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まず最初に皆さんに誤解の無いように認識していただきたいことは、昨晩書き記した武田先生が述べていた数値の単位はMBq/km2(平方キロメートル当たりのベクレル)であって、普段私たちが見慣れているマイクロシーベルト/hの数値ではありません。
よってただ単に252という数値を見て、これが252マイクロシーベルト/hのことかと勘違いしないでください。 まずは冷静に見ることが肝要です。またこの数値が出たのは1月の2日から3日に掛けての1日だけの数値です。 ちなみに数値の換算ですが、1平方kmは、100万平方m、つまり1メガ平方mだそうです。となりますと、252メガベクレル/1メガ平方m、つまり252ベクレル/1平方mとなります。 さて本題です。
昨日、友人から緊急メールが届きました。
武田邦彦氏が、ブログの速報で「福島中心にセシウム急増・マスク必要」と注意を 呼びかけているとのこと。 この件については、昨晩当ブログにて取り急ぎ簡単に書き記しておきました。
ちなみに昨晩紹介した図表は、福島市が測定したものを文科省に出したもののようです。図表から抜けていた部分を追加しておきます。 1 採取場所…福島県原子力センター福島支所(福島市方木田地内)
2 測定機関…福島県原子力センター福島支所 3 分析装置…ゲルマニウム半導体検出器 4 測定方法…緊急時におけるガンマ線スペクトル解析法(放射能測定法マニュアル(文部科学省) 5 ヨウ素131検出限界値=3.90MBq/km2(1月5日〜1月6日採取分) 6 セシウム134検出限界値=3.42MBq/km2、 セシウム137検出限界値=2.66MBq/km2(1月5日〜1月6日採取分) それでそのメールの内容をまとめると・・・。
文部科学省の「定時降下物環境放射能測定結果」を見ると、年末から年明けに かけてセシウムの降下量が急増している・・・データを見ると、福島県および関東
一円のセシウム降下量は、事故後とほぼ同じぐらいのレベルに達している・・・
原因は不明だが、とりあえずマスクをする必要がある・・・データは危険なレベルで
ある・・・外出は避けるべきだ。
ほんまかいな。
県外の皆さんは、これを読んで「福島市の空間線量は20マイクロシーベルト/hくらい になってるのかな?」とびっくりしますよね。たぶん。 武田さんは、野菜も汚染されると書いていますから、「やっぱり福島の野菜は怖い」と感じる方も増えるのではないでしょうか? 私は、福島に住んでいますから、実際に測ってみました。
(りんご畑の空間線量の写真)
りんご畑の、地上1メートルの数値は「0.98マイクロシーベルト/h」でした。 事故後の測定データでは、一番低い数値です。 雪が降る前は、「1.5マイクロシーベルト/h」ありました。 (りんご畑の地面の写真)
りんご畑の雪の地面は「1.29マイクロシーベルト/h」でした。
雪が積もる前は「2マイクロシーベルト/h」ありましたから、ずいぶん下がりました。 もし、武田氏のいう危険レベルが本当なら、セシウムが雪と一緒に降下して、高い 数値が計測されるはずですが・・・。
(家の前の空間線量)
家の前のテーブル上でも「0.94マイクロシーベルト/h」でした。
福島市が、毎日発表しているデータと同じくらいですね。 社会的に優位な立場にある方のメッセージは、影響力が大きいです。
原発事故の後、「原発に反対する」学者さんや都会の皆さんが福島入りされて、 果樹園のサンプルや写真を、たくさん持ち帰りました。
その中の一部の方々は、私たちに無断でサンプルデータ(個人情報)を公表したり・・・また、都会の集会で、私たちの営農の権利さえも否定する発言をしたり・・・・・心が痛くて、悲しいです。
年末に、数名の福島の農業者が命を絶ったことは、報道もされませんでした。 私たちを追い詰めているのは、政府や東電だけではないことを、皆さんに考えて 頂きたいです。
知り合いの農業者から届いたメールを一部転載します。
「福島は、除染しても無駄だ。そこに住み続けるとか、農業を営むことは、福島は安全な土地だという間違った認識を拡め、子ども達の避難に悪影響を及ぼす」 「福島の農作物は、線量の大小にかかわらず、低レベル放射性廃棄物であり、それを出荷することは、傷害行為、ないしは殺人予備行為に他ならない」
世の中には「それを言っちゃ〜お終めえよ」という言葉があります。
言葉が人の命を奪うこともあります。 日本という国は、毎年3万人もの自死がある国です。
命を守るための正義の剣で、別の命を傷つけてはいないだろうか。 反原発は、差別問題を内包しやすい運動であり、そのことの自覚なしにメッセージを 発信することの危険性を、心に留めて頂きたいです。 武田先生が示した数値に関しては、つくば市の方のブログにも解析が掲載されています。 3.11東日本大震災後の日本
http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-543.html このつくば市の方の分析では、強い風が吹いたために数値が上がったのだろうかとしていますが、それで説明するには無理があるとも書いています。
この考えを踏まえた上での私の推測ですが、今の時期というのは、広葉樹が冬になって枯れて、葉がすべて落ちている時です。 葉は原発事故以降に成長したものではありますが、空間にまき散らされた放射性物質を吸着していることは間違いないでしょう。 その葉が地面に落ちて、風で舞い上がる事でもってセシウムの数値が上がった可能性はあるのかなと。 但しそれでもなぜ1日だけ数値が上がったのかという説明には苦しいです。 原発から放射性ガスが漏れ出たと解釈するのが無理がないと思います。
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放射能被曝・健康問題
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何かとマスコミ等で物議を醸している武田先生ですが、最近のブログを見ていましたら気になる記事が出ていました。
それは年末年始に掛けて、福島市で放射性セシウムの観測量が一時的に増えた とのことでした。
1月の2日から3日に掛けて、珍しく3桁台の数値が観測されたようです。
セシウム134が180MBq/km2、セシウム137が252MBq/km2(1平方キロ メートル当たりメガベクレル)
このデータは文科省の発表したデータだそうです。
5月以降は一桁、あるいはゼロが多かったのに、なんでまたこの時期に3桁台の 数値が出てくるのでしょうか?
やはり東電や民主党政権は、何かを隠していますね。
これは2号機からの圧力抑制プールからの放射性ガスの漏洩なのでしょうか? 今頃放射性セシウムが大量に観測されるなんて、政府の言う冷温停止なんて 嘘っぱちではないですか!
この件に関して、政府からの発表は一切ないし、マスコミで報じたところはあったのでしょうか? ゲストブックにて、やちよ27さんより、今回の武田先生のブログの記事の情報をいただきました。
遅くなりましたが、ありがとうございました。
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福島市もようやくここ1ヶ月前ほどから県の定点観測場所の放射線量の値が
毎時1マイクロシーベルトを下回るようになりました。
そういう中、東京の世田谷で市民団体が計測した民家の傍の放射線量が高いとの通報で、世田谷区が路上を高圧洗浄するも放射線量は下がらず、空き家となっていた民家の中を調べたら床下から何やら放射性物質の入った瓶が見つかり、測定器の限界を超える毎時30マイクロシーベルトを超えてしまったとのこと。
その後のテレビの報道で、専門家はラジウム226の可能性が高いと言っていました。そして専門家によって瓶が撤去され、その時の放射線量は毎時600マイクロシーベルトだったとか。 この家に住んでいた人はその瓶の存在に気付かなったそうなのですが、このような高線量の放射線がある中、健康被害は出なかったのでしょうかね。 何にしても原発による原因ではなかったという事にほっとしたことでしょう。 さらには横浜からはストロンチウムが検出されたという話が出てきました。
放射線量の高い飯舘村とかではストロンチウムの話はよく出てきましたが、比較的放射線量の低い福島市ではストロンチウムの数値というのはあまり聞いたことがありませんでしたので、別の意味で驚いています。 一体菅政権、民主党は、私たち国民に対してどこまで情報を隠蔽してきたのか疑問が尽きません。
今現在原子炉が冷温停止状態に入ったとはいえ、野田政権は原発被害に関して積極的に情報公開しているとも思えません。 内閣が交代したとはいえ、原発関連の閣僚は以前と同じ人たちが担っています。 これでは交代した意味がありません。
以前自民党の森まさこ議員が国会で指摘していましたが、speediによる予測情報があれば、放射能拡散の度合いが事前に分かっていたというのに、それを活用しようともしなかった菅政権。
まるで東京方面に放射能が飛散しない時間帯を狙ってベントをしたのではないかと勘ぐりたくもなる情報隠しがあったのではないかと思います。 今回は原発から放射能が北西方向へ主に流れたとはいえ、最終的には群馬県北部にまである程度高濃度の放射能が飛散してしまいました。 もしこれが南方向に風が吹いている時にベントしたら、東京は大変なことになっていたでしょう。 それ故に菅政権としては、北側方向に風が吹いている時にベントする必要があったのではないか。 賠償責任を追及するのも大事ですが、事故を未然に防ぐ責任も追及すべきだと思います。少なくとも菅政権は、12日朝の時点で原子炉がメルトダウンしていたことを知っていたのですから。 そしてメルトダウンしていて真っ赤に過熱している原発へ、のこのこと出かけて行った菅総理。 話変わって、アメリカと韓国がFTAを締結に関して、アメリカ側で議会で通った旨の報道がなされました。
それによって日本のマスコミは、日本は輸出で韓国に負ける、バスに乗り遅れるなと言わんばかりに日本はどうするんだという論調を出しています。 でもしかしですね、今回の米韓FTAには毒素条項があると指摘されています。まるで幕末の不平等条約の如くにです。 一部だけ紹介しておきます。詳細はgoogle等で「毒素条項」で検索してみてください。 (1)サービス市場を全面的に開放する。例外的に禁止する品目だけを明記する。
(2)一度規制を緩和するとどんなことがあっても元に戻せない、狂牛病が発生しても牛肉の輸入を中断できない。 (3)未来最恵国待遇:今後、韓国が他の国とFTAを締結した場合、その条件が米国に対する条件よりも有利な場合は、米にも同じ条件を適用する。 (4)自動車分野で韓国が協定に違反した場合、または米国製自動車の販売・流通に深刻な影響を及ぼすと米企業が判断した場合、米の自動車輸入関税2.5%撤廃を無効にする。 (5)韓国に投資した企業が、韓国の政策によって損害を被った場合、世界銀行傘下の国際投資紛争仲裁センターに提訴できる。韓国で裁判は行わない。韓国にだけ適用。 (6)米国企業が期待した利益を得られなかった場合、韓国がFTAに違反していなくても、米国政府が米国企業の代わりに、国際機関に対して韓国を提訴できる。 (7)韓国政府が規制の必要性を立証できない場合は、市場開放のための追加措置を取る必要が生じる。 (8)米企業・米国人に対しては、韓国の法律より韓米FTAを優先適用。 例えば牛肉の場合、韓国では食用にできない部位を、米国法は加工用食肉として認めている。FTAが優先されると、そういった部位も輸入しなければならなくなる。 (9)知的財産権を米が直接規制 (10)公企業の民営化 FTAでこれだけの不平等なことが行われるわけですから、TPPだとどのくらい日本に不利益なことが出されて来るのか分かりません。今の日本の外交能力では太刀打ちできないのは明白です。
アメリカのオバマ政権は、アメリカの雇用対策、景気対策として、アメリカの製品を 相手国に買わせることを目的にしていますので、日本がアメリカへの輸出ができるかもなんていうのは甘い考えでしかありません。
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「渡利の子どもたちを守る会」の方から、緊急署名要請のお知らせが届きました。
皆様のご協力をお願い申し上げます。 以下転載しておきます。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
署名は下記にある携帯署名も可能です。 ご賛同頂けましたら、ご署名をお願い致します。 ---------------------- 国が特定避難勧奨地点の検討を行っている福島市・渡利地区での新しい動きです。 10月5日、住民有志が、国および市に対して要望書を提出しました。2日間のみの
よびかけにも関わらず渡利・小倉寺・南向台の113名の住民の署名が集まり ました。
10月8日の19時から、渡利小学校で、特定避難勧奨地点指定に関する国・市の 説明会が開かれます。説明会は渡利の一部の住民にしか知らされず、ここで国・市 から一方的に「勧奨地点に指定せず」の説明が行われる可能性もあります。
要望書の署名のさらに輪を広げます。全国から、署名に参加してください! 締め切りは10月8日(土)朝9:00です。渡利の子どもたちを守りましょう!! <拡散希望!>
============== 渡利の子どもたちを放射能から守るために 渡利周辺の特定避難勧奨指定及び賠償に関する要望書 http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-6036.html 第一次締め切り:10月8日(土)朝9:00 第二次締め切り:10月末日 -------------------------------------------------------------- 私たちは、渡利周辺の住民、とりわけ子どもたちを放射能から守るために以下を 要望いたします。 1.渡利周辺の特定避難勧奨地点について、世帯ごとではなく、地区全体として指定 すること
2.特定避難勧奨地点の指定に際して行う詳細調査について、山際の一部地域
だけでなく、地区全域において再度実施すること、1cmの高さでの線量や屋内、
側溝や用水路を含め、測定ポイントを増やすこと、土壌汚染についても調査する
こと
3.子ども・妊婦のいる世帯について、伊達市や南相馬市の例にあるように、
一般の基準よりも厳しい特別の基準を設けること
4.積算線量の推定及び避難勧奨指定に際しては、原子力安全委員会の通知に 従い、全ての経路の内部被ばくと土壌汚染の程度を考慮に入れること
5.避難区域外からの「自主」避難者への補償、残った者への補償が確実に行わ
れるようにすること、国及び市による立替払いを実施すること 6.指定に際しての説明会は、決定を通知する場ではなく、住民の意見を聴取す
る場とし、その結果を指定の検討に反映させること 以上
呼びかけ団体/問い合わせ先:
・渡利の子どもたちを守る会 ・子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク ・福島老朽原発を考える会 阪上/090-8116-7155 ・国際環境NGO FoE Japan 満田(みつた)/090-6142-1807 ----------------------------------------------------------------- <要請の理由>につきましては、ファイルにアップしてあります要請書原案を ご覧ください。
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昨日の福島は、清々しい秋晴れでした。
昼休みに、自転車で岩瀬書店へ! 2冊の新刊を購入しました。 1冊目は、鎌田實医師の写真エッセイ集「希望」です。
東京書籍 1,400円(税別)
JIM-NET事務局長、佐藤真紀さんが撮影した東日本被災地とイラクの子ども達の
写真に涙でした・・・・・同じ地球の上で、同じ痛みを抱えて極限の試練の中で磨かれ、つながる命。
「海と大地をとりもどす」
長い長い、見えない敵、放射能との戦いがはじまっている。
うろたえている。 立ちすくんでいる。 それでもなんとかしなくちゃいけない。 立ち上がろう。 打ちのめされても 打ちのめされても 何度でも、立ち上がって もう一度、きれいな海と大地をとりもどすしかない。 この本の印税はすべて、JIM-NETを通して、被災地の子どもたちのために
使われます。 2冊目は、チェルノブイリからのアドバイス本!
「自分と子どもを放射能から守るには」(世界文化社) 840円 この本の原書は、2003年ベラルーシで、放射能の中を生きるベラルーシ人のために、ベルラド放射能安全研究所によって刊行されました。
同研究所は、チェルノブイリ以降、汚染地域住民と共に、住民の目線に立った研究を行っています。 昨年2010年には、「ビタペクトT」というペクチン剤を開発しました。
3〜4週間の連続摂取で、最高90%のセシウムを減らすことができたそうです。 ビタミン・ミネラルを含んだリンゴ味の錠剤とのこと。 ぜひ、試してみたいですね。 食品の基準値は、日本よりも、かなり低く設定されていて、
ベラルーシの子ども用食品の基準値は、「37ベクレル/kg」だそうです。 キッチンでできる放射能除去方法など、具体的なアドバイスも満載ですので
一読をおすすめします。 |




