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合鴨農法生産者古野さん博士号取得!

前回のブログでも紹介しました農のプロフェッショナル古野隆雄さんは昨年九州大学農学部で博士号を取得されました。その博士号授与とその後の披露の祝賀会が1月28日に行われました。場所は天神のイムズビルにある「野の葡萄」という自然食レストランでした。古野さんに縁のある方たちが、200人くらいお祝いに駆けつけ、レストランは人が溢れんばかりの盛況となりました。
 それにしても、30年にわたる合鴨農法の実践をベースにされたとはいえ、それを50台半ばで博士論文にまで纏め上げる力は大したものです。その時期はNHKプロフェショナルの取材(50日)など直接的な日常の仕事以外の対応もあったとの事です。まさに日本農業の星ですね。
 NHKプロフェショナルはミシュランガイド三ツ星店オーナーをすでに二人も紹介していますが、すきやばし次郎にしろ賛否両論でした。
 しかし古野サンの場合、その道のプロというだけでなくご自分の試行錯誤により作り出した合鴨農法を「アジアの伝統的アヒル水田放飼農法と合鴨水稲同時作に関する農法論的比較研究」−囲い込みの意義に焦点を当ててーというタイトルからも推測できるように、比較対象との違いを電気柵を使用した囲い込みという概念を考えだし、実際に農法として確立したという過程を踏まえ、それを博士論文にまで抽象、昇華したところがすごいところです。

 当日も九州大学の指導教官である横川先生を始め、ゆかりのある鹿児島大学の萬田先生、韓国、台湾の学者の皆さんが絶賛されていました。

 要するに修士、博士課程を経て取得する博士号と違い、論文を評価されて取得する博士号の価値はすごいということです。
 ご本人は確かに九州大学農学部修士課程中退という経歴があり、一般的な生産者に比べれば、論文を書く素養は備わっておられたはずです。しかし卒業後30年生産者として米作りに携わって来られた中で、その成果を論文にまとめ、しかも博士号を授与されるというケースは日本はもちろん、世界的にも稀だと思われます。まさに快挙です。

 私も同年代だけに、元気と勇気をもらいました。

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