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衣装して 梅改める 匂いかな (芭蕉)
2月に入りました。
福島市内は、雪も溶けて、比較的あたたかな週末です。 昨年の今頃は、いわきの実家の父の入院先で不眠不休の看護をしていました。
「こんな身体になって生きていてもしょうがない」と点滴を外し、泣き騒ぐ父の病室に、孫のK太が入ってくると、表情が一変! 象のように浮腫んだ重い足を、ヒョイとベッドに上げて、ニコニコと笑う父。
ビックリでした〜。今までの私の苦労は何だったの・・・と(笑) 以前、コーチングのワークショップで、椅子に座った80キロの男性を、
人差し指2本で持ち上げたことがあるのですが(友人と3人で)、 その時の感覚が、まるでヌイグルミの人形を持ち上げているような、 ふわっとした軽さだったことを思い出しました。 か弱い?女性が、二本の指で男性を持ち上げるなんて、無理! という固定観念を覆す不思議な体験でした・・・。 「身体」とか「心」とか「命」とか、ふだん何気なく使っている言葉ですが、
おそらくお医者様でも本当のところは解らないんじゃないでしょうか・・・。
福島の現状と称して、都合の良い話を切り取って口外する方も多いようですが、 もう少し謙虚に、自分の内外を見つめて頂きたいと思います。
今、話題の人、小保方晴子さんの発見(万能細胞)も、初めは権威ある人々に、
「何百年にもわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」と批判されたそうです。
それほどに常識を覆した発見でした・・・。 創造主が、生命の森の奥深くに隠していた秘密が、
先入観や常識などの固定観念に曇らない小保方さんの純粋直感に降りてきた 不思議。
まさに、岡潔先生のいう「無差別智」の領域なのでしょうね。 このような奇跡を、福島の美しい「純粋直感」に引き寄せたいものです。
☆守護犬「レゴちゃん」
1月末に、アメリカから福島入りしていた梶野さんとエドさんが、
ドキュメンタリー映画「超自然の大地」撮影のために来園されました。 実は、昨年夏、お二人が撮影で来日中に、15年間ともに暮らした愛犬のレゴちゃんが、アメリカの家でお友達を守るために銃で撃たれて亡くなるというショッキングな出来事が起きまして、立ち上がれないほど打ちのめされていたお二人でした。
それでもまた、今年の映画完成に向けて、福島に足を運んでくださった梶野さんとエドさんに、心から感謝です。
15年前、エドさんが拾った子犬に「レゴ」と命名したのは、
トールキンの「指輪物語」に登場するエルフの息子レゴラスのように、 耳がピンと立っていたからだそうです。 「レゴラス」とは、緑の葉という意味。
物語の中では仲間思いの弓の名手でしたね。
レゴちゃんが、今も緑の葉のようにキラキラと太陽の光に輝いて、 生命の木に美しい花を咲かせ、豊かな実りを育んでいるのを感じます。
レゴちゃんは、これからもずっと私たちの「守護犬」です!
お茶を飲みながら、福島の現状についてお話をしました。
目の前の庭には、2011年夏にボランティアの皆さんと近くの公園を除染した時の、土嚢が今も積まれたままです。 ブルーシートの覆いが、ボロボロになってきました。 関西の大学の先生方が、除染実験と称して置いていった網も、そのまま放置されています。
まだ、この辺りの住宅除染は始まっていません。 また、2012年度の農収減分の賠償金(半分)が、未だ入金されていないため、
肥料代を払えない農家が出てきている現状もお話しました。 2013年度分は、これから・・・入るのか?入らないのか?・・・不明です。
この件について、JAに問い合わせましたが、東電からは何の連絡も無いそうです。 完全に、なめられてますね・・・。 東京直下型地震や南海トラフ等の災害時に、指令基地として機能できるようなシステムを東北に、福島に築いていく・・・避難者受入れや食料供給の重要拠点として、東北を位置づけ、復興を加速させる・・・そのような大きなビジョンで東北や福島をリードする人物が出てきてほしいのですが・・・。
☆稲穂に輝く朝露☆
また、昨年、福島の脱原発団体の内部で、様々な問題が起きていたことについても話が及びました。県外の方から教えてもらって、私も初めて知りましたが・・・
単なる個別の団体の問題ではないと感じました。
全国からご支援を頂いている福島の私たちの「信」が問われていると思います。
市民放射能測定所は2つに分裂。 子ども福島は、使途不明金問題で元代表が退会するという事態となり、 会のホームページ上で、会計監査報告書が公開されました。 子ども福島のホームページ http://kodomofukushima.net/
臨床心理家の河合隼雄さんが、村上春樹さんとの対談の中で、
「同じ上着の表と裏」と表現した事態が、ここ福島でも起きています。 このことを深く心に留めて考えていきたいと思っています。 最後に、昨年他界した父が遺した言葉・・・
「ミサイルの標的ともなれば国家が壊滅する原発の危険性に、早く気づいてほしい。
これはもう、エネルギー云々の問題では無い。 アメリカは、原発という地雷を、意図して日本に埋め込んだのかもしれない・・・」 梶野さん、エドさん。
福島原発の問題は、アメリカの問題でもありますね。 国境をこえて、話し合える、またとない機会です。 貴重な記録を残してくださったお二人に、心から感謝申し上げます。 夏にまたお会いしましょう! ドキュメンタリー映画「超自然の大地」のホームページは下記です。
http://uncannyterrain.com/jp/ |
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