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今日は、1月17日。
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から22年が経過しました。
宝塚市の武庫川の中洲では、震災からの再生を願い、石で描かれた「生」の文字がライトアップされています。
大切な家族を亡くされた方、ご友人が犠牲となった方・・・自分自身の生きている意味を問い続ける22年だったのではないでしょうか・・・。

14日に大沼高校演劇部が演じた劇「シュレーディンガーの猫」〜Our last question〜にも、東日本大震災の津波で家族全員を失った高校生「弥生ちゃん」が登場します。
弥生ちゃんは「死んでしまいたい」と思い続けてきた少女として描かれています。

そして、劇中で繰り返される「仲間はずれクイズ」の
最後の questionが「弥生ちゃんは、ぜったい生きていけると思う人?」
でした。
皆が迷わず手を挙げる中、しばらく沈黙する弥生ちゃん。
そして最後に、弥生ちゃんは・・・・・。(ラストは、皆さんのご想像に委ねます)

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☆今朝の福島市自宅前

震災後は、ショックとストレスで「声」を失った時期がありました。
マスクをかけて、うなだれ、うずくまる日々・・・。
「体」が完全に閉じていました。

私は、いったいどのように体と声を「ひらいて」来たのだろう・・・そんなことを考えながら、自分もまた劇中の登場人物となって「叫びたい」気持ちを必死で抑えていました・・・・・一緒に叫びたかったです(笑)

「わかったようなこと言ってんじゃね〜よ!」とか。
これは「よろずやマリー」の中の台詞ですね(笑)
私達の気持ちを「代弁」してくれる「言葉」が、たくさん・・・ありました。

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☆2013年の初夏に突然あらわれた「福まろ」君

そもそも「シュレーディンガーの猫」とは、何なのか?
最新の量子力学は「人間の見る行為が、ミクロの物質の状態を変える」ことを明らかにしていますが、その矛盾を示した有名な思考実験が「シュレーディンガーの猫」です。

「放射能の影響が不確定な箱の中で生死の確率が半々の猫」と「私たち」は、同じ様にみえるけれど、私たちはどちらかを選ぶことができるよ・・・・・と、劇に登場する「絵里ちゃん」が言うのです。

絵里ちゃんは、震災後、原発周辺の地域から避難して、雪国の学校に転校してきた高校生。
家族を亡くした弥生ちゃんとは出身の町は違うけれど、大きな喪失感を抱えています。
同じ県内ではあっても、震災体験の質がそれぞれ違う彼女らが、様々な葛藤の中で、果たして共感と和解にたどりつくことができるのか?
そのまま、私たち大人の課題でもありますね。

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私の心を揺さぶった2つの場面。
①「シュレーディンガーの猫は、あなた達だけじゃない」
(受入れ先の高校生徒会の陽佳さんが呟く)
この場面で、40年前の私の高校時代がよみがえってきました。

②「神様は、いないと思う人?」
(仲間はずれクイズの質問に、全員が「いない」と手を挙げたように見えた)
私も、高校生のころは、いないと思ってましたよ。

この劇は、震災劇であって、そうではない・・・と感じました。

脚本を書いた顧問の佐藤雅通先生は、福島のドストエフスキー・・・になれる
のか・・・・・なってほしいな〜(笑)

昨年、来福して「福島には抵抗の歴史がない」と語ったノーベル文学賞作家、スベトラーナ女子に、この高校生演劇を観ていただきたいものです。

ピストルで撃たれて、のたうち回っている人間を前にして「皆さん、銃所持反対の運動に立ち上がりましょう!」とか、「あんたらは棄てられたのよ」と語る人がいるでしょうか?
まず、傷の手当が必要ですよね。

この6年間、私たちが涙を流しながら再生しようとしてきたものは、病んだ心、声、体、大地、先人が積み上げてきた福島の誇りでした。
これを、闘いと言わずして、何と言うのでしょう・・・?

「わかったようなこと言ってんじゃね〜よ!」
心から叫びたい気持ちです。

以下、参考記事を貼ります。
「チェルノブイリと同じ」=福島の印象、ノーベル賞作家語る−東京外大 時事通信 11/28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112800747&g=eqa
ベラルーシのノーベル文学賞作家、スベトラーナ・アレクシエービッチ氏(68)が28日、東京都府中市の東京外国語大で名誉博士号の授与を受け、学生との対話に臨んだ。
証言集「チェルノブイリの祈り」で知られる同氏は、前日まで訪問した福島県の印象について「複数の都市と村を訪れ、遠くから原発も見た。チェルノブイリで見聞きしたのと全く同じ」と語った。
国の避難計画や補償について疑義を呈した同氏は「ロシアと同様、日本の社会には“抵抗”がない」と指摘。祖父を亡くし、国を提訴した女性らへの現地取材を踏まえ、それがさらに積み重なっていれば「国の態度も変わったかもしれない」とした上で、別室も含め詰め掛けた700人余りの聴衆に「自分の中に燃えるろうそくを消さないように」と訴えた。(2016/11/28-19:58)

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