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 福寿草

福寿草が咲き始めた2月最後の日・・・28日。
午後4時49分。グラッと大きく揺れました。
福島県浜通りと宮城県南部が、震度5弱。
福島県中通りが、震度4の揺れでした。
何か「警告」みたいな揺れでしたね。

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阿武隈川

昨日は、友人と福島県庁の周りを散策しました。
阿武隈川の河川敷は、土を50cm掘り起こして反転させる除染を行ったそうです。
遊歩道の放射線量を下げるために、地元の商店主や学校の先生方が陳情して再除染を実現させたのです。
部活のランニング等で子ども達が毎日利用する川沿いのコース・・・線量が下がって良かったです。

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6年前、週刊誌や新聞に「福島でガン死急増」とか「子どもの病気や障がい多発」等々、センセーショナルな記事を書いた人たちは、差別を煽った自覚も無く、今は「福島の子どもイジメに憤り」とか書いているのかな。
「福島の子どものために」といいながら、子どもを「何か」に利用している大人が多すぎます。

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今、この時点で、福島で暮らす私の周りに起きているのは、子ども達の
「身体の異変」ではありません。
20歳前後の若者が、イジメや心の病が原因で、ひっそりと亡くなっています。

6年間、放射能から「体」を守り遠ざけることばかりが熱心に語られてきました。
いまだに関西の大学の先生からは「こちらにも田畑はあります。避難して。」とお便りを頂きますが、心を福島に残したまま、身体だけが離れていく人間は、どうなってしまうのでしょう。

もっとも、現在、一般市民の年間被曝線量が1ミリに達しない福島市では、避難の必要もないと思いますが・・・。

心と身体が仲睦まじく寄り添って、人間は幸せになります。
父と母が寄り添うように・・・。
「学問」だけをしている人には、そのことがなかなか解らないのかもしれません。

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毎週金曜日、吉永小百合さんの新聞連載「私の十本」を読んでいます。
2/10・17付記事では、広島で被爆した青年と婚約者を描いた映画「愛と死の記録」の思い出を綴っていました。
大江健三郎さんが「ヒロシマ・ノート」で紹介した「実話をもとに作られた映画」とのこと。
それで、岩波新書の「ヒロシマ・ノート」を30年ぶりに読んでみました。

字が小さすぎ(笑)
でも、なぜか一気に読めました。

読後、「日本霊性論」の中で、内田樹さんが指摘していた「歩哨」の「シグナルを感じる力」が、1960年以降の日本で鋭く機能しなかった結果として、福島の原発事故が起きてしまったことを理解しました。

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また、1956年のハンガリー革命を支持した作家カミュの処女作「異邦人」と、大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」に降り注ぐ「夏の太陽」と「乾き」が、同じものであることも・・・。
続きは、次回に。

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