ここから本文です

書庫全体表示

インバウンドや観光に関する新しいチャレンジが始まります。

 指紋ひとつでお買い物等ができるようになる外国人旅行者に対する新しいサービス「Touch & Pay FUKUOKA(タッチ アンド ペイ フクオカ)」の実証実験を始めます。 
イメージ 1

 指紋にパスポートやクレジットの情報をチャージできるもので、指紋を登録しておけば、お買い物やホテルのチェックインも指紋ひとつでできます。ホテルのフロントでパスポートを提示する必要がなくなりますので、ホテルロビーの混雑緩和にも有効だと考えています。
 採用しているのは、指紋認証の中でも非常に高いレベルにある技術で、回遊性の向上や消費の促進を図っていくための経済産業省の公募事業です。また、今回の実証実験では、あらかじめ指紋とパスポート情報を登録すると,「ゆび」にクーポンが付くというメリットも付いています。
 今回は,インバウンドの効果を地域に波及させるために,川端商店街を実証地域として,お店の皆さんに指紋認証による決済サービスの提供にご協力いただきくほか,「アジア美術館」や「はかた伝統工芸館」,「博多町家ふるさと館」といった公共施設でも行います。

 この指紋認証技術は,今年2月に東京で開催された「IoTラボセレクション」でグランプリを受賞した優れた技術です。実際に私もプレゼンテーションを拝見させていただき、例えば、将来的にはクルーズ船の中でも事前に登録をしておけば、着いた後にスムーズに消費行動に移行できるのではないかということも考えて、ぜひ実証実験する際は福岡でと要請をさせていただき、それが実現したものです。
 まずは、限られたエリアで実証実験を行い、うまくいけば、今後ホテルを増やしたり、エリアを拡大したりという将来展開も考えられます。
 旅行に来られた外国人の方のストレスフリーもそうですが、混雑を緩和することなどで、受け入れる地域の方のストレスも減らしていく必要があると考えていますので、このようなテクノロジーに期待しています。



スタートアップに関する新しいチャレンジも3つあります

 福岡都心部のど真ん中に、スタートアップ支援の施設、インキュベート、これ旧大名小学校の跡地に集約していきたいと思います。
イメージ 2


 福岡市内のインキュベート施設は、アイランドシティ、商工会議所のビル、百道の3か所に分かれていますが、特にスタートアップ企業は、コワーキング、同じ場所にいることによって、化学反応というものが生まれてきますので、来年4月のオープンを目指して集約化を進めたいと思います。
 今後の大名小学校の跡地の再開発までの時限付きとになりますが、再開発に係る事業者との協議の中でも、この校舎を活用したインキュベートをしたい、創業支援施設にしたいという提案も出ていますので、今後の公募の決定者次第によっては引き続き、この校舎を活用したインキュベートがそのまま残るという可能性もあります。

 次に、国家戦略特区で勝ち取ることができたスタートアップ法人減税を、福岡市税でも同じように行いたいと思います。
 市の基本的な制度設計は国と同じですが、国のほうで現在指定されている「医療」「農業」「IoT」「国際」の分野に、福岡市独自で、新しい最先端のチャレンジをしているスタートアップを応援するという趣旨で、「IT」の分野も加えたいと考えています。
 日本で今およそ30%となっている実効税率は、国家戦略特区によるマイナス6%程度に、今回の市税分マイナス2%程度が加わりますので、合計するとマイナス8%程度となります。
 これで、福岡市での実効税率は22%になります。ちなみに中国がおよそ25%、韓国が24%ですから、国際競争力を持つ数字になると考えています。

 さらにもう一つ、福岡市はエストニア、それからフィンランドのヘルシンキとMOU(覚書)を締結しました。いずれもスタートアップが盛んな地域ですので、福岡のスタートアップの皆さんが、現地でチャレンジをしたいときには、このMOUに基づき、スタートアップカフェでの相談や実際の進出に係る後押しなどの支援をしていきます。
 スタートアップカフェも、4月からは大名小学校の跡に移転する予定ですので、スタートアップの「見える化」が一層進みます。
 福岡に、どんなチャレンジャーが、また新しいビジネスの種が眠っているのか、この大名小学校の跡に来ればわかるようになりますので、東京や海外からも多くの資金が入ってきて、福岡で生まれた企業が大きく成長をしていくことを期待しています。

■12月7日市長定例会見の動画はこちら↓

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事