|
先頃発売されたTAKOMの1/144インジェクションキット「ラーテ」と、押入れの奥に10年近く?も眠っていたピットロードのレジンキット「大和主砲塔」を組み合わせて、帝国海軍の陸上戦艦「大山(たいざん)」をデッチ上げてみました。
ちなみに艦名の「大山(たいざん)」は、独軍の妄想の産物だった「P1000ラーテ(クマネズミ)」にひっかけて「大山鳴動鼠一匹」から命名しました。
■試製"超ラ級"陸上戦艦 「大山(たいざん)」
帝国海軍が本土決戦兵器として大戦末期に建造を計画していた移動要塞。
既に敗戦濃厚となったナチスドイツ第三帝国から極秘裡に入手された「Landkreuzer P1000 Ratte」の設計図を元に、空母への転用によってお蔵入りとなっていた大和型三番艦「信濃」の46cm三連装砲塔(大山計画時点で既に一基が完成していた)を搭載する陸上戦艦として建造される予定であった。
P1000ラーテは海軍内部において「ラ級艦」の秘匿名称で呼ばれていたが、大和型砲塔を搭載する「大山」はこれを遥かに上回る巨大な陸上戦艦となる計画であったことから「超ラ級艦」と呼称された。
兵装は主砲である46cm三連装砲の他に、副砲として車体前面の固定砲架に15.5cm加農砲を一基、対空防御用として車体後部中央に12.7cm連装高角砲を一基、後部左右に25mm三連装機関砲と25mm単装機関砲を各二基搭載する。(シールド付き25mm三連装機関砲を六基搭載する計画も有り)
なお砲塔は全周旋回が可能であるが、車体後部の対空兵装への主砲発射ブラスト避けと懸架装置への過剰な負荷を防止するため、通常運用時の射界は10時から2時方向(車体前方に対して左右60度)に制限されており、この制限射界を超えて射撃する場合には、車体後部の対空射撃要員が車内に退避する必要があった。
■製作メモ
【車体から砲塔がはみ出すので…】
大和の砲塔はラーテのそれよりふたまわり以上も巨大なため、車体を中央で切断→25mmほどプラ板をかまして拡幅し、それでも車体の上部構造物からはみ出てしまう砲塔リングについてはエポパテでオーバーハングを設けて搭載しています。
【真鍮砲身はかなり重いので…】
砲塔は基本的に素組みですが、主砲を挿し込む防水布は砲塔側との接着面積が小さいため、裏側からφ3mmのプラ棒で軸打ちし、砲塔内部に組んだプラ板の桁にガッチリ接着しています。
なお真鍮砲身との重量バランスを取るために砲塔後部には粒鉛を大量に仕込んでいます。
【対空兵装は浴玩を流用して…】
車体後部の対空兵装は世界の艦船SPECIAL(タカラ)の「男たちの大和」をほぼそのまま流用。
車体の拡幅ついでに機関室上面のレイアウトを変更し、連装高角砲の搭載スペースに充てています。
【塗装は手抜きの缶スプレーで…】
モノが大きいので基本塗装は缶スプレーで行い、ジャーマングレーで墨入れ後に鉛筆の削り粉でエッジの強調と面の濃淡づけをして、クリアのつや消しスプレーで定着させています。
なお真鍮製の主砲はモデルガン用のガンブルーによる黒染めです。なかなかいい感じに染まったので軍艦色には塗装せず、錆止めとしてクリアの金属プライマーとつや消しのみを吹きつけています。
〜帝国海軍・試製超ラ級陸上戦艦(1/144 TAKOM ラーテ改造)〜 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2015年05月10日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


