|
5月17日(木)、 福島県のEM実証実験(放射能低減化試験)の結果が正式発表に
なりました。
プレス・リリースを見たということで、日本農業新聞からも幕田さんに電話取材が あったそうです。
発表は、「EM堆肥を使用した場合、農作物へのセシウムの移行が、10分の1に 抑制された(通常栽培との比較) 県が推奨しているカリ施用との比較では、3分の1以下であった」という内容です。
この公式データは、世界中で放射能汚染に苦しむ人々への朗報であると私は考えます。
多くの皆様に、この内容をお知らせしたいと思います。 以下、福島県の発表内容を掲載いたします。 なおブログの幅が狭いため、発表された図表の一部を見やすいように加工修正してあります。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
民間等提案型放射性物質除去・低減技術実証試験事業 成績書 (EMオーガ
アグリシステム標準たい肥)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問い合わせ先 マクタアメニティ株式会社 TEL 024−557−1001 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.目的 農用地土壌中に含まれる放射性セシウムの作物への吸収を低減させる技術を 選抜する。
2.供試資材および試験方法
放射性セシウムを含む土壌に供試資材を添加し、作物(コマツナ)をプランター 栽培することにより、吸収低減効果を評価した。
(1)供試資材および土壌への添加割合
ア 供試資材(EMオーガアグリシステム標準たい肥:以下EM堆肥)の他に、対照 資材として塩化カリウムを用いた。 イ 土壌は、汚染濃度が異なる褐色森林土Ⅰ(約1,200Bq/kg乾土)、褐色森林土 Ⅱ(約47,000Bq/kg乾土)、褐色低地土(約38,000Bq/kg乾土)を11:2:1で混和 したものを使用した。 ウ 土壌への資材の添加割合を下表のとおりとした。いずれの試験でも資材を 添加しない無処理区を設け、すべての試験は3反復で実施した。
供試資材の添加割合
2)試験方法 汚染土壌に所定の添加割合で各資材を混合した後、混合した土壌をプランター (65cm×23cm、14L)に詰め、コマツナ(タキイ「楽天」)を播種した(平成23年1月24日)。発芽後、20株/プランターに間引いた。プランターは温度を15℃に設定した
パイプハウスに設置した。55日間育成後(平成23年3月19日)地上部全体を収穫し、放射性セシウム濃度をGe半導体検出器で測定した。また、収穫後の土壌も測定し、移行係数を算出した。なお、測定は、ユーロフィン フードテスィング ジャパン
株式会社に委託した。
また、資材添加前の土壌と収穫後の土壌における交換性カリウム含量を測定するため、1M酢酸アンモニウム液(pH7.0)で抽出後、原子吸光法で測定した。併せて コマツナの草丈、葉数、株重を測定した。
手順
汚染土壌に書く志津債を混和後(交換性カリウム含量の測定)、プランターに詰め コマツナを播種
↓ 15℃で55日間栽培(20株/プランター) ↓ 地上部を収穫(草丈、葉数、株重を計測) ↓ 植物体と収穫後の土壌の放射性セシウム濃度をGe半導体検出器で測定・交換性 カリウム含量の測定
※なお、Ge半導体検出器による測定は、U8容器を使用し測定時間は、以下の
とおりとした。
①土壌 :測定時間1,200秒 ②植物体:測定時間1,200〜7,200秒 移行係数の算出法 植物体(可食部)の放射性セシウム濃度(Bk/kg 生重)
以降係数=――――――――――――――――――――――― 土壌中の放射性セシウム濃度(Bk/kg 乾土) 3.結果の概要
(1)放射性セシウム濃度および移行係数 コマツナの放射性セシウム濃度は、EM堆肥、塩化カリを施用した区が無処理区 と比較して低く(表1)、移行係数は、EM堆肥区で0.0007、対照の塩化カリ区で 0.0023、無処理区では0.0060であった。
また、栽培後土壌の放射性セシウム濃度は処理間に差がなかった(図1)。 (2)土壌中の交換性カリウム含量
コマツナ収穫後の土壌中の交換性カリウム含量は、EM堆肥区、塩化カリ区、 無処理区の順で多く、
コマツナの放射性セシウム濃度の減少と同様の傾向が見られた(表2)。 (3)コマツナの生育
コマツナは全区ともカリウム過剰等の症状は無く正常に生育した。生育量は、 EM堆肥区が、塩化カリ区、無処理区と比較して、ややまさった(表3)。
以上の結果、EM堆肥の施用によってコマツナの放射性セシウム濃度、および、
移行係数が低下した。
また、コマツナ生育への異常は見られなかった。土壌中の交換性カリウム含量は 資材の施用によって増加した。
なお、放射性セシウム濃度の減少と有機物との関連を確認するため、今後、通常の堆肥を用いた検討が必要である。 |
ふくしま農産物関連
[ リスト ]



履歴からです。ゆめと申します。
『福島県が行ったEM実証実験の結果が出ました! 』
を、
昨夜拝見していましたので、コメントをと思い伺いましたら、
“福島県のEM実証実験の結果が発表されました!(プレス・リリース) ”
吉報、朗報、喜ばしいですね。
こちらの記事を、転載できるようにしていただけないものでしょうか?
2012/5/18(金) 午後 5:29
ゆめ様
ありがとうございます。
転載できるよう設定いたしました。
拡散希望いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
2012/5/18(金) 午後 8:55 [ 未来塾すばる ]
ありがとうございます。
多くの方に、事実が、EMの素晴らしさが届きますようにと願っています。
2012/5/18(金) 午後 11:12
書庫『EMを読み解く』に転載させていただくことができました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yume_kokoro_mirai/39730324.html
ありがとうございました。
福島県にも何度かうががっています。
幕田さんのお話も、比嘉教授の講演会で聞いたことがありました。
EMのファンとして、素晴らしい情報の拡散にお手伝いできる喜びを感じています。
次回も伺いたく思い、お断りもせず、お気に入り登録いたしました。
よろしくお願いいたします。
2012/5/18(金) 午後 11:37
書庫に転載頂き、ありがとうございました。
幕田さんとは、10年前に偶然出会いました。
「出会いは必然」といいますが・・・。
福島大学が、女性向けに開講した「起業講座」に参加した折、幕田さんをご紹介して頂いたのです。
当時から、産学協同で様々なプロジェクトを推進されてきた方です。
EMに関しては賛否両論があるようですが、
福島という極限状態の場所では、とにかく試してデータを蓄積し、経験を共有していくことが、私たちの仕事だと思っています。
ぜひ、また福島にもお越しくださいね。
皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
2012/5/19(土) 午前 7:58 [ 未来塾すばる ]
同時に行われた実験で残念ながら「囲炉裏灰」の方がEMより効果がありました。
囲炉裏灰の 移行係数0.0005(EMの移行係数0.0007)
ほとんど違いがないという程度の差しかありませんが。
試験結果は公開されていますのでご確認下さい。
2012/8/30(木) 午後 0:15 [ - ]
ありがとうございます。
灰の試験結果、確認しておりました。
放射能が不検出となった時点で、やっと「スタートライン」です。
そこから、いかに品質の高い農作物を生み出していくか・・・。
不検出でも「福島のものは食べたくない」という厳しい現状の中で、
生き残るためのチャレンジは続きます。
10/8(祝)に、二本松市民会館で、1200人規模の「EM環境フォーラム」が開催されます。
EMを使用した放射線量低減化の取り組みの事例紹介(福島県内)と、
ベラルーシとタイからの報告講演、比嘉先生の総括講演があります。
詳しくは、後日ブログでご紹介します。
昨年から蓄積したデータが公開されますので、ぜひご参加ください。
2012/8/30(木) 午後 2:52 [ 未来塾すばる ]
かつて(1995年〜97年)EM環境浄化技研という会社で働いていた者です。
EMを使い、数百以上の(主に水処理)比較試験を行いましたが、特段の有意性のある成果は得られませんでした。
ここでベンチマークとしては塩化カリウムではなく、一般的な堆肥がそれに相当するだろうと思いました。
EMは宣伝が過剰すぎて問題があると思います。
2012/9/27(木) 午後 11:59 [ ichirok ]
10/8(祝)に、二本松市で開催される「うつくしまEMパラダイス」(世界の事例から学ぶ災害復興)には、ベラルーシの国立研究所の専門家も出席します。
ベラルーシの放射能汚染の現状と対策という講演の中で、現地で長年蓄積されてきたEM栽培のデータも開示されると思います。
事故直後から福島入りして、今も常駐で私達を励ましてくださるEM研究機構のスタッフの皆さんには、心から感謝しています。
昨夏、うちの果樹園からサンプルを持ち帰った京都の大学の先生が、最近、福島の除染に関する本を出版したそうです。
畑には今も実験資材を放置したまま・・・個人情報でもあるサンプルの検査結果の連絡も全くありません。
福島を研究や思想のために「利用」する人達もいます。
一方で、私達の痛みに寄り添って、一緒に汗を流してくださる方々もいます。
福島という土地では、物事と人間の本質が全て顕になります。
EMが、本当の意味で試される場所が、「福島」だと感じます。
2012/9/28(金) 午前 10:16 [ 未来塾すばる ]