新生福島への道

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今現在、日本の喫緊の課題は、エボラウィルスにどう対応するのか?
対策はあるのか?
今年の秋の景気状況で来年の消費税増税10%を決めるというのに
国会では野党民主党はいったい何をやっているのでしょうか?
自民党の大臣のうちわ?配布がエボラウィルスや消費税よりも重要な問題なのでしょうか?
自民党の大臣の政治資金収支報告書が、エボラウィルスや消費税よりも重要な問題なのでしょうか?
安部さんは来年春の統一地方選挙に関連して、集団的自衛権の問題を秋の
国会では取り上げないようですが、どうしてこれを野党民主党は取り上げないのでしょうか?
 
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昨年、他界した実家の父は、地元の自民党議員の後援会にも関わった保守本流の人でした。
家庭内野党の母や私の反論には・・・「お前たちは政治を知らない。空理空論は日本を滅ぼす」といつも豪語していました。
 
その父が88歳で亡くなる直前に、こう言いました。
「俺はね、原発は国を滅ぼすと思う。こんな小さな国に50機も地雷を埋め込んで・・・自爆の危険だけじゃないだろう?みんな原発の問題をエネルギー問題だと勘違いしているけれど、これは第一級の軍事問題だよ。ミサイルで狙われたら、この国は終わりだ。軍事的にも外交的にも、ヘゲモニーを握りたい国が仕掛けた巧妙な計画だったのかもしれないな・・・・・」と。
 
父の話を、泉田知事の記者会見の映像を見ながら思い出していました。
 
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           ☆秋晴れの空に向かって、朝顔が咲いています!
 
先日の10月15日、泉田裕彦・新潟県知事は、日本外国特派員協会にて会見し、
柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に反対の意向と、その経緯について説明しました。
まさにその会見の中で、父が言った「原発と軍事」の問題の、タブーについて、
泉田知事がふれていたのです。

1984年に、外務省は「原発のテロ対策」(原子炉施設が攻撃された場合の対策)に関するレポートを作成していますが、未だに原発立地自治体でさえも、その情報を共有できない現状があるのだそうです。
 
このレポートが表に出ると、原子力の安全神話が壊れて、寝た子を起こしてしまう・・・という政治判断から、未だに秘密扱いとなっています。
「国家機密」ということでしょうか・・・。
 
一時間を超える会見の最後の質疑応答の部分、40分50秒あたりのところに、その応酬内容があります。
会見映像は以下。
 
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 庭で、ローズマリーの花が咲いています。

その他にも、この会見では重要な内容が報告されていました。
 
2007年の新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発内で火災が発生し、その事故対応時の教訓から、新潟県が国に初めて「免震重要棟」の設置を要求したのだそうです。
泉田知事は次のように説明しました。
「緊急連絡を確保する必要があると判ったことから、地震が来てもちゃんとドアが開くような免震重要棟の建設を当時求めました。これはむろん規制基準にはないものですが、(事故当時)連絡がとれなかったことから、経験則上、必要と言うことで、要請したものです。結果としてつくってもらうことになりました。携帯電話があれば十分なのではないかという話もありましたが、これを柏崎刈羽につくってもらうことによる安全確保を優先しました。」
「同じ東京電力の原子力発電で、柏崎刈羽にだけあって、福島にないのはおかしい……ということになって、福島にも免震重要棟をつくることになって完成したのが東日本大震災の発生の8ヶ月前です。」

「もし、あのとき、新潟県が免震重要棟の建設を求めなければ、当然、福島にも免震重要棟がなかったですし、結果として、東京にいまも人が住めていたかは疑わしい。」

「私は新潟県知事ですので、議論するのは東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働のことになります。
メルトダウンというたいへん重要な情報を、2ヶ月以上も隠した東電が、原子力発電所を運転する資格があるのかどうか……事実を隠されては、避難計画以前の話になってしまう。福島の検証が終わるまでは、再稼働の議論は、いっさいできない
 
泉田裕彦・新潟県知事の会見を見ていて、福島県知事の不甲斐なさを感じた人は多いのではないでしょうか。

外国人記者からの質問。
「他の自治体の長が発言したがらない内容を、泉田さんが発信するのは、
なぜか?」
泉田・新潟県知事。
「私は、(規制基準にはない)免震重要棟を作ったことが、結果として日本のためになったと確信している。
問題のあるところに口をつぐむことは、歴史に対する冒涜ではないかという思いで、問題点を指摘しています。」

ちなみに、国が再稼働を計画している鹿児島県の川内原発は、免震重要棟が未だ完成していないそうです・・・。
熊ちゃん!がんばれ!
熊坂義裕さんのホームページは下記です
 
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 吾妻連峰 (福島市)
 
14日の総決起大会の後、福島市の「空気」が変わったように感じます。
昨日、いわき市の友人・知人宛に、熊坂さん推薦のメッセージを郵送するため、自転車のカゴに100通の「密書」を入れて郵便局に向かっていましたら、突然、私を呼び止める声が・・・。
「Y子ちゃん、どごさ行ぐの?」
長年、ある自民党議員の後援会を裏でサポートしておられる、ゴッドマザーのAさんです。
 
私(ドキッ・・・)「ええと〜・・・冷汗」
Aさん「県知事選、誰にいれんの?」
私(いきなりですか・・・)「ええと〜・・・。Aさんは、もちろんウッチーですよね?」
Aさん「そんなわけね〜べ。くまちゃんだ!」
私「え、え〜っ?」(絶句・・・)
Aさん「やっぱり、地元だべ。福島の
県知事は、今までずうっと福島県人なんだぞい!」
 
そして、夕方、やはり自転車で外出した帰り、田んぼわきに旗を立てているご夫妻に呼び止められました。
熊坂さんの同級生だという婦人が、「くまちゃんの旗で、この辺りを賑やかにしたいの」と・・・。
皆さん、自民党支持者の方々です。

民主党の増子さんは応援できないとして脱「ウッチー」を表明されたそうですね。
これから選挙戦は終盤に入ります。
若者よ、せんきょの話をしよう!
 
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☆10月19日(日)13:00〜16:30(12:30開場)
 会場→プレーヤーズカフェ(福島市栄町12-29)
13:00〜14:30 トークカフェ「福島県知事選挙の話をしよう。」
       トークゲスト; TOSHI-LOW (BRAHMAN) ほか
14:30〜   映画「NO」予告篇
参加費;1,500円(ワンドリンク付)
定員;70名
 
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19日のトークカフェで予告篇が上映される映画「NO」は、翌日の20日の夜に、
フォーラムふくしまで観ることができます。
☆10月20日(月)19:00〜21:30  会場→フォーラムふくしま
 映画「NO」上映会&トークカフェ
 入館料; 1,100円
 定員; 150名

2014年10月26日(日) 福島県知事選挙 投開票日
ふくしまの未来を、みんなで考え、行動する日にしよう!
10月14日に福島市で開催された「くまさか義裕 総決起大会 」に、前滋賀県知事、
嘉田由紀子さんから以下のような応援メッセージをいただきました。
また、くまさか義裕候補の公式サイトに、当日の映像などがアップされています。
合わせてご覧ください。
kumasakayoshihiro.jp
 
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 ☆嘉田由紀子さんのメッセージ
 
集会参加の皆さん、本日は「熊坂義裕さん」を囲む決起集会の盛会をお喜び申し上げます。
所用で駆けつけることができませんが、集会参加者の皆様に心から激励のメッセージを送らせていただきます。
私は福島の皆さんがうらやましいと思わずにいられません。
なぜなら、日本を変える可能性を持った、今回の福島県知事選挙に主体者としてかかわっておられるからです。
 
そして、熊坂義裕さんという、福島県の誇りを取り戻し、環境破壊を引き起こす今の暴走する政策の流れを止めて、クリーンで持続可能な社会へ舵を切ることができる「力を持った」候補者を選択するチャンスをお持ちだからです。
 
「福島の誇りを取り戻す」
 
私が滋賀県知事に立候補して初当選したのは2006年でした。
2期8年務めさせていただきましたが、その8年の間に東日本大震災と福島原子力発電所の事故が起きました。
私は「環境問題」を一生のライフワークとして活動しています。
琵琶湖へのリスクには富栄養化や生態系破壊などがありますが、2011年の事故によって、一番のリスクは原発だということを、琵琶湖の水で生活している関西の1450万人の人々が知りました。
地球環境を脅かす最大の脅威は原発事故ではないでしょうか?
福島の「いま」が、そのことを如実に物語っています。
福島の課題は、環境の視点から見れば間違いなく日本中の、いや世界中の人々の課題なのです。
 
「このままで良いはずがない」
 
福島の原発事故を体験した今も、日本中の原子力発電所の再稼働のゴーサインが政府によって準備されようとしています。
まるで恐怖映画の様です。このままでいいはずがありません。
とにかく、誰かが止めなくては。
そこに、熊坂さんが手をあげてくださいました。
熊坂さんとお話をさせていただきました。政策が共通していることは嬉しい驚きでしたが、それよりも2006年の滋賀県知事選と福島県知事選が似ていることもとても重要だと思いました。
私が初めての選挙では、相手は現職候補でしたが、与野党相乗りの候補であったという構図もそっくりですが、私が皆様にお伝えしたいのは
「鉛筆一本の勇気」で変わる選挙である、
という状況がおそらく「そっくり」であろう、ということです。
 
「軍艦」対「手漕ぎ船」
 
私の選挙は「軍艦対手漕ぎ舟」と揶揄されました。
強大な相乗り候補の陣営は軍艦の様で、私の支持者は組織もなく、手漕ぎ舟の様だと。
しかし、滋賀県では、投票所で最後の最後、自分の意思で「鉛筆を持って」私の名前を書いてくださった方の数が相手候補を上回り、圧倒的に強いと言われた与野党相乗り候補を破りました。
それは、「国任せにしない。琵琶湖は滋賀県民が守る」と私が訴えた政策が、滋賀県民の思いと同じであったからだと思います。
私は県民の思いに形を与える役割を果たしただけでした。
福島県の状況も同じであると感じます。
 
国任せにしない。福島は「県民」が守る
 
「これまでの県政でいいとは本当は誰も思っていない」
大多数県民の皆さんの思いが、熊坂さんが示されている政策と違うはずがありません。本日お集まりの皆さんはすでに自らの決意表明される勇気をお持ちです。
 
「鉛筆一本の勇気」を
 
参加されていない福島県民の皆さんも投票所で必ず「鉛筆一本の勇気」を行使されることでしょう。
福島ばかりではなく、明日の日本を変える活動への皆さんのご努力に敬意を表し、私も微力ながら、熊坂候補支援に力をつくすことをお約束して激励のメッセージといたします。
ともに最後まで頑張りましょう。
                      
              2014年10月14日        嘉田由紀子(前滋賀県知事)
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田んぼ近くの道路に面する選挙ボードです。
昨日、いわきの牧師さんのポスターが掲示されました。
内堀候補のポスターを貼る人は未だいらっしゃらないようです。
この「空白」は、ポスター以上に内堀陣営の実情を、市民に印象づけています。
 
10/12お祭りで盛り上がる福島市内を遊説する熊坂義裕さんの映像もご覧ください。
☆熊坂候補のホームページの「くまテレビ」にアップされています。
 
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 福島稲荷神社の鳥居
 
さて、10/12は、福島稲荷神社の本祭りの日でした。
 
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           ☆参拝の皆さんが、鳥居の外まで並んでおります!
 
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 ☆お化け屋敷にも行列が・・・!
 
参拝者で賑わうの祭りの写真をアップしながら、今、県内で話題の選挙関連記事をご紹介します。
 
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記事のタイトルは「県民を見捨てた副知事をトップにする福島県の『喜劇』」
昨日10/11発売の月刊誌「財界ふくしま」11月号に掲載されました。
 
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①「吉田調書」が明るみにした真実
 
「9月11日、政府は『東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会』が行った調書のうち、19人分を公表した」

「福島県民は、日本が破滅するなどという最悪の事態を想定することはなかった。
 国、県が、県民に最も必要な情報を隠蔽したからである。
 当時、葛尾村長が、3月14日に自主避難を決意しているが、それは『オフサイトセンター(OFC)が撤退したからだ』と述べている。
 しかし、その情報は消防無線でOFCの撤退を知った地元の消防団員からもたらされたものだった。
 県民の生命を守るために設置されたはずのOFCが撤退したことも知らされなかったのである。」
 
しかも、原発事故から1年経った平成24年3月20日には、県職員によってSPEEDIの画像データが消去されていたことも明るみになった。
行政による、県民不在の隠蔽操作である。
 実は、事故直後の23年3月14日には、浪江町の住民は、SPEEDIの画像データで高い放射線量を示していた津島地区に避難をしていた。
 仮に、SPEEDIのデータが消去されずに、それに基づいて避難誘導がされていれば、住民が被曝することはなかったはずだ。」
 
23年6月定例会で、斎藤健治県議が、内堀副知事(オフサイトセンター本部長)に対して、『OFCの役割は、放射線の量を住民に知らせるというのが最大の役目でしょう。もし、独断で県民に知らせなかったと言い逃れるような人、そんな人は福島県にいてもらう必要はないですよ』と強烈に批判した。」
 
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②オフサイトセンター撤収の実態は
 
「いうまでもなく、OFCは原発事故の最前線基地であり、想定外の複合災害だったとはいえ、住民の生命を守るため現場で指揮を執るのが原則である。それが、住民の生命を守るどころか、いち早く先遣隊と称して県庁に逃げ帰ってしまった。」
 
本誌では、2012年6月号で『双葉病院を見捨て50人を死亡させた国、県、町、自衛隊の罪と罰』のレポートで、3号機の爆発直後、陸上自衛隊の輸送支援隊長が『私たちは、2度目の水素爆発が起きたら撤退するように命令されています』と語り、新たな命令を受けるために向かったOFCが、もぬけの殻だったことを指摘した。
 3号機の水素爆発は、午前11時1分である。それより前に、内堀副知事は、
OFCでの指揮を放棄して、撤退していたのである。」
 
「何の情報も与えられず、置き去りにされた双葉病院の患者50人は、命を落とすことになる。命を賭して原発と闘い、日本を救った東電所員に対し、敵前逃亡ともいえる内堀副知事の行動には、憤りすら覚える。いま、19人の調書の公表で、当時の真相が明らかになりつつある。
 その意味では、改めて福島県側からの徹底検証を行うことを提言したい。
 ただ、この疑惑の人が県政のトップに就く今回の『フクシマ知事選』は喜劇にしか見えないのは筆者だけだろうか。」
 
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 ☆福島稲荷神社の境内には、聖徳太子を祀る「太子堂」があります!
 
財界ふくしま」11月号の記事を読んでいて、当時を思いだしました。
この内堀さんの「データ隠し」は、SPEEDIだけじゃないのです。
 
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2011年6月5日付の新聞記事です。
福島県は、2011年3月15〜16日に、第一原発から福島市までの国道沿いや、福島市、田村市、川俣町など5地点で、雨水や雑草を採取し、放射能を測定していました。
3月15日、夕方。
福島市は、雨が降っていました。
雨に濡れながら、避難者を誘導していた人々・・・。
水汲みをしていた家族・・・。
その日、自衛隊の隊長をしている父親から、九州に避難するよう電話があったと息子の友人からメールが・・・。
 
その頃、内堀副知事のもとに入っていたデータは以下。
福島市の雑草から、放射性ヨウ素が119万ベクレル/kg。
川俣町の雑草から、
放射性ヨウ素が123万ベクレル/kg。
 
しかし、県が当時公表したのは、福島市の水道水から検出した放射性ヨウ素の
171ベクレル/kg、放射性セシウムの33ベクレル/kgだけでした。
 
この事実を、私たちは、6月4日に行なわれた保安院の会見で初めて知りました。
 
当時の責任者、内堀雅雄さん!
貴い福島の神々・・・この地を汗と涙で開拓したご先祖様の御霊・・・目には見えないけれど、いつも私たちを守護してくださる方々の審判は、必ずあなたに下されるだろうと、私は思っています。
 
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 ☆くまさか義裕候補の旗「よみがえれ福島」です!
 
世界が注目する今回の福島県知事選。
大切な一票に、思いを託していきましょう!

お知らせ
10/14(火) 大安・一粒万倍日☆
「くまさか義裕 福島市決起大会」が開催されます
時間)午後6時30分〜  
会場)ウィル福島(福島市鎌田字卸町10−1) Tel 024-553-1451
皆さま、ぜひご参加ください!
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 ☆10/9早朝の福島稲荷神社
 
さて、いよいよ選挙戦がスタートしました。
昨日の朝は、5時から稲刈りの準備をして、7時開始の必勝祈願祭へ。
10月9日は、福島稲荷神社の例祭日でもあります。
特別な日の、清々しい境内・・・。
宮司さんの祝詞の後、神の御前に榊を捧げ、中央の鏡に向かって二礼二拍一礼。
鏡が、昨夜の月(満月)のように輝いていました。
 
告示日に合わせて、熊坂義裕さんのホームページがリニューアルされましたのでご覧ください!
 
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  ☆1000年前に、安倍晴明が創建しました!

祈願祭の後は、田んぼに直行・・・・・稲刈りという「神事」です!
身も心も黄金色に染まり幸せな一日。
これだから、お米のしごとは止められません(笑)
 
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  台風で倒れた稲は手刈りしました☆
 
田んぼの近くの選挙ボードには、早速、熊坂義裕さんと井戸川さんのポスターが貼られていました。
夕方になっても、内堀さんら他の候補者のポスターはありませんでした。
 
井戸川さんの選挙事務所は、福島駅前のビルの7階だそうです。
その「7階」というのが、福島の私たちにとっては、美味しんぼの井戸川発言同様、微妙な違和感を象徴する「高さ」という感じもしますね。
私たちと井戸川さんの「心の距離」そのもの・・・と言う人もいます。
都会では「ヒーロー」の井戸川さんですが、福島県での人気はイマイチです。
 
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熊坂義裕さんが、今年5月24日付の中國新聞に「『美味しんぼ』が示す現実」という文章を寄稿していますので、その一部をご紹介したいと思います。
 
 今回の漫画『美味しんぼ』騒ぎでまず感じたのは、『悲しかった』ということだ。
 私は、福島で生まれ育った。
 幼い頃は、唱歌『ふるさと』の歌詞のように、野山を駆け巡り小川で魚とりばかりしていた。
 家の周りは、梨の木が多く、2人の娘の名前に「梨」を付けたほど『くだもの王国福島』に誇りがある。

 東日本大震災では、開業している岩手県宮古市で被災した。
 福島を故郷に持ち、岩手に住む者として、一編の漫画から、日本社会が被災地を忘れている現実を突き付けられたことが『悲しかった』のだ。
 まず、医師として、作者に疑義を呈したい。
 低線量被曝の健康への影響については、知見が定まっておらず、断定することができない。
 その事実を、作者は知っていたはずではないか、と思うのだ。
 にもかかわらず人気漫画で描写された『証言』はたやすく『事実』として人々に届いてしまう。
 批判を受けた後の『福島の真実』編の最終回では、『福島の人たちに、危ないところから逃げる勇気を持ってほしいと言いたいのだ』と登場人物に語らせている。
 これも、作者はなぜ『広汎な健康調査を継続的に実施し、因果関係を早期に突き止めるべきだ』と言わせなかったのだろうか。

 私が心配するのは決して風評被害ではない。
 むしろ危惧するのは、福島に住む人々、あるいは福島を離れた人々が、(「美味しんぼ」なりの)「福島の真実」という「やいば」を、自分自身に向けてしまわないかということだ。
 
 大震災の年から、私が代表理事を務める法人が『よりそいホットライン』という無料電話相談を始めた。
 日々多数の原発事故に由来する相談が寄せられている。

 母と子どもだけが県外に避難した離ればなれの生活に耐えられない。
 自主避難先で『放射能がうつる』『福島に帰れ』といじめに遭った。
 子どもに半袖の服を着せられない。
 自主避難したことで、親族に責められる、など深刻な話ばかりだ。

 うつ状態になっている相談者も多く、被災地の自殺念慮の電話件数は、全国平均の3倍近くにもなっている。
 1600人を超えた福島の震災関連死も、避難を余儀なくされた人が大半だ。
 だからこそ、曖昧な根拠で、被災した人々の生きる力を奪うようなことがあってはならない。・・・
 
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今年の3月、朝日新聞「声」の欄に、福島の女子高生が「子孫のこしてもいいのだろか?」と投稿しました。
今、私たちが「なかなか言葉にできずに苦悩している」のは、「鼻血が出ている」ことではなくて、もっと本質的な心の問題なのです。

考えたくない・・・と、思考停止状態の人も多いかもしれませんね。
 
どちらかというと「美味しんぼ」賛美のマスコミや脱原発知識人、県外支援者らの「被害を隠すな」的論調にずっと違和感を感じていました。
福島出身であることを隠さなければ、生きていけない人もいる現実を知らないのか?知ろうとしないのか?・・・・・。
「美味しんぼ」の表現は、「セカンドレイプ」のようだと言った友人もいました。
 
熊坂義裕さんが、生まれ故郷・福島の痛みに寄り添い、人々の心に与えるダメージについて言及しているこの文章を、県外の方々にも読んで頂きたいと思います。

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