグバン」と対(つい)となる「博多旧市街プロジェクト」をスタートします。

 博多部が持つ歴史や文化は、とても素晴らしい福岡の資源です。
 例えば、うどん、そば、まんじゅう、ういろうの発祥の地であったり、禅寺の発祥の地、日本茶発祥の地であったりします。由緒正しいお寺や神社がたくさんあって、伝統ある祭も行われています。
 しかし、地元の方でも「福岡には行く所がない、観光する所がない」という言い方をされることがあって、とても残念な気持ちになります。
 なぜそのような印象になっているかというと、福岡にあるすばらしい歴史資源が「ストーリー」と「ストリート」で結ばれていない、つながっていないことに大きな原因があるのではないかと思っています。
 例えば京都に行けば、このお寺が一体、何年にできて、誰が作ったかということが分からなくても、そこを歩くだけで、その歴史を感じることができますし、また、街並みに非常に趣があります。
 一方、今の「博多部」は、道路も普通のつくりで、建物もワンルームマンションがたくさん建っている中に、お宝、財産があって、どうしても印象的に、また写真を撮っても歴史的な趣を感じられる風景になっていないということもあるのではないでしょうか。
 そこで、新たな「博多旧市街プロジェクト」を進め、博多部のエリアを、道路を石畳風の舗装にしたり、街灯なども含めて、歴史を感じられる街並みにしていきたいと思います。

 11月11日には出来町公園がリニューアルオープンします。新たに観光バスの駐車場も整備しますので、ここからスタートして、「博多部」を回遊をしていただきたいと思います。また、公園の中に観光拠点施設を整備したいと考えています。例えば、博多旧市街のおみやげものや、博多発祥である、うどん、そば、ういろうを食べられる場所だったり、休憩施設とか、観光ボランティアの拠点ということも考えられます。こういう拠点施設の整備に向けて公募を始めます。
 また、櫛田神社の隣の冷泉小学校も、新たに観光の拠点としたいと考えています。どういう形で整備していくかという検討委員会も早いうちに設置したいと思っています。

 ちなみに、「旧市街」という表現は、例えば、バルセロナや、エジプト、ボルドーなど海外の都市の観光ガイドブック見たら「新市街」と「旧市街」というエリアが照会されているように、グローバルスタンダードとなっています。
 福岡市でも、こうした取組みを続けることで、一つの街並みが形成されてくれば、10年後等の福岡の観光案内の本には「旧市街」という形で紹介されて、1日は旧市街で過ごそうかっていう方も増えてくるのではないかと期待しています。そして、福岡に住む人が自分たちが住む歴史に興味を持って、誇りを持つことに繋がることを期待します。

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