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「襤褸と宝石」1936年アメリカ映画 スクリューボール・コメディ
監督:グレゴリー・ラ・カーヴァ 撮影:テッド・テズラフ
出演:ウィリアム・パウエル、キャロル・ロンバード、アリス・ブラディ、ユージン・パレット、ゲイル・パトリック、ミシャ・オウア、アラン・モーブレイ
キャロル・ロンバード目当てで鑑賞。
この映画、アカデミー賞に幾つかノミネートされてて、『生きるべきか死ぬべき』はキャロル・ロンバード主演とは言えないから、それを除いたとしてIMdbの投票も『特急二十世紀』『無責任時代』の2000票程度、ヒッチコックの『スミス夫妻』が3000票に対し、今作は7000票近く圧倒的です。そんなわけでキャロル・ロンバード主演作では、今作がもっとも有名で評価も高いとされてる作品みたいですが、その名声にふさわしい出来とは正直感じなかった。
冒頭の粋なネオンのクレジットから、ホームレスが住むゴミ置き場のセットの凄さから期待が高まったけど、キャロル・ロンバートの髪型が似合わないのが気に食わない(笑)。それとアングル変える意味があまりないカットが多数あるし、人物の動きも『生きるべきか死ぬべき』を見ていたら物足りないし、キャロル・ロンバードのお馬鹿さんっぷりは『無責任時代』、台詞の多さもホークスのほうが圧倒的だよなぁ。と、まぁブルジョワがクズ人間探しコンテストと称してホームレスのウィリアム・パウエルと出会うという毒々しい展開、そしてウィリアム・パウエルは執事として雇われるが実は…という展開はそれなりに名作然とした完成度があって、ある程度人気があるのは頷ける。
(ストリーミング配信で鑑賞)
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