福島の高校演劇

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☆会津若松市内

昨日は、大雪警報の中を、夫と会津若松市まで車で出かけていました。
大沼高校演劇部の第6回不定期公演を観るためです。

顧問の佐藤雅通先生のお話(You Tube)を貼りましたので、ご覧ください。
☆大沼高校演劇部 晩成書房戯曲賞受賞
www.youtube.com/watch?v=HjtKYJFxs-U

福島県高校演劇コンクールで、最優秀賞に輝いた創作劇2作品を、一挙上演!
結婚して33年になりますが、夫が号泣する姿を、初めて見ました・・・・・。

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 会津若松市文化センター

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演劇案内

2013年に、震災劇「シュレーディンガーの猫」で、大沼高校演劇部が受賞した「晩成書房戯曲賞」・・・。
初めて知ったという方も多いかもしれませんね。
日本演劇教育連盟主催の脚本賞である「晩成書房戯曲賞」の最高賞「特選」を受賞しています。
この特選が出たのは、十年ぶりの快挙だったそうです。
素晴らしいですね!

開演前に、顧問の佐藤先生から、写真撮影(後ろの席から一枚だけ)の許可を頂いていましたが、実は一枚も、撮影できませんでした・・・。

その理由は、2つ。
高校生の「魂の叫び」が、観客の無意識のダブルスタンダードに風穴を開けるほどの熱演で・・・私は最後まで、身動き一つできませんでした。
そして、周りに座っていた熟年男性方も、皆さん号泣されてまして・・・一人ひとりが
2時間のドラマを「共に生きた」同志のような・・・・・ですから、もはや演劇を観ている(撮る)私が、存在しない不思議な時空間になっておりました。

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帰宅して、27年前に読んでいた本を再読しました。
そして、今年、与えられたミッションを再確認しました。
震災と原発事故後の、大きな喪失感は、私達のアイデンティティ喪失そのものでした。
「福島県」と一括りできないほど、その喪失の度合は地域によって異なり、そのことによる葛藤・・・そして和解と癒しのプロセスを、大沼高校の2つの劇は、描こうとしていたと思います。
数回にわけて、観劇しながら想ったことなどを書いていきます。

このかんの福島の中・高校生をめぐる状況を知って頂くために、作家の柳美里さんと、物理学者の早野龍五先生、そして、東京新聞の記事を貼ります。
参考にしていただければ幸いです。

①柳美里氏
「福島に対する差別や偏見を助長しています」
 livedoor news 2016年12月12日

「柳氏は、自身が南相馬市で暮らし、高校の校歌を作ることに対して、『脱原発』『反原発』を標榜しながら罵詈雑言を投げつけてくる人が多いと不満を綴った。
続けて柳氏は、原発事故による被害を利用する(あるいは被害を期待する)運動には、賛同できないと自分の立場を鮮明にした。」

②早野龍五氏
「福島に生まれたことを後悔する必要はどこにもない」
いま科学者が伝えたいこと
原発事故直後からツイッターでの発信が注目されてきた科学者、早野龍五さんが今年、定年を迎える。いま福島の若い世代に何を伝えたいのか?
https://www.buzzfeed.com/satoruishido/hayano-san-01?utm_term=.rsmKBDKmoL#.mk02QG2VWO

「子供を産めるかどうか、生徒から聞かれたらですか? 答えは躊躇なくイエスです」
「僕はデータを語って『大丈夫』だと言っているのであって、思想を語っているわけじゃないんです」

「いずれ自分の言葉で福島を語らなければならない」


③東京新聞(2016年12月24日)

「間違った知識 親から子へ」 原発避難いじめ問題で意見交換 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201612/CK2016122402000111.html

東京電力福島第一原発事故後に福島県内から横浜市に避難した少年が転校先の小学校でいじめを受けていた問題を受け、福島県からの避難者や神奈川県の住民ら二十五人が意見交換する集会が二十二日、横浜市神奈川区のかながわ県民活動サポートセンターであった。
参加者からは「いじめの背景には親の無理解がある」などの声が上がった。
東日本大震災の被災者を支援する団体でつくる「かながわ避難者生活支援ネットワーク」が主催。
冒頭で、今回横浜市でいじめ被害に遭った少年の代理人の黒沢知弘弁護士が問題の経過を説明した。
学校や行政の対応は不十分とする一方、問題が報道された後、弁護士事務所に「何かできることはないか」などと励ましの声が届くようになり、「少しずつ一般の人の理解が広まっていると感じた」と話した。
福島県浪江町から震災直後に鎌倉市内に避難した松尾弘美さん(72)は、同じ浪江町から関東に避難した若い母親数人から、子どもが小学校で「放射能きたない」などの言葉を浴びせられたと相談を受けることがあったという。
「いじめた子に話を聞くと、親からそう教えられたと話すことが多いようだった。大人が間違った知識を子どもに植え付けているのが問題」と指摘した。
神奈川県の住民からは「都合の悪いことを隠そうとする横浜市の体質がいけない」
「原爆の被爆者も放射能の風評被害に苦しんだと聞くが、戦後七十一年たった今でも状況が変わっておらず情けない」など意見が出た。
今後、避難者支援のための集会を月に一度、同所で開く予定。

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