放射線量・低下の謎

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どうしたんでしょうか。
ここのところの福島市の放射線量が、郡山市とほぼ同じ 0.65uSv/h前後を推移していたのですが、2月6日から徐々に上昇し、2月7日に 0.70uSv/h を超えて、2月
9日お昼過ぎに 0.82uSv/hとピークになりましたが、それ以降は徐々に減少し、
現在は 0.75uSv/h前後を推移しています。
放射線量の高い飯舘村の長泥も、やはり2月6日から数値が 4.3uSv/h から
5.0uSv/h まで上昇し、奇妙なことに8日、9日、10日の3日間のお昼の時間帯だけ 5.0uSv/h を示して、それ以外の朝と夕方の時間帯は4.8uSv/h あたりと少し
下がった数値でした。
セシウムの降下量のデータも見てみましたが、こちらは特に多く降下したということはない模様でした。
郡山市や会津若松市、いわき市は数値の変動はほとんどありませんでした。

ここのところの放射線量の低下は雪によるものではないかという新聞報道がありましたが、もしこの考えが正しいとするのならば、会津地方は一段と下がっているはずですが、元々低線量だったためか、数値の変化はあまり見られません。
 
放射線量の低下に関して、如何にして放射線を遮蔽させるのかという検証実験は、
昨年の原発事故後にあちこちで行われていたようですね。
昨年の6月には、郡山市の橘小学校で、水の入ったペットボトル500本を並べての遮蔽実験が行われたようです。
結果は約50%程の放射線量の低減が測定されたのだそうです。
 
セシウム137から出るガンマ線のエネルギーは 0.514MeV(メガエレクトロンボルト) だそうです。
このガンマ線を鉛(密度11.3g/cm^3(立方))で遮蔽しようとした場合、ガンマ線が半分になる厚さは約0.5cm(5mm)になるそうです。
水の場合は密度は1.0g/cm^3(立方)で、約30cmの厚さが必要になるそうです。
これはペットボトルを横にした状態に近い厚さですね。
ちなみに雪の密度はおよそ0.1g/cm^3(立方)だそうで、水よりは遮蔽効果は弱いですね。
放射線を遮蔽する場合、鉛とかの金属と思いがちですが、実際は密度があれば
素材は何でもいいんだそうです。
鉛の場合は密度があって加工しやすく安いために、遮蔽材としてよく使われるのだそうです。

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