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ここ数日、気温が30度を超える梨畑で、やっと摘果作業が終わりました。
一日中、上を向いて、大きな実を選別しつつ、残りを鋏でチョキチョキ 切っていきます。
今年は、友人のYさん夫妻も作業の手伝いに来てくださり、本当に有難いです。 ありがとうございます! さて、梨の木の下草は、手刈りをします・・・除草剤は使いません。
なので、私のインナーマッスルは、今がマックスです! 腹筋・背筋もかなり使っているのですが、筋肉痛が全く無い・・・。 もちろん鼻血も出ません(笑) 今年の1月に、友人が通うフィットネスクラブで身体測定したところ、
私の体内年令は、なんと36才!
実年齢より20才若いという結果でした。 息子たちの幼稚園の送り迎え(往復一時間)や、通勤、買物等の移動手段は、
30年間、自転車です。
排気ガスを増やしたくないという「小さな決意」と日々の労働が、身体を 鍛えたんですね〜。
横を走る自動車の排気ガスは、思いっきり吸い込んでいるとは思いますが(悲) 日本の基幹産業の罪科を想えば・・・。 ☆未来を創る「小さな一歩」が大事な時だニャ〜(猫のシマちゃん)
夕方、自転車で15分程の生協に向かう途中、久しぶりに通った畑道・・・あぁ。
補償金も入らない・・・後継者もいない・・・。
いろいろな意味で、決意の3年目なんですね、今年は。 帰宅すると、茨城大学の中島紀一先生から、お手紙と資料が届いていました。 今年の3月1・2日に、相馬市で開催された「農を変えたい!東北集会inふくしま」において、参加者に配布された中島先生の講演資料に間違いがあり、
その謝罪文と共に、改めて事実に基いて作成した文書「有機農産物流通と資本の世界」が同封されていました。
ちょっと驚くべき内容でしたので、一部抜粋でシェアします。
「2013年3月、三菱商事系の大手コンビニのローソンは、大地を守る会の株を
33.4%取得し、その筆頭株主となったそうです。
この株式取引は、既発行株をローソンが買い集めたというのではなく、大地を守る会が、新しい株式を発行し、それをローソンが引き受けたというもので、双方、十分に了解の上でのことだった、合意の上での踏み込んだ資本の提携なのです。
ここで、33.4%というローソンが取得した株式の比率には、とても重要な意味があります。 33%ではなく、33.4%(3分の1以上)が、重要なのです。 資本による経営権の把握については、株式の100%〜66.7%がもっとも強いもので、取締役、監査役の解任、新株の発行、会社の内容変更などの特別議決権が握られます。 その次に強いのが、50%以上であり、これで一般議決権が握られます。 その次が、今回の33.4%以上であり、先の特別議決への拒否権が確保されます。 また、会社解散請求権、株主総会招集権、取締役の解任請求権、なども33.4%以上の株主は持つことになります。 したがって、33.4%の株式取得は単なる資本参加ではなく、重要な経営権を握る深い資本提携の数値なのです。」 「大地を守る会の会社の性格は、資本の構成という点で、これで大きく変化したということです。 そして、その株取引の対価として、13億円がローソンから大地を守る会に支払われたとのことです。
有機農業で生きる私たちにはとても実感できない巨額のお金が、株式増資ということで、ローソンから大地を守る会に渡されたのです。 これが、2013年3月のことでした。」 「つい最近の新聞で、高級スーパー『成城石井』が売りに出たという記事を眼にしました。・・・有機農産物の流通場面にもよく顔を出す会社です。
実は、成城石井はすでにファンド会社に握られていました。 2004年に外食系ファンド会社のレックスホールディングスに65億円で買い取られ、さらに2011年に、三菱商事系のファンド会社である丸の内キャピタルに420億円で売却されました。・・・ 今回の会社売却は、入札方式で行われるようで、ローソンと三越伊勢丹ホールディングスの2社が、応札の意向を示しているということです。 売却予想価格は、500億円程度だとされています。 こうした世界に私たちの有機農産物流通が組み込まれてきているということ。
このことは、東北農業の現在とこれからを考える上で、見過ごせない重大な事態だと思います。」 薔薇とマロウの花
京都・使い捨て時代を考える会の槌田劭先生が、講演で来福された際、
「有機農業運動は誤った。単なる無農薬野菜を生産して、消費する運動になってしまった」と嘆かれたことを思い出しました。 講演会では、福島の桃を紹介した主催者のHPに「毒桃を出荷するな!」と 書き込みがあったことも報告されました・・・。
原点を見失って、「毒」を排除していくだけのエゴイズムの運動が行き着く先は、どこなのか? ドイツの1930年代、そして震災後の日本・・・似ているニャ〜(シマちゃん) 30年代へのラセン的回帰を、深い危機感を持って問題提起できるのは、
「福島という場所」から・・・なのかもしれません。 http://blogs.yahoo.co.jp/fukushima_apple/11913268.html |
ふくしま農産物関連
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梨の花が咲き始めました。
新高梨の花が、一番早く開花します。 今日の午後から、花粉交配の作業がスタート!
今週一週間の予定で、農家出身の友人にもお手伝いを頼みました。 畑での積算線量を想えば、それに見合った労賃をお支払いしたい・・・。
しかし、先日、やっと2012年の梨の賠償金が一部支払われた状況です。
2013年ではありません。 2012年の洋梨(ラ・フランス)分は、未だ未払いです。 こちらは、震災後に果樹栽培をやめた生産者の畑です。
太陽光発電のパネルが設置されていて、ビックリ!
肥料代も払えない・・・後継者もいない状況で、「俺の代で農業は終わりだ」という
仲間も増えつつあります。
JA新ふくしまは、東電に延滞料金を要求するのでしょうか?
こんなに舐められて・・・侮辱されていることに、我慢ができないのは、 私が農家出身ではないから? サラリーマンだったら、生活できないですよね。
JAは、自民党の顔色をうかがって強く出ることができないと言う人もいるようですが・・・。
とても若者に「福島で就農しませんか?」なんて、言える状況ではないです。 それでなくても、被ばくや差別の重い課題を抱えているのに。 今年11月の福島県知事選には、「福島を農業経済特区に!」ぐらいのスローガンを
掲げる候補者に立って頂きたい・・・心からの願いです。
こちらは、福島駅東口近くの東北電力前です。
なんと樹齢150年の梨の木に、花が咲いています! 石碑に記された由来によれば、
「この地はかつて加賀屋金澤家の邸宅で、2本の梨の木は、氏神様として「伏見稲荷神社」を祀っていた鎮守の森に植えられていた」のだそうです。 伏見稲荷ですか〜。
秦氏の守り神ですね。 稲荷神社に、なぜ梨なんだろう?・・・・・農作業が一段落したら調べてみたいと思います。
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2011年9月に、神戸の脱原発イベントに出店するはずだった福島の梨は、
直前に主催者からの「受入れ拒否」があり、会場に入ることができません でした。
横浜の同位体研究所で、限りなくゼロに近い「不検出」の検査結果がでて
おり、その報告書も添付していましたが、主催者内部から出店に反対の声が 多数あがったと「間接的」に連絡が入りました。
後日、その「反対理由」を聞いて驚きました。
長年、有機農産物の生産や流通の仕事に携わり、安全な食の提供に取り組んでいる地元の有識者から、
「福島の農業者を応援することは、福島が安全な土地であるという間違った認識を与える」とか「検査の信用性に不安がある」などの意見が出た・・・と。 正直、背中から撃たれたような衝撃でした。
その中心的メンバーが、東京で「放射能拡散反対!」の全国集会を開いて
宣言したのが、あの有名な?「品川宣言」で、今もネットで読むことができます。
この宣言を読んで、私が感じたのは、
「これは、もはや農作物の問題ではない」という恐怖・・・そして、 「この宣言の賛同者は、自分の子どもを福島の子どもと結婚させることが できるのか?」
という不安でした。 実は25年前、チェルノブイリ事故の後に、熱心に反原発活動をしていた整体の先生の治療院から、友人が奇妙なパンフレットを持ち帰りました。
そこには信じられない内容が・・・。 障がい者やユダヤ人は劣等であるという優生思想が、エコロジーや正食の
記事と一緒に同じ誌面に掲載されていたのでした。
友人曰く。 「戦前は、日本の玄米正食の流れの人達と、ヒトラーは交流があったらしい。ヒトラーは、酒も飲まない厳格な正食家で、エコロジストでもあった」と。 アンネの日記などの書物が破られる事件が起きると、多くの人は
「犯人はカルト的な一部の人間」と思うのかもしれませんが、
差別や排斥の思想や感情というものは、意外と身近なところに・・・いえ、 私たち自身の中にもあるのかもしれません。 「子孫残してもいいのだろうか」という、福島の女子高生の問いかけに、 皆さんはどう答えますか? 優生思想に共感する人々は、「残すな」というのでしょうが・・・。
では、「福島で障がい児がたくさん生まれている」と訴える脱原発派の
人々は、この問いに何と答えますか?
避難して、政府東電に賠償請求し、怒りを叩きつければ、女子高生の不安は払拭されるのでしょうか?
生きるとは、どのようなプロセスなのか?
命とは、何か? そのような本質的な問題を喚起する場所が「福島」なのだと思います。 この本は、藤原辰史さんという京都大学準教授が2005年に出版されました。 先生は昨年、第一回河合隼雄学芸賞を受賞されました。
2012年に再版され、私はつい最近入手して読んでいましたが、実に驚くべき 内容です。 ナチスの農業政策は、エコロジカルな農法、すなわち有機農業でした。
そして、ナチスの農業思想の最も重要な担い手のひとり、ゲオルク・ハルベが礼賛していたのは、「シュタイナー教育」で有名なシュタイナーの 「バイオ・ダイナミック農法」でした。
著者曰く。
「除菌と脱臭に汚染された今、このエコロジー史上最大の反面教師は教えてくれる。・・・有機農業を美化せず、ゼロからその可能性を考えるために 執筆した」と。
ホロコーストと「ナチス・エコロジズム」が、表裏一体で推進された歴史を学ぶことは、私たちが原発事故後、エコロジストを名乗る人々から受けた様々な恐怖体験を想起させ、彼らのダブルスタンダードの源流を認識する
学びでもありました。
歴史に学ぶ・・・鏡に映った自分の本当の姿を見つめていきたいと思います。
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夫「福まろは、俺が帰ってくるの待ってるんだよね」
「類は友を呼ぶっていうのかな、素直で可愛い猫だよね」??? 7月に、突然現れた迷い猫の福まろ君。
いつも餌をやり過ぎて、息子に注意される夫です。 私が風邪で寝込んでも、「寝てれば治る」と言う人が、
福まろ君が咳をしたと言って、動物病院に連れていきました・・・。 生まれて初めての雪に驚く福まろ君のために、暖かい?寝床を製作中の夫です。
福まろ君を支えているのか、福まろ君に支えられているのか(笑)
近くの子どもたちも、 「白ちゃん、白ちゃん」と可愛がっています。 みんなを癒して、幸せにして、
まるで宇宙から派遣された天使のように・・・、 福島の私たちを今日も見守っています。 「原子炉に 注水届かず メルトダウン」
原発事故から2年9ヶ月が経過した、12月13日の東電発表です。
「2011年3月の事故直後、消防車のホースを原子炉建屋の配管につないで1〜3号機の原子炉に注水した冷却水の大半は、炉内に入っていなかった。入っていれば、溶融の進行を抑えられた可能性も」(12/14付福島民友新聞一面)
今ごろ、何ですか?
車だって、大事故を起こせば免停ですよ。 東電の運転免許は、いつ停止になるのかな? 「望月の 光あふれて 鏡餅」
2011年・2012年・2013年と、毎年、餅の放射能検査を「同位体研究所」に
依頼しています。 3年連続で「限りなくゼロに近い不検出」でした! 先週から餅作りを開始し、JA直売所の矢野目店と清水店の餅コーナーに並べています。
今年の検査報告書は、以下。
「タフじゃなきゃ やってらんない 猫にゃんか」
☆福島で 「勝ちぬく力」 見せたいニャ〜(福まろ)
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台風が通過したせいで南から暖かい風が吹き込んで、連日暑い日が続いていますね。
10月だというのに、田んぼの気温が30度の福島市です。 稲刈りの前日、東京三鷹の菓子厨房「レヴェ」のご主人Mさんが来福されて、 梨畑に足を運んでくださいました。 Mさんとは初対面です。
1989年福島第二原発3号機の大事故の後、福島県内の有機農業者やお母さん達が脱原発イベントを開催した際に、交流のあったKさんからのご紹介で来園されました。 今から24年前のご縁をきっかけにして、私たちはMさんと出会うことができました! そして、思いがけない展開に!
Mさんの発案で、なんと菓子店の店頭に梨を並べて、販売!
朝のスタッフミーティングでは、お客様から「なぜ今、福島県産を使うのか?」と からまれた時の対応などを確認して、お店を開けたそうですが、 「全くの杞憂で、お客様の反応は好意的なものでした」とMさん。 ケーキを買うついでに・・・という人だけでなく、わざわざ足を止めて梨だけ買って
いかれる方も大勢いたそうです。 「『またやって下さい』とおっしゃるお客様もいて、非常に手応えを感じた」とMさん。 お店の名前「レヴェ」は、フランス語で「夢を見る」という意味だそうです。
ひとつの梨をきっかけに、少しでも福島に心を留めてくださる方が増えたら嬉しいですね。 Mさん、スッタフの皆さん、ありがとうございました! 菓子厨房「レヴェ」
東京都三鷹市下連省3ー37ー28 Tel/Fax 0422(41)7500 この新聞記事は、私たちが、1990年3月11日に福島市で開催した脱原発イベント
「なの花まつり」を紹介したものです。
当時、毎日新聞の記者だったNさんが書いてくださいました。
「3月11日」と「なの花」というキーワードが、1990年に、すでに福島の私たちに 降りていたんですね・・・ホントに不思議です! Nさんのご家族には、20年もの間、うちの果実をご愛顧いただきまして、今も
交流が続いています。 ちょうど「レヴェ」のMさんが来福した日に、Nさんから注文FAXをいただき、 当時の懐かしい思い出があふれてきました。 福島を応援してくださる皆様に支えられて、
いよいよ2013年の正念場を迎える福島市です。 福島市長選告示まで、あと一ヶ月!
自民・民主は、現職の瀬戸氏の推薦を決めましたが・・・・・。 世界に誇れる人物を、福島市長に立てたい!・・・というのが、
正直な「市民感情」なのではないか、と私は思っています。 TPPに反対でも、自民支持という農業者は多いです。
鳥越俊太郎さんも言ってましたが、人間は、論理や理屈だけで生きていません。 感情を、大切にしましょう(笑) 「新しい風を福島に起こそう!」 「福島第一、第二原発すべて廃炉にして、原発に頼らない クリーンエネルギーのまち・福島を創ろう!」・・・と、 今夏、環境省を退職して、小林かおるさんが、市長選立候補を表明しています。 真っ白な雪道に、春風か〜おる!
近々、小林さんの福島再生ビジョンを聴く集まりをもちたいと思っています。
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