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日本は、これからも自然災害と共存していかなければなりません。
4月に発生した熊本地震では、被災地に最も近い政令市として、市民のみなんさんと一緒に全力で支援を行いました。
今回の支援活動を通じて、指定外も含めたすべての避難所を捕捉して的確に物資を届けること、ボランティアがしっかり活動できるようにすること、その課題を改めて認識しました。
これを解決するためには、行政だけが取り組むのではなく、市民・企業・NPO・行政が一体となって行うこと、そして、ICTやIoTが大きな力になることを感じました。例えば、自主的に避難している人たちの情報を行政と市民がそれぞれ共通のアプリケーションに書き込むことで、指定外の避難所を捕捉することができるのではないかと考えています。
また、阪神・淡路大震災や東日本大震災など、これまでの数々の災害で得られた教訓を踏まえた形で、マニュアルやノウハウを各自治体は持っていません。それぞれの現場が、過去と同じように手探りの状況で課題にぶつかり、同じようにして乗り越えていくことを繰り返しているように感じます。過去の教訓を生かして、次の災害が起きた時には、少し進んだところから被災地の復興や支援をスタートできるようにすべきです。
そのために、この「防災サミット」で課題を可視化したうえで、専門家や起業家などのみなさんの力を活かし、次の災害に備えていきたいと考えています。
セッションでは、現場での支援活動など災害の最前線を経験されている専門家、そしてスタートアップ、テクノロジーの分野で第一人者の起業家のみなさんに熱心に議論していただきました。
災害の現場での様々な課題や、最新のアプリやテクノロジーを共有することができましたし、よりよい支援のあり方やテクノロジーの活用に向けた提言もいただき、大変有意義な場にすることができましたので、今後にしっかりとつなげていきたいと思います。
また、福岡市からは、ICTやIoTを活用して防災・災害支援を次のステージに進めるための取組みを紹介しました。
一つは、防災減災アプリコンテスト。
ICTによる災害時の課題解決に向け、10/22、23にハッカソンによるコンテストを開催し、行政と市民のみなさんが一緒になって避難所を捕捉する共通のアプリ、日本のスタンダードとなるものを作っていきたいと考えています。
もう一つが、「実証実験フルサポート」
実際に防災減災、健康・医療・福祉も含めた分野で、ビジネス化、製品の実用化に向けて、福岡市が規制緩和や、実証フィールドの提供やPRなど、様々な面でフルサポートしますので、平時でも機能するような実用性の高いプロジェクトを募集します。
これをスタートとして、「BOUSAI×TECH」にスピード感を持って取組み、災害に強い日本に向けて一歩でも、二歩でも進んでいきたいと思います。
■防災サミット開会挨拶はこちら↓
■防災サミット トークセッションの動画はこちら↓
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