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                                                         ☆庭の牡丹が満開です☆
 
前回のブログで、私の28年前の鼻血事件を紹介した直後、漫画「美味しんぼ」の鼻血描写騒動がネットでも大きな話題となっていることを知り、ビックリでした。
 
4/28発売の「ビッグコミックスピリッツ」掲載の長寿グルメ漫画「美味しんぼ」の中で、作者の雁屋氏は、福島取材から帰った主人公が鼻血を出して、
医者に診てもらったという描写の後に、元双葉町長・井戸川氏を登場させました。
「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」
と井戸川さん・・・。
 
人間は一人ひとり放射能への感受性が違います。
PM2.5の中に含まれる微量のウランに反応して、鼻血を出している九州の子どもや大人もいるのではないでしょうか・・・。(中国で燃やされている内モンゴル産の石炭には、微量のウランが含まれているそうです)
 
作者の雁屋氏は「福島の真実を伝える」という使命感?から、次回作はもっと凄い「真実」を描くと決意表明しているそうですが・・・。
 
「現状認識」という点で、かなりズレている人が多いのかなとも感じますので、とりあえずおさえておいて頂きたい現状を、2点書いてみたいと思います。
現状①
東京電力福島第一原発で、事故後3年間に働いた約3万人のうち、半数が
5ミリシーベルト超の被ばくをしているそうです。
そして、汚染水問題が発覚した昨夏以降、作業員の被ばく数値が上昇を続けており、将来的に原発で働く労働者数の確保が困難となってきている・・・仮に鼻血を出しても、事故を収束させ、地球環境の汚染をくいとめていく・・・
責任と覚悟が、私たち日本の大人に求められている「現状」を認識する必要があると思います。
その自覚の無いところから、軽々しく「福島の真実」などと言って、傍観者的に発信する人が多いのではないでしょうか。
そんな大人の後ろ姿を、子ども達は見ています。
 
現状②
3月に、このブログでも紹介しました福島の女子高生の新聞投稿の内容こそ、私は、今一番重視すべき「福島の真実」だと思っています。
「私たちは子孫を残してもいいのでしょうか?」という彼女の問いかけに、大人は
応える責任があると思いますし、「同じ気持の子ども達は福島に大勢います。言わないだけです」・・・と私は声を大にして言いたいです。
その心の痛みや不安・・・そして様々な差別の問題は、これから先、この福島に生まれてくる未来の世代にまで引き継がれるであろう重い十字架です。
そのような福島のメンタルな現状を理解することなく・・・いやもしかして、充分承知の上であえて語ろうとする「福島の真実」の発信者とは、どのような未来社会を指向する人物なのでしょうか?

原発問題は、表面的には「放射能」の問題として語られることが多いですが、その本質は「差別」の問題です。
そのことから目を逸らさずに、よくよく自身の内面を見つめていくこと・・・。
震災後の福島で、3年間、様々な体験を経て思うのは、そのことにつきます。
福島の痛みを無視した先に、素晴らしい脱原発社会が実現できると思うのは、幻想であると早く気づいてほしい。
 
ただ双葉町のホームページに掲載されている抗議文はpdfファイルで、そのままでは字が小さいのでpdfファイルから文字をコピーして転載しておきます。
 
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小学館への抗議文
 
 平成 26 年 4 月 28 日に貴社発行「スピリッツ」の「美味しんぼ」第 604 話において、前双葉町長の発言を引用する形で、福島県において原因不明の 鼻血等の症状がある人が大勢いると受け取られる表現がありました。
双葉町は、福島第一原子力発電所の所在町であり、事故直後から全町避難を 強いられておりますが、現在、原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える
町民が大勢いるという事実はありません。第 604 話の発行により、町役場に対して、県外の方から、福島県産の農産物は買えない、福島県には住めない、福島方面への旅行は中止したいなどの電話が寄せられており、復興を
進める福島県全体にとって許しがたい風評被害を生じさせているほか、
双葉町民のみならず福島県民への差別を助長させることになると強く危惧
しております。
双葉町に事前の取材が全くなく、一方的な見解のみを掲載した、今般の小学館の対応について、町として厳重に抗議します。
 
平成26年5月7日
福  島  県  双  葉  町
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菊畑に散水する夫のそばに、水を求めて一羽の蝶がやって来ました。
 
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今年86才の母と叔父、叔母と一緒に、菊の定植をしました。
毎年、震災で亡くなられた方々の人数と同じ、2万本を植えます。
その圧倒的な数(悲しみ)のリアリティを感じつつ・・・。
一本一本、大地にそっと横たえて、温かい土をかけていきます。
ゴールデンウィークは、私たちにとって、欠かすことのできない鎮魂の一週間です。
 
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