|
将来の原発ゼロと、国民に対しての人気取りとも受け取れる考えを示した民主党政権ですが、震災後に建設を中断していたの青森県の大間原発と島根県の島根原発3号機の建設再開、稼働を事実上容認する考えを伝えたと報道されました。
これは民主党の原発ゼロとは明らかに矛盾する行為です。 さらには厚労省の小宮山氏が、子ども家庭省なるものを設置する準備を始めたと
聞いた時は開いた口が塞がりませんでした。
今政府の予算が90兆円を超えて、赤字国債を発行するための特例公債法案が 通ってもいない現状で、さらには復興のための予算が足りないとも言われているのに、5兆円もの復興予算が余って復興以外に予算が使われている現状において、何をまた新たな省を作ろうというのでしょうか?
公務員の給与2割削減はどうなったのでしょうか? 消費税増税で得た金で子ども家庭省なるものを造るとでも言うのでしょうか? さて本題ですが、先日の9月9日の福島民友新聞に、福島県が「藻類をバイオ燃料として津波被災地で生産する実証研究に乗り出す」という記事が掲載されました。 この研究に当たっては、以前紹介したことがあるオーランチオキトリウムという藻の研究で知られている筑波大学の渡辺教授が全面的に協力、助言するとありました。 ただ記事の中身を読む限りは、渡辺教授が研究しているオーランチオキトリウム、あるいはボトリオコッカスではなく、福島県独自?に油を生成する藻を見つけるとか、欧米企業が行っている藻類から油分を抽出する研究を進めるとあります。
さらには藻から生成された油で自動車を走らせることはもちろんのこと、油を含んだ藻を固形化して火力発電所で利用するとなっています。 どうも福島県が進めようとしている藻類から油を得る研究は、渡辺教授が研究、
実証試験をしているオーランチオキトリウムを活用しての藻から油を生成する研究ではなそさうですね。
この辺りの情報に関しては福島県側でホームページ等で詳細な情報を公開していませんので、はっきりしません。今後の情報収集に努めたいと思います。
これから藻類から油を生成する藻を見つけるのは大変な時間が掛かるはずです。
渡辺教授だって、何十年にも渡ってあちこちの場所から藻を探して、ようやく最近油の生産量の多いオーランチオキトリウムを発見したのですから。 オーランチオキトリウムを研究している渡辺教授の研究室のホームページが充実してきましたのでURLを紹介しておきます。トップページはこちらです。
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~makoto/ こちらのページでの記事は、他のバイオエタノールと比較して、藻類からの油生成が如何に効率がいいのかが分かります。
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~makoto/02project/index.html 以前に宮城県仙台市と東北大学、筑波大学とでオーランチオキトリウムの共同実証研究の話がありましたが、その後どういう経過になったのか、ホームページ等で
報告がありませんので、もう少し情報を公開してもらいたいと思います。
原発を止めた場合、大規模な電力を安定的に発電できるのは火力発電しかありません。
がしかし、現在の火力発電に使われている燃料である石油、石炭、天然ガスは 95%以上が輸入に頼っています。
でもどういうわけかマスコミ各社の報道番組では、原発以外のエネルギーは、太陽光と風力しかないかのごとく報道されており、なぜもう少しこのオーランチオキトリウムに関して報道しないのかが不思議です。 今までまともに報道してくれたのは、TBSの夢の扉という番組と、池上彰さんのエネルギー関連の番組だけですね。 尖閣諸島問題でも分かる通り、今のような国際情勢では、いつ上記の燃料の輸出を止められるか分かりません。
そういうエネルギーの安全保障の意味でも、日本は自前のエネルギーを確保する必要があります。 その自前のエネルギーとなり得る可能性を秘めているのが、オーランチオキトリウムの藻から生成される油だと私は思っています。 日本が1年間に消費する石油と同量の油を、オーランチオキトリウムで生産すると
なった場合、オーランチオキトリウムは2万ヘクタール(200平方km)の土地があれば出来るそうです。
2万ヘクタール(200平方km)というとピンときませんが、霞ケ浦程度の土地(220平方km)をイメージしていただければ分かるかと思います。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年09月18日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





