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連日の好天の下、アラ傘(さん)世代の叔父や叔母が手伝いに来てくださり、梨の
花粉交配〜菊の定植と、休みなく続く農作業のゴールデンウィークです。
5月に入り、リンゴの花が満開の福島市。 吾妻山の種まき兎(残雪)も、だいぶスリムになって来ました。 あら、不思議!上空には、天使のような雲も・・・。
富士山が、来月にも世界文化遺産に登録されるそうですね。
富士山信仰の本宮、富士山浅間大社の祭神は、「木花咲耶姫命」です。 実は先月、実家の父が他界する前日に、いわき市の大国魂神社で木花咲耶姫命の物語を知ったばかりでした。 その紹介をブログに書いている最中に、父危篤の電話が入りまして・・・。 天も地も、動きがスピードアップしているようですね。 大国魂神社の御祭神は、大国主命、事代主命、少彦名命。
創建は、石城国が建国された718年頃。 磐城の国魂を祀るといわれる古社です。 他界した父が、1945年8月、20歳で敗戦を迎えた地が、島根県出雲市でした。
当時、海軍航空隊の通信兵だった父は、お世話になった特攻隊兵の写真を遺していきました。 郡山市出身の先輩兵士Aさんは、出撃前に父を呼び「故郷の家族に俺の最後を 伝えてくれ」と言い遺して逝ったこと・・・。
たくさんの青年兵が、大社基地から爆撃機「銀河」に搭乗して沖縄へ向かい、 帰らぬ人となったこと・・・。
次は自分もと覚悟していた・・・68年前の夏、忘れてはならない戦争の話です。 出雲大社のご祭神が、大国主命。
ご子神の事代主命は、幼少より歩行や言葉が不自由であったために、野の小鳥と遊び、浜に出ては釣りを楽しむ、生まれながらの自由人であったそうです。 そんな古事記の中で語られる、悲喜こもごもの物語の中に、木花咲耶姫命の悲話もありました。 大国魂神社の御神木(大杉)
いわき市の大国魂神社の宮司さんが、3/29発行の社報「くにたま」で、木花咲耶姫命の物語を紹介していました。
その宮司さんが、なんと!高校時代にお世話になりましたテニス部顧問の山名先生でした! その山名先生が、よく祝辞の中で「花も実もある人生を」と説かれているとか。 以下、木花咲耶姫命の物語をご紹介いたします。 ある日、ニニギノミコト(天つ神・天照大御神の孫)が歩いていると、それはそれは美しい姫に出会いました。
ニニギノミコトは、ひと目でその娘に恋をしてしまいました。 「あなたのお名前は?」 「私は、山の神オオヤマツミの娘で、コノハナサクヤヒメと申します」 名前のとおりに、まるで花が咲いたように美しい姫に、 ニニギノミコトはすぐに結婚を申し込みました。 コノハナサクヤヒメにしてみれば、ニニギノミコトは何といっても天つ神の皇子で
立派な若者。
しかも自分に好意を持ってくれることをとても嬉しく思いました。 そこで、姫は、 「今すぐお返事するわけにはまいりません。一度家に帰って父に相談いたします。 そのあと、父がお答えするでしょう」
と、家に帰っていきました。 娘がニニギノミコトから結婚を申し込まれたことを知ったオオヤマツミは、大喜びです。
「これはこれはめでたいことだ。娘を嫁に出すときには、ニニギノミコトのこれからの幸せを祈って、たくさんの贈り物をしよう」 そして、山ほどの贈り物をコノハナサクヤヒメに持たせ、なぜか、姉のイワナガヒメも一緒に、ニニギノミコトのもとに嫁がせました。 コノハナサクヤヒメを迎えたニニギノミコトは、幸せいっぱいでしたが、ふと見ると、 一緒に姉が・・・。
花のような妹とは反対に、姉のイワナガヒメは、岩のように逞しい娘でした。 ニニギノミコトは、ひと目見るなりこわくなってしまい、とうとう実家へ返してしまいました。 父、オオヤマツミは驚きました。
「私が二人の娘を嫁がせたのには意味があるのです。イワナガヒメを妻にすれば、岩のようにビクともしない永遠の命を持つことができたでしょうに。こうして姉を返したことで、ニニギノミコトの命は、いつの日か、花のように儚く散ってしまうでしょう」 ニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメと一夜を共にすると、翌朝、反乱を繰り返す人々を倒すための旅に出発しました。
時が過ぎ、戦いに勝ったニニギノミコトが帰還すると、 コノハナサクヤヒメのお腹には、赤ちゃんが・・・。 しかし、ニニギノミコトは、疑いを抱きました。 「コノハナサクヤヒメ、あなたはたった一夜で子どもができたと言いますが、そんな はずはない。その子はきっとほかの国つ神(土着の神)の子だろう」
このひと言は、コノハナサクヤヒメの心をとても傷つけました。 「私は、これからお産の準備をします。あなたの子であれば、たとえ火の中でも無事に生まれてくることでしょう」
こう告げると、姫は、出口のない大きな産屋を作らせ、その中へ入ると、まわりを土で塗りふさいで、引きこもってしまいました。 やがて、出産の時がやってきました。 コノハナサクヤヒメは、自ら産屋に火を放ち、 その燃え盛る火の中で、三人の男の子が生まれました。 三人の名は、火が燃え盛る最初に生まれた子が「ホデリ」(火照)
次に、火の勢いが最も強い時に生まれた子が「ホスセリ」(火須勢理) 最後に、火が衰えてきた時に生まれた子が「ホオリ」(火遠理) のちに、ホデリは、海幸彦。
ホオリは、山幸彦と呼ばれるようになりました。 こうして、コノハナサクヤヒメは炎の中で無事に三人の子を産み、身の潔白は証明
されましたが、その後もニニギノミコトに、心を開くことはありませんでした。
木花咲耶姫命の物語の中には、天つ神と国つ神の深い葛藤の歴史が秘められているようです。
それにしても、二人の娘を嫁がせる似たような物語が、旧約聖書にもありましたね。 また、兄たちにイジメられる大国主命のストーリーと、旧約聖書の「夢を解くヨセフ」の生い立ちに、共通した匂い?を感じるのは、私だけでしょうか。 そのあたりは、また別の機会に(笑) |
郷土の歴史
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世界各地で似たような物語があるのだと改めて感じました。
時代が異なっているのは確かですが、遅かれ早かれ似たような運命を辿る人が出てくるのだと思います。
これから先、どのような人がどのような時代を切り拓いていくのか楽しみであり、自分も何かしらの形で光を灯すことができればと考えているところです。
ブログの更新、頑張ってください!
2013/5/5(日) 午後 11:11 [ crow ]
Sくん
道なき道をゆく開拓者の精神ですね。
昨夜、NHKのクローズアップ現代で、作家の伊集院静さんが、松井選手の話をしていました。
ホームランを打っても、ガッツポーズをしない松井選手の真意を初めて知り、心うたれました。
「人生」とは、「人を生かす(活かす)」なかで、自分も活かされる・・・という、Sくんの口癖を思いだしました。
ブログでも、紹介しますね。
いつもありがとう!
2013/5/8(水) 午前 10:47 [ 未来塾すばる ]