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ここ数日、暖かい日が続いた福島市。
梨畑の花芽が、太陽の光を浴びて幸せそうです。 当たり前ですが・・・。 文字や数字や映像で福島を知るのではなく、 私たちは、福島で暮らし、生き物に触れ、その声を心に感じています。 その実感の中で生きていると、不思議と心は平安です。 この10ヶ月、一番癒される場所は、一番線量が高い畑の中でした・・・。 「恐れることはない。福島は今、私に一番近い場所にいる」 地球のスピリットが、私たちに囁くメッセージを感じる時があります。 「福島」は文字どおり、「神から福を授かる、幸せの島」なのです。 1/18、果樹除染の説明会に参加してきました。
昨年12/1に設立された「福島市・川俣町地域農地等除染協議会」の主催です。 県北農林事務所とJA新ふくしまの担当者から、除染方針と作業内容、手続きに ついて説明がありました。 簡単に、内容をまとめてみます。 ①果樹園の除染を、3月末の完了を目標に実施する。
②除染方法は、「樹体の高圧洗浄作業」と「粗皮削り」を基本とする。 ③農振会を中心に、除染従事者(高圧洗浄)を募り、一チーム3〜4人体制で、 一日15aを洗浄。 ④除染作業の経費は、国の交付金でまかなう。 ⑤作業日当 (高圧洗浄) 時給3,000円 (粗皮削り) 時給2,500円 (剪定枝片付け) 時給1,500円・・・高圧洗浄時の補助作業として ⑥果樹園地以外の除染については、今後、県の基本方針に基づきながら順次対応 を検討していく。(果樹園の土壌の除染も同様)
実施対象面積は、福島市2,358ha、川俣町51ha。合計2,409ha。
経費は、23億円。 昨年、表土を除去した果樹園の果実からもセシウムが検出されたこと等から、
今の時点では、土壌よりも樹体からの移行が大きく作用していると分析していました。 特に、主幹部と主枝の上部および側部の線量が高いため、セシウムが吸着している粗皮を削って、線量の低減化を行うとのこと。 本日、実際に作業を行い、線量を計測してみました。 作業前の主枝、2.11マイクロの写真
セシウムが表皮に付着しているため、主枝の線量が異常に高くなっています。 梨畑の空間線量は、1.3マイクロシーベルト/h前後です。 粗皮を削ってみました。
粗皮が落ちた木の根元の線量は、作業前後で大きく変化はなく、1.3マイクロシーベルト/h前後でした。
担当者いわく。
削った粗皮を入れる袋は提供するが、強制ではない・・・地面に落としたままで 良い。畑全体の線量は変わらないが、果実への影響は低減化される・・・という。
つまり洗浄と皮剥ぎで、セシウムを下に落とすだけの「除染」です。 畑で作業する農業者の被曝は続くわけですね・・・(悲)。 説明会の最後に、質問しました。
私「除染作業者には、線量計を配布しますか?うちの夫の積算被曝量は、一年で
5ミリくらいになります。原発労働者が労災認定されるレベルの被曝です。農業者の被曝の問題を真剣に考えてほしいです」
担当者「線量計の配布は考えていません。会議で何回か発議しましたが、却下されました。この問題は、管轄部署が違うので、なかなか予算化が難しいのです。もう
一度話してみます」
続きは、またブログの中で経過報告していきます。
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放射性物質・除染関連
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