甲子園の思い出

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夏の甲子園100回記念大会が終わりました。
103年ぶりの秋田勢決勝進出を果たした金足農業高校野球部。
準優勝、本当におめでとうございます。
5回裏に、大阪桐蔭高校が11点リード。
容赦ない加点に、耐えるしかない状況でした・・・。
でも、逃げるわけにはいかないのです。
人生には、このような局面が幾度となく訪れます。
40℃以上はあろうかというマウンド上で、大阪桐蔭のホームランを仰ぐ金農の吉田投手・・・。
連投の疲れがあったと思います。
6回裏、吉田くんに代わり、打川くんが今夏初登板しました。
4番主砲・打川くんの気迫の投球・・・8回裏は、みごと三者凡退でした!
金農のほとんどのメンバーは、高校入学後に硬式野球を始めた子どもたちだそうです。
この極限状態の踏ん張りが、必ず宝となる日がやってくる・・・
私はそう信じています。
王者相手に、選手も応援団も最後まで立派に闘い抜きました。
すばらしい感動をありがとうございました。

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 仙台四郎

ユング心理学に「コンステレーション」という言葉があります。
例えば、無関係に並んでいるように見えた星々が、星座のつながりとして見えてくる・・・といった、「意味のある配置」を示す言葉です。
初めは「運が悪い」と思えたハプニングが、幸運の始まりだったり、偶然の出会いが、予期せぬつながりを引き寄せたり。
不運や障害に一喜一憂せず、その全体の配置(コンステレーション)が見えてくるまで、じっと「待つ」・・・。
そのような知恵が、人生に良い流れを生み出すことが多々あるようです。

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今は、懐かしい思い出となりましたが、10年前、三男は学級崩壊のクラスに馴染むことができず、一年半不登校状態でした。死を想うこともあったようです。
光の見えないトンネルの中で、息を潜め、うずくまる日々・・・。
それでも春はやって来て、自動的に中学を「卒業」。
なんとか、甲子園常連校のS高校に入学することができました。
当初、不登校生は「通信課程」を勧められたのですが、なぜか「全日制」への合格通知を頂きました。
なにかの間違いだったのかもしれません。
今でも不思議です。
その頃から、不思議なシンクロが増え始めていました。
野球部に入った息子は、マネージャーという裏方の仕事に精進して、3年連続で甲子園大会へ。
一年と三年の夏に、ベスト8を二度経験させて頂きました。
先生方との出会い。クラスや野球部の仲間たちとの出会いが、息子を支えてくださったと思います。
しかし実は、それ以上の奇跡的な出来事が、裏舞台で次々と起きていました。
40年間、交流の無かった私の従姉妹の息子K君が、野球留学で同じS高校に進学していたことが判ったのも、偶然でした。
チームメイトのK君と息子は、同学年。
そしてなんと、クラスも一緒でした!
「コンステレーション」
出会いは、いつも必然なのかもしれませんね。

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中学2年の夏休み明けから、息子は登校しませんでした。
今、悩んでいる子どもさんや親御さんがいたら、無理に登校しなくても大丈夫です。
10年前、不登校だった息子は、今、神奈川の総合病院で理学療法士の仕事をしています。
一緒に不登校だった同級生たちも、今は医者の仕事をしていたり、それぞれの道を元気に歩んでいます。
子どもも、親も、ゆっくりと疲れた心と身体を、まず休めてくださいね。
新しい道が、きっと見つかりますよ!
大丈夫。
不思議な糸の「つながり」で、世界は満ち満ちていますから。

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「県立高校だよ!」
「東北の農業高校だよ!」
「103年ぶりだよ!」
やった〜!秋田の金足農業高校、決勝進出、おめでとう!

1915年に開催された第一回甲子園大会の決勝は、東北代表の秋田中学と、京都代表の京都二中の対戦。
103年前は、1対2で、花道を譲った秋田中でした。
今年こそは、堂々と花道を歩かせて上げたいです!

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8月18日の準々決勝、第1、2試合で勝った2チームが準決勝の組み合わせ抽選で第2試合を引き、必然的に金足農業高校(金農)が勝ち上がれば、第1試合となる展開で、今日を迎えました。
18日は、甲子園の神様?の「シナリオ」通りに、金農が近江を破って、準決勝進出!

そして本日、第1試合の「レジェンド始球式」に登場したのが、桑田真澄さんです!

34年前の準決勝で、金足農と対戦したPL学園の2年生エースだった桑田さん。
当時、「金農」は初出場で快進撃を続け、優勝候補PLにも2―1とリード。
その「金農旋風」を止めたのが、八回裏に桑田さんが放った逆転2ランでした。
松井秀喜さんが始球式をした開幕試合のチームは、松井さんの母校の星稜。
今夏も不思議なシンクロが盛沢山の甲子園です。

優勝候補の横浜高校を破った試合では、逆転3ランが飛び出した「金農」。
そして、準々決勝の近江戦では、逆転サヨナラ2ランスクイズ。
私は、劇的な「2ランスクイズ」というものをテレビで初めて観ました。
感動しました・・・。

近江のバッテリーも「想定外」だったそうですが、なんと金農の監督も、ホームにヘッドスランディングした2人目を見てびっくりしたそうです(笑)
私たちだけでなく、監督も想定外の劇的逆転サヨナラ!


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こんなスゴイ試合を観ることができて、「今まで生きてて良かった」とまで思いましたよ(笑)
ありがとう!金農ナイン。

そして、今日の準決勝。
金農の吉田投手が、日大三高打線をみごと抑え、全員野球で勝ちました〜。(2-1)
いよいよ、明日は、夢の決勝です!
がんばれ、金農!

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話題となっている「金農」校歌の作曲者は、岡野貞一さん。
唱歌「春よ来い」「故郷」「春の小川」「朧月夜」等を作曲した方です。

金足農業高校・校歌

可美しき郷 我が金足

霜しろく 土こそ凍れ
見よ草の芽に 日のめぐみ
農はこれ たぐひなき愛
日輪の たくひなき愛
おおげにや この愛
いざやいざや 共に承けて
やがて来む 文化の黎明
この道に われら拓かむ
われら われら われら拓かむ


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(追記)
県立の、それも農業高校ということもあってか、まさか決勝まで行くとは誰も考えていなかったようで、その結果大阪での滞在費用が不足し、寄付を募っているそうです。

農業高校といえば、1931年(昭和6年)夏の甲子園球場で行われた第17回全国中等学校優勝野球大会に、台湾の嘉義農林学校が出場していました。
結果は準優勝でした

3年前に『KANO 1931海の向こうの甲子園』という映画も日本で公開されています。
最初に、1月31日の皆既月食のご案内です。
部分食の始めが20時48分。
皆既食の始めが21時51分。
皆既食の最大が22時29分。
皆既食の終わりが23時8分。
部分食の終わりが翌0時11分とかなり長時間に渡って見られます。
皆既中の月は赤銅色になっています。
当日は天気が良さそうな予報となっていますが、寒さに気をつけてご覧ください。

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聖光ブルーの野球帽が、冬の空に舞う。
今年は、「青い龍」がいよいよ動き出す、予感あり。
聖光学院は、昨年10月の秋季東北大会で、花巻東を6−4で破り、初優勝。
春の選抜大会は、「5年ぶり、5度目」の出場です。
昨年末、福島稲荷神社でひいた御神籤の和歌に「青き蓋(きぬがさ)」と
あったのを思いだしました。
僧惠行が、大伴家持に贈った歌です。

わが背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋

訳「あなた様が持っていらっしゃる朴の葉は、まるで高貴な方が使う青い絹傘のようです」

御神籤のメッセージ
「広く枝を伸ばした朴の木のように、可能性が大きく広がっています。この好機を活かすことです」

最後の最後に「勝利」を引き寄せるものは何か・・・。
青い物語が、いよいよ、始まろうとしている。

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今年は、夏の甲子園大会100回記念ということで、朝日新聞がシリーズで、各県のベストゲームを特集しています。
2007年の夏の決勝。
初出場の佐賀北高校が、史上初の「決勝・逆転・満塁・本塁打」で、広島の強豪「広陵」に勝利。
初出場で、初優勝。
なんなんだ、これは(笑)
こういうドラマが起きるのが、聖地「甲子園」。
流れが、変わる瞬間、がある。
広陵が、4点リードの8回裏。
広陵エースの野村が、一死から連打を浴びて、満塁。
打席に入ったのは3番・副島。(ここまで2打席三振だった)
カウント1−1で、浮いたスライダーがフルスィングされたバットに吸い込まれ、ホームラン。
「当たったら、一番飛ぶところにボールがいってしまった」と、広陵の中井監督。
まさかの「敗北」・・・だが、この試合には「後日談」があるという。
あのとき「屈辱」を味わった9人のうち、4人がプロに進んだ。
「準優勝で、良かった、と言える人生を送る」と、皆で誓いあった。
小林(捕手)は「巨人」に入団。
野村(投手)、土生(主将)、上本(遊撃手)は「広島」へ。
野村は、2016年に最多勝を獲得し、小林は2017年のWBCで日本代表の正捕手をつかんだ。
「みんな、プロにいく素材じゃなかったのに・・・」と、中井監督。
「みんな、負けを活かした。今は(あの体験は)プラスでしかない」と、土性主将。
「負けも、また善し」
だから、人生は最後までわからない。
物語は「敗けて終わりじゃないのさ」(精霊の守り人・バルサの名言)

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☆早朝4時過ぎから、菊の刈取り作業をしています。

暑中お見舞い申し上げます。
連日、気温が35℃を超える福島の自宅に、神奈川から息子が帰省しました。
震災から5年めの夏ですのに、自宅周辺の除染はこれから始まる・・・という状況。

「これから除染なんて、意味ないじゃん!」と驚く息子・・・。
蚊取り線香を腰にぶら下げて、家の前の菜園で新ジャガの収穫をしました。

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息子「何、これ?」

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放置された網と棒

2011年夏に、除染実験で来園した関西の大学教授たちが置いていった資材も、
夏草の中に放置されたまま時を刻んでいます。
先日、やっと当時のデータ(個人情報)がメールで送られて来ましたが、放置資材に関してはノーコメントです。
どうしたらよいのでしょう???
「被害者学」という新たな分野で、どなたか被災地等の人権侵害問題を取り上げて頂けないでしょうか・・・。
将来、自覚のない研究者が、どこかで同じ間違いをくり返すことのないように・・・と、願っています。

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連日、早朝からノンストップで菊の出荷作業をしています。
菊の長さを均一にカットし、10本単位の束にしてから、箱詰めして出荷します。
作業場の気温は、連日30℃を超えて、蒸し風呂状態・・・。
日陰でも35℃ですから、炎天下は40℃を超えているのでは。

扇風機を回し、ラジオをつけると、暑いながらもホッとします。
ラジオから高校野球の「球音」が聞こえると、なぜか元気になるんですよね〜☆
「音」の力は、スゴイです!

甲子園大会準優勝に輝いた磐城高校野球部の応援をしながら野球のルールを
学んできた私たちの世代(いわき出身)は、この「球音」を聞くとスイッチが入るのかもしれません(笑)
今夏は、聖光学院高校野球部が福島県大会で優勝し「9年連続甲子園出場」の
新記録を達成しました。
本当に、おめでとうございます!

ちなみに、福島県の直近10年の夏の甲子園出場実績は、以下。
2005年聖光学院(2年連続3回目→2回戦)
2006年光南(初出場→1回戦)
2007年聖光学院(2年ぶり4回目→3回戦)
2008年聖光学院(2年連続5回目→準々決勝:ベスト8)
2009年聖光学院(3年連続6回目→2回戦:初戦)
2010年聖光学院(4年連続7回目→準々決勝:ベスト8)
2011年聖光学院(5年連続8回目→2回戦)
2012年聖光学院(6年連続9回目→2回戦)
2013年聖光学院(7年連続10回目→2回戦)
2014年聖光学院(8年連続11回目→準々決勝:ベスト8)
2015年聖光学院(9年連続12回目→☆)

2008〜2010年の3年間、野球部に在籍していた息子は、ベスト8を2回経験した
ラッキーボーイでした。
私がいわき市の高校生だった夏も、磐城高校野球部が、甲子園大会ベスト8まで
勝ち進みましたが、そこから先の道は、さらに「招かれた者」だけが入ることを許される異次元・・・・・今年こそは、と期待しています。

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そして、もう一つの「音」。
実は、今年3月の息子の卒業式で、女性ロックバンド「プリンセスプリンセス」の渡辺敦子さん(アッコちゃん)の演奏を聴き、妙に気合が入っていた私でした。
50歳になろうかという女性たちが、今も「ロック」これからも「ロック」という、アツ〜イ「音色」で、若者達の旅立ちを祝福する感動のイベントに、涙・・・・・。

そのアッコちゃんが、7月24日、いわき市にオープンした 「いわきPITに登場しました!
サプライゲストとして招かれた同バンドの岸谷香さんは、豊間中学で津波被害に あった「奇跡のピアノ」で、弾き語りも披露されたそうです。
(豊間中学校は、残念ながら5月から解体工事が始まりました。)

この「いわきPIT は、Power Into Tohoku から名付けられました。
建物は、いわき駅の東に位置する「イトーヨーカ堂平店」の近くにあります。
今までにない市民参加型の劇場として、「チームスマイル」(矢内廣・代表理事・ぴあ社長)が立案計画し、昨年10月の東京「豊洲PIT」オープンに続いて、いわき市にも建設されました。
来年は、仙台PIT。そして、釜石PITもオープンの予定です。

「チームスマイル」は、東日本大震災の復興支援活動を行う一般社団法人として、
支援を一過性のチャリティイベントに終わらせることなく継続するため、その活動拠点と経済的基盤づくりを模索してきました。
そして、東北3県と、東京に、新たな4つのシアターの建設に着手。
2014年10月17日に、東北地区に先駆けてオープンした「豊洲PIT」の収益金は、
東北3県の「PIT」の開設と運営、エンターテイメントを通じた復興支援活動のために、全額が活用されるそうです。
いわきPITのフェイスブックに、サッカーの香川真司選手ら多くの方々のメッセージがアップされています。ご覧ください。

「チームスマイル」代表理事の矢内廣さんは、いわき市のご出身です。
「ぴあ」創業の裏話も含めて、次回、ご紹介したいと思います。
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 ☆大輪のヒマワリがついに開花しました!
 
7/26 福島市の自宅前の気温は38度を超えていました。
暑すぎる!しかし・・・
超えたのは、気温だけではありませんでした。
 
☆高校野球福島県大会・決勝戦で、聖光学院延長11回サヨナラで日大東北に劇的勝利。
4 点差を追う
9回裏、ツーアウトからの反撃は、想像を超えていました!
昨夏と同じカード、そして同じく逆転という試合展開・・・。
 
勝敗を分けたものは何だったのでしょう?
セルフイメージ(潜在意識)と、「細部」という二つの言葉が心に浮かびました。
 
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これは、菓子を食べた二人の若者が、皿に残していった包み紙です。
どちらも、無意識に「手が動いた」結果です(笑)

高校1年と3年時に、甲子園大会ベスト8を経験した三男(マネジャー・記録員)に、尋ねてみました。
「花が花で終わらずに、豊かな実を結んでいる人はどちらだと思う?」と。
 
彼は、野球部の体験から、「細部」に宿る「本質」を見抜くことができました。
 
「全国制覇」と紙に書いて鍛錬するも、地方大会の初戦で敗退するチームと、甲子園大会に連続出場するチームでは、その「細部」に違いが表れます。
 
この「細部」の大切さについては、稲盛和夫さんが著書「働き方」の中でも取り上げておられて、深く共感するものがありました。
 
夏の甲子園大会、8年連続出場を達成した聖光学院野球部。
これは、智弁和歌山(和歌山県)に並ぶ戦後最長記録ということです。
 
それにしても・・・。
試合終了の瞬間、グランドに泣き崩れ立ち上がることのできない日大東北ナイン。
私は、菊の花の出荷作業をしながら、
ラジオの実況放送を聞いていたのですが「あの時と同じだな〜」と涙が溢れてきました。
「あの時」とは、13年前の2001年、夏の福島大会決勝戦です。
 
当時、聖光学院高校の3年生だった長男(サッカー部)が、野球部キャプテンのM君と同じクラスということで、私は気合を入れて応援していました。

対戦相手は、福島県の高校野球をリードする日大東北高校。
聖光学院が勝てば、甲子園大会初出場という、手に汗握る決戦です。
 
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甲子園への切符をかけた福島県大会決勝、日大東北戦。
1点差の土壇場、9回裏に同点に追いつくも、延長11回表に4点を奪われ、敗戦濃厚となってしまった聖光学院。
しかし、その裏に奇跡的な大逆転で、5点を奪い劇的なサヨナラ勝利
その時の光景が、今も鮮やかに蘇ります。
 
舞い上がる砂埃の中、泣き崩れ、立ち上がることのできない日大東北ナイン。
肩を抱き合って立ち上がり、よろめきながらホームで試合終了の礼をすると、聖光キャプテンのMくんが、日大東北のキャプテンに歩み寄り声をかけていました。
 
その夏、初めての甲子園大会初戦で、明豊高校(大分)に20ー0で大敗した聖光学院。13年めの夏は、どんなドラマが待っているのでしょうね。

以下は、聖光学院高校のホームページに掲載されている、野球部の指導方針です。

野球部の指導方針
 
  野球部が最も大切にしていることが「心」です。
野球の技術はもちろんですが、野球がうまいだけでは勝つことは出来ませんし、
それ以前に一人の人としてどうあるべきかということを追求しなくては学生野球をやる意味はないと考えています。
人間は生きていく中で、様々な苦難や困難と出会うことになります。
その時に、自分がどういう考え方でその困難と対峙し乗り越えていくか。
大切なのはそこから逃げず、起きたことを全て受け入れる大きな器とそれと戦っていく強さを身に付けることです。
その強さ、そしてその力を人間力と呼びます。
聖光学院の野球は「精神野球」であると評されますが、それは単に根性論を意味するのではなく、その真髄は「人間力」にあると自負しています。
この「人間力」を身につける事が、プレッシャーのかかる場面で蓄えた力を存分に発揮する大きな源になると信じて疑いません。
ですから、本校野球部では単に野球が上手なだけではレギュラーにはなれません。
野球を通して自分の生き方を追及し、チームメイトから高い評価を受けた者だけがグラウンドに立つことを許されます。
過去の甲子園出場の実績は、このことを部員全員が理解し追及していった結果であるのです。

 
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 ☆「シオン」という名の菊
 
今朝の新聞を読んでいて、気になった箇所がありました。
日大東北のエース、大和田選手に関する記事です。(朝日24面)
 
昨秋の県大会で聖光を敗り、県内公式戦の連勝記録を95で止めた大和田投手。

しかし、昨夏の逆転負けの「悔しさを忘れないために」その時の試合の録画を何度も見直し、マウンドにいたときの自分の「気持ちをなぞった」そうです。
 
決勝戦では、8回までは9安打2失点に抑える好投。
しかし、9回裏、一死1・2塁。
4人めのショートゴロで「併殺に打ちとった」と思ったが、一塁の判定は、
セーフ。

アウトであれば、ここで試合終了・・・日大東北優勝と、なっていたはずでした・・・。
そこから三連打を浴びて延長へ。
昨年と同じ展開でした。
 
潜在意識の中に、「逆転で負ける展開」をすり込んでしまったのではないでしょうか?
そして、試合終了後、「日大東北の中村監督は、涙顔の選手たちに辛口の言葉を贈った」そうです。
監督いわく。
「残酷だろ。これが人生だ。勝ち組でいけるようにせい」
 
 
子ども達の潜在意識に、皆さんは、どのようなメッセージを送っていますか?
人生は残酷だ・・・・・勝ち組でいけ・・・?
それとも・・・。
 
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昨秋、日大東北に敗れた聖光学院は、生活態度を一から見直して、最後の夏に挑んだそうです。
現チームの選手たちは、聖光が連勝街道を突き進んでいた中、入学したエリート軍団。
斎藤監督いわく。
「赤いじゅうたんに乗って入学してきたような選手だった。自分のことしか考えず、チームのことになると尻込みする」

秋の敗戦の後、指揮官は荒療治に出ました。
一ヶ月半、グラウンドへの立ち入りを禁止。
選手たちは、草むしりや、ゴミ拾いなど「一燈照隅」の実践に取り組みました。

「野球ばかりやっていても、野球は上手くならない」と監督。
 
ベンチのホワイトボードには、横山部長が書いた言葉が・・・。
「結果は全て天に預け 天命に従え」
 
天命に従って、今夏も甲子園に招かれた聖光学院野球部。
何があっても諦めない!
復活のセルフイメージを、全国の子ども達に届けてください!
 
☆縁起の良い、こちらの記事も、どうぞ。
 

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