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書庫福岡市長ブログ

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 福岡市では、先の熊本地震を受けて、「女性の視点を活かした防災ミニブック」を作りました。

■11月7日の市長定例会見動画はこちら↓

 熊本地震で、実際に福岡市の職員が避難所の運営に携わる中で、特に小さいお子さんがいらっしゃる方や女性には、避難所の中で、通常と違う配慮が必要ということが見えてきました。
 また、避難所生活では、女性用品や乳幼児に必要なものはニーズが高い上に個人差があることや、避難所は混雑が予想されこと、衛生上や健康面の不安、また防犯上の問題、さらにプライバシーの確保など、様々な困難が考えられます
 これまでに得られた知見や教訓を、市民の皆さんと共用したいという思いで、できるだけ読みやすい形で「ミニブック」をつくりました。
 1万部を作成しましたが、大変好評でほとんど在庫がなくっている状況です。福岡市だけではなくて、全国の皆さんに読んでいただくために、電子書籍版も作成して、無料配信します。
 28ある電子書籍の書店において、無料でダウンロードすることができますので、是非、平時のうちに一度、ダウンロードして、読んでいただきたいと思います。

■防災ミニブック電子書籍版の情報はこちらから↓



 もう一つ、災害対応について、初の救援物資の受配送の訓練を行います。
 熊本地震でも、被災地の拠点施設までは物資は届きましたが、最後のラストワンマイル、それぞれの避難所、被災者の元に届くまでが大きな課題となりました。
 また、例えば車中泊で避難生活をされていらっしゃる方のような、指定外の避難所までなかなか物資が届かないということも課題でした。
 そこで、行政だけでなく、民間の物流業者や自衛隊と一緒に支援物資の受配送の訓練を行います。

 まず、市役所では、情報収集と伝達を行います。
 行政の職員が従事している指定避難所の避難者数や必要な物資の情報に加えて、熊本地震で課題となった、指定外の避難所で避難をされている方の情報も把握します。
これには、福岡市で進めている、防災×テクノロジー、防災テック(BOUSAI×TECH)の取り組みの中で、日本(にっぽん)財団の協力を得て開発中の「防災アプリ」を使いながら,指定外の避難所にどれくらいの方が避難し,何がどれくらい足りないかを把握することにしています。
 これは、携帯電話の位置情報を利用しながら、避難者数や必要な物資の情報を、誰もがアップロードすることができるというもので、この試作版を利用します。

 そして、それらの情報を、福岡市の備蓄の物資が集まっている月隈倉庫に伝達し、自衛隊と民間の物流業者の方、行政が一緒になってトラックに積み込みます。

 さらに、実際の避難所の近くにある拠点まで配送するというイメージで、旧東市民センターまで、この物資を運び、各避難所それぞれに、どれぐらいのものを届けるかという仕分けまで、行うという訓練です。

 こうした訓練を実際に行うことによって、実際に情報が伝達をされたときに、誰がどのように動くかなどをシミュレーションしてみて、エラーが出れば修正し、またここで得られたノウハウで、さらにブラッシュアップするなど、万が一に備えた体制づくりを、平時からしっかりしていきたいと考えています。

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