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現在の話、
御来場アリ。 この物件は40坪、東南の整形地、閑静な住宅街にアリ、小学校が近い。 御客様は土建会社の社長さん(40歳)だという。 奥様に幼稚園児の御子様と赤ちゃんが一人。 駅徒歩3分の場所に自宅兼事務所があるとのこと。 1階が土建会社の事務所。 2階が御両親(70歳)の住む場所。 3階に御夫婦と御子様2人と住んでるという。 100年以上続く老舗土建会社で三代目の社長だという。 社長さん(手狭なので新築物件を買いたい。) 社長さん(駅徒歩9分だし、何よりも小学校が近いのが良い。) 社長さん(閑静な住宅街だし、土地も整形地だし気に入った。) (;・ω・)・・・・・・・・・・ オイラ(気に入っていただきありがとうございます。) (;・∀・)・・・・・・・・・・ オイラ(ところで先代社長さんである御父様は、何て仰っております?) 社長さん(新築物件を買うんじゃなくて、今の二世帯住宅を取り壊して、そこに注文住宅を建てるべきだと思う。と言っています。) ! (;・∀・)・・・・・・・・ オイラ(そ、そうでしたか。) 社長さん(注文住宅の見積もりも出したんだけどさ、坪単価が70万とか80万とかめちゃめちゃ高いじゃないか。) 社長さん(営業さん、この既存の新築住宅の建物坪単価はいくら?) オイラ(43万円ですね。) 社長さん(だろ、こっちの方が全然安い。) オイラ(ええ、確かに注文住宅より既存の新築住宅の方が、間取りさえ気に入ればお買い得ですよ。) 社長さん(俺はこの物件がめちゃくちゃ気に入ってしまった。) 奥様(私も気に入った。) 社長(購入したい。) ! オイラ(あ、ありがとうございます。) 社長(購入申込書書くから。) オイラ(ありがとうございます(^_^;)、) これはお父さんが出てきた時点で、ほぼ100%キャンセルになるだろう。 なぜそう思ったか分かるかな? こんなこと言ったら申し訳ないが、この社長さんは考えが少し足りない。 ○小学校が近いからとか、○閑静な住宅街であるからとか、彼がサラリーマンだったら話しとして分かる。 彼は老舗土建会社の社長、事業経営者である。 最優先しなきゃいけないのは『会社』だ。 初代土建会社の社長が駅徒歩3分の場所に自宅兼会社を設立したのは、当然そこがベストだ!と思ったからだろう。 もし土建会社本店をそこから移し替えるのであれば、100年以上も経営が続く、初代社長が選んだその場所より当然に優れた場所じゃなきゃ駄目である。 勿論仕事を一生懸命やったとかもあると思うが、地元では恐らく、あの駅前にある土建会社ね。と有名になったに違いない。 本店を人目につきにくい閑静な住宅街に移転するのは基本的に間違っている。 だから先代の2代目社長さんは、 『新居を購入するんじゃなくて、今の場所で建て替えるべきだ。』 と言っているのだ。 その意味に気が付かないと。 この社長さんは浅慮である。 どうしようかな?・・ 先代社長さんが出てきた時点で、ほぼ100%キャンセルになると思うが、取り敢えずやってみるか(^_^;)?・・ 翌日、 社長さん(申し訳ない、父親に猛反対されました。) だろ?そうなるワナ。 坪単価がいくらとか、気にするのもわかるけど、本店を人目につきにくい閑静な住宅街に移転するというのは基本的に間違っている 先代社長さんが言ってる言葉の真意に気が付かないと。 |
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